93 / 529
第7章 新たな暮らし篇
第80話 エントリー完了
しおりを挟む
無事に闘技大会へのエントリーが終わった。大会は明日から始まる。明日の大会に向けて、しっかり準備をしておこう。
エントリー会場から出て、裏道の方に行くと再び声をかけられた。
「リュート君ってAランク冒険者なの?凄いね」
「まぁな」
スプラに再び話しかけられた。
「リュート君はこの大会の賞金狙い?」
「へぇ、賞金が出るのか」
「知らなかったの?」
「あぁ。さっきこの街に来たばかりでな。闘技大会があるのもさっき知ったんだ」
「じゃあ何で闘技大会なんかに?」
「強いやつと戦いたいからかな?」
「ふふっ。リュート君って変わってるね」
「まぁ自覚はあるよ」
二人で話していると、男冒険者三人組が寄ってくる。
「お姉さんいい身体してるねぇ…」
「そんな格好して、誘ってるとしか思えないぜ」
「これから俺らとどうだい?」
うっわぁ。ナンパかよ。こんなところまで来て。
「何だ?君たちは?この格好は私の戦闘スタイルを最大限に引き出すためのものだ。君たちにとやかく言われる筋合いはない。それに弱い男には興味が無い」
いいねぇ。スプラ、もっと言ってやれ。
「はぁ?男三人に勝てるのかな?」
「力ずくは嫌いなんだけどなぁ…」
「痛い目見てもらおうか!」
三人は武器を構える。
「助けようか?スプラ」
「私は手加減が苦手でね…リュート君、お願いしてもいいかい?」
「あぁ任せてくれ」
俺は男三人の前に立ち塞がる。
「なんだこのガキ?痛い目にあいたいのか?」
「その女を守るってかぁ?」
「蛮勇も大概にしておくんだな!」
まぁこいつらなんて雑魚中の雑魚だ。
「じゃあ寝てな」
神王圧を発動させる。冒険者三人はその場で気を失い倒れる。
「!?リュート君!今何をしたんだい?」
「ちょっと圧をかけただけだよ」
「凄いなリュート君は」
「じゃあ俺は行くよ。スプラは可愛いからまた男共に狙われるから気をつけてくれ」
「か、可愛い…私が…」
「あぁ。かなり可愛いと思うよ」
「そんなことを言われたのは初めてだ。他の男はみんな下心丸出しで、私の身体のことしか考えてない奴らばっかりだ…でも、リュート君は違う…」
まぁそんな格好してたらそうなるよ…。そんな会話をしていると、
「リュート!」
「エントリーは済みましたか?」
クリアたち四人が合流した。
「紹介するよ。俺の妻たちだ」
「うわー!みんな美人!モッテモテだねリュート君。その年で妻帯者かぁ凄いね」
四人にもスプラのことを説明する。
「リュート君…四人と話したいことがあるからちょっとあっちに行っててくれないか?」
「あ、あぁ。わかった」
スプラに催促されたので、少し離れる。出会ったばかりの四人に一体何の用だ?
五人で何かを話している。スプラが四人に何かをお願いしている?
「ありがとうリュート君。話はまとまった」
「一体何の話をしていたんだ?」
「リュートにお礼がしたいからちょっと借りたいとお願いしたんだ」
「お礼なんて別に大丈夫だぞ?」
「いいや、私の気が済まない。付き合ってもらうぞ」
ぐいぐい腕を引っ張られる。
「リュート。楽しんできてね!」
「リュート様、ごゆっくりどうぞ」
「私たちは少し街を見たあと先に宿屋に行ってるからな」
「私たちのことは気にしないでくださいね」
四人が向こうへ歩いていく。スプラと俺が残された。
「え、えーと、スプラさん?俺は一体何をされるんです」
「私の心に火をつけた責任をとってもらう」
な、なんだってー!
こうして、俺はスプラに連れていかれるのであった。
エントリー会場から出て、裏道の方に行くと再び声をかけられた。
「リュート君ってAランク冒険者なの?凄いね」
「まぁな」
スプラに再び話しかけられた。
「リュート君はこの大会の賞金狙い?」
「へぇ、賞金が出るのか」
「知らなかったの?」
「あぁ。さっきこの街に来たばかりでな。闘技大会があるのもさっき知ったんだ」
「じゃあ何で闘技大会なんかに?」
「強いやつと戦いたいからかな?」
「ふふっ。リュート君って変わってるね」
「まぁ自覚はあるよ」
二人で話していると、男冒険者三人組が寄ってくる。
「お姉さんいい身体してるねぇ…」
「そんな格好して、誘ってるとしか思えないぜ」
「これから俺らとどうだい?」
うっわぁ。ナンパかよ。こんなところまで来て。
「何だ?君たちは?この格好は私の戦闘スタイルを最大限に引き出すためのものだ。君たちにとやかく言われる筋合いはない。それに弱い男には興味が無い」
いいねぇ。スプラ、もっと言ってやれ。
「はぁ?男三人に勝てるのかな?」
「力ずくは嫌いなんだけどなぁ…」
「痛い目見てもらおうか!」
三人は武器を構える。
「助けようか?スプラ」
「私は手加減が苦手でね…リュート君、お願いしてもいいかい?」
「あぁ任せてくれ」
俺は男三人の前に立ち塞がる。
「なんだこのガキ?痛い目にあいたいのか?」
「その女を守るってかぁ?」
「蛮勇も大概にしておくんだな!」
まぁこいつらなんて雑魚中の雑魚だ。
「じゃあ寝てな」
神王圧を発動させる。冒険者三人はその場で気を失い倒れる。
「!?リュート君!今何をしたんだい?」
「ちょっと圧をかけただけだよ」
「凄いなリュート君は」
「じゃあ俺は行くよ。スプラは可愛いからまた男共に狙われるから気をつけてくれ」
「か、可愛い…私が…」
「あぁ。かなり可愛いと思うよ」
「そんなことを言われたのは初めてだ。他の男はみんな下心丸出しで、私の身体のことしか考えてない奴らばっかりだ…でも、リュート君は違う…」
まぁそんな格好してたらそうなるよ…。そんな会話をしていると、
「リュート!」
「エントリーは済みましたか?」
クリアたち四人が合流した。
「紹介するよ。俺の妻たちだ」
「うわー!みんな美人!モッテモテだねリュート君。その年で妻帯者かぁ凄いね」
四人にもスプラのことを説明する。
「リュート君…四人と話したいことがあるからちょっとあっちに行っててくれないか?」
「あ、あぁ。わかった」
スプラに催促されたので、少し離れる。出会ったばかりの四人に一体何の用だ?
五人で何かを話している。スプラが四人に何かをお願いしている?
「ありがとうリュート君。話はまとまった」
「一体何の話をしていたんだ?」
「リュートにお礼がしたいからちょっと借りたいとお願いしたんだ」
「お礼なんて別に大丈夫だぞ?」
「いいや、私の気が済まない。付き合ってもらうぞ」
ぐいぐい腕を引っ張られる。
「リュート。楽しんできてね!」
「リュート様、ごゆっくりどうぞ」
「私たちは少し街を見たあと先に宿屋に行ってるからな」
「私たちのことは気にしないでくださいね」
四人が向こうへ歩いていく。スプラと俺が残された。
「え、えーと、スプラさん?俺は一体何をされるんです」
「私の心に火をつけた責任をとってもらう」
な、なんだってー!
こうして、俺はスプラに連れていかれるのであった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる