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48 圧倒的じゃないの、我が軍は
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「私はイリヤ。正義の執行者さ」
三人目はそう名乗った。
やばい。
中二病を拗らせた大人だと思った。
しかし、猫の手も借りたい状況だし、見るからに強そうではある。
頼りになる仲間とは言わないまでも役に立ってくれるかもしれない。
そんな打算的な考えが過ぎった。
こうして、当初の予定から三人増えたけど、いざ作戦決行の時となった。
ただ、予定からの変更が多かったので作戦も多少、変えた。
想定外に戦力が増えたから、そうせざるを得ないのだ。
そうは言っても大した変更点ではないけど。
まず、スサナに狙撃してもらう。
ある程度、クリアしてもらうのは変わらない。
彼女の狙撃は神業に近いから、的確に標的を倒してるようだ。
もっともカンブリスを取り囲んでる敵は緩慢な動きしかできないゾンビもどきだから、彼女にとって欠伸しながらでも余裕なのかもしれない。
ゾンビもどきは呻き声を上げながら、ゆったりとした動きをするだけ。
あまり脅威には思えないけど、数が異常だ。
戦いは数を地でいってるのでどれだけ、減らせるかが作戦成功の肝になってる。
ある程度、ゾンビもどきをクリアしたところでスサナは下がる。
彼女の特製クロスボウは連射が利かないから、無理は禁物なのだ。
「次! ヴィトー、準備はいい?」
「いつでも行けます、ステラ様」
うん。
様呼ばわりは未だに慣れないけど、こればかりは仕方ない。
私は翼を開いて、少しだけ飛ぶ。
ちょっと浮いた状態で視界を良くしてから、とにかく『栄光(グロリア)』を撃ちまくる。
撃てば当たるくらいにゾンビもどきはたくさんいる。
相手が人間ではないし、生命があるものじゃない。
さすがに私でも遠慮なくやれる。
呼応するように地上でヴィトーが『ヴォルテックス』を放り投げた。
ここまでいい感じに作戦が進んでいる。
「後はお願い」
「任せてもらおう」
「……然り」
「行くぞっ!」
ブランカとシエロが「どうすりゃいいんだろう」と困惑した表情をしてる。
そりゃ、そうもなるよね。
遠距離戦、中距離戦までは作戦通りだったけど、近距離戦から想定外になったからだ。
スサナの狙撃、私とヴィトーの無差別乱射でそれなりにゾンビもどきの数を減らせたと思う。
でも、相手は雲霞の如く、わらわらといる。
倒しても倒してもきりがない。
そこで近距離戦でどうにかしないといけないんだけど……。
三人の想定外の助っ人が乗り気も乗り気。
スゴイ気合の入った状態で突っ込んでいったのだ。
「何か、凄いな……」
「ええ。全くです」
シエロとブランカが出番なくなって、呆然としてる。
ただし、あれは単にぼけっとしてるんじゃない。
尊敬の念を抱いてる感じ?
そうなるのも当然だと思う。
三人の助っ人の戦いぶりは正直、常軌を逸してる。
アレは本当に私達と同じ人なんだろうか。
そう思いたくなるレベルでおかしい。
まず、アル。
見るからに歴戦の傭兵って、空気を醸してたけど……。
空気だけじゃなくて、本物だった。
「肉の木偶人形如きで我の足止めができるとは思わんことだ」
うん?
アルも中二病を拗らせた大人なんだと思ったのはそこまで。
ありえないと思った。
私のグロリアやヴィトーのヴォルテックスの威力も相当におかしいけど、それ以上だ。
ヴォルテックスは大地を切り裂きながら飛んでいくし、グロリアの謎光線は軽くクレーターができる。
それ以上に破壊力があるんだから、おかしいどころの騒ぎじゃない。
アルが背中から大剣を抜いて、思い切り振り下ろしたら……。
地面が割れた。
結構、深い地割れが発生して、ゾンビもどきが呑み込まれていく。
一体、どうなってるのとしか、言いようがない
剣圧?
それが凄まじいから起こってるのか、剣が凄いのか、分からないけど色々とありえない……。
アルは次の獲物を見つけたのか、地割れが増えていく。
復興とか、後のこと考えてないよね、アレ。
三人目はそう名乗った。
やばい。
中二病を拗らせた大人だと思った。
しかし、猫の手も借りたい状況だし、見るからに強そうではある。
頼りになる仲間とは言わないまでも役に立ってくれるかもしれない。
そんな打算的な考えが過ぎった。
こうして、当初の予定から三人増えたけど、いざ作戦決行の時となった。
ただ、予定からの変更が多かったので作戦も多少、変えた。
想定外に戦力が増えたから、そうせざるを得ないのだ。
そうは言っても大した変更点ではないけど。
まず、スサナに狙撃してもらう。
ある程度、クリアしてもらうのは変わらない。
彼女の狙撃は神業に近いから、的確に標的を倒してるようだ。
もっともカンブリスを取り囲んでる敵は緩慢な動きしかできないゾンビもどきだから、彼女にとって欠伸しながらでも余裕なのかもしれない。
ゾンビもどきは呻き声を上げながら、ゆったりとした動きをするだけ。
あまり脅威には思えないけど、数が異常だ。
戦いは数を地でいってるのでどれだけ、減らせるかが作戦成功の肝になってる。
ある程度、ゾンビもどきをクリアしたところでスサナは下がる。
彼女の特製クロスボウは連射が利かないから、無理は禁物なのだ。
「次! ヴィトー、準備はいい?」
「いつでも行けます、ステラ様」
うん。
様呼ばわりは未だに慣れないけど、こればかりは仕方ない。
私は翼を開いて、少しだけ飛ぶ。
ちょっと浮いた状態で視界を良くしてから、とにかく『栄光(グロリア)』を撃ちまくる。
撃てば当たるくらいにゾンビもどきはたくさんいる。
相手が人間ではないし、生命があるものじゃない。
さすがに私でも遠慮なくやれる。
呼応するように地上でヴィトーが『ヴォルテックス』を放り投げた。
ここまでいい感じに作戦が進んでいる。
「後はお願い」
「任せてもらおう」
「……然り」
「行くぞっ!」
ブランカとシエロが「どうすりゃいいんだろう」と困惑した表情をしてる。
そりゃ、そうもなるよね。
遠距離戦、中距離戦までは作戦通りだったけど、近距離戦から想定外になったからだ。
スサナの狙撃、私とヴィトーの無差別乱射でそれなりにゾンビもどきの数を減らせたと思う。
でも、相手は雲霞の如く、わらわらといる。
倒しても倒してもきりがない。
そこで近距離戦でどうにかしないといけないんだけど……。
三人の想定外の助っ人が乗り気も乗り気。
スゴイ気合の入った状態で突っ込んでいったのだ。
「何か、凄いな……」
「ええ。全くです」
シエロとブランカが出番なくなって、呆然としてる。
ただし、あれは単にぼけっとしてるんじゃない。
尊敬の念を抱いてる感じ?
そうなるのも当然だと思う。
三人の助っ人の戦いぶりは正直、常軌を逸してる。
アレは本当に私達と同じ人なんだろうか。
そう思いたくなるレベルでおかしい。
まず、アル。
見るからに歴戦の傭兵って、空気を醸してたけど……。
空気だけじゃなくて、本物だった。
「肉の木偶人形如きで我の足止めができるとは思わんことだ」
うん?
アルも中二病を拗らせた大人なんだと思ったのはそこまで。
ありえないと思った。
私のグロリアやヴィトーのヴォルテックスの威力も相当におかしいけど、それ以上だ。
ヴォルテックスは大地を切り裂きながら飛んでいくし、グロリアの謎光線は軽くクレーターができる。
それ以上に破壊力があるんだから、おかしいどころの騒ぎじゃない。
アルが背中から大剣を抜いて、思い切り振り下ろしたら……。
地面が割れた。
結構、深い地割れが発生して、ゾンビもどきが呑み込まれていく。
一体、どうなってるのとしか、言いようがない
剣圧?
それが凄まじいから起こってるのか、剣が凄いのか、分からないけど色々とありえない……。
アルは次の獲物を見つけたのか、地割れが増えていく。
復興とか、後のこと考えてないよね、アレ。
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