くろいゆきの割とどーでもいいエッセイ・その2

黒幸

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ポケモンバトル会場はこちらです!のカッコいいサビ組、大活躍する

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 ミアレシティの徒花・サビ組。
 体は反社会的勢力です。
 しかして、その実態は社会から、爪弾きにされた人間を拾い上げ、アウトローによる社会の救済を謳う慈善団体。
 一種の社会福祉事業に近いことをしているので必要悪として、ミアレシティになくてはならない存在と言ってもいいのです。
 その割に末端の者はどう見てもチンピラ風情ではありますが……。

 そんなサビ組の面々が一段と輝きを見せるのが、物語本編のクライマックスです。
 輝くと申しますか、ちょっとしたコントのようなやり取りとも。

 その前に邪魔をする暴走メガシンカの個体を倒した後、組のナンバー2・ジプソとグータッチ!
 このジプソ、見た目が強面で巨漢ですが結構、お茶目です。
 そして、過去、とある人物……現在はFと名乗っているあの人の支援を受けていたアウトローでした。
 ジプソはアウトローの若者をまとめあげた集団を率いていたのですが、これがサビ組の前身です。
 同じく、とある人物の支援を受け、彼を恩人と慕いながらも少年の身で一人、商いを立ち上げて動いたのがカラスバ。
 当初はカラスバを排除しようとしたジプソですが、カラスバの方が一枚も二枚も上手で、自分よりもカラスバの方がリーダーに向いていると推挙し、現在のサビ組が誕生したという経緯があります。
 ジプソは謙遜しているものの結構、手練れのポケモントレーナーなので有事の際は頼りになる男!

 そして、始まる本題のコント……もといサビ組が輝く時、スタートです。
 伝説のちつじょポケモン・ジガルデが主人公を待つのは遥か高き、ビルの屋上なり。

 まぁ、カナリィに言わせるとこれです。
 正論なのでぐぅの音も出ない。
 でも、ジガルデは主人公が成し遂げられるだけの力を持っているのか、試したいからとか言い訳しそうではあります。

 梯子が無い。
 あったけど、到着しそうにないのでどうする?
 なら、俺達でやるしかないだろうがあああ! というのがサビ組なのでやんす。
 まさかの人間梯子で俺達の屍を越えていけのノリです。

 カラスバさん、この後、凄い爽やかな笑みを浮かべ、両手を広げて地上に落ちていきます。
 さらば、カラスバ。
 君のことは忘れない。

 と思ったら、全員、普通に無事です(´・ω・`)
 モンハンの世界の人間みたいにポケモンの世界の人間も身体能力が尋常ではないから、平気なのでしょう。
 ポケモンのわざを喰らっても死なないですしね。
 ピカチュウなどの小さめのポケモンですら、結構、体重が重いのに平然と頭の上に乗っけていたり、どう見ても体重が重いポケモンを余裕で抱えたりできる主人公がいる世界です……。

 カラスバを始めとしたサビ組の面々の犠牲を払い、ようやく屋上に辿り着いた主人公。
 君達のことは忘れない。
 振り返らずに戦いに行くよ。
 ではなく、もし屋上から落ちたら、どうなるのでしょうか?









 こうなります(´・ω・`)
 何で落ちんねん! と新喜劇のようなキレ芸を見せてくれます。
 人間梯子でも面白台詞が出てきますし、まさにコント……。

 ただし、仏の顔も三度まで。
 それ以上はシステムとして、絶対に主人公を落とさせないロックがかかります🌿
 このやり取りのシーン、滅茶苦茶凝っていて、気合が入っていると思います。

 次回、ロボットアニメみたいな活躍を見せるパーフェクトジガルデ登場!
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