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くろいゆきと映画の話・夏だ!ゾンビだ!?
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皆様、ごきげんようですわ~。
今回は夏ですから、ゾンビの話ですわ~。
夏と言えば、ゾンビが湧いてくるのですわ~。
おハーブですわ~。
そういう訳ですから、今回のお題は『ゾンビランド』と『ゾンビ津波』を取り上げますわ。
ゾンビ映画ですと『28日後...』が中々に衝撃的でリアルなタッチで描かれていて、極限状態における人間の業の深さというものがいかに怖いかを知らしめてくれたと思いますの。
この映画は名作だと思いますのよ?
この『ゾンビランド』はタイトルからして、ゾンビ映画と分かりますし、それはかとなく漂うB級映画の香りもしますわ。
(実際は興行収入が大成功の映画ですわね💦)
……と思ったら、アカデミー女優のエマ・ストーンが出演してましてよ!
何と、さらに凄いのは十年後、オリジナルキャストが揃った続編が作られているのですけど、エマ・ストーンも出演してますのよ~。
スゴイですわ。
エマ・ストーンが良い人すぎますわね。
何と、さらに驚くことに『ゴーストバスターズ』でおなじみの名優ビル・マーレイまで出演してますわ。
ただ、特別出演とか、友情出演といった感じで出演シーンは短いですし、『それで退場ですの!?』という中々、衝撃的な退場の仕方をしますのよ?
この映画はオープニングから、コメディタッチで描かれていて、謎のウイルスでアメリカはゾンビの溢れかえるゾンビランドになっているのでルールを守って、生き残ろうというまるで自動車教習所で見せられる資料映像のような趣で始まりますの。
それがまた、シュールでルールを守らないと即死亡でゾンビに食い殺されるのですけど、ノリの割に妙に凝ってますのよね。
血はふなっしーさんのようにぶっしゃーですし、食いちぎった部分をリアルに描いているのでかなり、気持ちが悪いですわ。
スタッフの密かなこだわりを感じましてよ。
さて、主人公はコロンバスという大学生なのですけど、寮の部屋に引き籠って、ゲームをぶっ続けで遊んでいたので偶然、ゾンビウイルスに感染していなかったという意外と仕様もない理由なのですわ。
彼は騎士道大原則のひとーつ! と叫ぶ某騎士のようにルールを課していて、それを守っているからこそ、生き残っているとも言えますわね。
このルールが物語の中で大きな鍵となるのですけど。
コロンバスが人恋しくなり、実家を目指して旅に出たところ、出会ったのがワイルドで腕っぷしが強いけど、お菓子のトウィンキーに執着するタラハシーと姉妹で詐欺を働くウィチタとリトル・ロック。
この四人が繰り広げる珍道中がブラックなコメディとシュールなノリで彩られていますわ。
思わず、クスッとくるような演出(遊園地に出てくる緑の髪のちょっと太めの殺人ゾンビピエロ、どこかで見たことありましてよ?)が満載されているのに隠されているテーマはとても、重いのですわ。
人類に救いがなさそうですもの。
一つ、ツッコミどころがあるとすれば、ゾンビウイルス感染者だらけで発電所が機能しているとは思えないのに普通に電気が通っていることかしら?
不思議ではありますけど、そこは暗黙の了解で温かく、見守るのがいいと思いますわ~。
『ゾンビ津波』は『ゾンビランド』に比べると色々な意味で真のB級にふさわしい映画ですわね💦
二〇一九年と比較的、新しい作品なのですけれど、SFX技術が地上波で放送されているバラエティ番組などの再現ドラマに用いられるCGくらいの出来かしら?
ゾンビの特殊メイクは頑張っているのに首筋に食らいついて、吹き出し、流れる血がとても、チープな感じもしますもの。
これは狙って、わざとそういうテイストで作っている可能性もありますわ。
手法として、わざとチープな路線で作り、逆に狙っていって、大成功した『勇者ヨシヒコ』シリーズがありますもの。
ストーリー自体は奇をてらったものではなく、海上生活をしている主人公とその友人らがとある製薬会社の沈没船から、出現した動く死体と遭遇したことから、始まるアポカリプスパニックですわね。
なぜ、ゾンビが発生したのかという謎は解けませんけど、発生源が沈没船ということは序盤で明らかになってますのよ。
ただ、非常に不可解なのが津波の演出ですわ💦
海底地震などの描写がないのに突然、発生する津波なんですもの。
ただ、津波にゾンビが混じっているというネタにしたかったのかしら?
何しろ、監督が『シャークネード』で有名な方ですのよ。
津波に乗って、たくさんのゾンビが襲来。
絵的にはネタになりますもの。
実際の津波のエネルギー量を考えると叩きつけられて、ゾンビが五体満足なのか怪しいのですけど。
この作品のゾンビは動きこそ、緩慢な部類なのにとにかく、タフだから、平気なのかしら?
銃で撃たれても鉈で切られたり、刺されても全く、意に介してませんのよ。
さすがに頭がパーンや四肢をやられると行動不能になりますけど、倒しようがないという意味では厄介なゾンビですわね。
『ゾンビランド』のゾンビがルールにもあるように二度撃ちで止めを刺せば、いいのに比べると大変ですわ。
ゾンビ映画だけに犠牲者も多いんですのよ。
『ここは僕に任せて、君は行け』という好感の持てる最期を遂げたイケメンもいれば、登場時からゲスい行動を取っていた顔だけイケメンは最期まで酷かったですわね。
ただ、不要な死を描きすた疑いもありますわ。
死ななくてもいいのにわざわざ、死に行ったとしか思えない演出(ゾンビの発生源に何の対策もしないで単身行くのはさすがにおハーブですわ)で退場はさすがにいけませんわ~。
そして、恐ろしいことにこの映画は一見、ハッピーエンドに見えますけど、実は未来が見えませんのよね。
まず、孤島なのに津波で船がやられてしまったので脱出が不可能ですわ。
無線も故障しているので救援が来るか、分かりませんし、修理したとしても救援ではない方を想像してしまいますの。
『バタリアン』でもミサイルで証拠を隠滅しようとしましたでしょう?
続編を考慮に入れて、わざとそうした演出にした可能性もありますわね💦
ゾンビではあまり、涼しくなりませんわ。
やはり、ホラー映画の方がいいかしら?
今回は夏ですから、ゾンビの話ですわ~。
夏と言えば、ゾンビが湧いてくるのですわ~。
おハーブですわ~。
そういう訳ですから、今回のお題は『ゾンビランド』と『ゾンビ津波』を取り上げますわ。
ゾンビ映画ですと『28日後...』が中々に衝撃的でリアルなタッチで描かれていて、極限状態における人間の業の深さというものがいかに怖いかを知らしめてくれたと思いますの。
この映画は名作だと思いますのよ?
この『ゾンビランド』はタイトルからして、ゾンビ映画と分かりますし、それはかとなく漂うB級映画の香りもしますわ。
(実際は興行収入が大成功の映画ですわね💦)
……と思ったら、アカデミー女優のエマ・ストーンが出演してましてよ!
何と、さらに凄いのは十年後、オリジナルキャストが揃った続編が作られているのですけど、エマ・ストーンも出演してますのよ~。
スゴイですわ。
エマ・ストーンが良い人すぎますわね。
何と、さらに驚くことに『ゴーストバスターズ』でおなじみの名優ビル・マーレイまで出演してますわ。
ただ、特別出演とか、友情出演といった感じで出演シーンは短いですし、『それで退場ですの!?』という中々、衝撃的な退場の仕方をしますのよ?
この映画はオープニングから、コメディタッチで描かれていて、謎のウイルスでアメリカはゾンビの溢れかえるゾンビランドになっているのでルールを守って、生き残ろうというまるで自動車教習所で見せられる資料映像のような趣で始まりますの。
それがまた、シュールでルールを守らないと即死亡でゾンビに食い殺されるのですけど、ノリの割に妙に凝ってますのよね。
血はふなっしーさんのようにぶっしゃーですし、食いちぎった部分をリアルに描いているのでかなり、気持ちが悪いですわ。
スタッフの密かなこだわりを感じましてよ。
さて、主人公はコロンバスという大学生なのですけど、寮の部屋に引き籠って、ゲームをぶっ続けで遊んでいたので偶然、ゾンビウイルスに感染していなかったという意外と仕様もない理由なのですわ。
彼は騎士道大原則のひとーつ! と叫ぶ某騎士のようにルールを課していて、それを守っているからこそ、生き残っているとも言えますわね。
このルールが物語の中で大きな鍵となるのですけど。
コロンバスが人恋しくなり、実家を目指して旅に出たところ、出会ったのがワイルドで腕っぷしが強いけど、お菓子のトウィンキーに執着するタラハシーと姉妹で詐欺を働くウィチタとリトル・ロック。
この四人が繰り広げる珍道中がブラックなコメディとシュールなノリで彩られていますわ。
思わず、クスッとくるような演出(遊園地に出てくる緑の髪のちょっと太めの殺人ゾンビピエロ、どこかで見たことありましてよ?)が満載されているのに隠されているテーマはとても、重いのですわ。
人類に救いがなさそうですもの。
一つ、ツッコミどころがあるとすれば、ゾンビウイルス感染者だらけで発電所が機能しているとは思えないのに普通に電気が通っていることかしら?
不思議ではありますけど、そこは暗黙の了解で温かく、見守るのがいいと思いますわ~。
『ゾンビ津波』は『ゾンビランド』に比べると色々な意味で真のB級にふさわしい映画ですわね💦
二〇一九年と比較的、新しい作品なのですけれど、SFX技術が地上波で放送されているバラエティ番組などの再現ドラマに用いられるCGくらいの出来かしら?
ゾンビの特殊メイクは頑張っているのに首筋に食らいついて、吹き出し、流れる血がとても、チープな感じもしますもの。
これは狙って、わざとそういうテイストで作っている可能性もありますわ。
手法として、わざとチープな路線で作り、逆に狙っていって、大成功した『勇者ヨシヒコ』シリーズがありますもの。
ストーリー自体は奇をてらったものではなく、海上生活をしている主人公とその友人らがとある製薬会社の沈没船から、出現した動く死体と遭遇したことから、始まるアポカリプスパニックですわね。
なぜ、ゾンビが発生したのかという謎は解けませんけど、発生源が沈没船ということは序盤で明らかになってますのよ。
ただ、非常に不可解なのが津波の演出ですわ💦
海底地震などの描写がないのに突然、発生する津波なんですもの。
ただ、津波にゾンビが混じっているというネタにしたかったのかしら?
何しろ、監督が『シャークネード』で有名な方ですのよ。
津波に乗って、たくさんのゾンビが襲来。
絵的にはネタになりますもの。
実際の津波のエネルギー量を考えると叩きつけられて、ゾンビが五体満足なのか怪しいのですけど。
この作品のゾンビは動きこそ、緩慢な部類なのにとにかく、タフだから、平気なのかしら?
銃で撃たれても鉈で切られたり、刺されても全く、意に介してませんのよ。
さすがに頭がパーンや四肢をやられると行動不能になりますけど、倒しようがないという意味では厄介なゾンビですわね。
『ゾンビランド』のゾンビがルールにもあるように二度撃ちで止めを刺せば、いいのに比べると大変ですわ。
ゾンビ映画だけに犠牲者も多いんですのよ。
『ここは僕に任せて、君は行け』という好感の持てる最期を遂げたイケメンもいれば、登場時からゲスい行動を取っていた顔だけイケメンは最期まで酷かったですわね。
ただ、不要な死を描きすた疑いもありますわ。
死ななくてもいいのにわざわざ、死に行ったとしか思えない演出(ゾンビの発生源に何の対策もしないで単身行くのはさすがにおハーブですわ)で退場はさすがにいけませんわ~。
そして、恐ろしいことにこの映画は一見、ハッピーエンドに見えますけど、実は未来が見えませんのよね。
まず、孤島なのに津波で船がやられてしまったので脱出が不可能ですわ。
無線も故障しているので救援が来るか、分かりませんし、修理したとしても救援ではない方を想像してしまいますの。
『バタリアン』でもミサイルで証拠を隠滅しようとしましたでしょう?
続編を考慮に入れて、わざとそうした演出にした可能性もありますわね💦
ゾンビではあまり、涼しくなりませんわ。
やはり、ホラー映画の方がいいかしら?
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