くろいやつのくろいつらつらですわ~

黒幸

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くろいゆきの創作論と言えない創作論・評価システムについて

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 皆様、ごきげんようですわ~。

 今回、考えるのは書き手の皆様が一番、欲しているアレでしてよ。
 そう。
 星がいくつなどの評価やコメントについてですわ。

 まず、評価のシステムがない『アルファポリス』については考えないということで『小説家になろう』と『カクヨム』を例に挙げて、考えたいと思いますの。
 『ノベルアップ+』はやや特殊なのでこちらも除外ですわね。

 『カクヨム』は運営がハートマークを押したり、星を入れることで作者の応援になるので是非、お願いしますとアナウンスをしていたことがあるのは御存知かしら?
 ただ、それが本当に何らかの効果を上げたのかと問えば、あまり意味がなかったのではないかと思えるくらいに評価システムはあまり、機能していないと言うべきですわね。
 そもそもがそういうシステムがあることすら知らずに読んでいる方が多いのですから。
 だからこそ、運営がああいうアナウンスを行ったのですけど、アナウンスを読む人がどれだけいるのかも怪しいところですわ。

 そして、考えるべきはあの評価するシステムのネーミングではないかしら?
 『小説家になろう』だったら『いいねで応援』と『ポイントを入れて作者を応援しましょう!』と書いてありますわね。
 『カクヨム』だと『♡応援する』と『応援コメント』で『★で称える』と書いてあるのが分かりますかしら?
 これで分かるのは『応援する』や『称える』という表現を使っていること。

 さて、それでは評価システムのことを全く、知らない人が物語を読んだと仮定しましょう。
 物語の最後に上述した『応援する』や『称える』がありますの。
 読んだだけであって、応援したり賞賛したい訳ではないから、押すのをやめとこうと思う人の方が多いのではなくって?
 もしくは天邪鬼やへそ曲がりなところがあって、そんなの絶対に嫌でござる! 絶対にだ! という方もおられるかもしれませんわ。

 これがTwitterなどのように『いいね』だけだったら、話は別だと思いますのよ。
 『いいねで応援』なのが問題ですわ。
 応援するの? どうして? になる可能性が高いですわね。

 もしも、『カクヨム』の『♡応援する』ではなく、『読みました』のような表現だったら、どうなのかしら?
 もっと押してくれる人がいる気がするのですけど。
 栞の代わりのようにここまで読んだという意味で『読みました』を押してくれるのではなくって?
 表現次第で人間はもう少し、動いてくれる生き物だと思いますのよ。
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