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第77話【歴史が動く日】
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その日の王都斡旋ギルドは緊張した雰囲気が建物全体から漂っていた。
「おい、キリュウ。
公表の準備は出来ているんだろうな?」
ギルドマスターのランスロットが王都の担当であるキリュウに声をかける。
「もちろんじゃよ。
既に各町からギルド便で届けられた品々は一番大きい部屋の第一会議室に持ち込んでおるわ。
それよりもスポンサーであるマグラーレ殿や各取材の者たちの案内は大丈夫かの?
せっかくのワシの晴れ舞台じゃ、しっかりと驚いてもらおうじゃないか」
予想どおりと言うか予定どおりと言うか王都ギルド所属のキリュウがこの企画の総責任者となった。
年齢的にもギルドマスターに対しても意見を言える胆力が備わっていることからも適任と言えた。
「では始めるとするかの」
キリュウの言葉に満足したランスロットが集まった取材陣を前に運用の概要と実用性の説明を話し始める。
「――以上が今回ギルドが主催となり運営していく新たな荷物運送の概要だ。
何か質問はあるかね?」
ランスロットの説明が終わると取材陣からは次々と質問が飛んだ。
「これはどんなものでも送る事が出来るのですか?」
「大きさは? 荷物の量は?」
「時間的なものはどのくらいを予想していますか?」
「この運送方法の最大のうりはなんですか?」
取材陣からの質問が一通り出尽くすまで聞き取りをしたランスロットは説明の場をキリュウに代わり自らは一歩引いた。
「質問の回答はワシがしよう。
ワシはこの度の新たに設立された運送部門の王都ギルド責任者を任命されたキリュウという。
この運送の肝は皆さんの良く知っておられるあのスキル……使えないとの認識が大多数であった『カード収納スキル』を利用した新たな運送方法じゃ。
今までは馬車に荷物を乗せて目的地まで運ぶ陸路が常識じゃったが、これには馬車に御者に加え盗賊や獣に対する備えとしての護衛、さらにそれらに対する食料や水などが大量に必要じゃった。
それらのいわゆる経費の上乗せがあったから運送には多額の費用がかかっておった。
しかし、今回ギルドが提案する運送方式は空路となる。
我々カード収納スキル持ちで一定の訓練を受けた者が各ギルドにて荷物をカード化し、ギルドの所持するゴーレム伝書鳩で各町のギルドへと運ぶことになる。
これにより運送時間の大幅な短縮と道中の人件費の削減、盗賊や獣からのリスク回避が見込まれ大幅なコストダウンによる運送費用の圧縮が可能となるのじゃ。
……どうじゃ? ワクワクするじゃろう?」
キリュウの説明に取材陣から多くのどよめきが起こる。
その声を聞いて側に控えていたランスロットが次の段階へと話を進める。
「分かってくれたかな?
ここでその証明として昨日各町の担当者から送られてきたカード化された品々を用意したものがここにある。
分かりやすいようにそれぞれの町特有の品々で本来ならば王都ではお目にかかれない物を用意させてもらった。
今から皆さんの前でカード化を解いてお見せすることとします。
――キリュウ、頼むぞ」
取材陣たちにそう説明をしたランスロットは再びキリュウへと代わる。
「任せるのじゃ」
キリュウはそう答えると裏返しで用意されていたカードを一枚ずつ表面にしていく。
「ここにあるのは今朝方ギルドに届いたばかりの品々じゃ。
送ったのはロギナスが昨日の朝、そのほかのエルガー、ザザリア、ノーズの3つは昨日の夕の鐘がなる頃に送り出してもろうたものじゃよ」
「ロギナスの町からたった1日?
馬車だと10日はかかる距離だぞ!」
「ありえん!
それに他の町からは一晩で運んだとはとても信じられないぞ!」
取材陣たちの言葉にランスロットが発言をする。
「一般的にはあまり公表していないがギルド間の情報交換にゴーレム伝書鳩を使用していることくらいは取材陣の方々ならば知っているだろう?
我々ギルドでは迅速な情報を得るために開発した魔道具を使い、ロギナスまでを1日で飛ぶ事を可能としている事実は我々ギルド職員ならば誰でも知っている情報だ。
『新たに作ったものではなく、もともと使っていたものを別の用途に利用する』だけだからなんら不思議でもなんでもないことだ」
「なんと!?
確かにそのような話は聞いたことはあるがギルドではそんな凄い魔道具を使っていたのか……。
それなら何故、今まで荷物の運送に使わなかったのでしょう?」
取材陣のひとりがそんな質問をするとランスロットは苦笑いをしながら説明をした。
「我々の勉強不足ですよ。
お恥ずかしい話ですがあれだけまわりの人の常識とされていた使えないスキルの代表格であるカード収納スキルを使ってこのような運送方法を思いつくなんて我々には無かった発想でした」
ギルドの長であるギルドマスターから自らの勉強不足を公の場で公表するなど思いもよらなかった取材陣たちはただただ驚きの表情をするだけでそれに対して突っ込む勇者は居なかった。
「で、ではこれらの品を見てもらおうかの。
――開放」
少しばかり冷たくなった部屋の空気を読んだキリュウが話の流れを強引に持ってくるためにカード化の開放を始める。
(やはり事前にカードの共有化はすませておいて正解じゃったな。
こんなに大勢の前で共有化スキルなんぞ使ったら騒ぎが大きくなるからの)
キリュウが一枚ずつカード化を解いていくとテーブルの上には各町特有の野菜や果物が新鮮なまま並んでいった。
「これは!?
ロギナスでしか栽培されていない果物、アマナッシーじゃないか!
コイツは痛むのが早いから収穫して遅くとも3日以内には食べないと苦くて食べれなくなる特徴がある果物だぞ!
本当に大丈夫なんだろうな?」
取材陣の中にはロギナスへ行ったことのある者も居てすぐに反応を見せる。
「試してみるかの?」
キリュウの言葉に二の足を踏む姿を見てキリュウ自身が目の前でアマナッシーにかぶりつく。
――しゃりしゃり。
ゴクリと唾をのむ取材陣にキリュウはニヤッと笑って一言「うまい」と言う。
「自分が試してもいいか?」
その時、ひとりの男が手を上げてキリュウの前に出る。
「ほれ、特別じゃ。
まず王都では食うことの出来ん貴重な果物じゃ、存分に味わうよよいぞ」
キリュウはそう言うと男にアマナッシーの実を手渡し食べるように仕草をした。
――がぶり。
男は言われるがままに果物を口に運び、意を決してかぶりついた。
「甘い……。
こんなに甘くて美味い果物は初めて食べた!
これがロギナスでしか食べられない果物アマナッシーか!」
男は興奮気味に何度も叫びながら無心で果物を食らった。
――ごくり。
その状況をそばで見ていた他の取材陣も次々に手を上げて『試させてくれ』と言い感嘆の声をあげていた。
「――素晴らしい事業ですね。
まさに、この国における運送革命の始まりの日と言える発表でした。
これがさらに発展することにより、私たち市民の生活も食生活を中心に大きく変わることでしょう。
いや、本当に素晴らしい」
取材陣たちが絶賛する中でお披露目の会議は無事に終わろうとしていたが最後にランスロットがスポンサーであるマグラーレを紹介しようとした時、入口からひとりの男性が怒鳴り声をあげながら飛び込んできた。
「おい、キリュウ。
公表の準備は出来ているんだろうな?」
ギルドマスターのランスロットが王都の担当であるキリュウに声をかける。
「もちろんじゃよ。
既に各町からギルド便で届けられた品々は一番大きい部屋の第一会議室に持ち込んでおるわ。
それよりもスポンサーであるマグラーレ殿や各取材の者たちの案内は大丈夫かの?
せっかくのワシの晴れ舞台じゃ、しっかりと驚いてもらおうじゃないか」
予想どおりと言うか予定どおりと言うか王都ギルド所属のキリュウがこの企画の総責任者となった。
年齢的にもギルドマスターに対しても意見を言える胆力が備わっていることからも適任と言えた。
「では始めるとするかの」
キリュウの言葉に満足したランスロットが集まった取材陣を前に運用の概要と実用性の説明を話し始める。
「――以上が今回ギルドが主催となり運営していく新たな荷物運送の概要だ。
何か質問はあるかね?」
ランスロットの説明が終わると取材陣からは次々と質問が飛んだ。
「これはどんなものでも送る事が出来るのですか?」
「大きさは? 荷物の量は?」
「時間的なものはどのくらいを予想していますか?」
「この運送方法の最大のうりはなんですか?」
取材陣からの質問が一通り出尽くすまで聞き取りをしたランスロットは説明の場をキリュウに代わり自らは一歩引いた。
「質問の回答はワシがしよう。
ワシはこの度の新たに設立された運送部門の王都ギルド責任者を任命されたキリュウという。
この運送の肝は皆さんの良く知っておられるあのスキル……使えないとの認識が大多数であった『カード収納スキル』を利用した新たな運送方法じゃ。
今までは馬車に荷物を乗せて目的地まで運ぶ陸路が常識じゃったが、これには馬車に御者に加え盗賊や獣に対する備えとしての護衛、さらにそれらに対する食料や水などが大量に必要じゃった。
それらのいわゆる経費の上乗せがあったから運送には多額の費用がかかっておった。
しかし、今回ギルドが提案する運送方式は空路となる。
我々カード収納スキル持ちで一定の訓練を受けた者が各ギルドにて荷物をカード化し、ギルドの所持するゴーレム伝書鳩で各町のギルドへと運ぶことになる。
これにより運送時間の大幅な短縮と道中の人件費の削減、盗賊や獣からのリスク回避が見込まれ大幅なコストダウンによる運送費用の圧縮が可能となるのじゃ。
……どうじゃ? ワクワクするじゃろう?」
キリュウの説明に取材陣から多くのどよめきが起こる。
その声を聞いて側に控えていたランスロットが次の段階へと話を進める。
「分かってくれたかな?
ここでその証明として昨日各町の担当者から送られてきたカード化された品々を用意したものがここにある。
分かりやすいようにそれぞれの町特有の品々で本来ならば王都ではお目にかかれない物を用意させてもらった。
今から皆さんの前でカード化を解いてお見せすることとします。
――キリュウ、頼むぞ」
取材陣たちにそう説明をしたランスロットは再びキリュウへと代わる。
「任せるのじゃ」
キリュウはそう答えると裏返しで用意されていたカードを一枚ずつ表面にしていく。
「ここにあるのは今朝方ギルドに届いたばかりの品々じゃ。
送ったのはロギナスが昨日の朝、そのほかのエルガー、ザザリア、ノーズの3つは昨日の夕の鐘がなる頃に送り出してもろうたものじゃよ」
「ロギナスの町からたった1日?
馬車だと10日はかかる距離だぞ!」
「ありえん!
それに他の町からは一晩で運んだとはとても信じられないぞ!」
取材陣たちの言葉にランスロットが発言をする。
「一般的にはあまり公表していないがギルド間の情報交換にゴーレム伝書鳩を使用していることくらいは取材陣の方々ならば知っているだろう?
我々ギルドでは迅速な情報を得るために開発した魔道具を使い、ロギナスまでを1日で飛ぶ事を可能としている事実は我々ギルド職員ならば誰でも知っている情報だ。
『新たに作ったものではなく、もともと使っていたものを別の用途に利用する』だけだからなんら不思議でもなんでもないことだ」
「なんと!?
確かにそのような話は聞いたことはあるがギルドではそんな凄い魔道具を使っていたのか……。
それなら何故、今まで荷物の運送に使わなかったのでしょう?」
取材陣のひとりがそんな質問をするとランスロットは苦笑いをしながら説明をした。
「我々の勉強不足ですよ。
お恥ずかしい話ですがあれだけまわりの人の常識とされていた使えないスキルの代表格であるカード収納スキルを使ってこのような運送方法を思いつくなんて我々には無かった発想でした」
ギルドの長であるギルドマスターから自らの勉強不足を公の場で公表するなど思いもよらなかった取材陣たちはただただ驚きの表情をするだけでそれに対して突っ込む勇者は居なかった。
「で、ではこれらの品を見てもらおうかの。
――開放」
少しばかり冷たくなった部屋の空気を読んだキリュウが話の流れを強引に持ってくるためにカード化の開放を始める。
(やはり事前にカードの共有化はすませておいて正解じゃったな。
こんなに大勢の前で共有化スキルなんぞ使ったら騒ぎが大きくなるからの)
キリュウが一枚ずつカード化を解いていくとテーブルの上には各町特有の野菜や果物が新鮮なまま並んでいった。
「これは!?
ロギナスでしか栽培されていない果物、アマナッシーじゃないか!
コイツは痛むのが早いから収穫して遅くとも3日以内には食べないと苦くて食べれなくなる特徴がある果物だぞ!
本当に大丈夫なんだろうな?」
取材陣の中にはロギナスへ行ったことのある者も居てすぐに反応を見せる。
「試してみるかの?」
キリュウの言葉に二の足を踏む姿を見てキリュウ自身が目の前でアマナッシーにかぶりつく。
――しゃりしゃり。
ゴクリと唾をのむ取材陣にキリュウはニヤッと笑って一言「うまい」と言う。
「自分が試してもいいか?」
その時、ひとりの男が手を上げてキリュウの前に出る。
「ほれ、特別じゃ。
まず王都では食うことの出来ん貴重な果物じゃ、存分に味わうよよいぞ」
キリュウはそう言うと男にアマナッシーの実を手渡し食べるように仕草をした。
――がぶり。
男は言われるがままに果物を口に運び、意を決してかぶりついた。
「甘い……。
こんなに甘くて美味い果物は初めて食べた!
これがロギナスでしか食べられない果物アマナッシーか!」
男は興奮気味に何度も叫びながら無心で果物を食らった。
――ごくり。
その状況をそばで見ていた他の取材陣も次々に手を上げて『試させてくれ』と言い感嘆の声をあげていた。
「――素晴らしい事業ですね。
まさに、この国における運送革命の始まりの日と言える発表でした。
これがさらに発展することにより、私たち市民の生活も食生活を中心に大きく変わることでしょう。
いや、本当に素晴らしい」
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