8 / 34
第8話 新規登録
しおりを挟む
「――これでお願いします」
私はそう言いながら窓口に記入した書類を提示する。窓口の向かい側では美人の受付嬢が微笑みながらその書類を確認してくれた。何か不備でもあれば指摘をしてくれるだろう。
「はい。内容の確認をさせて頂きました。いくつか口頭での質問をしても宜しいでしょうか?」
宜しいでしょうかと言われて駄目とは言えないでしょうがと内心思いながらも私は頷いて肯定する。
「名前はリアさんですね。固有スキル名はカード化……ですか? 初めて聞くスキルですが、詳細の説明をして頂いても宜しいでしょうか?」
商業ギルドに務める受付嬢も聞いたことがないとは、やはり珍しいスキルなのだろう。パラパラとスキル一覧が記載してある台帳を捲りながら問いかける彼女は少し困った表情となっていた。
「えっと。スキル名のそのままです」
「え?」
「ですから、スキル名の『カード化』そのままの能力です」
「申し訳ありません。それだけだとよく分からないのですが……」
見たことのないスキルを口頭で説明してもやはりイメージがついて行かなかったようで、彼女は眉をひそめて頭を傾げる。理解出来ないものに関して分かった風な受け答えは出来ないのでそう答えるしか無かったようだ。
「あはは。やっぱりそうなりますよね。えっと、そのペンを少し貸してもらえますか?」
「ペンですか? どうぞ」
珍しい固有スキルであることは分かっているが確認して貰わなければ登録自体をして貰えない可能性があるので小さなペンをカード化することにしたのだ。
「――圧縮」
私がスキルを発動させると手に持っていたペンが一枚のカードとなって私の手に収まる。そのカードをくるりと裏返して表になるようにカウンター上にパチンと音をたてて置きながら彼女に告げた。
「これがカード化です。対象物をカードにすることによって運搬時の重量軽減に貢献出来ると思います」
私はそう言うと「解放」と言ってカード化を解くと元に戻ったペンを彼女に手渡した。
「……なんですか今の?」
今、目の前で起こった現象だったが理解が追いついておらず、渡されたペンをじっと見つめながら問いかける。
「ですから今のが、私の固有スキルでカード化ですけど……」
「これがカード化……。すみません、なにせ初めて見たものですから。すぐに斡旋出来そうな依頼の確認を致しますね」
受付嬢は慌ててそう告げると、いくつものファイルを確認しながら斡旋出来そうな仕事を探していた。やがて、あるページで手が止まると私の方を向いて質問をしてくる。
「ご希望の仕事は『荷物の配達』で大丈夫ですか?」
「はい。荷物の運搬業は経験がありますから大丈夫だと思います」
「え? 既にお仕事をされているのですか?」
「あ、いえ。このスキルを使ってではなく。単なるお使い程度のことですよ」
私は思わず、前世での記憶にあった配達業のことを話してしまい慌てて訂正をする。
「ああ、なるほど。それならば分かります。それで、運べる荷物の量はどのくらいまで大丈夫そうですか?」
「それが、まだスキルの限界値が分かってないのではっきりとは言えません。ですが、こう両手を広げたくらいのサイズなら大丈夫だと思います」
「両手サイズのものですね」
「はい。あ、ひとつの大きさがそのサイズならば、数はいくつあっても大丈夫だと思います」
結果的にカード化すれば数十枚あっても運ぶのに苦労することはないので私はそう付け加えた。
「え? 複数あっても大丈夫……ああ、なるほど。そういう事が出来るスキルなのですね」
私の説明を理解した受付嬢は確認していた依頼書をファイルから外してカウンターに置いて説明を始める。
「この依頼なら十分に熟せると思うのですが、如何でしょうか?」
彼女の言葉にその依頼書の内容を確認してみたところ、それは鉄鉱石の運搬依頼だった。
「――これは、この街の南門付近にある鍛冶屋さんに頼まれたもので、この街から馬車で半日ほど離れた鉱山で採れる鉄鉱石を工房まで運ぶ依頼になります。普段でしたら担当している者が対応しているのですが、どうも馬車が破損して修理に時間がかかるようなのです。そこで、外部の人に依頼を出して来た案件なのです」
私は書かれている内容と受付嬢の話を比べながら疑問に思ったことを口にする。
「えっと、鉱山ってここから馬車で半日ほどの距離なのですよね? 移動手段ってどうなるのですか?」
まさか歩いて往復しろとは言わないわよねと思いながらも私はきちんと確認をする。
「ああ、すみません。馬車に関してはギルドで準備します。もちろん、依頼料から手数料を引かせて頂きますが、御者や護衛に関してもギルドの関係者が担当するので安心して依頼に集中出来ると思いますよ。この依頼、引き受けてみますか?」
受付嬢の説明を受けて私は即座に頷いて告げる。
「やります。是非やらせてください!」
せっかくの固有スキルを試せる機会だし、持ち金だってそれほど余裕のあるわけじゃないので断るといった選択肢は存在しなかったのだ。
「依頼の受注、ありがとうございます。では、明日の朝にギルドの前まで来てください。担当の御者と護衛に引き合わせますので、この依頼書を持参してくださいね」
「はい。宜しくお願いします」
私はその受付嬢にお礼を言うと依頼書に記名をしてからウキウキしながらギルドを出たが、その直後に重大なことを忘れていたことに気がつく。カード化出来ることは分かっていたが、大量にカード化が出来るかの検証がまだだったのだ。
「まあ、いいか。引き受けちゃったし、今から少し確認しておけば大丈夫でしょ」
軽い考えであっさりと悩みを消した私はその後、人目のない場所で落ちていた石や岩などをカード化して意外とやれると確信してホッと胸をなでおろした。
◇◇◇
――次の日の朝、宿屋の女将さんに頼んで作ってもらった弁当をカード化した私は早々と商業ギルドの前までたどり着いていた。
「まだ早かったかな?」
未明とは言わないが、まだ少し早かったようで人の気配もまばらにしか居ない。私は朝の空気を吸い込みながら辺りを見回して目の前にあったベンチに座ってギルドの関係者を待つことにした。
「今回の仕事をきちんと達成出来たなら、信用が出来てまた別の依頼を貰って……。暫くは荷物運びの依頼で生活費を稼ぐのが現実的かな」
青く澄み渡る空を見上げながら、私は小さくつぶやきをする。とりあえず目の前の生活費に意識が向くが、やはりこの世界で生きるためには安定的な収入を目指さなければならないと思い、自然と前世で学んだ経営学に意識が向いた。
「やっぱり自分のお店が欲しいな……。でも、お店を持つなんてどのくらいの資金が必要なのかな?」とそんなことをぶつぶつと言っていると突然声がかけられた。
「もう来られていたのですね。同行する者も直ぐにくると思いますよ」
声の主に視線を向けると昨日対応してくれた彼女が微笑んでいた。私は独り言を聞かれたのではないかと顔を赤らめて視線を外す。しかし、彼女はそのことについて話題に上げることはなく聞かれていなかったのだろうと私はホッと息を吐いた。
「ああ、来たようですね。紹介しましょう」
やがて、予定していたメンバーが揃ったようで彼女は私を紹介するために彼らを連れてくる。メンバーは御者の男性が一人。名前はビルと名乗ってくれた。護衛は男性が二人。名前はカイとクウだそうだ。馬車一台だとこの程度が標準だそうで、かなり高額な荷物や重要人物を護衛する場合は護衛も五人以上となると説明をして貰ったのだった。
私はそう言いながら窓口に記入した書類を提示する。窓口の向かい側では美人の受付嬢が微笑みながらその書類を確認してくれた。何か不備でもあれば指摘をしてくれるだろう。
「はい。内容の確認をさせて頂きました。いくつか口頭での質問をしても宜しいでしょうか?」
宜しいでしょうかと言われて駄目とは言えないでしょうがと内心思いながらも私は頷いて肯定する。
「名前はリアさんですね。固有スキル名はカード化……ですか? 初めて聞くスキルですが、詳細の説明をして頂いても宜しいでしょうか?」
商業ギルドに務める受付嬢も聞いたことがないとは、やはり珍しいスキルなのだろう。パラパラとスキル一覧が記載してある台帳を捲りながら問いかける彼女は少し困った表情となっていた。
「えっと。スキル名のそのままです」
「え?」
「ですから、スキル名の『カード化』そのままの能力です」
「申し訳ありません。それだけだとよく分からないのですが……」
見たことのないスキルを口頭で説明してもやはりイメージがついて行かなかったようで、彼女は眉をひそめて頭を傾げる。理解出来ないものに関して分かった風な受け答えは出来ないのでそう答えるしか無かったようだ。
「あはは。やっぱりそうなりますよね。えっと、そのペンを少し貸してもらえますか?」
「ペンですか? どうぞ」
珍しい固有スキルであることは分かっているが確認して貰わなければ登録自体をして貰えない可能性があるので小さなペンをカード化することにしたのだ。
「――圧縮」
私がスキルを発動させると手に持っていたペンが一枚のカードとなって私の手に収まる。そのカードをくるりと裏返して表になるようにカウンター上にパチンと音をたてて置きながら彼女に告げた。
「これがカード化です。対象物をカードにすることによって運搬時の重量軽減に貢献出来ると思います」
私はそう言うと「解放」と言ってカード化を解くと元に戻ったペンを彼女に手渡した。
「……なんですか今の?」
今、目の前で起こった現象だったが理解が追いついておらず、渡されたペンをじっと見つめながら問いかける。
「ですから今のが、私の固有スキルでカード化ですけど……」
「これがカード化……。すみません、なにせ初めて見たものですから。すぐに斡旋出来そうな依頼の確認を致しますね」
受付嬢は慌ててそう告げると、いくつものファイルを確認しながら斡旋出来そうな仕事を探していた。やがて、あるページで手が止まると私の方を向いて質問をしてくる。
「ご希望の仕事は『荷物の配達』で大丈夫ですか?」
「はい。荷物の運搬業は経験がありますから大丈夫だと思います」
「え? 既にお仕事をされているのですか?」
「あ、いえ。このスキルを使ってではなく。単なるお使い程度のことですよ」
私は思わず、前世での記憶にあった配達業のことを話してしまい慌てて訂正をする。
「ああ、なるほど。それならば分かります。それで、運べる荷物の量はどのくらいまで大丈夫そうですか?」
「それが、まだスキルの限界値が分かってないのではっきりとは言えません。ですが、こう両手を広げたくらいのサイズなら大丈夫だと思います」
「両手サイズのものですね」
「はい。あ、ひとつの大きさがそのサイズならば、数はいくつあっても大丈夫だと思います」
結果的にカード化すれば数十枚あっても運ぶのに苦労することはないので私はそう付け加えた。
「え? 複数あっても大丈夫……ああ、なるほど。そういう事が出来るスキルなのですね」
私の説明を理解した受付嬢は確認していた依頼書をファイルから外してカウンターに置いて説明を始める。
「この依頼なら十分に熟せると思うのですが、如何でしょうか?」
彼女の言葉にその依頼書の内容を確認してみたところ、それは鉄鉱石の運搬依頼だった。
「――これは、この街の南門付近にある鍛冶屋さんに頼まれたもので、この街から馬車で半日ほど離れた鉱山で採れる鉄鉱石を工房まで運ぶ依頼になります。普段でしたら担当している者が対応しているのですが、どうも馬車が破損して修理に時間がかかるようなのです。そこで、外部の人に依頼を出して来た案件なのです」
私は書かれている内容と受付嬢の話を比べながら疑問に思ったことを口にする。
「えっと、鉱山ってここから馬車で半日ほどの距離なのですよね? 移動手段ってどうなるのですか?」
まさか歩いて往復しろとは言わないわよねと思いながらも私はきちんと確認をする。
「ああ、すみません。馬車に関してはギルドで準備します。もちろん、依頼料から手数料を引かせて頂きますが、御者や護衛に関してもギルドの関係者が担当するので安心して依頼に集中出来ると思いますよ。この依頼、引き受けてみますか?」
受付嬢の説明を受けて私は即座に頷いて告げる。
「やります。是非やらせてください!」
せっかくの固有スキルを試せる機会だし、持ち金だってそれほど余裕のあるわけじゃないので断るといった選択肢は存在しなかったのだ。
「依頼の受注、ありがとうございます。では、明日の朝にギルドの前まで来てください。担当の御者と護衛に引き合わせますので、この依頼書を持参してくださいね」
「はい。宜しくお願いします」
私はその受付嬢にお礼を言うと依頼書に記名をしてからウキウキしながらギルドを出たが、その直後に重大なことを忘れていたことに気がつく。カード化出来ることは分かっていたが、大量にカード化が出来るかの検証がまだだったのだ。
「まあ、いいか。引き受けちゃったし、今から少し確認しておけば大丈夫でしょ」
軽い考えであっさりと悩みを消した私はその後、人目のない場所で落ちていた石や岩などをカード化して意外とやれると確信してホッと胸をなでおろした。
◇◇◇
――次の日の朝、宿屋の女将さんに頼んで作ってもらった弁当をカード化した私は早々と商業ギルドの前までたどり着いていた。
「まだ早かったかな?」
未明とは言わないが、まだ少し早かったようで人の気配もまばらにしか居ない。私は朝の空気を吸い込みながら辺りを見回して目の前にあったベンチに座ってギルドの関係者を待つことにした。
「今回の仕事をきちんと達成出来たなら、信用が出来てまた別の依頼を貰って……。暫くは荷物運びの依頼で生活費を稼ぐのが現実的かな」
青く澄み渡る空を見上げながら、私は小さくつぶやきをする。とりあえず目の前の生活費に意識が向くが、やはりこの世界で生きるためには安定的な収入を目指さなければならないと思い、自然と前世で学んだ経営学に意識が向いた。
「やっぱり自分のお店が欲しいな……。でも、お店を持つなんてどのくらいの資金が必要なのかな?」とそんなことをぶつぶつと言っていると突然声がかけられた。
「もう来られていたのですね。同行する者も直ぐにくると思いますよ」
声の主に視線を向けると昨日対応してくれた彼女が微笑んでいた。私は独り言を聞かれたのではないかと顔を赤らめて視線を外す。しかし、彼女はそのことについて話題に上げることはなく聞かれていなかったのだろうと私はホッと息を吐いた。
「ああ、来たようですね。紹介しましょう」
やがて、予定していたメンバーが揃ったようで彼女は私を紹介するために彼らを連れてくる。メンバーは御者の男性が一人。名前はビルと名乗ってくれた。護衛は男性が二人。名前はカイとクウだそうだ。馬車一台だとこの程度が標準だそうで、かなり高額な荷物や重要人物を護衛する場合は護衛も五人以上となると説明をして貰ったのだった。
74
あなたにおすすめの小説
規格外で転生した私の誤魔化しライフ 〜旅行マニアの異世界無双旅〜
ケイソウ
ファンタジー
チビで陰キャラでモブ子の桜井紅子は、楽しみにしていたバス旅行へ向かう途中、突然の事故で命を絶たれた。
死後の世界で女神に異世界へ転生されたが、女神の趣向で変装する羽目になり、渡されたアイテムと備わったスキルをもとに、異世界を満喫しようと冒険者の資格を取る。生活にも慣れて各地を巡る旅を計画するも、国の要請で冒険者が遠征に駆り出される事態に……。
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
最弱スキルも9999個集まれば最強だよね(完結)
排他的経済水域
ファンタジー
12歳の誕生日
冒険者になる事が憧れのケインは、教会にて
スキル適性値とオリジナルスキルが告げられる
強いスキルを望むケインであったが、
スキル適性値はG
オリジナルスキルも『スキル重複』というよくわからない物
友人からも家族からも馬鹿にされ、
尚最強の冒険者になる事をあきらめないケイン
そんなある日、
『スキル重複』の本来の効果を知る事となる。
その効果とは、
同じスキルを2つ以上持つ事ができ、
同系統の効果のスキルは効果が重複するという
恐ろしい物であった。
このスキルをもって、ケインの下剋上は今始まる。
HOTランキング 1位!(2023年2月21日)
ファンタジー24hポイントランキング 3位!(2023年2月21日)
没落した建築系お嬢様の優雅なスローライフ~地方でモフモフと楽しい仲間とのんびり楽しく生きます~
土偶の友
ファンタジー
優雅な貴族令嬢を目指していたクレア・フィレイア。
しかし、15歳の誕生日を前に両親から没落を宣言されてしまう。
そのショックで日本の知識を思いだし、ブラック企業で働いていた記憶からスローライフをしたいと気付いた。
両親に勧められた場所に逃げ、そこで楽しいモフモフの仲間と家を建てる。
女の子たちと出会い仲良くなって一緒に住む、のんびり緩い異世界生活。
ギルドの片隅で飲んだくれてるおっさん冒険者
哀上
ファンタジー
チートを貰い転生した。
何も成し遂げることなく35年……
ついに前世の年齢を超えた。
※ 第5回次世代ファンタジーカップにて“超個性的キャラクター賞”を受賞。
※この小説は他サイトにも投稿しています。
カタコト精霊は聞き方ひとつで最強になりました~過労死転生、もふもふ狐とのんびり暮らしたいだけなのに~
Lihito
ファンタジー
過労死の記憶だけを残して異世界に転生したミラの願いはひとつ。——穏やかに暮らすこと。
辺境の村で小さな畑を耕し、膝の上で眠るカタコトの狐を撫でる毎日。うちの子は最弱の第一段階。でも、場所を絞って一つずつ聞けば、誰よりも正確に答えてくれる。
のんびり暮らしたいだけなのに、気づけば畑は村一番の出来になり、周囲が病害で全滅しかけた年にはうちの村だけが無傷で残ってしまった。
——面倒なことになってきた。でもまあ、膝の上のもふもふが温かくて、幼馴染の朝ごはんがおいしいうちは、もう少しだけ。
政治家の娘が悪役令嬢転生 ~前パパの教えで異世界政治をぶっ壊させていただきますわ~
巫叶月良成
ファンタジー
政治家の娘として生まれ、父から様々なことを学んだ少女が異世界の悪徳政治をぶった切る!?
////////////////////////////////////////////////////
悪役令嬢に転生させられた琴音は政治家の娘。
しかしテンプレも何もわからないまま放り出された悪役令嬢の世界で、しかもすでに婚約破棄から令嬢が暗殺された後のお話。
琴音は前世の父親の教えをもとに、口先と策謀で相手を騙し、男を篭絡しながら自分を陥れた相手に復讐し、歪んだ王国の政治ゲームを支配しようという一大謀略劇!
※魔法とかゲーム的要素はありません。恋愛要素、バトル要素も薄め……?
※注意:作者が悪役令嬢知識ほぼゼロで書いてます。こんなの悪役令嬢ものじゃねぇという内容かもしれませんが、ご留意ください。
※あくまでこの物語はフィクションです。政治家が全部そういう思考回路とかいうわけではないのでこちらもご留意を。
隔日くらいに更新出来たらいいな、の更新です。のんびりお楽しみください。
勝手に召喚され捨てられた聖女さま。~よっしゃここから本当のセカンドライフの始まりだ!~
楠ノ木雫
ファンタジー
IT企業に勤めていた25歳独身彼氏無しの立花菫は、勝手に異世界に召喚され勝手に聖女として称えられた。確かにステータスには一応〈聖女〉と記されているのだが、しばらくして偽物扱いされ国を追放される。まぁ仕方ない、と森に移り住み神様の助けの元セカンドライフを満喫するのだった。だが、彼女を追いだした国はその日を境に天気が大荒れになり始めていき……
※他の投稿サイトにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる