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第18話 港町セイレン商業ギルド
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「うーん。良く寝たわね」
温泉を十二分に堪能した私はゆったりしたベッドから起き上がり大きく伸びをする。昨夜の食事も美味しかったし温泉も満喫できた。無理をして馬車を走らせてきた価値は十分にあったと言える。
「おはようございます」
寝間着から普段着に着替えた私は一階の食堂に顔を出す。そこには先に起きていたフィーが席について待っていた。
「よく休めましたか?」
「はい。そういえば、護衛のお二人は?」
「まあ、あのとおりですよ」
私の問いかけにフィーは後ろの席で苦虫を噛んだような表情の二人を指差しながらため息をつく。
「だから、飲みすぎないように注意したのですけどね。まあ、ギルドにはきっちりと報告させてもらいますけど」
「うあ、すまねぇ。ギルドへの報告は勘弁してくれ。ギルマスにばれたら、めっちゃ大変な研修地獄が待っているんだ」
死にそうな表情の二人を見てかわいそうに見えた私はフィーにお願いをする。
「まあ、今日は特に護衛が必要な場面もないので休んでもらっても良いんじゃないですか? 商業ギルドには私とフィーさんで大丈夫でしょ?」
「はあ。リアさんは甘すぎですね。まあ、依頼主がそう言ってくれるなら今回だけは大目にみても良いですよ。但し、帰りの護衛任務に支障がでるようなら……。分かっていますよね?」
「ああ。絶対にそれは約束する」
「では、今日はお休みにしますので休んでいてください。私はリアさんと商業ギルドに依頼品の納品をして魔道具師を紹介してもらいますから」
フィーは二人にそう告げて朝食を注文してくれた。原価が安いのか朝食も焼き魚の定食だった。
――からんからん
どの町のギルドでも同じだというドア鐘の音がギルド内に響き、これまた良く教育された受付嬢が書類と共に歩み寄ってくる。
「あら、フィーじゃない。今日はどうしたの?」
「ミュール。久しぶりね。今日はうちのギルドマスターからの配達物の納品とお願いごとが会って依頼人に同行しているの」
「カロリーナさんから? なら、うちのギルマス宛てかしらね。すぐに面会手続きを取るわね」
「よろしくね」
対応してくれた受付嬢とフィーは知り合いのようで話はスムーズに流れていく。
「見て気がついたと思うけど彼女は私の同期でこのギルドの受付嬢をしているの。こうしてお互いのギルドを訪れた際に交流をしているから、詳しい説明なしでもすぐに受け付けてもらえて助かっているわ」
フィーはそう言いながら待合場の椅子に座り、私も座って待つように促す。ギルマスに面会する手続きが必要って言っていたからそれなりに時間がかかるのだろう。
その後、十分もした時、先ほど対応してくれた受付嬢ミュールが戻って来てフィーに告げる。
「ギルマスの許可は取って来たわよ。第一応接室で待機しておいてもらえる?」
「ありがとう。思ったよりも早かったわね」
フィーはミュールに礼を言いながら私を促して応接室へ移動する。そこで話合いをするのだろうが少々緊張する。
「――お待たせしましたね。セイレンの商業ギルドを任されているロイズと言います。カロリーナの依頼物を届けてくださったとのこと。お礼を申し上げます」
「え? この町も?」
モルのギルドマスターに引き続きセイレンでも女性のギルドマスターであった事に私は驚きを隠せなかった。
「そんなに驚くこともないと思いますけど? この国の商業ギルドに属するマスターは半分が女性ですから」
「そうなのですね。すみません、勉強不足でした」
「良いのよ。それより、彼女から預かった荷物を見せて欲しいのだけど。なんでも、珍しいスキルで運んで来たと聞いているわ」
「はい。ここにありますので、置いていきますね」
私はそう言うと鞄から運んで来た荷物のカードをテーブルに並べていく。
「これは? 荷物の姿絵が描かれているようですが?」
「これがカロリーナギルマスより預かった品物です。全て私のスキルで圧縮してカードに閉じ込めてあります」
「これ、全部ですか? いったい彼女はどれほどの品物を寄こしたの?」
「あ、こちらが手紙と品物の目録になります。カード化を解除する前に渡すように言われていました」
ロイズは私から手紙を受け取るとその内容に目を通す。すると次第に頬を引き攣らせて苦笑いを見せた。
「ふう。相変わらずやることが極端ね。これだけの量を送ってもらっても保存が出来ないことくらい分かるでしょうに」
ロイズの言うとおり、今は私のカード化スキルで未劣化状態だから問題ないけど元に戻した瞬間から劣化が始まるのだ。私しかカード化を解除出来ない状況ではあまり意味のない手段と言える。
「ん? 全ての荷物を受け取る前に依頼主に魔道具師を紹介して欲しいだって?」
カロリーナの手紙にはちゃんと魔道具師の斡旋を依頼する内容も書かれていたようで私は少しほっとする。
「急ぎ……ですよね。普通に考えて」
ロイズはそう呟くと部下を呼んでいくつか指示をしてから私へ声をかけた。
「今、この町で一番腕の良い魔道具師を呼び寄せました。彼に依頼をする際に私も同席しても良いですか?」
いや『良いですか?』と聞かれてもあなたが呼んだ人物に会うのに許可をとる必要はないだろうと思いながらも私は黙って頷く。
「ありがとうございます。あなたがどんなものを依頼するのか興味があるのです」
ロイズは別段隠すようなそぶりも見せずに素直にそう話してくれる。
「ああ、彼が到着するまで時間があるので一つだけ荷物を戻して見せてもらえますか?」
ロイズはカードとして荷物は置いてあるが、実際にどういったものなのかを知りたかったらしく私にそう催促をしてきた。
「それは構いませんが、このカード一枚分で荷馬車半分くらいの量となりますが宜しいですか?」
今いる応接間はそれほど広い部屋では無かったのでおそらくだが、ここで荷物を解放すれば足の踏み場に困る程度の量が溢れることだろう。念のためにそう警告すると彼女は慌てて「では、広いホールにお願いします」と言って私を連れ出したのだった。
「――解放」
ロイズが選んだカードを一枚ほど解放させると山積みとなった穀物が辺り一面を埋め尽くす。
「なっ!?」
初めに説明をしていたにもかかわらずロイズは驚きの声をあげる。まあ、初めてこのスキルを見た人は大抵驚くことになるのだから彼女も多分に漏れずといったところだろう。
「この量があと十九枚あります」
「これがカード化スキル……ですか。とてつもない可能性を秘めたスキルですね。いえ、既に常識を逸した輸送スキルだと言っても過言ではありませんね」
穀物の山を見上げながらロイズがそう告げる。
「――魔道具師ドラン様がお見えになりました」
そのタイミングで受付嬢のひとりがロイズにそう報告をあげる。話が大きくなりそうだったのでありがたいタイミングだ。
「ドランさん。急に呼び出してすみません」
受付嬢に連れられて現れたのは白い見事な顎鬚を蓄えた初老の男性だった。
「今日はどうしましたか? ギルマス直々に呼び出しをかけるとはよっぽどの事なのでしょう?」
「そうね。カロリーナからの依頼であなたに彼女を紹介して欲しいとあったの」
「モルのギルマスから?」
「ええ。彼女があなたに魔道具を作って欲しいそうなの? 忙しいでしょうけど早急に対応出来るかしら?」
ロイズは彼にそう告げると私を紹介してくれる。その言葉を受けて彼が私を見たので自己紹介をすることにした。
「リアっていいます。今はモルの商業ギルドで荷物運搬の専属契約をしています」
「へえ、荷物運搬ね。もしかしてここに山積みになっている穀物も関係しているのかい?」
「あ、はい。これは今回運んだ荷物の一部になります」
「これが、一部だって?」
そこに置かれている荷物の量からして女性一人が運び込める量ではなく、ドランは顎鬚に手をやりながら私に質問をする。
「面白い能力を持っているようだな。まあいい、それよりも今回ワシに頼みたい魔道具はどんなものだ?」
目の前に置かれた荷物の量を見て私に興味を持ってくれたようで魔道具の話を始めたのだった。
温泉を十二分に堪能した私はゆったりしたベッドから起き上がり大きく伸びをする。昨夜の食事も美味しかったし温泉も満喫できた。無理をして馬車を走らせてきた価値は十分にあったと言える。
「おはようございます」
寝間着から普段着に着替えた私は一階の食堂に顔を出す。そこには先に起きていたフィーが席について待っていた。
「よく休めましたか?」
「はい。そういえば、護衛のお二人は?」
「まあ、あのとおりですよ」
私の問いかけにフィーは後ろの席で苦虫を噛んだような表情の二人を指差しながらため息をつく。
「だから、飲みすぎないように注意したのですけどね。まあ、ギルドにはきっちりと報告させてもらいますけど」
「うあ、すまねぇ。ギルドへの報告は勘弁してくれ。ギルマスにばれたら、めっちゃ大変な研修地獄が待っているんだ」
死にそうな表情の二人を見てかわいそうに見えた私はフィーにお願いをする。
「まあ、今日は特に護衛が必要な場面もないので休んでもらっても良いんじゃないですか? 商業ギルドには私とフィーさんで大丈夫でしょ?」
「はあ。リアさんは甘すぎですね。まあ、依頼主がそう言ってくれるなら今回だけは大目にみても良いですよ。但し、帰りの護衛任務に支障がでるようなら……。分かっていますよね?」
「ああ。絶対にそれは約束する」
「では、今日はお休みにしますので休んでいてください。私はリアさんと商業ギルドに依頼品の納品をして魔道具師を紹介してもらいますから」
フィーは二人にそう告げて朝食を注文してくれた。原価が安いのか朝食も焼き魚の定食だった。
――からんからん
どの町のギルドでも同じだというドア鐘の音がギルド内に響き、これまた良く教育された受付嬢が書類と共に歩み寄ってくる。
「あら、フィーじゃない。今日はどうしたの?」
「ミュール。久しぶりね。今日はうちのギルドマスターからの配達物の納品とお願いごとが会って依頼人に同行しているの」
「カロリーナさんから? なら、うちのギルマス宛てかしらね。すぐに面会手続きを取るわね」
「よろしくね」
対応してくれた受付嬢とフィーは知り合いのようで話はスムーズに流れていく。
「見て気がついたと思うけど彼女は私の同期でこのギルドの受付嬢をしているの。こうしてお互いのギルドを訪れた際に交流をしているから、詳しい説明なしでもすぐに受け付けてもらえて助かっているわ」
フィーはそう言いながら待合場の椅子に座り、私も座って待つように促す。ギルマスに面会する手続きが必要って言っていたからそれなりに時間がかかるのだろう。
その後、十分もした時、先ほど対応してくれた受付嬢ミュールが戻って来てフィーに告げる。
「ギルマスの許可は取って来たわよ。第一応接室で待機しておいてもらえる?」
「ありがとう。思ったよりも早かったわね」
フィーはミュールに礼を言いながら私を促して応接室へ移動する。そこで話合いをするのだろうが少々緊張する。
「――お待たせしましたね。セイレンの商業ギルドを任されているロイズと言います。カロリーナの依頼物を届けてくださったとのこと。お礼を申し上げます」
「え? この町も?」
モルのギルドマスターに引き続きセイレンでも女性のギルドマスターであった事に私は驚きを隠せなかった。
「そんなに驚くこともないと思いますけど? この国の商業ギルドに属するマスターは半分が女性ですから」
「そうなのですね。すみません、勉強不足でした」
「良いのよ。それより、彼女から預かった荷物を見せて欲しいのだけど。なんでも、珍しいスキルで運んで来たと聞いているわ」
「はい。ここにありますので、置いていきますね」
私はそう言うと鞄から運んで来た荷物のカードをテーブルに並べていく。
「これは? 荷物の姿絵が描かれているようですが?」
「これがカロリーナギルマスより預かった品物です。全て私のスキルで圧縮してカードに閉じ込めてあります」
「これ、全部ですか? いったい彼女はどれほどの品物を寄こしたの?」
「あ、こちらが手紙と品物の目録になります。カード化を解除する前に渡すように言われていました」
ロイズは私から手紙を受け取るとその内容に目を通す。すると次第に頬を引き攣らせて苦笑いを見せた。
「ふう。相変わらずやることが極端ね。これだけの量を送ってもらっても保存が出来ないことくらい分かるでしょうに」
ロイズの言うとおり、今は私のカード化スキルで未劣化状態だから問題ないけど元に戻した瞬間から劣化が始まるのだ。私しかカード化を解除出来ない状況ではあまり意味のない手段と言える。
「ん? 全ての荷物を受け取る前に依頼主に魔道具師を紹介して欲しいだって?」
カロリーナの手紙にはちゃんと魔道具師の斡旋を依頼する内容も書かれていたようで私は少しほっとする。
「急ぎ……ですよね。普通に考えて」
ロイズはそう呟くと部下を呼んでいくつか指示をしてから私へ声をかけた。
「今、この町で一番腕の良い魔道具師を呼び寄せました。彼に依頼をする際に私も同席しても良いですか?」
いや『良いですか?』と聞かれてもあなたが呼んだ人物に会うのに許可をとる必要はないだろうと思いながらも私は黙って頷く。
「ありがとうございます。あなたがどんなものを依頼するのか興味があるのです」
ロイズは別段隠すようなそぶりも見せずに素直にそう話してくれる。
「ああ、彼が到着するまで時間があるので一つだけ荷物を戻して見せてもらえますか?」
ロイズはカードとして荷物は置いてあるが、実際にどういったものなのかを知りたかったらしく私にそう催促をしてきた。
「それは構いませんが、このカード一枚分で荷馬車半分くらいの量となりますが宜しいですか?」
今いる応接間はそれほど広い部屋では無かったのでおそらくだが、ここで荷物を解放すれば足の踏み場に困る程度の量が溢れることだろう。念のためにそう警告すると彼女は慌てて「では、広いホールにお願いします」と言って私を連れ出したのだった。
「――解放」
ロイズが選んだカードを一枚ほど解放させると山積みとなった穀物が辺り一面を埋め尽くす。
「なっ!?」
初めに説明をしていたにもかかわらずロイズは驚きの声をあげる。まあ、初めてこのスキルを見た人は大抵驚くことになるのだから彼女も多分に漏れずといったところだろう。
「この量があと十九枚あります」
「これがカード化スキル……ですか。とてつもない可能性を秘めたスキルですね。いえ、既に常識を逸した輸送スキルだと言っても過言ではありませんね」
穀物の山を見上げながらロイズがそう告げる。
「――魔道具師ドラン様がお見えになりました」
そのタイミングで受付嬢のひとりがロイズにそう報告をあげる。話が大きくなりそうだったのでありがたいタイミングだ。
「ドランさん。急に呼び出してすみません」
受付嬢に連れられて現れたのは白い見事な顎鬚を蓄えた初老の男性だった。
「今日はどうしましたか? ギルマス直々に呼び出しをかけるとはよっぽどの事なのでしょう?」
「そうね。カロリーナからの依頼であなたに彼女を紹介して欲しいとあったの」
「モルのギルマスから?」
「ええ。彼女があなたに魔道具を作って欲しいそうなの? 忙しいでしょうけど早急に対応出来るかしら?」
ロイズは彼にそう告げると私を紹介してくれる。その言葉を受けて彼が私を見たので自己紹介をすることにした。
「リアっていいます。今はモルの商業ギルドで荷物運搬の専属契約をしています」
「へえ、荷物運搬ね。もしかしてここに山積みになっている穀物も関係しているのかい?」
「あ、はい。これは今回運んだ荷物の一部になります」
「これが、一部だって?」
そこに置かれている荷物の量からして女性一人が運び込める量ではなく、ドランは顎鬚に手をやりながら私に質問をする。
「面白い能力を持っているようだな。まあいい、それよりも今回ワシに頼みたい魔道具はどんなものだ?」
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