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久しぶりに登場する王子様
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「へー。僕の知らない間にそんな楽しい事があったんだね。それでギュンターと、そのフィネって娘は?」
久しぶりにライネワルト領にやってきたレオンハルトが楽しそうに希に確認してきた。手紙でのやり取りは頻繁に行っているが、直接会うのは数ヶ月ぶりであり、希は久しぶりに見る推しキャラであり、婚約者でもある王子を存分に愛でていた。
透き通る白い肌、強い光を放ってる瞳。少しくせ毛な金髪に混じる王族の証である一房の赤い髪。そして何度聞いても蕩けそうになる涼やかな声。それにこの1年で成長した身長に、訓練を始めた剣術のお陰で鍛え上がっている筋肉。そして少し声変わりしつつある。
(推しの成長過程まで見られるなんて!)
希は、この瞬間を忘れないようにと心のフォルダにレオンハルトのスチル絵を収めていく。開発を進めているカメラは今だ完成していなかった。ただ、母親のマルグレートに構想を話したところ、大いに賛同され資金援助も受ける事ができ、また魔道具開発の第一人者まで紹介される厚遇っぷりであった。
「あれが開発出来ればレオン様の勇姿を毎日愛でる――」
「ほら。目の前に本人が居るのになにを言ってるんだい? 愛しのユーファ」
「ふわぁぁぁぁ! も、申し訳ございません!」
ブツブツと呟いていた希を覗き込むようにレオンハルトが話し掛けてきた。あまりの近距離に希の顔が一瞬で真っ赤になり、そして硬直する。そんな様子をクスクスと笑いながらレオンハルトがユーファネートの腰を抱いて、密接状態になる。
「にゃにゃにゃ! にゃにを!」
「ん? 久しぶりに婚約者と会ったらスキンシップが大事だよね。ギュンター達の話は後で聞くから、まずは僕の近況を聞いて欲しいかな。君に相応しい婚約者となるために頑張ったんだよ」
「ほふぅぅ。私のために頑張ってくれているレオン様。最高すぎる。……。も、もちろんですわ! レオン様の話でしたら徹夜しても聞きたいですわ。セバスチャン! 紅茶の準備を――あれ? セバスチャン?」
ゼロ距離で耳元で囁かれるレオンハルトの声に希は恍惚とした表情で見ながら、ユックリと話をするためにセバスチャンに紅茶を淹れさせようとしたが、いつもなら常に側に居る姿はなく思わずセバスチャンを探す希。そんな、いつもと違う行動をしている執事の居場所をレオンハルトが教えてくれた。
「ああ、彼ならユルクと紅茶の淹れ方について談義するそうだよ。それにしても優秀な子だよね。『ユーファネート様に美味しい紅茶を淹れるために勉強させて下さい』とユルクに直接頼みに来るんだから。ユルクは普段なら私の側を離れる事は無いんだが、なにか通じるものがあったようだね」
主人の為に命さえも捧げて構わないと公言しているセバスチャンの話は、王都に居たレオンハルトの耳にも届いており、その気持ちに報いるために今回の訪問ではユルクを同伴させ、話をする機会を作っていた。そしてユルクには、婚約者であるユーファネートと二人きりで話をする時間を作って欲しいとお願いしていた。
「まあ、彼らは仲良く紅茶について話しているから、僕達も2人でユックリと話をしようじゃないか。周りにいるメイド達は気にしなくていいからね。そうだろ?」
「ええ。私達はなにも見ておりません。殿下とユーファネート様とが二人きりでお話しされるなど、婚約しているとはいえ、あり得ません。この場には執事のセバスとユルク様が一緒に居ると、そう旦那様には説明されている事も分っております。奥様からも許可は出ております」
レオンハルトの視線を受けて、ライネワルト家に仕える年長のメイドが微笑ましそうにしながら答えていた。若い者はいいわねー。との心の声まで聞こえてきそうなメイドの表情に、レオンハルトは悠然と頷き、希は恥ずかしそうにするのだった。
◇□◇□◇□
「レオン様からお手紙で、お忙しいのは分りますが無理はされていませんか?」
「ああ、もちろん。王子としての仕事をしているだけだよ。それと身体と頭脳に心も鍛えないとね。ユーファと学院に入った際に『あのユーファネート・ライネワルトの婚約者がどれくらいの者かと思えば……。王子なのを利用しているだけか』と言われるのは癪だからね」
メイドに紅茶を淹れてもらいながら希がレオンハルトに話を振ると、近況と頑張っている理由を説明をするレオンハルト。まさか自分の為に頑張っているとの話に鼻血を出しそうになりながらも、希は軽く首を傾げて問い掛ける。
「『あのユーファネート・ライネワルト』とはどう言った意味なのですか?」
「ふふ。自覚はないのかい? 最近の君は国内の貴族だけではなく、周辺国の王族からも注目を集めているのだよ。落花生と薔薇の令嬢と呼ばれているのを知らないのかい?」
苦笑する姿素敵だと思いながら、レオンハルトから話を聞いていた希は思わず仰天する。この1年でライネワルト侯爵家の力が増大している源になっている令嬢。その類い希なる商品を生み出す才能と、それを活かす商才。そして家族を大事にする慈愛さを持ち、領民への施しも忘れない優しき心を持つ令嬢。
「ちょっ! ちょっと待って下さいませ! 誰の事なのですか!?」
「もちろん、君の事だよ。君はこの1年で評価が正反対になったのだよ。そして君を巡って水面下では激しい争奪戦が行われている。今は侯爵が僕を婚約者として認めているが、なにか失敗すればどうなるか分らない。王子の立場を使っても婚約者の立場が盤石ではない。そんな魅力をユーファは持っているんだよ」
だから僕も精一杯頑張らないとね。と爽やかに笑うレオンハルトに、希は自分の価値がそれほど高まっているとは全く気付いていなかった。
久しぶりにライネワルト領にやってきたレオンハルトが楽しそうに希に確認してきた。手紙でのやり取りは頻繁に行っているが、直接会うのは数ヶ月ぶりであり、希は久しぶりに見る推しキャラであり、婚約者でもある王子を存分に愛でていた。
透き通る白い肌、強い光を放ってる瞳。少しくせ毛な金髪に混じる王族の証である一房の赤い髪。そして何度聞いても蕩けそうになる涼やかな声。それにこの1年で成長した身長に、訓練を始めた剣術のお陰で鍛え上がっている筋肉。そして少し声変わりしつつある。
(推しの成長過程まで見られるなんて!)
希は、この瞬間を忘れないようにと心のフォルダにレオンハルトのスチル絵を収めていく。開発を進めているカメラは今だ完成していなかった。ただ、母親のマルグレートに構想を話したところ、大いに賛同され資金援助も受ける事ができ、また魔道具開発の第一人者まで紹介される厚遇っぷりであった。
「あれが開発出来ればレオン様の勇姿を毎日愛でる――」
「ほら。目の前に本人が居るのになにを言ってるんだい? 愛しのユーファ」
「ふわぁぁぁぁ! も、申し訳ございません!」
ブツブツと呟いていた希を覗き込むようにレオンハルトが話し掛けてきた。あまりの近距離に希の顔が一瞬で真っ赤になり、そして硬直する。そんな様子をクスクスと笑いながらレオンハルトがユーファネートの腰を抱いて、密接状態になる。
「にゃにゃにゃ! にゃにを!」
「ん? 久しぶりに婚約者と会ったらスキンシップが大事だよね。ギュンター達の話は後で聞くから、まずは僕の近況を聞いて欲しいかな。君に相応しい婚約者となるために頑張ったんだよ」
「ほふぅぅ。私のために頑張ってくれているレオン様。最高すぎる。……。も、もちろんですわ! レオン様の話でしたら徹夜しても聞きたいですわ。セバスチャン! 紅茶の準備を――あれ? セバスチャン?」
ゼロ距離で耳元で囁かれるレオンハルトの声に希は恍惚とした表情で見ながら、ユックリと話をするためにセバスチャンに紅茶を淹れさせようとしたが、いつもなら常に側に居る姿はなく思わずセバスチャンを探す希。そんな、いつもと違う行動をしている執事の居場所をレオンハルトが教えてくれた。
「ああ、彼ならユルクと紅茶の淹れ方について談義するそうだよ。それにしても優秀な子だよね。『ユーファネート様に美味しい紅茶を淹れるために勉強させて下さい』とユルクに直接頼みに来るんだから。ユルクは普段なら私の側を離れる事は無いんだが、なにか通じるものがあったようだね」
主人の為に命さえも捧げて構わないと公言しているセバスチャンの話は、王都に居たレオンハルトの耳にも届いており、その気持ちに報いるために今回の訪問ではユルクを同伴させ、話をする機会を作っていた。そしてユルクには、婚約者であるユーファネートと二人きりで話をする時間を作って欲しいとお願いしていた。
「まあ、彼らは仲良く紅茶について話しているから、僕達も2人でユックリと話をしようじゃないか。周りにいるメイド達は気にしなくていいからね。そうだろ?」
「ええ。私達はなにも見ておりません。殿下とユーファネート様とが二人きりでお話しされるなど、婚約しているとはいえ、あり得ません。この場には執事のセバスとユルク様が一緒に居ると、そう旦那様には説明されている事も分っております。奥様からも許可は出ております」
レオンハルトの視線を受けて、ライネワルト家に仕える年長のメイドが微笑ましそうにしながら答えていた。若い者はいいわねー。との心の声まで聞こえてきそうなメイドの表情に、レオンハルトは悠然と頷き、希は恥ずかしそうにするのだった。
◇□◇□◇□
「レオン様からお手紙で、お忙しいのは分りますが無理はされていませんか?」
「ああ、もちろん。王子としての仕事をしているだけだよ。それと身体と頭脳に心も鍛えないとね。ユーファと学院に入った際に『あのユーファネート・ライネワルトの婚約者がどれくらいの者かと思えば……。王子なのを利用しているだけか』と言われるのは癪だからね」
メイドに紅茶を淹れてもらいながら希がレオンハルトに話を振ると、近況と頑張っている理由を説明をするレオンハルト。まさか自分の為に頑張っているとの話に鼻血を出しそうになりながらも、希は軽く首を傾げて問い掛ける。
「『あのユーファネート・ライネワルト』とはどう言った意味なのですか?」
「ふふ。自覚はないのかい? 最近の君は国内の貴族だけではなく、周辺国の王族からも注目を集めているのだよ。落花生と薔薇の令嬢と呼ばれているのを知らないのかい?」
苦笑する姿素敵だと思いながら、レオンハルトから話を聞いていた希は思わず仰天する。この1年でライネワルト侯爵家の力が増大している源になっている令嬢。その類い希なる商品を生み出す才能と、それを活かす商才。そして家族を大事にする慈愛さを持ち、領民への施しも忘れない優しき心を持つ令嬢。
「ちょっ! ちょっと待って下さいませ! 誰の事なのですか!?」
「もちろん、君の事だよ。君はこの1年で評価が正反対になったのだよ。そして君を巡って水面下では激しい争奪戦が行われている。今は侯爵が僕を婚約者として認めているが、なにか失敗すればどうなるか分らない。王子の立場を使っても婚約者の立場が盤石ではない。そんな魅力をユーファは持っているんだよ」
だから僕も精一杯頑張らないとね。と爽やかに笑うレオンハルトに、希は自分の価値がそれほど高まっているとは全く気付いていなかった。
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ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
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