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第4章 ルモォンの村
4.今度こそ解決です
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やっと更新です。
次の更新も遅くなると思いますm(_ _)m
─────────────────
さて、兄との久し振りの抱擁もアヴィの目隠し&引き剥がしで終了したし、村の女性救出と悪者退治(捕縛)をしに行きましょう。
…目隠しはよくわからないけど………あ、男の人って涙流してるのを見られたくないっていう心情が理解できるからアヴィが見ないようにしてたのかも!(リアの勝手な想像)
アヴィは私以外にあまり優しくないかも?って思ってたけどやっぱり優しいね。
「よし…騎士達も来たことじゃし犯人達の根城へと行くかのぅ」
「「え?」」
「え?」
先の〝え?〟はバルーチェスさんとバルーチェスさんの側にいるもう一人の騎士さんで、後の〝え?〟は私です。
でも、私の〝え?〟は騎士さん達の〝え?〟に反応した言葉なんだけど、騎士さん達はどうして驚いて戸惑ってる感じで言ってたんだろう?
「なんじゃ、バルーチェス?」
「え、あ、いや…あのオルトゥム殿今犯人達の根城へと行く…とおっしゃられたように聞こえたのですが?」
「うん?
そう言ったが何か問題でもあるかのぅ?」
「…オルトゥム殿。
我々はまだ犯人達の根城を見つけていません。
どうやってこの短時間で見つけたのですか?」
あー…そういうことか。
それなら驚きと戸惑いの声が出ちゃうかもね。
「簡単なことじゃよ。
ほれ、うちには嗅覚が優れた者がおるからあるにおいを辿ればすぐじゃ」
ロド兄が目だけでアヴィを差し、それを見てバルーチェスさんは理解したようで頷いていた。
「それでそのあるにおい…とは?」
「ほれ、この元衰弱の呪いの玉に付いていたにおいじゃよ」
ロド兄はポンッと元玉をバルーチェスさんに投げ渡した。
「これが…」
「うわー…凄い色ですね」
うんうん、やっぱりその色嫌だよねー。
「これでわかったじゃろ?
…根城へ行ってもいいかの?」
「…案内役はオルトゥム殿なのでいいのですが、ラフィートの妹さんも行く気満々なのですが?」
「んー?
リアはお前達より強いから問題ない。
んじゃもういいじゃろ?
根城へ行っくぞーぃ♪」
「「おー♪」」
ロド兄の後を遠足に行くかのように足取り軽く、私とアヴィそしてロナが続いた。
「あ、ラフィが行っちゃう。
バルーチェス様、僕も行きますね」
「あっラフィート、待っ………ふぅー」
「…バルーチェス様、もう考えるよりオルトゥム殿の後を追う方がよろしいかと…」
「ああ……お前達オルトゥム殿を追う。
きちんと着いてくるように」
〝はっ!〟
* * *
悪者の根城へ到着したのですが……騎士さん達の数人が、使い物にならないくらいへばっちゃってます。
ラト兄ですか?
めちゃくちゃ元気です。
アヴィとまた火花バチバチやってます。
「バルーチェスよ、ちと軟弱なのが多くないかのぅ?」
「申し訳ありません。
まだ育て途中でして………帰ったらもっと厳しく鍛えます」
「うむ、その方がいいじゃろうな」
「あー…あいつら訓練に着いていけるかなー?」
へばってる騎士さん達の今後のお話し中に、根城から1人体格の良い強面の男が出てきた。
「ロド兄、1人出てきたよ」
「お?
うむ…んじゃ適当にやるか」
「うん、了解ー」
〝えぇ?!〟
背後で騎士さん達のどよめきがしたけど…スルーしましょう。
* * *
さ、根城は潰して女性や女の子達を無事救出し、犯人を半ごろ…んんっ捕縛しました。
騎士さん達が、少々魂が抜けそうになってるような顔をしていますが…ラト兄やバルーチェスさんと側にいる騎士さんも、平気そうなので気にしないことにします。
「ふー…良い運動じゃった!
さて、村に戻るとするかのぅ」
「うん、ルモォン村に戻ろう♪」
「この度は本当に…本当に…っありがとうございました」
うぉ…村人全員からの深いお辞儀をいただきましたー。
いやいや、皆さん長いお辞儀はいいですって、もう頭を上げて無事を喜び合ってください!
あ、やっと頭を上げてくれた~…ホッ。
「騎士様達は罪人を連れて行かなくてはいけないとのことで早々に立ち去られましたが、貴方様達は急ぎの旅ではないのなら何もない村ではございますがお礼もしたいのでゆっくり滞在をしていきませんか?」
「そうじゃのぅー…。
まだ体調が万全ではない者もおるし、しばし滞在するとしよう。
ただし、過度な歓待などせず普通に過ごさせてくれまいか?」
「…わかりました。
救世主様の言う通りにいたします」
「いや、救世主とも呼ばないでほしいんじゃがー…」
村の長さんはにっこり微笑んでその場を後にした。
あれは、救世主とは呼びます…と言ってるのだろうか?
こうして事件は解決し、ルモォン村への滞在が決まった。
次の更新も遅くなると思いますm(_ _)m
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さて、兄との久し振りの抱擁もアヴィの目隠し&引き剥がしで終了したし、村の女性救出と悪者退治(捕縛)をしに行きましょう。
…目隠しはよくわからないけど………あ、男の人って涙流してるのを見られたくないっていう心情が理解できるからアヴィが見ないようにしてたのかも!(リアの勝手な想像)
アヴィは私以外にあまり優しくないかも?って思ってたけどやっぱり優しいね。
「よし…騎士達も来たことじゃし犯人達の根城へと行くかのぅ」
「「え?」」
「え?」
先の〝え?〟はバルーチェスさんとバルーチェスさんの側にいるもう一人の騎士さんで、後の〝え?〟は私です。
でも、私の〝え?〟は騎士さん達の〝え?〟に反応した言葉なんだけど、騎士さん達はどうして驚いて戸惑ってる感じで言ってたんだろう?
「なんじゃ、バルーチェス?」
「え、あ、いや…あのオルトゥム殿今犯人達の根城へと行く…とおっしゃられたように聞こえたのですが?」
「うん?
そう言ったが何か問題でもあるかのぅ?」
「…オルトゥム殿。
我々はまだ犯人達の根城を見つけていません。
どうやってこの短時間で見つけたのですか?」
あー…そういうことか。
それなら驚きと戸惑いの声が出ちゃうかもね。
「簡単なことじゃよ。
ほれ、うちには嗅覚が優れた者がおるからあるにおいを辿ればすぐじゃ」
ロド兄が目だけでアヴィを差し、それを見てバルーチェスさんは理解したようで頷いていた。
「それでそのあるにおい…とは?」
「ほれ、この元衰弱の呪いの玉に付いていたにおいじゃよ」
ロド兄はポンッと元玉をバルーチェスさんに投げ渡した。
「これが…」
「うわー…凄い色ですね」
うんうん、やっぱりその色嫌だよねー。
「これでわかったじゃろ?
…根城へ行ってもいいかの?」
「…案内役はオルトゥム殿なのでいいのですが、ラフィートの妹さんも行く気満々なのですが?」
「んー?
リアはお前達より強いから問題ない。
んじゃもういいじゃろ?
根城へ行っくぞーぃ♪」
「「おー♪」」
ロド兄の後を遠足に行くかのように足取り軽く、私とアヴィそしてロナが続いた。
「あ、ラフィが行っちゃう。
バルーチェス様、僕も行きますね」
「あっラフィート、待っ………ふぅー」
「…バルーチェス様、もう考えるよりオルトゥム殿の後を追う方がよろしいかと…」
「ああ……お前達オルトゥム殿を追う。
きちんと着いてくるように」
〝はっ!〟
* * *
悪者の根城へ到着したのですが……騎士さん達の数人が、使い物にならないくらいへばっちゃってます。
ラト兄ですか?
めちゃくちゃ元気です。
アヴィとまた火花バチバチやってます。
「バルーチェスよ、ちと軟弱なのが多くないかのぅ?」
「申し訳ありません。
まだ育て途中でして………帰ったらもっと厳しく鍛えます」
「うむ、その方がいいじゃろうな」
「あー…あいつら訓練に着いていけるかなー?」
へばってる騎士さん達の今後のお話し中に、根城から1人体格の良い強面の男が出てきた。
「ロド兄、1人出てきたよ」
「お?
うむ…んじゃ適当にやるか」
「うん、了解ー」
〝えぇ?!〟
背後で騎士さん達のどよめきがしたけど…スルーしましょう。
* * *
さ、根城は潰して女性や女の子達を無事救出し、犯人を半ごろ…んんっ捕縛しました。
騎士さん達が、少々魂が抜けそうになってるような顔をしていますが…ラト兄やバルーチェスさんと側にいる騎士さんも、平気そうなので気にしないことにします。
「ふー…良い運動じゃった!
さて、村に戻るとするかのぅ」
「うん、ルモォン村に戻ろう♪」
「この度は本当に…本当に…っありがとうございました」
うぉ…村人全員からの深いお辞儀をいただきましたー。
いやいや、皆さん長いお辞儀はいいですって、もう頭を上げて無事を喜び合ってください!
あ、やっと頭を上げてくれた~…ホッ。
「騎士様達は罪人を連れて行かなくてはいけないとのことで早々に立ち去られましたが、貴方様達は急ぎの旅ではないのなら何もない村ではございますがお礼もしたいのでゆっくり滞在をしていきませんか?」
「そうじゃのぅー…。
まだ体調が万全ではない者もおるし、しばし滞在するとしよう。
ただし、過度な歓待などせず普通に過ごさせてくれまいか?」
「…わかりました。
救世主様の言う通りにいたします」
「いや、救世主とも呼ばないでほしいんじゃがー…」
村の長さんはにっこり微笑んでその場を後にした。
あれは、救世主とは呼びます…と言ってるのだろうか?
こうして事件は解決し、ルモォン村への滞在が決まった。
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