5 / 5
5.どうして
しおりを挟む
更新できました☆彡
──────
ドキドキドキ
ダラダラダラ
き、緊張する…。
胸がドキドキし過ぎて耳もドキドキなってる感じがする~。
こんなキレイなお部屋はじめて…おしりもとってもふかふか…もう全部すっごく高そう。
「ちょっとルーくん、シェリーがカチンコチンになってるわ」
「あー…これまたやっぱりかぁ~。
でも、僕達の家が城の敷地にあるから陛下への挨拶と誓約をしないとシェリーとココが住めないし、しょうがないよこればっかりは」
「そうよねー…事前にって言っても馬車移動中に話したらお城に着く前から緊張しちゃって疲れ果ててただろうしね~。
汗がすごいわ、シェリーちょっとふきふきするねー」
ママがハンカチでわたしの汗をふいてくれてる。
ハンカチとママからふわっと良いにおいがして、少しだけ…ほんのちょびっとだけ体からチカラがぬけた。
「ダ~?」
「だ、大丈夫じゃないけど、少しだけ大丈夫」
落ち着かず目だけを上下左右と動かし部屋に立っている人たちに目がとまった。
あの人たちって、絵本に出てきた執事さんにメイドさんに騎士さま…かなぁ?
ピシってしててすごいなぁー、それに着ているものもシワとかなくてすごくキレイ………あっ!
「パパママ、王さまに会うのにわたしの服じゃ怒られちゃう…」
今日着ている服は、持っている服の中では一番キレイ目な服だ。
だけど、こんなキラキラな中に合う服じゃない。
この服のせいでパパママも怒られてロウヤに入れられたらどうしよう…。
「はは、大丈夫だよ。
ここは、大きい謁見の間じゃないということと服の許可も得ているから怒られることはないし、第一陛下は…いや王様はとてもお優しい方だから怒るなんてありえない。
怒るとしたら、そうだなー…シェリーが想像…思い浮かべる事が出来ないくらいのとーっても悪いことをした場合だね」
とーっても悪いこと…?
「んー…毎日夜中に起こさないように痛くないように、こっそり頭の毛を数本ずつ抜いちゃって銅貨ハゲ作っちゃうとか?」
「…うん、それはそれで地味に精神的に来る悪い事だね。
痛みなく抜くってすごい技術だと思うけど…やけに具体的に聞こえるなぁ?」
「うんとね、もう院からお外に出ちゃったお兄ちゃんがね、院長さまにやっててものすー…っごく怒られてたの。
あの時の院長さまはオーガに変身したってみんな言ってた。
…オーガ見たこと無いけどね」
院であったことを他にも話していたら、体がカチンコチンじゃなくなったタイミングで王さまがやってきた。
でも、なんだか…
「おお…ルーカスよ、ようやっと念願が叶ったようじゃな…」
「はい、やっと願いを叶えることができました」
わたしがあることを気にしてるうちに、王さまはわたしたちの向かえの空いてるソファーに座った。
…どうしてだれも言わないんだろう?
「うむうむ…良かったのぅー…。
して、娘の名は何と言うのだ?」
パパを見る。
「シェリーと言う名です」
ママを見る。
「そうか…ではやるかのぅ、“我ライアン・ガリュードはシェリーを許可す”」
体に何かホワンとしたあたたかいものを感じた、けどそれよりも今は!
王さまの側にいる騎士さまを見る。
「陛下、娘の許可をありがとうごさいます」
部屋にいるメイドさんや執事さんを見る。
「ところで…先程からルーカスの娘の動きと今にも泣きそうなのが気になるのだが?」
「確かに変ですね…シェリー、どうしたんだい?」
「ど、どうしたって、パパもママもそれに他の人もどうして王さまがお口から血がたれてるのに、おどろいたり心配したりしないの?
王さま、もうどくじょうたいって出てるのに…」
『えっ?!』
「シ~」
ココに呼ばれ、自分の手のひらにいるココを見たらむらさきとみどりの色がまばらに見えるあめ玉を持っていた。
「あ、ココのげどくとかいふくができるあめ玉!」
「オ~」
「うん!王さまに、だね!」
ココからあめ玉を受け取ってふかふかソファーをぴょんっと勢い良く降り、向かえに座っている王さまのところに急いだ。
「はい、王さまこれなめて元気になってね?」
手のひらにあるあめ玉を王さまに差し出し、受け取ってくれるのを待った。
「…うむ…では、いただこうか」
手のひらのあめ玉へ王さまが手をのばしてあと少し、というところで王さまとは違う手がにょきっとのびてきてあめ玉をうばっていった。
あめ玉をうばった手を追って顔を見たら、この部屋にはいなかった知らないおじさんだった。
「陛下、毒味をせずに食べようとするのはいけません」
──────
ドキドキドキ
ダラダラダラ
き、緊張する…。
胸がドキドキし過ぎて耳もドキドキなってる感じがする~。
こんなキレイなお部屋はじめて…おしりもとってもふかふか…もう全部すっごく高そう。
「ちょっとルーくん、シェリーがカチンコチンになってるわ」
「あー…これまたやっぱりかぁ~。
でも、僕達の家が城の敷地にあるから陛下への挨拶と誓約をしないとシェリーとココが住めないし、しょうがないよこればっかりは」
「そうよねー…事前にって言っても馬車移動中に話したらお城に着く前から緊張しちゃって疲れ果ててただろうしね~。
汗がすごいわ、シェリーちょっとふきふきするねー」
ママがハンカチでわたしの汗をふいてくれてる。
ハンカチとママからふわっと良いにおいがして、少しだけ…ほんのちょびっとだけ体からチカラがぬけた。
「ダ~?」
「だ、大丈夫じゃないけど、少しだけ大丈夫」
落ち着かず目だけを上下左右と動かし部屋に立っている人たちに目がとまった。
あの人たちって、絵本に出てきた執事さんにメイドさんに騎士さま…かなぁ?
ピシってしててすごいなぁー、それに着ているものもシワとかなくてすごくキレイ………あっ!
「パパママ、王さまに会うのにわたしの服じゃ怒られちゃう…」
今日着ている服は、持っている服の中では一番キレイ目な服だ。
だけど、こんなキラキラな中に合う服じゃない。
この服のせいでパパママも怒られてロウヤに入れられたらどうしよう…。
「はは、大丈夫だよ。
ここは、大きい謁見の間じゃないということと服の許可も得ているから怒られることはないし、第一陛下は…いや王様はとてもお優しい方だから怒るなんてありえない。
怒るとしたら、そうだなー…シェリーが想像…思い浮かべる事が出来ないくらいのとーっても悪いことをした場合だね」
とーっても悪いこと…?
「んー…毎日夜中に起こさないように痛くないように、こっそり頭の毛を数本ずつ抜いちゃって銅貨ハゲ作っちゃうとか?」
「…うん、それはそれで地味に精神的に来る悪い事だね。
痛みなく抜くってすごい技術だと思うけど…やけに具体的に聞こえるなぁ?」
「うんとね、もう院からお外に出ちゃったお兄ちゃんがね、院長さまにやっててものすー…っごく怒られてたの。
あの時の院長さまはオーガに変身したってみんな言ってた。
…オーガ見たこと無いけどね」
院であったことを他にも話していたら、体がカチンコチンじゃなくなったタイミングで王さまがやってきた。
でも、なんだか…
「おお…ルーカスよ、ようやっと念願が叶ったようじゃな…」
「はい、やっと願いを叶えることができました」
わたしがあることを気にしてるうちに、王さまはわたしたちの向かえの空いてるソファーに座った。
…どうしてだれも言わないんだろう?
「うむうむ…良かったのぅー…。
して、娘の名は何と言うのだ?」
パパを見る。
「シェリーと言う名です」
ママを見る。
「そうか…ではやるかのぅ、“我ライアン・ガリュードはシェリーを許可す”」
体に何かホワンとしたあたたかいものを感じた、けどそれよりも今は!
王さまの側にいる騎士さまを見る。
「陛下、娘の許可をありがとうごさいます」
部屋にいるメイドさんや執事さんを見る。
「ところで…先程からルーカスの娘の動きと今にも泣きそうなのが気になるのだが?」
「確かに変ですね…シェリー、どうしたんだい?」
「ど、どうしたって、パパもママもそれに他の人もどうして王さまがお口から血がたれてるのに、おどろいたり心配したりしないの?
王さま、もうどくじょうたいって出てるのに…」
『えっ?!』
「シ~」
ココに呼ばれ、自分の手のひらにいるココを見たらむらさきとみどりの色がまばらに見えるあめ玉を持っていた。
「あ、ココのげどくとかいふくができるあめ玉!」
「オ~」
「うん!王さまに、だね!」
ココからあめ玉を受け取ってふかふかソファーをぴょんっと勢い良く降り、向かえに座っている王さまのところに急いだ。
「はい、王さまこれなめて元気になってね?」
手のひらにあるあめ玉を王さまに差し出し、受け取ってくれるのを待った。
「…うむ…では、いただこうか」
手のひらのあめ玉へ王さまが手をのばしてあと少し、というところで王さまとは違う手がにょきっとのびてきてあめ玉をうばっていった。
あめ玉をうばった手を追って顔を見たら、この部屋にはいなかった知らないおじさんだった。
「陛下、毒味をせずに食べようとするのはいけません」
0
この作品は感想を受け付けておりません。
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
【一話完結】断罪が予定されている卒業パーティーに欠席したら、みんな死んでしまいました
ツカノ
ファンタジー
とある国の王太子が、卒業パーティーの日に最愛のスワロー・アーチェリー男爵令嬢を虐げた婚約者のロビン・クック公爵令嬢を断罪し婚約破棄をしようとしたが、何故か公爵令嬢は現れない。これでは断罪どころか婚約破棄ができないと王太子が焦り始めた時、招かれざる客が現れる。そして、招かれざる客の登場により、彼らの運命は転がる石のように急転直下し、恐怖が始まったのだった。さて彼らの運命は、如何。
転生後はゆっくりと
衣更月
ファンタジー
貧しい集落で生まれたリリは、生まれた瞬間から前世の記憶があった。
日本人特有の”配慮”に徹した赤ん坊を演じていたことで、両親から距離を置かれた挙句、村人からも「不気味な子」として敬遠されることに…。
そして、5才の誕生日に遠くの町に捨てられた。
でも、リリは悲観しない。
前世の知識チートは出来ないけど、大人メンタルで堅実に。
目指すは憧れのスローライフが出来るほど、ほどほどの守銭奴としてリリは異世界人として順応していく。
全25話(予定)
アリエッタ幼女、スラムからの華麗なる転身
にゃんすき
ファンタジー
冒頭からいきなり主人公のアリエッタが大きな男に攫われて、前世の記憶を思い出し、逃げる所から物語が始まります。
姉妹で力を合わせて幸せを掴み取るストーリーになる、予定です。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
好きな人に『その気持ちが迷惑だ』と言われたので、姿を消します【完結済み】
皇 翼
恋愛
「正直、貴女のその気持ちは迷惑なのですよ……この場だから言いますが、既に想い人が居るんです。諦めて頂けませんか?」
「っ――――!!」
「賢い貴女の事だ。地位も身分も財力も何もかもが貴女にとっては高嶺の花だと元々分かっていたのでしょう?そんな感情を持っているだけ時間が無駄だと思いませんか?」
クロエの気持ちなどお構いなしに、言葉は続けられる。既に想い人がいる。気持ちが迷惑。諦めろ。時間の無駄。彼は止まらず話し続ける。彼が口を開く度に、まるで弾丸のように心を抉っていった。
******
・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる