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一章「異世界に転生した」
絶対にメス堕ちなんてしない
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「もういいだろう。お前は負けるんだ。その快楽にな」
「コイツでイかせてやろう」
最後の一振りをしたところでその手は止まった。
「えっ?」
そしてその寸止めのところで俺からディルドを引っこ抜き、別の道具を手に持った。それはどうもベルト状の何からしい。でも金属でできているし、穴も棒もついている。
「でもいかせるのは僕のナニじゃないと嫌だからね。我慢してもらうためにシノブには貞操帯を使って忍んでもらおうと思う」
「て、ていそうたい?」
「そう君の純潔を守るための道具さ。当然、絶頂に達することのないように調整した棒を設置している。媚薬は塗ってあるし、奴隷紋も発動しているから君はその寸止め状態をしばらく楽しむことになるのだよ」
凶悪過ぎる。でもこれで今日はメス堕ちする機会は絶対にないことに安堵すべきなんだろうな。
「それじゃ嵌めてあげよう」
ゆっくりと男は俺に貞操帯なるものを装着していく。からだは火照ったままだし、気持ち悪い。股を触ってどうにかしたいのにそれもかなわないもどかしさに頭がどうにかなりそうだ。
「それでは君には今から罰を与えないとね」
「ばつう?」
「さっき逃げ出そうとしたことに対しての罰だよ。奴隷紋を発動させながらのむち打ちで勘弁してあげよう」
男は奴隷紋を発動させた。抵抗しても何も聞いてくれるはずなどない。しかも拘束の状態もつるされるものに変わって辛くなった。
「ちょ、やめ……」
「やめるはずなんてないだろう。辞めたらそこで罰じゃなくなるんだから」
一気に奴隷紋が発動されて、声にならない声を上げるしかなかった。いたみはもちろん、薬のせいで快楽も同時に振ってくるのだ。頭は混乱して追いつかない。脳がショートしそうだ。
「どうだい。最高の気分だろう。でもこれじゃ終わらないんだよ。だって君がこれから鞭うちも味わうんだからね」
「それってどういう……」
抵抗できる体制でもないし、受け入れるしかない。その痛みと快感を。鞭が飛ぶたびに自分の血肉が飛んでいるのも分かる。強烈な痛みと強烈な快感が混在していて脳が焼ききれそうだ。何も言えない。息もできない。本来、相容れない二つが融合しておかしい……。
「や、やめて」
「やめろと言われて辞める馬鹿がどこにいるというのか」
どうやら無理らしい。俺はむなしく僅かばかりの悲鳴と快楽に興じるしかなかった。すべてが終わり、拘束を外されたが、自分で立つ力は残されておらず、その場に倒れkんだ。
「では君にはこのまましばらくいてもらうのもいいと思うのだが、これだと屋敷の中が汚れてしまう」
男は様々な要因でぴくぴくしている俺に何か液体を振りかけた。すると、痛みと快感が引いた。いや、快感は半分くらいになったと言うべきか。いずれにしても立ち上がることが出来る程度には回復した。
「これは……」
「回復薬。ポーションと言われるものだ。よく効くだろう」
確かによく効く。でも絶対に高いだろこれ。
「奴隷がいらぬ心配をするもにじゃない。これを入手するのは確かに一般ではなかなか難しいだろうが、僕なら問題ない」
疑問には自分から答えてくれた。まったく親切なことだ。それにしても今日はどうなるのだろうか。いや今日はではなくて、これからどうなるのだろう。不安でしかない。快感は常だ。そんななかで思考もまとまるはずもなく、呂律だって正直怪しい。これでどうしろっていうんだ。貞操帯なんてものまで嵌められて、俺はこれからどうなってしまうんだろう。
この僅かな時間での調教で、俺は絶対に逃げられないことを知った。快楽には正直、抗えないことも分かった。でもだからと言って、快楽をそのまま受け入れるのは間違っていると思う。
「快楽に耐えきったみたいな表情をしているね。でもそれは間違っていると思うよ。君には確実にメスになってもらう。僕の望む通りのね。そこに至るまでは絶対にしない。そこにいるための壊れない程度の調教の始まりでしかないんだ。それに今日はお仕置きの一環として拘束具を付けたままで寝てもらう、場所は檻だ。犬小屋みたいな狭さだけど、モノである奴隷の懲罰にすら屋根を用意するんだもん。僕の優しさだよね」
この男には絶対に従いたくない。でもそうせざるをえない。悔しい。だから抗う。コイツの前で絶対にメス堕ちなんてしてやらない。俺はおとこなんだから。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ここまで読んでくださりありがとうございました。一旦これで終わりとなります。評価が高くなるようであらば続きが書かれると思います。なお今作は、かなり久しぶりに書いた短編ですので荒い部分が多々あるかと思いますが、そのような状態にもかかわらず、ここまで読んでくださった皆様には感謝しかありません。
ちなみにワタシはR18に完全に振った作品はこれが初めてです。
「コイツでイかせてやろう」
最後の一振りをしたところでその手は止まった。
「えっ?」
そしてその寸止めのところで俺からディルドを引っこ抜き、別の道具を手に持った。それはどうもベルト状の何からしい。でも金属でできているし、穴も棒もついている。
「でもいかせるのは僕のナニじゃないと嫌だからね。我慢してもらうためにシノブには貞操帯を使って忍んでもらおうと思う」
「て、ていそうたい?」
「そう君の純潔を守るための道具さ。当然、絶頂に達することのないように調整した棒を設置している。媚薬は塗ってあるし、奴隷紋も発動しているから君はその寸止め状態をしばらく楽しむことになるのだよ」
凶悪過ぎる。でもこれで今日はメス堕ちする機会は絶対にないことに安堵すべきなんだろうな。
「それじゃ嵌めてあげよう」
ゆっくりと男は俺に貞操帯なるものを装着していく。からだは火照ったままだし、気持ち悪い。股を触ってどうにかしたいのにそれもかなわないもどかしさに頭がどうにかなりそうだ。
「それでは君には今から罰を与えないとね」
「ばつう?」
「さっき逃げ出そうとしたことに対しての罰だよ。奴隷紋を発動させながらのむち打ちで勘弁してあげよう」
男は奴隷紋を発動させた。抵抗しても何も聞いてくれるはずなどない。しかも拘束の状態もつるされるものに変わって辛くなった。
「ちょ、やめ……」
「やめるはずなんてないだろう。辞めたらそこで罰じゃなくなるんだから」
一気に奴隷紋が発動されて、声にならない声を上げるしかなかった。いたみはもちろん、薬のせいで快楽も同時に振ってくるのだ。頭は混乱して追いつかない。脳がショートしそうだ。
「どうだい。最高の気分だろう。でもこれじゃ終わらないんだよ。だって君がこれから鞭うちも味わうんだからね」
「それってどういう……」
抵抗できる体制でもないし、受け入れるしかない。その痛みと快感を。鞭が飛ぶたびに自分の血肉が飛んでいるのも分かる。強烈な痛みと強烈な快感が混在していて脳が焼ききれそうだ。何も言えない。息もできない。本来、相容れない二つが融合しておかしい……。
「や、やめて」
「やめろと言われて辞める馬鹿がどこにいるというのか」
どうやら無理らしい。俺はむなしく僅かばかりの悲鳴と快楽に興じるしかなかった。すべてが終わり、拘束を外されたが、自分で立つ力は残されておらず、その場に倒れkんだ。
「では君にはこのまましばらくいてもらうのもいいと思うのだが、これだと屋敷の中が汚れてしまう」
男は様々な要因でぴくぴくしている俺に何か液体を振りかけた。すると、痛みと快感が引いた。いや、快感は半分くらいになったと言うべきか。いずれにしても立ち上がることが出来る程度には回復した。
「これは……」
「回復薬。ポーションと言われるものだ。よく効くだろう」
確かによく効く。でも絶対に高いだろこれ。
「奴隷がいらぬ心配をするもにじゃない。これを入手するのは確かに一般ではなかなか難しいだろうが、僕なら問題ない」
疑問には自分から答えてくれた。まったく親切なことだ。それにしても今日はどうなるのだろうか。いや今日はではなくて、これからどうなるのだろう。不安でしかない。快感は常だ。そんななかで思考もまとまるはずもなく、呂律だって正直怪しい。これでどうしろっていうんだ。貞操帯なんてものまで嵌められて、俺はこれからどうなってしまうんだろう。
この僅かな時間での調教で、俺は絶対に逃げられないことを知った。快楽には正直、抗えないことも分かった。でもだからと言って、快楽をそのまま受け入れるのは間違っていると思う。
「快楽に耐えきったみたいな表情をしているね。でもそれは間違っていると思うよ。君には確実にメスになってもらう。僕の望む通りのね。そこに至るまでは絶対にしない。そこにいるための壊れない程度の調教の始まりでしかないんだ。それに今日はお仕置きの一環として拘束具を付けたままで寝てもらう、場所は檻だ。犬小屋みたいな狭さだけど、モノである奴隷の懲罰にすら屋根を用意するんだもん。僕の優しさだよね」
この男には絶対に従いたくない。でもそうせざるをえない。悔しい。だから抗う。コイツの前で絶対にメス堕ちなんてしてやらない。俺はおとこなんだから。
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ここまで読んでくださりありがとうございました。一旦これで終わりとなります。評価が高くなるようであらば続きが書かれると思います。なお今作は、かなり久しぶりに書いた短編ですので荒い部分が多々あるかと思いますが、そのような状態にもかかわらず、ここまで読んでくださった皆様には感謝しかありません。
ちなみにワタシはR18に完全に振った作品はこれが初めてです。
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