愛させてよΩ様

ななな

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1章

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私のくだらない嫉妬のせいでリオの睡眠を邪魔してしまった。
リオは空回った深読みをすると知っていたのに。
でも、私のせいで寝れないくらい悩んでいたと考えると期待してしまう。
運命の番ではないと言っておきながら、私の言ったことを間に受けて悩んでしまうなんて。
アルの弟から聞いた話じゃ、嫌われたと落ち込んでいたそうだ。
嫌うわけなんてないのに。
そういうことを聞くと、どうしようもなく愛おしく思う。
そんなことを午前中は思っていた。
だけど、やっぱりリオは私の婚約者と理解してないかのように隣のαに話しかける。
話しかけるだけではなく、私には見せなかった寝顔でさえ見せてしまう。
その上、今日の帰りはコソコソと近い距離で話す。
正直、羨ましい。
絶対に私とリオの方が長い時を過ごしてきたはずなのに。
私に対してはあんなことしてくれない。
本当に羨ましい。
帰ったら、どんな貴族かリオとどんな関わりがあったのか調べさせよう。
まだ、番になってすらいないのに嫉妬ばかりだ。
リオにどうしたら運命だと分かって貰えるのだろうか。
リオはまだ発情期がきてないから、αを感知出来ない。
いっそ、発情期にさせてしまおうか。
いや、それで他のαに取られたなんて許せない。
せっかく、今まで発情期が来ないようにリオのフェロモンを制御していたのに。
まだ、ダメだ。
ちゃんと婚約者としてリオが認めてくれるまで待つと決めたのだから。
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