9 / 13
少女漫画みたいな
しおりを挟む
どうしよう。
思ったより早く着いたから、葉月さんを待とうと思ってたのに、もういる。
でも、三十分前に来るなんて早すぎない?
てか、それより早く来てる可能性もあるか。こういうのって時間通りに行った方がいいのかな。でも、待ち合わせ場所にいるってことは行った方がいいよね。
それに早く着いたなら、一緒に入れる時間が増えるし!
「葉月さん。待ちましたか?」
「今、来たとこだよ。早いね」
今、すごいベタなことしてる。
少女漫画のワンシーンみたいだ。
「葉月さんの方が早いじゃないですか」
やられる側になるとは思ってなかったけど、きゅんきゅんするな。
もっと、研究してくれば良かった。
「楽しみで早く着いちゃった」
「俺もです」
うわぁー。ベタすぎる。
読んできた少女漫画そのままだ。
「制服も似合ってたけど、今日の格好すごい可愛い」
やばい。これはやばい。
可愛いってやばい。嬉しいけど照れる!
葉月さんもこないだとは雰囲気が違ってかっこいい。前髪が上がってるの好きだな。
「葉月さんも前髪、あげてるの似合ってます」
「楽しみで気合い入れ過ぎちゃった」
「かっこいいです」
やばい。葉月さん、可愛いな。
俺と会うのが楽しみで髪までセットバッチリしてくれたって思うと可愛いな。
見た目こんなにかっこいいのに中身が可愛いって反則すぎる。
「じゃあ、行こうか」
「どこ行くんですか?」
「着いてからのお楽しみ。着いてきて」
もうすでに楽しみなのにもっと楽しませてくれるなんて流石、葉月さん。
「じゃあ、どういうとこ行くのかだけ教えてください」
「夢で行ったことある所かな」
夢で行ったことあるって事は前世で行ったことあるってこと?
でも、細かくは覚えてないからな。
着くのが楽しみだな。
「そろそろ着くよ」
意外と近かったみたい。
駅の東口の方はいつも行かないからあんまり分からないな。
「ここ」
「映画館?」
「うん」
「初めて来た!いつも西口の方の映画館行ってたからこっちは初めて」
すごく古い。でも、前世に来てたってことは古いのは当たり前か。
壁には蔦があって絵本に出てきそうな洋風な感じ。ドアはステンドグラスの窓でレトロだ。ドアのすぐ横に木で出来た緑のベンチがある。
「何、観ようか」
何を選ぶべきなんだろう。
王道の恋愛? それとも最近、話題になっているホラー?
「葉月さん。ホラー大丈夫ですか」
「うん。映画館で観たことはないけど」
「じゃあ、こっちの映画にしませんか?」
映画館デートでホラーなんてと思うだろう。
だけど、ホラーのいいところは怖がったふりをしてくっつけるところ!
「ホラー映画、映画館で観るのは初めてかも」
「俺も家で観るのが多いかもしれないです」
葉月さんの初めてゲットしちゃった。
ホラー選んで正解だったな。
葉月さんの初めてゲットしちゃった。
ホラー選んで正解だったな。
くっついていい雰囲気にして告白するのが今日の目標。頑張るぞ!
思ったより早く着いたから、葉月さんを待とうと思ってたのに、もういる。
でも、三十分前に来るなんて早すぎない?
てか、それより早く来てる可能性もあるか。こういうのって時間通りに行った方がいいのかな。でも、待ち合わせ場所にいるってことは行った方がいいよね。
それに早く着いたなら、一緒に入れる時間が増えるし!
「葉月さん。待ちましたか?」
「今、来たとこだよ。早いね」
今、すごいベタなことしてる。
少女漫画のワンシーンみたいだ。
「葉月さんの方が早いじゃないですか」
やられる側になるとは思ってなかったけど、きゅんきゅんするな。
もっと、研究してくれば良かった。
「楽しみで早く着いちゃった」
「俺もです」
うわぁー。ベタすぎる。
読んできた少女漫画そのままだ。
「制服も似合ってたけど、今日の格好すごい可愛い」
やばい。これはやばい。
可愛いってやばい。嬉しいけど照れる!
葉月さんもこないだとは雰囲気が違ってかっこいい。前髪が上がってるの好きだな。
「葉月さんも前髪、あげてるの似合ってます」
「楽しみで気合い入れ過ぎちゃった」
「かっこいいです」
やばい。葉月さん、可愛いな。
俺と会うのが楽しみで髪までセットバッチリしてくれたって思うと可愛いな。
見た目こんなにかっこいいのに中身が可愛いって反則すぎる。
「じゃあ、行こうか」
「どこ行くんですか?」
「着いてからのお楽しみ。着いてきて」
もうすでに楽しみなのにもっと楽しませてくれるなんて流石、葉月さん。
「じゃあ、どういうとこ行くのかだけ教えてください」
「夢で行ったことある所かな」
夢で行ったことあるって事は前世で行ったことあるってこと?
でも、細かくは覚えてないからな。
着くのが楽しみだな。
「そろそろ着くよ」
意外と近かったみたい。
駅の東口の方はいつも行かないからあんまり分からないな。
「ここ」
「映画館?」
「うん」
「初めて来た!いつも西口の方の映画館行ってたからこっちは初めて」
すごく古い。でも、前世に来てたってことは古いのは当たり前か。
壁には蔦があって絵本に出てきそうな洋風な感じ。ドアはステンドグラスの窓でレトロだ。ドアのすぐ横に木で出来た緑のベンチがある。
「何、観ようか」
何を選ぶべきなんだろう。
王道の恋愛? それとも最近、話題になっているホラー?
「葉月さん。ホラー大丈夫ですか」
「うん。映画館で観たことはないけど」
「じゃあ、こっちの映画にしませんか?」
映画館デートでホラーなんてと思うだろう。
だけど、ホラーのいいところは怖がったふりをしてくっつけるところ!
「ホラー映画、映画館で観るのは初めてかも」
「俺も家で観るのが多いかもしれないです」
葉月さんの初めてゲットしちゃった。
ホラー選んで正解だったな。
葉月さんの初めてゲットしちゃった。
ホラー選んで正解だったな。
くっついていい雰囲気にして告白するのが今日の目標。頑張るぞ!
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
8
1 / 4
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる