11 / 14
俺を見て
しおりを挟む
キスをした時、前もここでしたことあるなって思った。
「葉月さん。昔もここでキスした?」
「うん」
「やっぱり。ちょっと懐かしい感じがしたから、また来ましょうね」
「次は怖くないのがいいな」
「葉月さんのことは俺が守るんで」
「じゃあ、おばけ以外からは僕が守るよ」
「そういえばさクリスマスって空いていますか? デートしたいです」
「もちろん! お家の人とかとは大丈夫?」
「兄も恋人と過ごすらしいので大丈夫です」
「じゃあ、24日にどこか行こうか」
「俺行きたいところあるんですけど」
「じゃあ、そこに行こうか。どこ行きたいの?」
「それは内緒です。楽しみにしててください」
「楽しみにしとくね」
「任せてください」
葉月さんと行きたいところは夢で何回も見た場所だ。クリスマスといえばって感じでベタかもしれないけど、絶対に行きたい。
プレゼントはどうしよう。
今までリア充を羨ましがってたけど、ついに出来た恋人。
リア充の仲間入りをしてしまった。
写真部の友だちに報告しないと。
明日は学校だし、部活中に言おう。
「実は僕、恋人が出来ました」
放課後、同じ学年の部活の友達2人に報告した。
『はぁっ!?』
「こないだ映画館デートして付き合うことになりました」
「クリスマス前だから、オッケーもらえただけだ。絶対そう」
「先に言っておく来年の夏までに振られる」
「違います。クリスマス前だから付き合うなんて高校生くらいだよ」
「てことは、年上か。羨ましい限り」
「来年はクリスマス、一緒に過ごそうな」
「来年も再来年も別れないから! で、2人に相談があってプレゼントは何がいいと思う」
「非リアの俺たちに聞くのか? 絶対に相談相手間違えてる」
「アニメではマフラーとか手袋が多い気がする」
「やっぱり? 俺が読んだ少女漫画でもそうだった」
「聞いて欲しい。ガチャで推しの冬服衣装が出たんだけど、一回だけマフラーの色を選べるんだよ。その後にそのマフラーをつけた推しが『最高のクリスマスプレゼントだよ』って言ってくれるんだよね。最高すぎませんか」
「それは運営が天才すぎる。推しが自分が選んだ物を身につけるなんて推しに直接貢げると同じ」
マフラーか。どういうのが似合うかな。
髪が茶色っぽいから、青系とか似合いそう。
「ありがとう。じゃあ、マフラーにしようと思う」
「幸せになれよ。クリスマスの間だけでも」
「おめでとう。すぐ別れると思うけど」
「2人も恋人できたら教えてね」
「うん。今の所できないと思うけど」
マフラーっていうのは決まったけど、どういうデザインがいいんだろう。
青系の中で選んで兄さんに大丈夫か聞いて決めよう。
「いいんじゃない?大人っぽくて」
「じゃあ、これにしよう」
「こないだのデートの相手?」
「うん。付き合うことになった」
「おめでとう。上手くいくといいな」
「うん!」
プレゼントが届いたし、後はデートの下調べかな。混んでるだろうし、時間はちょっと早い方がいいよね。
葉月さんと時間と待ち合わせを決めた。
いよいよ明日だ。楽しみだな。
葉月さんは覚えてるかな。
覚えてたらいいな。
時間はデートの30分前に行って葉月さんより先に着くようにする。
こないだ30分前なのにいたから、今回はそれより少し早く。
プレゼントは最後に渡す。
よし!予習はバッチリ。
そろそろ行けばいいかな。
「行ってきまーす!」
今から行けば35分前に着くはず!
少し急ぎ足で駅に向かった。
電車に乗って待ち合わせ場所に行く。
ちょっと早すぎて40分前に電車が着いてしまった。待ち合わせ場所に行って待ってよう。
「え?」
見間違いかな?
葉月さんがいた気がする。
早すぎない?
流石に見間違いだろうと思ってもう一度見る。
うん。間違いなく葉月さんだ。
いつから来てるんだ。
寒い中待っててくれるかもしれないから早く行こう。
それにしても早い。1時間前に行かないと先に来れないんじゃ。
「葉月さん!」
「優雨?早すぎない?」
「こっちのセリフです!」
40分以上前に来て待ってるなんて思いもしなかった。
「優雨より、先に来ていたいからね」
「俺だって、葉月さんより先に来てたかった」
「ふふっ。一緒にいれる時間が長くなって嬉しい」
「それは、俺もです」
反則すぎる。俺が喜ぶことばっかり言ってさ、しかもかっこいいし。
「それでどこに行くの?」
「行ってからのお楽しみです!着いて来てください」
「こないだのデートと逆だね」
「俺も葉月さんと行きたいところたくさんあるんです」
「楽しみだな」
駅から少し歩いた所にある大きな公園。
冬季限定でイルミネーションがやる。
夢ではすぐに帰ってしまったから、今回はゆっくり見たかった。
「ここです」
葉月さんがいきなり立ち止まった。
「葉月さん?」
「覚えてたの?」
「覚えてたというか、夢で見たんです。来たことありますよね?」
「うん。前世に病院の近くだったからね」
「病院?」
「いや、なんでもない」
「そうですか? 夢ではすぐ帰っちゃってたので今日はゆっくり見たいです」
「うん」
青と白に光るトンネルの中に入った。
思ったより、カップルは少なくてゆっくり見れそうだ。
俺は今日、絶対にやると決めたことがある。
手を繋ぐ。
「葉月さん。綺麗ですね」
「ね。綺麗だね」
葉月さんがあんまりにもこっちを見て言うから、自分に言われたようでドキドキした。
トンネルを抜けると写真が撮れるとこがある。
そこで写真を一緒に撮って、ライトアップされたクリスマスツリーまでの道で手を繋ぐ。
クリスマスツリーの近くでプレゼントを渡す。
上手くできるかな。
もうすぐトンネルの出口だ。
「このトンネルを抜けると写真撮れるとこがあるって一緒に撮りたいなって思ってて」
「いいね。撮ろうか」
「はい!」
トンネルを抜けて歩くと写真スポットについた。
ベンチの隅に赤い帽子を被ったリスとウサギがちょこんと座っていて可愛い。ベンチの手前にはアーチがあって光り輝いている。
雪の結晶や氷柱のイルミネーションが至る所にあって綺麗だった。
スタッフさんがいて写真を撮ってくれた。
「もっと近寄ってー、いいですね!撮りまーす」
近すぎる。恥ずかしい。
なんかめっちゃいい匂いするし!
「こちらでよろしいでしょうか?」
初めての写真。すごく嬉しい。
「はい!ありがとうございます」
「楽しんでくださいね」
「葉月さんに後で送るね!」
「うん。優雨、寒くない?」
「大丈夫です!」
「でも、真っ赤だよ」
「本当に大丈夫なんです」
「そう?」
さっき、葉月さんが近すぎて照れてしまっただけだし。
むしろ熱い。
待って、寒いを口実に手を繋げばよかった。
今なら、間に合う。
「やっぱり寒いから手繋いで」
「うん」
葉月さんは嬉しそうに手を握ってくれた。
よかったー。上手くいって。
後はプレゼントを渡すだけ。
「葉月さん。前に来た時はどんな感じだったんですか」
「前はね。そうだね。やっぱりね。そうだよね」
「どういうことですか?」
はてなが頭にたくさん浮かんだ。
マジで謎すぎて、葉月さんが心配になる。
「楽しかったよ。優雨がはしゃいでてたくさん写真撮ったな」
それきり、葉月さんは喋らなくなってしまった。
もうすぐクリスマスツリーのとこに着いてしまう。
この雰囲気で渡せるかな。
クリスマスツリーのとこに着いても結局無言で、心ここに在らずって感じで眺めてる。
何かあったのかな。
そろそろ、やきもきしてきた。マフラーを出しても気づかない。
ここまでくると起こりそう!
「葉月さん。今、デートしてるのは誰?」
葉月さんの首にプレゼントのマフラーを引っ掛け引き寄せる。
思ったより、力が入ってて顔が近くなった。
「俺だけ見て。今、葉月さんと付き合ってるのは俺でしょ?昔の俺より今の俺を見て」
マフラーをさらに引き寄せ、キスをした。
記憶があるなんて知らない。俺を見て。
「ごめん」
マフラーを綺麗に巻き直す。
「だめだよ。昔の俺より、今の俺を思って」
「うん。マフラーありがとう。すごく嬉しい。僕からはこれ」
小さな箱に入っている。なんだろう。
「ピアスだよ。よくしてるから好きなのかなって」
「本当?ありがとう!開けていい?」
近くのベンチに座って丁寧に開ける。
銀色の小さなピアスだった。
「綺麗!すっごく気に入った」
「よかった。優雨、好きだよ」
「いきなりすぎませんか。照れます。俺も好きです」
「葉月さん。昔もここでキスした?」
「うん」
「やっぱり。ちょっと懐かしい感じがしたから、また来ましょうね」
「次は怖くないのがいいな」
「葉月さんのことは俺が守るんで」
「じゃあ、おばけ以外からは僕が守るよ」
「そういえばさクリスマスって空いていますか? デートしたいです」
「もちろん! お家の人とかとは大丈夫?」
「兄も恋人と過ごすらしいので大丈夫です」
「じゃあ、24日にどこか行こうか」
「俺行きたいところあるんですけど」
「じゃあ、そこに行こうか。どこ行きたいの?」
「それは内緒です。楽しみにしててください」
「楽しみにしとくね」
「任せてください」
葉月さんと行きたいところは夢で何回も見た場所だ。クリスマスといえばって感じでベタかもしれないけど、絶対に行きたい。
プレゼントはどうしよう。
今までリア充を羨ましがってたけど、ついに出来た恋人。
リア充の仲間入りをしてしまった。
写真部の友だちに報告しないと。
明日は学校だし、部活中に言おう。
「実は僕、恋人が出来ました」
放課後、同じ学年の部活の友達2人に報告した。
『はぁっ!?』
「こないだ映画館デートして付き合うことになりました」
「クリスマス前だから、オッケーもらえただけだ。絶対そう」
「先に言っておく来年の夏までに振られる」
「違います。クリスマス前だから付き合うなんて高校生くらいだよ」
「てことは、年上か。羨ましい限り」
「来年はクリスマス、一緒に過ごそうな」
「来年も再来年も別れないから! で、2人に相談があってプレゼントは何がいいと思う」
「非リアの俺たちに聞くのか? 絶対に相談相手間違えてる」
「アニメではマフラーとか手袋が多い気がする」
「やっぱり? 俺が読んだ少女漫画でもそうだった」
「聞いて欲しい。ガチャで推しの冬服衣装が出たんだけど、一回だけマフラーの色を選べるんだよ。その後にそのマフラーをつけた推しが『最高のクリスマスプレゼントだよ』って言ってくれるんだよね。最高すぎませんか」
「それは運営が天才すぎる。推しが自分が選んだ物を身につけるなんて推しに直接貢げると同じ」
マフラーか。どういうのが似合うかな。
髪が茶色っぽいから、青系とか似合いそう。
「ありがとう。じゃあ、マフラーにしようと思う」
「幸せになれよ。クリスマスの間だけでも」
「おめでとう。すぐ別れると思うけど」
「2人も恋人できたら教えてね」
「うん。今の所できないと思うけど」
マフラーっていうのは決まったけど、どういうデザインがいいんだろう。
青系の中で選んで兄さんに大丈夫か聞いて決めよう。
「いいんじゃない?大人っぽくて」
「じゃあ、これにしよう」
「こないだのデートの相手?」
「うん。付き合うことになった」
「おめでとう。上手くいくといいな」
「うん!」
プレゼントが届いたし、後はデートの下調べかな。混んでるだろうし、時間はちょっと早い方がいいよね。
葉月さんと時間と待ち合わせを決めた。
いよいよ明日だ。楽しみだな。
葉月さんは覚えてるかな。
覚えてたらいいな。
時間はデートの30分前に行って葉月さんより先に着くようにする。
こないだ30分前なのにいたから、今回はそれより少し早く。
プレゼントは最後に渡す。
よし!予習はバッチリ。
そろそろ行けばいいかな。
「行ってきまーす!」
今から行けば35分前に着くはず!
少し急ぎ足で駅に向かった。
電車に乗って待ち合わせ場所に行く。
ちょっと早すぎて40分前に電車が着いてしまった。待ち合わせ場所に行って待ってよう。
「え?」
見間違いかな?
葉月さんがいた気がする。
早すぎない?
流石に見間違いだろうと思ってもう一度見る。
うん。間違いなく葉月さんだ。
いつから来てるんだ。
寒い中待っててくれるかもしれないから早く行こう。
それにしても早い。1時間前に行かないと先に来れないんじゃ。
「葉月さん!」
「優雨?早すぎない?」
「こっちのセリフです!」
40分以上前に来て待ってるなんて思いもしなかった。
「優雨より、先に来ていたいからね」
「俺だって、葉月さんより先に来てたかった」
「ふふっ。一緒にいれる時間が長くなって嬉しい」
「それは、俺もです」
反則すぎる。俺が喜ぶことばっかり言ってさ、しかもかっこいいし。
「それでどこに行くの?」
「行ってからのお楽しみです!着いて来てください」
「こないだのデートと逆だね」
「俺も葉月さんと行きたいところたくさんあるんです」
「楽しみだな」
駅から少し歩いた所にある大きな公園。
冬季限定でイルミネーションがやる。
夢ではすぐに帰ってしまったから、今回はゆっくり見たかった。
「ここです」
葉月さんがいきなり立ち止まった。
「葉月さん?」
「覚えてたの?」
「覚えてたというか、夢で見たんです。来たことありますよね?」
「うん。前世に病院の近くだったからね」
「病院?」
「いや、なんでもない」
「そうですか? 夢ではすぐ帰っちゃってたので今日はゆっくり見たいです」
「うん」
青と白に光るトンネルの中に入った。
思ったより、カップルは少なくてゆっくり見れそうだ。
俺は今日、絶対にやると決めたことがある。
手を繋ぐ。
「葉月さん。綺麗ですね」
「ね。綺麗だね」
葉月さんがあんまりにもこっちを見て言うから、自分に言われたようでドキドキした。
トンネルを抜けると写真が撮れるとこがある。
そこで写真を一緒に撮って、ライトアップされたクリスマスツリーまでの道で手を繋ぐ。
クリスマスツリーの近くでプレゼントを渡す。
上手くできるかな。
もうすぐトンネルの出口だ。
「このトンネルを抜けると写真撮れるとこがあるって一緒に撮りたいなって思ってて」
「いいね。撮ろうか」
「はい!」
トンネルを抜けて歩くと写真スポットについた。
ベンチの隅に赤い帽子を被ったリスとウサギがちょこんと座っていて可愛い。ベンチの手前にはアーチがあって光り輝いている。
雪の結晶や氷柱のイルミネーションが至る所にあって綺麗だった。
スタッフさんがいて写真を撮ってくれた。
「もっと近寄ってー、いいですね!撮りまーす」
近すぎる。恥ずかしい。
なんかめっちゃいい匂いするし!
「こちらでよろしいでしょうか?」
初めての写真。すごく嬉しい。
「はい!ありがとうございます」
「楽しんでくださいね」
「葉月さんに後で送るね!」
「うん。優雨、寒くない?」
「大丈夫です!」
「でも、真っ赤だよ」
「本当に大丈夫なんです」
「そう?」
さっき、葉月さんが近すぎて照れてしまっただけだし。
むしろ熱い。
待って、寒いを口実に手を繋げばよかった。
今なら、間に合う。
「やっぱり寒いから手繋いで」
「うん」
葉月さんは嬉しそうに手を握ってくれた。
よかったー。上手くいって。
後はプレゼントを渡すだけ。
「葉月さん。前に来た時はどんな感じだったんですか」
「前はね。そうだね。やっぱりね。そうだよね」
「どういうことですか?」
はてなが頭にたくさん浮かんだ。
マジで謎すぎて、葉月さんが心配になる。
「楽しかったよ。優雨がはしゃいでてたくさん写真撮ったな」
それきり、葉月さんは喋らなくなってしまった。
もうすぐクリスマスツリーのとこに着いてしまう。
この雰囲気で渡せるかな。
クリスマスツリーのとこに着いても結局無言で、心ここに在らずって感じで眺めてる。
何かあったのかな。
そろそろ、やきもきしてきた。マフラーを出しても気づかない。
ここまでくると起こりそう!
「葉月さん。今、デートしてるのは誰?」
葉月さんの首にプレゼントのマフラーを引っ掛け引き寄せる。
思ったより、力が入ってて顔が近くなった。
「俺だけ見て。今、葉月さんと付き合ってるのは俺でしょ?昔の俺より今の俺を見て」
マフラーをさらに引き寄せ、キスをした。
記憶があるなんて知らない。俺を見て。
「ごめん」
マフラーを綺麗に巻き直す。
「だめだよ。昔の俺より、今の俺を思って」
「うん。マフラーありがとう。すごく嬉しい。僕からはこれ」
小さな箱に入っている。なんだろう。
「ピアスだよ。よくしてるから好きなのかなって」
「本当?ありがとう!開けていい?」
近くのベンチに座って丁寧に開ける。
銀色の小さなピアスだった。
「綺麗!すっごく気に入った」
「よかった。優雨、好きだよ」
「いきなりすぎませんか。照れます。俺も好きです」
2
あなたにおすすめの小説
寂しいを分け与えた
こじらせた処女
BL
いつものように家に帰ったら、母さんが居なかった。最初は何か厄介ごとに巻き込まれたのかと思ったが、部屋が荒れた形跡もないからそうではないらしい。米も、味噌も、指輪も着物も全部が綺麗になくなっていて、代わりに手紙が置いてあった。
昔の恋人が帰ってきた、だからその人の故郷に行く、と。いくらガキの俺でも分かる。俺は捨てられたってことだ。
【16話完結】あの日、王子の隣を去った俺は、いまもあなたを想っている
キノア9g
BL
かつて、誰よりも大切だった人と別れた――それが、すべての始まりだった。
今はただ、冒険者として任務をこなす日々。けれどある日、思いがけず「彼」と再び顔を合わせることになる。
魔法と剣が支配するリオセルト大陸。
平和を取り戻しつつあるこの世界で、心に火種を抱えたふたりが、交差する。
過去を捨てたはずの男と、捨てきれなかった男。
すれ違った時間の中に、まだ消えていない想いがある。
――これは、「終わったはずの恋」に、もう一度立ち向かう物語。
切なくも温かい、“再会”から始まるファンタジーBL。
お題『復縁/元恋人と3年後に再会/主人公は冒険者/身を引いた形』設定担当AI /チャッピー
AI比較企画作品
優秀な婚約者が去った後の世界
月樹《つき》
BL
公爵令嬢パトリシアは婚約者である王太子ラファエル様に会った瞬間、前世の記憶を思い出した。そして、ここが前世の自分が読んでいた小説『光溢れる国であなたと…』の世界で、自分は光の聖女と王太子ラファエルの恋を邪魔する悪役令嬢パトリシアだと…。
パトリシアは前世の知識もフル活用し、幼い頃からいつでも逃げ出せるよう腕を磨き、そして準備が整ったところでこちらから婚約破棄を告げ、母国を捨てた…。
このお話は捨てられた後の王太子ラファエルのお話です。
あなたと過ごせた日々は幸せでした
蒸しケーキ
BL
結婚から五年後、幸せな日々を過ごしていたシューン・トアは、突然義父に「息子と別れてやってくれ」と冷酷に告げられる。そんな言葉にシューンは、何一つ言い返せず、飲み込むしかなかった。そして、夫であるアインス・キールに離婚を切り出すが、アインスがそう簡単にシューンを手離す訳もなく......。
結婚初夜に相手が舌打ちして寝室出て行こうとした
紫
BL
十数年間続いた王国と帝国の戦争の終結と和平の形として、元敵国の皇帝と結婚することになったカイル。
実家にはもう帰ってくるなと言われるし、結婚相手は心底嫌そうに舌打ちしてくるし、マジ最悪ってところから始まる話。
オメガバースでオメガの立場が低い世界
こんなあらすじとタイトルですが、主人公が可哀そうって感じは全然ないです
強くたくましくメンタルがオリハルコンな主人公です
主人公は耐える我慢する許す許容するということがあんまり出来ない人間です
倫理観もちょっと薄いです
というか、他人の事を自分と同じ人間だと思ってない部分があります
※この主人公は受けです
【本編完結】処刑台の元婚約者は無実でした~聖女に騙された元王太子が幸せになるまで~
TOY
BL
【本編完結・後日譚更新中】
公開処刑のその日、王太子メルドは元婚約者で“稀代の悪女”とされたレイチェルの最期を見届けようとしていた。
しかし「最後のお別れの挨拶」で現婚約者候補の“聖女”アリアの裏の顔を、偶然にも暴いてしまい……!?
王位継承権、婚約、信頼、すべてを失った王子のもとに残ったのは、幼馴染であり護衛騎士のケイ。
これは、聖女に騙され全てを失った王子と、その護衛騎士のちょっとズレた恋の物語。
※別で投稿している作品、
『物語によくいる「ざまぁされる王子」に転生したら』の全年齢版です。
設定と後半の展開が少し変わっています。
※後日譚を追加しました。
後日譚① レイチェル視点→メルド視点
後日譚② 王弟→王→ケイ視点
後日譚③ メルド視点
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*本編完結しました
そばにいてほしい。
15
BL
僕の恋人には、幼馴染がいる。
そんな幼馴染が彼はよっぽど大切らしい。
──だけど、今日だけは僕のそばにいて欲しかった。
幼馴染を優先する攻め×口に出せない受け
安心してください、ハピエンです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる