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波状攻撃爆散
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しおりを挟むだが、まだまだ認識が甘い。
甘ったるくて、砂吐くぞ?
「トーク無しにも出来ないよ」
いつものシークレットだと、健吾君所有のライブハウスなので、開催時のノリ展開は、本当にSPHY独特だからな。
特にシークレットだと、清牙と駆郎君のうっぷん晴らしで、とにかく荒れる。
清牙の体力お化けノリ展開でも、牙の奴らは喜んでついて来て、本能のままに力尽きる。
全力で歌いっぱなしでも、声枯れて、帰りの体力底を尽きても、奴らは喜ぶのだ。
大型ツアーともなれば、そんな変態ばっかりが、集まる訳じゃない。
牙だけの時とは違って、色んな客層来るのに、勢いだけでオラオラ突っ走るのも、ねぇ。
演出準備もあるし、ステージ転換もあれば、途中の機材チェックに、客の緊張を適度に緩めて効果増強も狙わなければならない訳で。
トーク時間が、合間合間に必要なのは間違いがない。
そこで清牙を見てからの、一斉に舞人君に集まる視線。
まあ、清牙にトーク任せるのは、不安通り越して暴挙だよね。
気持ちは分かる。
「俺? いや、新規の客もいるなら、お目当ては当然、清牙だろ?」
「清牙に話させると、アレだし」
「「「「「アレですね」」」」」
スタッフ総出の、統一した意見だった。
何言うか分からん上に、まともな日本語かも怪しい。
大人で変態な、懐深い、牙だけが相手じゃないので。
日本で公に正道として公演する以上、最低限の、意思疎通がとれる日本語は必要。
色々な法律順守の意味でも。
「まあ、清牙が喋り出すのは仕方がないとして」
「おい」
煩い、獣清牙。
「舞人君が時々清牙と駆郎君を諫めつつ、清牙からの途中メンバー紹介入れて、その後舞人君が引き継いで、時間稼ぎのお喋りするのは有りじゃない?」
「ないない」
舞人君が全力で嫌がってます。
「でもさぁ。生命力の塊の清牙はともかく、バンドメンバーどうすんの?」
そこはどうなるか、現段階では不明か。
「まあ、駆郎君も舞人君も、まあ、清牙のノリに慣れで大丈夫なんだろうけど。興奮のまま全曲休み無しで、サポートやらスタッフが、演奏補助取り組めますかって、話なのよ。曲ごとの楽器切り替えもあれば、楽器に選って曲に選ってのスピーカー切り替えに、切り替えたスピーカーの音調整もある訳じゃない。初見の客に、オラオラ加速するままに疾走し続けるライブ展開は、いつもの勢いは、さすがにキツイ。緩めるところ緩めないと、早い段階で最絶頂きて、牙以外の客が置いてきぼりで、後は失速するだけじゃん。最後、無駄に元気な清牙と、変態集団牙達しか吠えてない結果になりかねないよ?」
終わりが力尽きてヘロヘロ垂れ流しなんて、締まりがなさ過ぎる。
SPHYは特に、ダカダカテンション上げてくの多いし。
適度に上げて下げて緩めるのが、楽しいのだ。
10分20分で終わるならともかく、あげっぱなしで2時間以上走りっぱなし?
無理だってば。
「歌に集中したいなら、要所要所で花火じゃない? 演出効果は分かり易くて高いよ」
「経費も高いですけど」
まあ、安全装置とかその対策とか、まあ、それは仕方ないよね。
火薬使うんだから、その道のプロや国家資格者必須。
資格保持者使うと、金、馬鹿みたいに掛かるもんねぇ…。
「清牙に安全にお喋りさせる、設定、セリフ「ガチガチに決めんなよ」」
ですよねぇ。
「清牙はノリと勢いで生きてるからな」
「獣の本能で生きてるよね」
まあ、お仲間2人とも、内容は同じですよ。
誰も否定せんけど。
「結局、何がしたくないの?」
「歌以外」
「演奏以外」
我が儘小僧が、常に2人もいる。
主要メンバーなのに。
「別に、宙吊りで会場回れとは言ってないでしょうに」
「歌うのに集中させろ!」
分かってるってば。
後分かり易い演出と言えば、見た目、でしょ。
「SPHYって、衣装全くないから、特別で作って限定で衣装替えやれば、盛り上がるんじゃない?」
「絶対やだ」
「同じく」
どうしてそこの小僧共は、そう云うところで仲が良いのか?
「ライブに限定Tシャツは定番「絶対着ねぇからな」」
ああ、我が儘。
「そう言えば、清牙さん、いつも似たような格好だね」
玲央君の言葉に、皆溜息。
「セイちゃん、極度の暑がりで、薄くてスースーする服しか、着たくないの」
希更の言葉に、流石の玲央君も苦笑い。
「下は?」
「そこは、厚い生地はやっぱり嫌いだけど、肌触り重視。ついでに言うと幅広の使うと「キシャアアア」」
そこで威嚇するのか?
「細い足が強調されて、嫌なんだって」
希更、容赦ないね。
皆言葉濁して黙ってたのに。
まあ、希更以外が言えば暴力に発展したかもしれないが、言ったの、希更だし。
清牙は基本、美凉華と希更のお馬鹿発言には呆れて大笑いしても、怒らない。
何か言わせるなら、この2人に限る訳、なのだが…。
「全体的に細いから、足だけ気にしても意味ないのにね」
さらに希更の追い打ち。
清牙が机に力尽きる。
「でも、売上考えても、ファンの要望期待考えても、ライブTシャツないのは、有り得ないでしょ」
ですよねぇ。
流石息子様、分かっていらっしゃる。
「一体感欲しいし、絶対欲しい」
取り敢えず「〇」の所に「ライブTシャツ」追記。
「ぜってぇ着ねぇ」
「いや、お仕事だからな」
舞人君の言葉にも「キシャアアア」の威嚇音。
「別にライブ全部で常に着てろって、言ってんじゃないのよ。最初だけとか、アンコールだけとかで、数分着てれば良いじゃない」
「やだ」
我が儘王子が。
「終わって脱いで投げれば、お嬢さん達が歓喜の雄叫び上げるけど?」
「絶対しねぇ」
ホント、唯我独尊。
そこに玲央君の笑い含んだお言葉。
「そんなに嫌がってるんだったら、清牙モデルとか言って、オリジナルデザインのサテンシャツとか、シースルーシャツ出したら?」
あ、それは考えてなかった。
「スケスケでスルスルでツルツル?」
擬音ばっかで如何わしいが、希更の言う通り、そんな感じ。
「あみあみでも良いんじゃない?」
玲央君のその言い方もどうかと思うが、ざっくり網の最早紐…なんか、そんな人、いたね?
デザインによっては、2番煎じ言われかねないので、素人には無理案件。
これは完全にメグさん案件だね。
「〇」の所に「清牙モデルシャツ(メグ)」の追記。
「そこまでするんなら、皆作っちゃえば?」
希更の言葉に更に追記。
「舞人モデル 駆郎モデル Tシャツ」
書いたところで、駆郎君が嫌そうに告げる。
「俺、デザインなんて出来ないんで、『着用モデル』に変更して下さい。一曲なら着てもイイです。着心地良ければ通しでも」
我が儘とは言えないレベルの自己主張。
またを言えば、自分の仕事を増やさない為の安全対策。
衣装に関して、絶対に関わる気が無いらしい。
仕方ないので書き直し。
「じゃあ、逆に、なんならしたいの?」
その言葉に、復活した清牙の言葉。
「客の反応は見たい」
ああ、まあ、気持ちは分かるんですけどね。
「音ズレ、どの程度あるんですかね? 音割れ、反響、最大音量、周辺状況、契約でも変わる訳でしょ」
そこはまあ、会場広いからね。
「左右で前と後ろのスピーカー聞こえるようにして、音確かめながら演奏やってるのもあるらしいけど、アレ、耳の負担半端ないからお勧め出来ない。実際に満員にして熱狂状態でとかになるとまた、環境が馬鹿みたいに変わるし。所詮スピーカー音だからね。会場の客全員が耳にしている音って事にはならない。場所もそうだし、1人1人の身体状況とか、聞こえ方にばらつき出るのは避けられない。普通にスピーカー耳に差しっぱなしってだけでもアレだし、精々の目安程度に、そこまでするのはどうよと、私は思いますが?」
耳の色々問題は、ミュージシャンには切っても切れない職業病。
大型施設だけに、機材問題進行問題もあるから、左右で、音響と総合指示スピーカーにしなければならないのかも、だけど。
腕筋関節骨とか、もう、全身で戦ってるよね。
まあ仕方ないので、「〇」の所に「音ズレ確認」そして「×」の『顔が見えない反応が分からない』に『見たい』を追加。
「どうしてもってなら、スタッフ増やして、観客定点位置に配置して、音響確認しつつ、本部で調整とかすれば良いんでない?」
金手間暇に、音響スタッフの現場負担、半端ないけど。
そこに、ここまであまり意見を言わなかった舞人君が口を開く。
「スタンド、どうしても前面スクリーン頼りだろ? 真ん中に舞台置いてって出来ないんか?」
それな。
皆、考えるんだよ。
大抵の所が、メインとは別に小さな後方ステージ設けてやるけど、結局は最初っから最後までの円形中央ステージになっていくんだよね。
そして本体の体力落ちると、大移動が出来なくなるので前方ステージだけで終わる。
ある意味戻る。
まあ、中には演出拘って、仕掛け拘って、演出効果最優先で、本人達の演奏歌位置、全く気にしないのもいるけど。
「アリーナ席の旨味が無くなるけど?」
近いお高いの優越感が無くなる、客心理、だよね。
その辺の情操教育が間違っているんじゃないかと不安になる、玲央君の言葉でもある。
ある意味、その年でそこまで考えてるのは、かなり賢いけど。
まあ、先を見て、お父様達の仕事を見てきた結果と言えば、それまで…なんだけど。
「まあ、その分、ステージ近い順の金銭順位にすれば良いんだけどさ」
初っ端から値段釣りあげてくのもねぇ?
最近売れてきて調子こいてんなぁと、叩かれるぐらいは、まあ。
問題は、演出安全性と、出てる人間の負担だ。
円形だと常に客の目が合って逃げ場がない、全方位。
出入りが難しい上に、隠し場所がないので、演出上の細工もし難い。
スタッフの作業も全部、丸見えになってしまう。
勿論、せり上がりとか上から降りるなどのやり方はあるにはあるけれど、前だけ気にしていればいい時と全方位視線を気にしての演出では、出てる人間の負担が何百倍にも跳ね上がる。
それ換算しなければならない演出、ステージ効果も、初心者にどうしろと?
大前提として、規模がおかしい。
普通の芝居でも、大きくても2千、だからね?
それ考えると、もう一桁以上になる、ミュージシャン、半端ねぇよ。
考える方も細かく気にしなきゃいけないので大変だし、セットの設備入れ替え段取りも、馬鹿みたいに確認事項が膨れ上がる。
小細工隠し誤魔化しが、ほぼほぼ出来ない。
なのに、コンマ切り替えの技術転換を求められて、失敗すれば丸わかり。
ましてや今は、撮影器具でもあるスマホ解禁時代。
記録がばっちり残ってしまう。
ちょっとのやらかしで大炎上。
初っ端で問題が起きないなんて事は確実に有り得ない。
けれど、壮絶なのはもう、致命傷通り越して伝説と化す。
そんな負の伝説は正直いらない。
牙が、SPHY関連が、それはそれで面白がりそうなメンバーである事も、間違いないんだけど、さぁ。
大きすぎる失敗は伝説言い切れば良いけど、そこそこの失敗は後引くよ?
それこそ十年単位で引き摺る事態にだってなりかねない。
「円形ステージはセットが大掛かりになる上に、演出仕切りが細かくなる。それこそガチガチ。それに加えて、客席潰すから、集客減る。儲けも減る」
折角大収容、生で見たいの、声、希望飲んでのライブなのに、それじゃ、意味なくない?
「その上全方位客。演出も難しくなる。ノウハウ完全に受け継いでまねっこ「やだ」」
ですよねぇ。
溜息吐きつつ、ホワイトボード引っ繰り返して、適当な円を描く。
そしてバックボード書き込んでスタンド席書き込んで、前面スクリーンを書きこむ。
そこに軽い四角でアリーナ席迄書いてから、簡単説明。
「ドームなら当然スタンド下に投手交代とかの開閉口あるから、そこから入ってきてスタンド前に特設ステージ作っちゃえば、上がってスタンド側向けても演奏は出来る。けど、移動、めっちゃ大変だよ。死角ナシで、体力勝負だよ?」
まあ、見えている会場内と地下移動通路と、ひたすら全力疾走で移動しているところは結構いる。
地下通路では移動車だって活躍する。
「Elseedだと、アンコールで高級オープンカーで出てきたりとか、サポートメンバーで会話演奏で繋いである間に、スタンド前の小さめステージに移動して、2曲くらいやって、アンコールでメインステージ戻ったりとかしてた。けど、ぶっちゃけ、スタンドからだと上げようが寄せようが、どうしても近くなり様が無いし、バックネット邪魔。なんで、全面スクリーンで私は充分ですがな」
「姐さん、本人目の前に秒で蕩けてたあんたが言うのか?」
ほっとけよ。
本人目の前にするのと、米粒で見るのでは話が違う。
「そもそも、舞人君は固定じゃん。ドラムセット動かせないし」
「いや、2つセットしておくくらいは」
「演出バレバレです。ああ、ここで後で歌うんだって」
その言葉に会議が静まり返る…のは一瞬。
「でも、私なら、後でここに、近くに来てくれるんだって思ったら、嬉しくてワクワクしちゃうけど?」
純粋な娘さんの言葉に空気も緩む。
まあ、考え方次第なんだよね。
「私らの世代は、結構大掛かりなセットに慣れ切ってるから、演出効果が無いと、それで終わりかよって思っちゃう奴らも出てくるだろうなって話」
恐竜暴れたり、メリーゴーランド回ってたりとかも、してたしなぁ。
「それは、俺らの曲で黙らせればイイ」
出ました。
清牙の唯我独尊。
まあ、牙は間違いなく黙るだろうけど。
「そもそもが、初めての試みなんだし失敗はつきもの。その上で言わせて貰うけど、いきなり色々は無理」
最初だからこそ、シンプルに行くべきでしょ。
特に、我が儘小僧2人が、歌と演奏以外したくないとか我が儘こいているんだし。
「屋外は無しを提案します。ここまでナイナイ尽くしで来てると、天候不良と戦うだけの基礎が無さ過ぎ。どう転ぶか分からない悪天候にまで、適宜に対応出来るとはとても思えない。問題は会場だけでなく、公共交通機関に宿泊施設に迄話飛ぶよ。手探りで全部が全部? 状態で、そこまで面倒は見れんでしょ。最悪、中止連発引き起こす危険考えれば、最初なんだし、屋内だけを想定するべきだと思う」
天候は誰にもどうしようもないんだし。
「それもあるが、屋外のが、集客出来るからって、言われてんだけどな」
舞人君の嫌そうな言葉に、清牙と駆郎君も更に嫌そう。
屋外の方が会場広くとれるしね。
そら、天気が味方に出来て、効率選ぶなら、そうなる訳で。
「でも、その分、音響で失敗して扱き下ろされてるの、山程いるよ」
それこそ、ドーム開けた状態での失敗とか、本気で馬鹿ばかしい。
騒音気にして音が聞こえないとか、よく聞く。
せめて天候関係なく閉じとけ。
それだけで騒音問題、だいぶ和らぐんだから。
「こっちの努力準備でどうにも出来ないのが天候だよ。煩型はともかく、最初から全部は欲張り過ぎ。なにより、天候中止の損害回収の方が、正直痛いでしょうに。どこが、責任持ってくれんの?」
ただでさえノウハウ無くて外部に頼り切りな状況、トラブル解消しながらの公演で、清牙達が納得出来るように完結出来るのかとか、無茶振り通り越して無謀。
その上での失敗に、天文学的な借金だなんて、漫画じゃないんだからごめん被る。
「千を越える大規模は勿論ですが、屋外での音響機材も、ウチにはノウハウが全くありません。フェスは基本、スピーカーはともかく、その他は現場の機材繋ぐだけでやってきてるので。大規模に対応ってだけでもアレなんで、こっちとしても、初回くらいは、屋内に限定していただけると有難いです」
遠野さんの言葉に、清牙も頷く。
「そこは遠野と、協力演出チームに任せる。健吾」
「黙らせます」
まあ、それしかないよね。
最初からいきなり色々は出来ない。
底意地の悪い、伝手とノウハウ持ってる上を突っぱねている以上、ある程度の最低ライン格上げは必要になってくる。
だけど、その他大勢まではどうか?
「途中地方ライブハウスでのシークレット入れるにしても、スケジュール的猶予は絶対に入れないと、体力だけじゃなく、機材トラブルの問題もあるし、運搬保管メンテ問題もある。そこも要相談だよね? どこからどれだけ公表してどの段階でどんな方法でチケットを売るのかの、算段もあるし」
出来れば、大型で抽選漏れた人から中心にシークレットで掬い上げてはいきたいけど、そこまで上手く収める方法が現状あるのか…。
嫌そうな清牙を見れば、思いっきり睨まれる。
「面倒臭ぇ」
私の所為じゃないでしょうが。
「歌だけ歌ってたいんだよ、俺は!!」
「同じく演奏」
だからね、そこの我が儘小僧共?
「俺の歌が聴ければ満足だろうが!!」
牙と、これまでライブに行きたくても行けなかったファン層は、それで十分なんだろうけどねぇ。
なにしろ、初の試み、初めて尽くし。
考えれば考える程きりがない。
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