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波状攻撃爆散
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しおりを挟むライブ定番グッズって、なんだっけ?
「Tシャツタオル、後は購入品詰め込む袋。使い回し出来る縫製か、使い捨てのビニールか、その両方か。後キーホルダーも…ピットブル出来ればそれで。それだけじゃ、女子がアレかもだから、3人の2頭身キャラもどこかに外注。あんま可愛いとアレだから、生意気な感じで」
後、なんかあるかねぇ?
「アクリルプレートとか、プログラム? チャリティーグッズ? 特別公演用の限定グッズも作らなきゃならないんだっけか。間に合うの?」
「間に合わせるよう工場押さえてますが、デザインが決まらないと」
ですよねぇ。
「公式用のノーマルピットブルと、2頭身キャラ。今回ツアー用のピットブルに2頭身キャラ。とりあえず計8種。コレかなり急ぎで」
「色は赤オレンジ黄色辺りですか?」
「その辺りでTシャツも作ろう。もう面倒だから、全面アルバムジャケットの『感謝』そのまま使って、背面ツアーピットブルで良いんじゃない? それプラスの3人デザインバージョンで」
各デザインバージョンを販売数限定してしまえば、受注遅れや、ちょっと間に合いそうにない感じになっても、先出のTシャツ数用意してあれば、誤魔化せる筈。
最悪「限定」銘打って、全然間に合わないなんてこっちの事情は黙ったまま、予約販売出来ませんと言い切ってしまえば、当日会場売りが混乱しても、なんとかなる、筈!
「その色でお家帰るの、結構アレじゃない?」
玲央君の発言に、我に返る。
確かに。
幾ら皆で着れば怖くないでも、地方細分化して移動して行く事考えると、アレだよね。
原色の赤オレンジ黄色は、1人で着るには勇気がいる、かも。
特に牙、野郎ばっか…。
行く時は、結構な勢いのアドレナリンが良い感じに動いているけど、終わった後は…。
やり切った上での、公共機関になかなかたどり着けない疲れ疲労感で、投げやりになってるから、そっちもある意味大丈夫?
いや、余計、精神的苦痛が募る?
どっち?
「黒白グレー辺りでも作る?」
冷静な大人が着やすいように。
「Tシャツ7種類にサテンシャツ2種で良いですか?」
「いや、特別公演用にも種類作ってた方がいいと思う。Tシャツ2種にサテン1種は」
「多い、ですね」
だよね。
「でも、作れば売れるよ」
「間に、合わせるしかないですね。メグ」
「それに関しては小鳥遊に宜しく」
突然集まってきた視線に、分かり易く青褪める彼。
「基本デザインはさっきので行けるから、細かい調整と、この3人デザインを頑張れ」
え?
自分が頑張るんですかと、汗が流れ始めてるが、それはもう仕方がない。
やる気の欠片も、その熱意も経験も一切ない、現在座っているだけの清牙と駆郎君は、モノの役にも立たないのは分かり切っているので。
「舞人君、何か案は?」
「いきなり振られても」
いや、前回からちょっとは考える間があった。
何か、ひねり出せ。
「まあ、アルバムジャケットデザインとツアー連動させるってなら、俺らのオリジナルデザインは、文字じゃない方がいいかもな」
そうだねぇ。
全面に前衛的な「感謝」文字デザイン来るなら、それをさらに複雑に弄るか、ソレ完全に外すかの、どっちかだろう。
清牙のサテンは文字デザインって、かなり微妙。
だからって、それを弄るのもなんか違うし、完全に外した方が良さそうな気もする。
「どうせならいっそのこと、俺ら全員動物化するか?」
舞人君の何気ない一言。
だけど…。
清牙は特に、獣そのもの…。
「清牙のは、長い舌出して、レロレロさせながら、怒り狂ってればいいと思う」
「「「「「ぶふっ」」」」」
皆納得の模様。
目付きが座ってる人が、パン口に押し込んでモグモグしてるが。
「じゃあ、清牙は猪っぽい蛇で決定か」
メグさん、そんな無茶言い切るんですね。
架空動物です。
でも、それが、らしい。
「サテンシャツも蛇柄にワンポイント蔦とかで、その辺弄って」
メグさんの続けられた言葉に、小鳥遊君は慌ててスマホ出してポチポチ。
「駆郎君は兎が良い!」
そして、娘さんの大胆発言。
駆郎君、顔引きつってますが?
「じゃあ、腹黒真っ黒兎で、爪研いどこう」
メグさん、あなた、いつもそう云う風に、駆郎君見てるんですね?
「舞人はじゃあ、ゴリラにでもしとけば?」
駆郎君、自分が兎にされそうなんで地味に八つ当たり。
「いや、まあ、俺は何でも…なんで?」
「ドラミング」
「「「「「ぶふっ」」」」」
まあ、分かり易い。
「それだけじゃ淋しいから、雷刺しとく、か」
メグさん?
「デザインはそれで、2頭身キャラも含め、作っておきます」
あ、なんか、今、決定したっぽい。
社長が断言したのだから、そう。
それしかない。
「赤オレンジ黄色黒白グレーで、『感謝』デザイン文字全面、背後ツアーピットブルの6種に、特別公演用に2種」
そこまで言って、健吾君の視線がメグさんに。
「特別公演用、デザインは?」
「前後ろ逆転じゃ」
「「「「「却下」」」」」
主要三人以外の即答に、メグさんが、アシスタントの男の子を見る。
男の子は青褪めた汗だくの顔でオロオロ。
それでも何か思いついたのか、引っ張り出したメモ用紙に何か書きつけてメグさんに渡す。
「また、アニメチックなの描いたねぇ」
笑いながら中央に差し出されたのは、大型の犬の絵が爪で引き裂かれたものと、ちっちゃな猪とウサギとゴリラが走ってる絵。
さっさと書いたにしては大変上手である。
小っちゃい方の猪、よく見ると長い舌出してますね。
ウサギは後ろ立ちで爪がある。
ゴリラはカクカクした槍背負ってる感じ。
「もう、動物キャラ、コレで良くね?」
「じゃあ、それで」
健吾君の言葉に青褪めて後ろに下がる男の子。
マジですか?
今さっさと走り書きしたような、それっぽいのを適当ですよ?
もごもご言うな?
首を振り続けてますが、うちの社長が決定しちゃってるし。
って云うか、他所に頼む手間が省けるし。
そのまま健吾君はそれで決定とばかりに、おろおろする男の子を視界の外に。
「こっちの切り裂かれたピットブルが背中で、前の裾か胸元に、このちっさいの乗っけますか」
「私、裾が良い」
メグさんの一言に決定。
主要3人が絡まないと、決定が速い不思議。
「そして残りが、猪蛇が4種サテンと、爪兎と雷ゴリラの10種で良いですか?」
「清牙は2種で良くない? ノーマル公演と特別公演用で」
数多過ぎ。
選ぶ方が大変です。
まあ、マニアは全種揃えそうだけど。
「俺らのが何で10種?」
舞人君の言葉に、健吾君が眼鏡のブリッジを押し上げる。
「原色だけでは厳しいのなら、黒白入れて、5種の2セットにしておこうかと」
赤オレンジ黄色に黒白で、ノーマル公演用と特別公演用?
まあ、その気持ちは分からないでもない。
「清牙のも、黒白入れた方が良いですか?」
そこは、どうなのか?
「俺は着ない」
分かってるってば。
最低限は、頭とアンコールにでも着せるけど。
「3人デザインには黒白無しで」
種類多過ぎ。
推しデザイン着るのなら、そこは振り切って頂こう。
恥らっちゃダメだ、多分。
最悪、私服着替え鞄に忍ばせとけば良いんだし。
現地近場のトイレで着替えるのも、よくある。
大丈夫。
「はい! 出来ればスタッフオリジナルデザインが作りたい。非売品」
そしてメグさんがなんか言いだすし。
でも、気持ちは分かる。
一体感は欲しいけど、観客と同じもの着てると、開場した時とか誘導とか、スタッフが分かりにくい問題出てくるしなぁ。
「じゃあ、動物キャラ3種背負って、前にSPHYの文字入れとく?」
「また増やすんだ」
玲央君の笑いに、私達は聞こえないふり。
だって、大変なの、その手配する健吾君と制作の人で、私じゃないし。
デザイン関連で、全確認総責任が行くだろう小鳥遊君は、間違いなく死にそうに青褪めてるけど。
「『感謝』Tシャツ6種に、駆郎舞人Tシャツが各3種の6種。サテンシャツ2種で販売。非売品Tシャツ3種。タオルは2種で、キーホルダーは全種作りますか?」
「それ、多過ぎ」
Tシャツとサテンのデザイン全種でキーホルダー作るのは分かり易いし、まあ、デザインは決まってるんだから、手間も省けるんだろうから、行けない事も無いんだろうけど。
「キーホルダーは、服とはデザイン変えよう。1つはアクリルプレートのミニ加工で、残りはシンプルで良いんじゃない? SPHY文字だけとか。2頭身キャラの3種とかで」
「キーホルダーが5種」
「それでも多いって」
玲央君の笑顔の突込みに、まあまあと慧士君の声がかかる。
「最初だし、記念で売れるんじゃないか」
そうだろうね。
間違いなく、全種買っていくのがゴロゴロいる。
「タオルデザインはどうすんの?」
「『感謝』文字入りとツアーピットブルの2種で」
タオルはね、あんまり張り切らんでもいいと思うよ。
後々の、実用性はばっちりだろうけど。
普通の人は、首に2本も3本もぶら下げない。
数あっても邪魔。
あれ、結構嵩張るし。
使わないのは持って帰るの大変。
まあ、ネット注文にしちゃえば、先にお家に届くので、お金持ちは全種揃えるんだろうけど。
ただ、公演が同会場で2日なら、2本あれば事足りる。
うん。
フェスじゃないから、多分。
「縫製バックとビニールは?」
メグさんの言葉にちょっと考える。
「ビニールに『感謝』で、縫製は大中2種にして、ピンポイントで隅にピットブルで」
「その心は?」
「ビニール大事にとっとくのはマニアだけ。縫製は勢いで買って、その後で使う時に、それとなくお買い物バックとして使えるように、シンプルで。よく見ないとそうと分からない、デザイン希望」
あの人SPHYのファンなんだねって、同志にニヤニヤされるのは良いけど、そうじゃない人達にニヤニヤされるのはちょっと落ち着かないので。
「チャリティーデザインは?」
それなぁ。
「絶対欲しいTシャツとタオルと縫製バックに、チャリティー品は買う様にしてる人、多いと思うよ。自分が今日楽しむから、その浮かれ気分の御裾分けの奉仕で」
Tシャツタオルは家で使う分には誰にも見られない。
縫製バックはエコバックをヘタレる度に買い替えると思えば、無駄にならない。
チャリティー品は、勢いと乗りだから。
まあ、その辺まったく気にしない人もいるし、ライブ追っかけする人だと、使い回し様とかもいるのかもしれないけど。
「なあ、それ、限定にしないで、売り上げの何割かの寄付とかじゃ、ダメなんか?」
清牙の何気ない言葉に固まる。
「あんた、ツアーグッズ、売上どんだけ恐ろしいことになるか分かってて言ってる?」
「さあ」
だろうな。
「売上の割合にすると、それを先立って宣言してしまうと、その数字を明確に表に出すことになりますが」
健吾君の追い打ちにも、清牙の反応は鈍い。
「なんか不味いんか?」
いや、不味くはないけど、そんなに儲かってるの…的に、批判的になる方が絶対出てくるよ。
序に言えば、他所はしてない。
何で、それをするのかって、同業者の批判も出てくる。
SPHYの売り上げ参考に、他所の売り上げの概算も大体把握出来るようになる訳で。
それをされると不味い方が、結構いるのでは…と。
追徴課税、かなり、キッツいらしいよ?
「舞人。駆郎」
健吾君の言葉に、残りの2人の反応もイマイチ。
「俺は、どっちでも」
「ツアーの予算、そこからも出るんだよね。そこに問題なければ、それで」
3人共、お金に関してはルーズ過ぎ。
清牙は大雑把で、2人はボンボン育ちだからなぁ。
序に言えば、他で十分過ぎるくらい稼いでいるので、あまり気にしてない。
気にならない。
「それも、要相談で」
ですよね。
そこは今、ここで決定出来るモノじゃない。
そこに、玲央君の冷静な突込みが。
「だけど、正式キャラ作るんなら、毎回増えるんだよね? 特に、初回、ツアー限定デザインになるんなら、価値もあるでしょ。そのそれぞれが欲しいファンって、絶対いるよね。全部のデザイン、希望者が絶対購入出来るようにしとかないと、あのキャラのデザインが欲しかったって言われない? 転売吊り上げが、とんでもない事になるんじゃ? 数量限定販売も、地域会場限定も、まあ、客寄せマニア感高める為に、必要だけど」
それ、言い出したらきりないから。
「いっそのこと、予約限定販売で、初回総合セット売りしますか」
また、健吾君が恐ろしい事言ってます。
金額も恐ろしいが、予約数が恐ろしい事になったらどうするんだろう?
それ、ツアー始まる前に、それぞれに届けてしまわないといけないんだよ?
今のナイナイ現状で、色々間に合う?
「はいはい! どうせなら儲けよう! ガチャしよう!!」
メグさんノリノリです。
「ネット予約や会場販売では、造り確りした、長く使えるのを。ガチャでチャちい‥違った。お手頃仕様な感じで、幅広くミニマムサイズで収集意欲を刺激して」
まあ、ガチャは燃えるよね。
何が出るか分かんないし、そら、こんなん出て来てどうすんの迄混ざっていようと、全種集めたがる人は、絶対にいるしで。
「そうすれば、キーホルダーやピンバッチの種類は減らせます、か」
だね。
限定品だけでイイやって人もいるだろうし、ガチャがあるなら予算前以て決めておいて、試しにやってみて、出たのだけで満足する人だっているだろうし。
そんなんじゃ納得出来ずに、転売品買い漁る人もいるだろうしで。
「今回Tシャツ種類多いんで、小物、減らした方が、買う方も売る方も、楽じゃない?」
その通りですね。
「そして、当然、会場毎の限定、色やデザイン違いとかも出していけば、絶対儲かる」
メグさん、顔がエグイ。
気持ち分かるけど。
間違いなく、ライブには入れないのに、そのガチャ限定品の為だけに、来るマニアが、出ること必須!
「序に言うと、アクリルプレートいらない。私、限定デザインアクセとか、時計とかの方が良い」
どうせ高い金出すなら、飾っとくだけより、実用品か。
それは分かる気がする。
「ですが、アクセサリーも時計も、3人使いませんよ」
そこ、なんだよ。
「いや、俺は使ってる。使ってないのは此奴ら」
舞人君の自己主張に健吾君溜息。
「あなた、ハイブランドしか使わないじゃないですか。そことコラボしたら、とても、会場で売れません」
ああ、まあ、いくら治安の良い日本でも、1個ン百万する商品を露天売りはないわ。
それも、販売数の桁が、売り上げの桁が、幾つ?
売るバイト君の身上調査からナニから、厳戒態勢なんてものじゃなくなる。
開場売りに、本職ガードマン、何人必要ですか?
「楓ちゃんは、あれば使うよね?」
あれば?
「ピアス開いてるし」
ああ、そう云う事ね。
まあ、付けろ云うなら付けます。
拘りないので。
でも、ですね。
「私が使うからって、何の宣伝も、購買意欲も刺激しないのでは?」
SPHY3人本体と一緒感が、私では出ない。
それ以前に、露出のほぼない私で、どこに見せんの?
どうやって?
「いやいや。ママが使ってたら、SPHYがママにライブオリジナルデザイン使わせてるって言えば、売れる。ついでに、マユラもこれから出していくんでしょ? 雑誌やらの撮影でジャンジャン使わせよう」
「その為には、かなり巻いて用意する必要があるんですが?」
ですよねぇ。
雑誌関連は前もって撮って終わらせておくもので、発売日まで時間かかるし。
「コラボ先、探しとく。数相当限定して、高級感打ち出せば、なんとかなるっしょ。母ちゃん言えば、日本のメーカーならなんとかなる。ちょっとお高めで会場売りは出来ないだろうけど、予約限定のナンバリング販売で」
出た、大御所の伝手。
そして、購買意欲に火をつける限定に、数刻印。
「ほら、ウチの不手際で迷惑かけちゃったし、それくらいはする」
あの、地雷女、ね。
まあ、不用意ではあったけど、メグさんとこが全面に悪かった訳でもないのにね。
健吾君がどうせいるだけなんだしと、事前調査サボっちゃったのが原因でもあるし。
「楓付けるなら、小さめの奴。ピアスで。オリジナルの限定。廉価売るのは仕方ないが、他と同じのはヤダ」
なぜか、そこで注文を付ける清牙。
「ああ、うん。マユラは良いのね?」
「そっちはなんとでも」
ホント、清牙とタテの相性が悪過ぎる。
まあ、同族嫌悪感が半端ないらしい。
「なんか、肝心なこと決まってないのに、どんどんその他が広がってきてるんだけど大丈夫?」
玲央君の尤もな言葉に、清牙は言い切った。
「その為に、歌って演奏する以外は運営に任せた。後は知らね。要望は一応言う」
酷い。
「どうせなら、ちゃっちい廉価版アクセ、ガチャに入れちゃおう」
「そうなると、ガチャ値段が跳ね上がりませんか?」
「高くても、ファンはやるよ」
そらそうだ。
だとしても、間平均とって、あんまり高額になり過ぎようにしないと、後で不満が…。
これも言うだけ無駄、か。
「とにかく今日の結果、あちらの運営に報告しておきます」
まあ、そっちと相談しない事には、決まらないよね。
「小鳥遊、動物キャラは任せた。二頭身キャラもいけるよね? Tシャツサテンシャツデザイン監修も」
あ、今、無茶振り発動。
男の子が水被ったようにべっとりした姿で全身で震えてますけど?
「これ系、好きよね? これこそ、したかった仕事でしょ? やれ」
そして向き直り女の子へ。
「池井、小鳥遊がリアルに走らない様に調整。可愛さ入れて」
言われた女の子は、私も巻き込まれるの…的に、顔に斜線入ってますけど?
メグさん、仕事の振り方半端ない。
横暴極まりないけど、そうとしか見えないけど、メグさんがそう仕事を振るって云う事は、それが出来る、その能力がある人達の筈。
メグさんは、出来ない事をやれとは言わない人なので。
そこで締めるように健吾君は口を開いた。
「では、次回打ち合わせには、楓さんとメグに小鳥遊と池井の4人は強制参加です」
スタイリストデザイン関係が、大型ツアーの打ち合わせ参加は、理解出来るんですがね。
なんで、私のお仕事が増えていくんでしょうか?
そこが、一番の謎です。
0
投稿は毎週水曜日と土曜日と日曜日になります。
今更ですが、不定期に、予告報告なく、先の話との帳尻合わせで投稿分も改稿します。
現在11章書いてますが、壊変になったらごめんなさい。
今更ですが、不定期に、予告報告なく、先の話との帳尻合わせで投稿分も改稿します。
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