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波状攻撃爆散
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しおりを挟む嫌あもう、喋るわ、喋る。
ちょっと腹殴って、ゲーゲーなる迄、私同様に、ちょっとばかし汚く傷物にしてあげただけで、何かの為に隠し持っていたらしい、FBIとの取引でさえ隠していた切り札的証拠の在り処迄、べらべらと。
序に、FBIの犯罪証拠まで。
なんでも、アンビジョンの変態社長は、あっちのお偉いさんの息子を知らないままに、親がいないと思い込んで養子にした挙句、自分達で楽しむだけでなく、男娼として取引に使っていた。
それがFBIにバレて、話がでっかくなって、FBIに直接襲撃迄受けて、証拠隠滅で子供殺そうとした。
FBIも、目的の子供だけは確保しなければならない。
結果、子供殺そうとした秘書を銃殺。
それがばっちり映った、家の中の監視カメラ映像を隠していたとか、何とか。
どいつもこいつも、屑ばかり。
私の境遇も大概だけど、その子に比べれば…ねぇ。
少しでもその子が楽になれる方法があれば良いんだけど…と、汚い犯罪者共がすすり泣く中、力尽きて座っていたら、扉を蹴っ飛ばして入ってきたゆっ君。
私を見て周りを見て、笑顔で手を振っている。
そして、その蹴っ飛ばした扉の下敷きになっているらしいFBI。
当然の様に、その上に立っているゆっ君の輝かしい笑顔。
「ごめぇん、遅くなった」
「本当に。自分で何とかしちゃったんだけど?」
「ああ、それね。確実にする為に、証拠品、怖い人に取りに行って貰ってるから」
え?
それ、不味いんでない?
FBIに渡す気、無いの?
思わずゆっ君を見れば、にっこり笑って、なんでか、歩いて来て、太もも撫でられる。
え?
一瞬ピリってした。
なにやった?
てか、なんで、場所まで知ってる?
え?
君、何やってんのかね??
「人のモンに手を出すのが悪い。あ、一応、その盗聴器も、今、壊しといたから。この先の会話も安心して良いよ」
指さされる太もも。
貴方、何をどこ迄、なにやってんの?
そもそもなんで、来たのが清牙じゃなく、ゆっ君なのか?
いやまあ、清牙が来るのは不味かったとか…ミーと希更になんかあったとかで、清牙が動くしか無かったとか…。
分からな過ぎる。
「は?」
「ここでの音声も、こっちで確保した。帰るよ」
よっこいしょと、ゆっ君に抱き上げられそうになって後ろに下がる。
「いや、吐いたしくっさいし、汗かいたし」
「まあ、今更それくらい、気にする仲でもないでしょ?」
確かに色んな醜態、生まれて1年から、お互い散々見てきてはいるから、今更んだけどさぁ…。
「今、誰にも触られたくない。吐く」
「吐くもんないのに? それはキツイね。顔も酷いし、移動するよ」
ゆっ君の言葉に頷いて歩きかけて止まる。
うつらうつらしている監督。
途中で、飽きちゃったらしい。
流石大物。
「あっと、監督は?」
「もうちょっとしたら警察来るからそっちに任せる。カエはヤバいでしょ」
今の警察はまあ、味方じゃないしね。
なにされるやら。
自分達の都合のいい証言押し付けるために、事情聴取の名の元、監禁されるのは間違いないだろう。
その上で、どんな罪状でっちあげられるやら?
いや、薬関連で知らなかったで、廃人にされる…とか?
まさかねぇ。
あっちの都合の良い状況揃うまで、怪我病気だって、安全隔離名目で特殊施設で隔離され、誰とも連絡とれないまま、解放してくれないのは、目に見えている。
その際の治療投薬名目だって、どんな言い訳に使われるか怪しいモンで。
警察は、利用する組織であって、信頼するモンじゃないしな。
「ゆっ君、私のこの顔、写真で撮って。監督に送って」
「はあ、まあ、良いけど」
そう言って、ゆっ君はスマホかざしてパシャリ。
そのまま何かしていた。
「監督、申し訳ありませんが、お先に失礼します。直ぐに、警察来るそうなので」
「あっ! ああ。良いけど、上田君、今度僕の映画にも出てね。君、約束破ったままだからね」
「ああ…」
確か、そんな話もした。
確かハゲ引き摺って叩きつけた後、保品さんがこっちで処理するからって慌ててて、高木さんがなんか言って、別室に連れて行かれそうになって慌てて倉庫に戻って、子供達確認しようとするのに監督が付いてきた時「君面白いね」って言われて。
映画出るよう言われた気がしないでもない。
思い出したと言っても、断定的。
私的には大した事件でも無いので、なんとなくでしか、覚えていないのだ。
記憶が、曖昧過ぎる。
「いや、この顔なんで、暫くは」
「うん。僕も、しばらくは無理じゃないかな。コレ、また、警察だよね。警察は、なにかと面倒だしね。無駄に時間かかるんだよ」
監督?
貴方、何したんですか?
まあ、現状お互い様なんで、突っ込みませんけど。
「では、お互い落ち着いてから、改めて。ああ、けど、脱ぐの無理ですよ。うちの社長達が煩いので」
正確には、清牙が煩いので、周りも煩くなる。
「まあ、僕の映画、あんまりそう云うのないから、多分大丈夫」
だよね。
実写的と云うか、迫力と云うか、無茶苦茶背景から造りから拘るから、監督の映画、そう云うの、ほとんどないもんなぁ。
女の人自体が、あまり出ない事でも有名である。
特に美人女優を見た事がない。
華が無い艶が無い。
無骨酔狂、生々しいエグさでは有名だけど。
「じゃあ、失礼します」
そのままゆっ君の先導で歩いていたら、壁に斜めになっている浅見さんがいた。
「あっち、まだ揉めてるんで、こっちから行きます」
服から髪から、ボロボロですね?
何があったとかは聞かないけど。
私は、それ以上に酷い見た目の自覚もあるし。
「多分大丈夫だと思うけど、警戒忘れずに」
「あ、はい。ですが、コレ、預かったんですが?」
そう言って浅見さんが出してきたのは、誰かの名刺。
「まあ、気持ちは分かるけど、使うと、後がね…。病院なら大丈夫。話付けてあるから」
そう言って、ゆっ君が見せたスマホを見て、浅見さんは頷き歩き始める。
そのまま、壁らしいトタン板蹴っ倒して、木の板迄蹴っ倒して、出てきたどこぞの駐車場。
そこに立っていた姿に思わず顔を背けてしまう。
「送るか?」
低い、掠れた声。
「こっちはお構いなく。そろそろ、そっちもヤバいですよ」
「まあ、今手元に届いたのは渡しておく。じゃあな」
そのまま歩いて行く姿に、顔を上げれば、やっぱり見慣れた背中で…。
「やだ。白髪生えてる」
「いや、オッサンだからね。白髪くらい生えるって。ほら、後ろ乗って。寝れるなら寝ててイイから」
その言葉に普通の自動車に身体を押し込んで意識がうつろになっていく。
「吐いたら、ごめん」
駄目だ。
意識が、朦朧として、目が開けられない。
ぐったり動かなくなったカエを見て、溜息が漏れる。
「女優の顔に、多分、顔だけじゃないんだろうけど、その上で、トラウマ引き出すとか、やってくれる」
「ユキさん。寒いです。笑顔怖いです」
「黙って運転しようか?」
「はい」
本当に、どいつもこいつも。
助けるなら早く動け!
情報持ってるなら、さっさと寄越せ!
分かっていたら、日本から出なかったのに!!
「浅見、空気がうざい」
「いや、どうしろって言うんですか!? 普通に運転してます。安全運転です!!」
「気配が探ってきてウザイ」
「いや、まあ…聞きませんよ。俺は聞きませんけど、も」
それがウザイって言ってんの。
まあ、間違いなく、清牙辺りは過剰に反応しそうだな。
「何か聞きたかったら、もーちゃんに聞きなよ。もーちゃんの言った事なら、カエも、あっちこっちも、諦めるだろうから」
絶対に、どこも腹を立てているし、結果が何とかなったにしても、それまでが酷い。
気拙いだろ。
もっと早く動いていれば…それに尽きる。
お互いが、その腹立たしさで、何もかもに、当たり散らしたい気分だろうし。
「まあ、あの…まあ、そう、ジャイゴに伝えます」
「ジャイゴはねぇ、どうなんだろうね? 報復受けてないと良いけどね」
立場は分かる。
やってきた事も調べはついた。
だからこそ、もう少し上手くやれよ…と言いたい。
せめて、こっちに情報流してくれていたんなら、もっと、やりようがあったのに、だ。
「どいつもこいつも」
「は?」
甘いんだよ。
特にジャイゴは、甘い上に、お綺麗過ぎる。
頭の出来が良くても、どっぷり闇の世界に対抗出来るスキル迄は、無いだろうに。
過信して手を広げ過ぎだ。
まだまだ認識が甘過ぎる。
お灸は据えられるだろ。
まあ、カエの保護もしてるから、そこまで酷い事はしないだろうけど。
あれ、相当お怒りだったみたいだし、なんらかはあるだろうね。
ざまぁみろ。
「カエ病院放り込んだら、俺は出掛ける。今度こそ、カエ守ってね。俺がキレるよ」
「あ、はいっ! 勿論です!」
「まあ、浅見じゃ無理だよね。清牙に言っといて。縛り付けてでも、カエから目を離すなって」
「いや、まあ、清牙は言われなくても、その気じゃないかと…」
気まずそうな浅見の表情。
やっと、自覚したか、動いたのか?
「ふうん。清牙、やっとその気になったの?」
「その気と云うか、なんか、おかしなことを、ここ最近…去年辺りから、口走っているので。まあ、楓さんも、本気のしつこい清牙からは、逃げようはない…と、云うか?」
「まあ、カエも相当に面倒臭いしね。清牙が覚悟決めたんなら止めない。けど、中途半端な覚悟だと、どこかに掻っ攫われるよ」
「掻っ攫われる、んですか?」
「さっきのもそうだし、その関連? まあ、後、怪しいのとか…あれは、まあ、大丈夫なのか? 時々妙なところで増えてるからね。命狙われても、いつもの野生の本能で生き残れって、言っといて」
「え? 清牙、命迄狙われるんですか!? なにに?」
「それ、俺が教えるのはルール違反でしょ。面白くないし」
「いや、面白い面白くないではなく。自分の仕事、これ以上増やさないで欲しいんですけど」
「それは、俺の知ったこっちゃぁないし」
「はぁぁ」
「まあ、困ったら、兄貴に泣きつきなよ。兄貴ともーちゃんが取りなせば、多分、あの人は、1度なら引いてくれる。後は知らない」
「いや、あの人は誰? どれ?」
「さぁ」
多分としか、言いようが無いからな。
いざとなったら、あの人だって、どう豹変するか。
あっちは、元々隙を窺って…って感じだし。
そこに来てのこの大騒動。
今回の事は、色々拗れて、話がデカくなり過ぎた。
あの人の情報網からこぼれて、雪だるま式。
あっちもこっちもで慌ててみても、どうにもならず。
本来は、カエに接触すべきではないと、相当慎重に動いていたのだ。
結局、どうにもならずで、ご本人が解決乗り出してきちゃった訳で。
不本意だろうねぇ。
「流石のカエ。敵が無駄に多い」
「敵なんですか?」
「うん。なんか、どこかしら出て増えて、大きくなるんだよね。気付いた時点で叩けば、少しはマシになるんだけど、最初に気付いた時は、そう大した問題には感じられないからややこしい。事が起こった時には、手出し先が、手順が予測出来ない、分からないくらい、大事になってるから」
「意味、分からないんですが?」
「こっちだって、長い付き合いなのに、どうしてああなるのかが、さっぱり理解出来ない。カエ、馬鹿ではない筈なんだけど、気が付いたら馬鹿な事してるから。あっと思った時には、大抵手遅れなんだよ。最悪防ぐ対処、出来ただけでも、今回はマシ」
「はあ」
「今回は、監視怠ったこっちの責任もあるし、後片付けは手伝ったげる」
平和ボケしたと云うか、ここまで加速するとは思わなかったのだ。
あっちも動いてくれていたので、すぐに落ち着くと見ていたのに。
それがあるから、ややこしくもなったんだけど。
やっぱ日本最大級ヤクザが動くと、警察も派手に動くから。
まあ、一番悪いのはカエ。
部屋物色された時点で、素直にさっさと助け求めろよ!
言っても無駄なので、まあ、それもどうしようもないのだが。
こっちから連絡することも出来たのだが、あれ、タイミング良過ぎ。
すっぱ抜かれた後だっただけに、どこをどう見ても、アンビジョンの清牙絡みに、暴走ストーカーが犯人だとしか思えなかったのだ。
実際、暴走ストーカーもやらかしてたので、話がこじれ捲くっていた訳で。
誰も、警戒していた関係者全員が、カエ自身がアンビジョンとやらかしてるのを、知らなかった訳で。
カエ自身も、綺麗さっぱり忘れていたのが、そもそもおかしい。
それが、余計話をややこしくさせた。
終わったこの現状で、あれこれ言うのが、そもそも無駄なんだけど。
「それは有難いんですが…その、どうして、楓さんがこっちに戻るの、許したんですか?」
まあ役者なんてまた始めたら、目立ってデッカイの引き当てるのは、目に見えていた。
どの立場でも、それは、共通している。
問題は起こるだろうと、それぞれの立場で、一応は警戒はしていたのだ。
警戒していても、コレ…。
大事だよね。
だけど、仕方が無い。
「許すも何も、カエの意志でしょ。カエのしたい事、これ以上止めるなんて、誰にもさせないよ」
あれだけ色々諦めてきたのだ。
もう、良いだろう。
自分の為に生きて、好きに生きて、楽しんでも。
好きに楽しんで、そこに加えて結果も伴っているのだ。
それが今の、カエの、役者としての評価。
世界の映画監督が、自分の映画に出ろ言ってるのだ。
誰にも文句は言わせないし、カエの意思を曲げるのは許さない。
それが誰であっても。
ここまで来たら、カエだって、もう戻りようはない。
まあ、戻る気はさらさら無さそうだけど。
「あなたは…」
「心配しなくても、カエにそっち方面、その気はないかな。カエがさせてくれるって云うなら慰めはするけど、独占欲は無いし、そういう束縛執着は無いんだよね。何より、執着束縛されるの、俺自身がダメだから。カエは無理」
傷を舐め合うのは出来る。
だけど、唯一には、お互いにならない。
「はあ? 楓さんそう云うの、あんま無さそうって云うか…」
「甘いね。楓は結構、独占欲も束縛執着も支配欲も、かなり酷いよ。一度自分のものだと決めたら、それはもう」
自分のモノをなに1つ持てなかった。
持てば、そこを徹底的に攻撃されると分かっていたカエには、持とうとは思えなかったのだ。
それを持てと言われて、持てるのか?
持ってイイのか、不安で怖くて堪らない。
そんな思いを乗り越えて、持つと決めたのなら、絶対に放さないだろう。
当たり前だ。
カエにとって、唯一を持つってのは相当な覚悟だ。
姪達には覚悟云々云ってられなかったが、それ以外となると、最早、覚悟して腹をくくるしかない。
そこまでして持つのだ。
執着束縛支配欲、全振り行っても、仕方が無い。
「清牙って、大概、ド変態だよね。わざわざカエに行くとか、理解し難い」
「いや、まあ…お互い様なのでは?」
「相性、タイミング、時機環境、運命って奴なのかね」
「どう、なんでしょう?」
それは誰にも分からないが、あの支配欲執着独占欲の強い清牙だからこそ、なのかもしれない。
アイツも相当我が儘だから。
自分が向けるだけでなく、同じくらい向けられたかったとか?
まあ、清牙、構ってちゃんだしなぁ。
「駆郎との方が相性良さそうなのに、駆郎ロリコン走るし」
「いや、駆郎、まだ、自覚ないみたいですけど?」
「それも違うんじゃない。そろそろ反撃に出るよ。駆郎も大概、ド変態だから」
「SPHY、変態ばっか、なんですね…」
「なに、自分は関係ないって顔してんの? 皆だよ、皆。この世に、変態じゃない人間はいないの。自分はノーマルですなんて言ってる奴が、真の変態」
「いや」
「擬態するのは良いけど、自分無理矢理騙し続けてると、本当に欲しい物が、分からなくなるよ」
「はあ」
まあ、浅見もまた、壊れ気味だからね。
まだ自分が、良く分かってないんだろうけど。
人間分からないくらいの方が、多分丁度いい。
分かってしまえば、もう逃げられないのだから。
「しばらくは、何も起こらないでイイかな」
「いや、もう、何一つ起こらなくても、良いんですけど。むしろ、いらないです」
それ、無理じゃないかな。
カエだし。
あの姪っ子達も相当なものだ。
モーちゃんの娘だけあって、引きが強過ぎる。
「人手足りないみたいだし、暇そうなのに、こっちでも声かけとく」
とにかく、護衛対象数に対し、護衛数が少な過ぎである。
今回の大拗れの、要因の一つでもあるし。
「それ、まともなんですか? 自分の言葉聞きますかね?」
「うん、頑張れ」
要は、最初に叩き潰して上下関係叩き込めば、大抵は何とかなる。
これはもう、警備責任者である浅見が、自分で何とかするしかない訳で。
「人手は欲しいんですけど、これ以上の奇人変人は、無理なんですよ」
「気持ちは分かるけど、奇人変人じゃないと無理でしょ。カエも清牙もぶっ壊れてるんだから」
「あああぁぁぁ」
そんな今更な事で項垂れない。
「調教手古摺ったら、兄貴頼りなよ。一度負かしとけば、兄貴の調教で、少しはマシになるでしょ」
「マサさん、俺の代わりに責任者しませんかね?」
「しないね」
兄貴は兄貴で、今の仕事、色々振り回されながら楽しそうだし。
兄貴じゃなければどうしようもない状況ならともかく、浅見がちゃんとやれば、なんとかなる状況だし。
そこ迄の面倒は見ないでしょ。
兄貴が幾ら面倒見良くても。
「ですよね」
ホント、あっちこっちで面倒臭い。
でも面倒臭いからこそ、世の中は回るのだ。
「頑張れ」
「はい」
時々訳知り顔で嘴突っ込んで、無責任な傍観者の立場が、一番面白いとは言わないでおく。
言ったら方々に泣かれそうなので。
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