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第二章 炎の一献と王都の影
第31話 二つの都、仮面の下の素顔
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人間の王都「ルミナス」――その名は「光の都」を意味するが、今のミレーユには、光が強ければ強いほど、その下にできる影もまた濃くなるのだという事実を、改めて思い知らせる街にしか見えなかった。
「炎の一献」の快活な女将の姿を脱ぎ捨て、彼女は今、地味な旅装に身を包んだ一介の薬草売りに身をやつしていた。華やかな大通りを避け、裏路地を選んで歩く。街の至る所で、道行く人々を鋭く観察する衛兵や、明らかにそれと分かる宰相府の密偵たちの視線を感じるからだ。
「あら、ミレーユじゃないの。ずいぶんと……みすぼらしい恰好で、どうしたの?」
市場の片隅で、偶然再会したのは、かつて王宮で共に働いたことのある侍女だった。彼女の言葉には、心配よりも好奇の色が濃い。
「少し、故郷に帰っていたものですから。王都の様子はいかがです?変わりありませんか?」
ミレーユは当たり障りのない笑みを浮かべる。
「変わりないどころじゃないわよ!今はもう、宰相閣下のお言葉一つで、王宮の誰もが首をすくめる時代。あなたも、あまり深入りしない方が身のためよ。特に、龍族のことなんて……口にするのもおよしなさい」
同僚はそう囁くと、そそくさと人混みの中へ消えていった。宰相バルバロッサの権力が、この光の都を息苦しい沈黙で支配している。ミレーユは、改めてこれから始まる戦いの困難さを実感し、きつく唇を結んだ。
その頃、龍族の都ドラグヘイムでは、レガルドが古龍の威厳を漂わせるヴォルダン公爵と、重厚な黒曜石のテーブルを挟んで対峙していた。
「レガルド殿。貴殿が『黒曜の爪』を打ち破り、終焉の龍の復活を阻止した功績は、龍族として誇りに思う。だが、それとこれとは話が別だ」
ヴォルダン公爵の声は、低いがよく響く。
「人間どもに媚びへつらい、我ら龍族の魂を矮小化させるそのやり方、断じて認めるわけにはいかん!我らは、誇り高き天空の覇者なのだ!」
「公爵。俺は媚びたつもりはない。ただ、美味いものを食って腹が膨れた時、人間も龍族も、同じように幸せそうな顔をする。それを見て、悪くないと思っただけだ。それも、龍族の堕落かね?」
レガルドの言葉は穏やかだが、その瞳はヴォルダンの心の奥底を探るように、鋭く光っている。
「ふん、詭弁を弄するな。貴殿の『炎の一献』なる店が、結果として龍族の威厳を損なっている事実に変わりはない!我らは、人間と馴れ合うべきではないのだ!」
ヴォルダンの信念は、一枚岩のように固い。だがレガルドは、その頑なな態度の奥に、思想だけではない、奇妙な焦りのようなものを感じ取っていた。
グリュム・シティの「炎の一献」では、その日、一人の奇妙な客が訪れていた。やたらと羽振りの良い人間の商人だったが、その身なりには不釣り合いな、豪華な細工のブローチを胸につけている。
「いやあ、ここの料理は美味いと評判でね!ところで、この街の龍脈の管理というのは、評議会が?」
商人は、キルヴァンに人懐こい笑みを向けながら、探るように尋ねる。
「うん、そうだよ!龍脈はね、街の心臓なんだって、おじさんが言ってた!」
キルヴァンは、無邪気に答えるふりをしながら、レガルドから言われた言葉を思い出していた。『相手が油断している時こそ、一番大事なことを喋るもんだ』と。
「へぇ、そうなんだ。じゃあ、そのピカピカのブローチの石は、どこで拾ったの?僕の知ってる人間の街じゃ、あんまり見かけない特別な石だよ?」
「え……あ、いや、これは、その……」
キルヴァンの純粋な(と見せかけた)問いに、商人は一瞬、明らかに動揺した。
その時、カウンターの奥からシリウスの怒声が飛んだ。
「へっ、客の身の上なんざどうでもいい!酒が飲みたいなら座れ!そうじゃねえなら、とっとと出てけ!」
商人は、シリウスの剣幕にすごすごと店を出ていく。
客が帰った後、店の隅で静かに本を読んでいたゼノヴィオスが、顔を上げた。
「……今の男が身につけていたブローチの細工。あれは、王都ルミナスの宰相バルバロッサの家にのみ伝わる、特殊な紋様の意匠じゃな」
三人の視線が、静かに交錯した。
夜の王都ルミナス。ミレーユは監視の目をかいくぐり、下町の薄暗い酒場の個室で、一人の男と会っていた。かつては宮廷で将来を嘱望された法務官だったが、宰相バルバロッサの不正に気づいたことで失脚させられた、憂いを帯びた瞳の貴族だ。
「……今さら、私に何ができるというのです、ミレーユ殿。もはや、しがない酔いどれにすぎん」
男は、自嘲気味に杯を煽る。
「いいえ、サー・ヘンドリック。あなたにはまだ、この国を憂う正義の心と、宰相閣下もご存じない法の抜け道を照らす知識があります」
ミレーユは、そのまっすぐな瞳で、男を見つめた。
「私は、あなたの力をお借りしたいのです。宰相が、この国と、龍族との間に芽生えたばかりの平和を、私利私欲のために売り渡そうとしているのなら」
彼女の言葉には、一点の曇りもない。ミレーユは、テーブルの上に小さな布包みを置いた。
「これは『炎の一献』からの、ささやかな手土産です」
中から現れたのは、少し不格好だが、温かいバターの香りがする、キルヴァンが焼いたクッキーだった。
ヘンドリックは、その一つを恐る恐る口に運んだ。素朴で、飾り気のない、だが、作り手の優しい心が伝わってくるような味。その懐かしい甘さが、彼が忘れかけていた若い頃の理想を、心の奥底から呼び覚ました。
「……分かった。協力しよう」
彼は、長い沈黙の末に呟いた。
「宰相は最近、夜な夜な、港の第七倉庫で、龍の鱗を身につけた異国の密使と会っているという噂だ。まずはそこから探ってみるがいい。ただし、奴の罠には……くれぐれも気をつけるのだな」
信頼できる協力者と、敵の尻尾を掴むための決定的な情報。ミレーユは、反撃の糸口を確かに掴んだ。
酒場を出て、冷たい夜風に吹かれながら、彼女は港の方角を鋭く見据える。その瞳には、もはや「炎の一献」の優しい女将の面影はなく、闇の中を駆ける孤高の諜報員の光が宿っていた。
(宰相閣下。あなたの化けの皮、このミレーユが、必ずや剥がしてさしあげますわ)
「炎の一献」の快活な女将の姿を脱ぎ捨て、彼女は今、地味な旅装に身を包んだ一介の薬草売りに身をやつしていた。華やかな大通りを避け、裏路地を選んで歩く。街の至る所で、道行く人々を鋭く観察する衛兵や、明らかにそれと分かる宰相府の密偵たちの視線を感じるからだ。
「あら、ミレーユじゃないの。ずいぶんと……みすぼらしい恰好で、どうしたの?」
市場の片隅で、偶然再会したのは、かつて王宮で共に働いたことのある侍女だった。彼女の言葉には、心配よりも好奇の色が濃い。
「少し、故郷に帰っていたものですから。王都の様子はいかがです?変わりありませんか?」
ミレーユは当たり障りのない笑みを浮かべる。
「変わりないどころじゃないわよ!今はもう、宰相閣下のお言葉一つで、王宮の誰もが首をすくめる時代。あなたも、あまり深入りしない方が身のためよ。特に、龍族のことなんて……口にするのもおよしなさい」
同僚はそう囁くと、そそくさと人混みの中へ消えていった。宰相バルバロッサの権力が、この光の都を息苦しい沈黙で支配している。ミレーユは、改めてこれから始まる戦いの困難さを実感し、きつく唇を結んだ。
その頃、龍族の都ドラグヘイムでは、レガルドが古龍の威厳を漂わせるヴォルダン公爵と、重厚な黒曜石のテーブルを挟んで対峙していた。
「レガルド殿。貴殿が『黒曜の爪』を打ち破り、終焉の龍の復活を阻止した功績は、龍族として誇りに思う。だが、それとこれとは話が別だ」
ヴォルダン公爵の声は、低いがよく響く。
「人間どもに媚びへつらい、我ら龍族の魂を矮小化させるそのやり方、断じて認めるわけにはいかん!我らは、誇り高き天空の覇者なのだ!」
「公爵。俺は媚びたつもりはない。ただ、美味いものを食って腹が膨れた時、人間も龍族も、同じように幸せそうな顔をする。それを見て、悪くないと思っただけだ。それも、龍族の堕落かね?」
レガルドの言葉は穏やかだが、その瞳はヴォルダンの心の奥底を探るように、鋭く光っている。
「ふん、詭弁を弄するな。貴殿の『炎の一献』なる店が、結果として龍族の威厳を損なっている事実に変わりはない!我らは、人間と馴れ合うべきではないのだ!」
ヴォルダンの信念は、一枚岩のように固い。だがレガルドは、その頑なな態度の奥に、思想だけではない、奇妙な焦りのようなものを感じ取っていた。
グリュム・シティの「炎の一献」では、その日、一人の奇妙な客が訪れていた。やたらと羽振りの良い人間の商人だったが、その身なりには不釣り合いな、豪華な細工のブローチを胸につけている。
「いやあ、ここの料理は美味いと評判でね!ところで、この街の龍脈の管理というのは、評議会が?」
商人は、キルヴァンに人懐こい笑みを向けながら、探るように尋ねる。
「うん、そうだよ!龍脈はね、街の心臓なんだって、おじさんが言ってた!」
キルヴァンは、無邪気に答えるふりをしながら、レガルドから言われた言葉を思い出していた。『相手が油断している時こそ、一番大事なことを喋るもんだ』と。
「へぇ、そうなんだ。じゃあ、そのピカピカのブローチの石は、どこで拾ったの?僕の知ってる人間の街じゃ、あんまり見かけない特別な石だよ?」
「え……あ、いや、これは、その……」
キルヴァンの純粋な(と見せかけた)問いに、商人は一瞬、明らかに動揺した。
その時、カウンターの奥からシリウスの怒声が飛んだ。
「へっ、客の身の上なんざどうでもいい!酒が飲みたいなら座れ!そうじゃねえなら、とっとと出てけ!」
商人は、シリウスの剣幕にすごすごと店を出ていく。
客が帰った後、店の隅で静かに本を読んでいたゼノヴィオスが、顔を上げた。
「……今の男が身につけていたブローチの細工。あれは、王都ルミナスの宰相バルバロッサの家にのみ伝わる、特殊な紋様の意匠じゃな」
三人の視線が、静かに交錯した。
夜の王都ルミナス。ミレーユは監視の目をかいくぐり、下町の薄暗い酒場の個室で、一人の男と会っていた。かつては宮廷で将来を嘱望された法務官だったが、宰相バルバロッサの不正に気づいたことで失脚させられた、憂いを帯びた瞳の貴族だ。
「……今さら、私に何ができるというのです、ミレーユ殿。もはや、しがない酔いどれにすぎん」
男は、自嘲気味に杯を煽る。
「いいえ、サー・ヘンドリック。あなたにはまだ、この国を憂う正義の心と、宰相閣下もご存じない法の抜け道を照らす知識があります」
ミレーユは、そのまっすぐな瞳で、男を見つめた。
「私は、あなたの力をお借りしたいのです。宰相が、この国と、龍族との間に芽生えたばかりの平和を、私利私欲のために売り渡そうとしているのなら」
彼女の言葉には、一点の曇りもない。ミレーユは、テーブルの上に小さな布包みを置いた。
「これは『炎の一献』からの、ささやかな手土産です」
中から現れたのは、少し不格好だが、温かいバターの香りがする、キルヴァンが焼いたクッキーだった。
ヘンドリックは、その一つを恐る恐る口に運んだ。素朴で、飾り気のない、だが、作り手の優しい心が伝わってくるような味。その懐かしい甘さが、彼が忘れかけていた若い頃の理想を、心の奥底から呼び覚ました。
「……分かった。協力しよう」
彼は、長い沈黙の末に呟いた。
「宰相は最近、夜な夜な、港の第七倉庫で、龍の鱗を身につけた異国の密使と会っているという噂だ。まずはそこから探ってみるがいい。ただし、奴の罠には……くれぐれも気をつけるのだな」
信頼できる協力者と、敵の尻尾を掴むための決定的な情報。ミレーユは、反撃の糸口を確かに掴んだ。
酒場を出て、冷たい夜風に吹かれながら、彼女は港の方角を鋭く見据える。その瞳には、もはや「炎の一献」の優しい女将の面影はなく、闇の中を駆ける孤高の諜報員の光が宿っていた。
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