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第二部 新規開店
第45話 長くて騒々しい一日
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陽人の「勘弁してくれ……」という心の底からの呻きは、幸か不幸か、冒険者の男には届かなかったらしい。しかし、陽人が天を仰いで固まっている様子は伝わったのか、男は少しだけ気まずそうに頭を掻いた。
「あ、いや、悪かったな、もう終わりなんだろ? ならいいんだ、気にしないでくれ……」
言いながらも、その目は未練たっぷりに厨房の方をチラチラと見ている。よほどあの緑色のスープが気に入ったらしい。
その時、疲れ切っていたはずのリリアが、ぱっと顔を輝かせた。
「シェフ! スープ、まだ寸胴(ずんどう)に少し残ってましたよね!? せっかくお客様がお求めなんですから、お出ししましょうよ!」
その目はキラキラと輝き、「お客様は神様です!」とでも言いたげだ。純粋な善意、あるいはただの接客ハイ状態なのか。どちらにせよ、陽人にとっては強力なプレッシャーである。
「……はぁ~~~~~~~~」
陽人は、今日一番長い(そして深い)ため息をついた。
「……わーったよ! 一杯だけだぞ! 特別サービス……ただし有料だ! 正規料金いただくからな!」
「おおっ! 悪いな、助かるぜ!」
男は現金なもので、さっきまでの気まずさはどこへやら、嬉々としてカウンター席に陣取った。ギギは「ま、まだ帰らないんですか……」とカウンターの陰で小さく呟いている。
陽人は、もはや体に鞭打つような感覚で厨房へ向かい、寸胴に残っていた緑色のスープを温め直した。見た目は相変わらず「沼地の粘液」のようだが、数種類のハーブと滋養のある野菜を煮込んだ、身体に優しいスープなのだ。魔界では二日酔いの朝の定番だったりする。
カウンター越しにスープを差し出すと、男は待ちきれない様子でスプーンを手に取り、ふーふーと冷ましながら一口すすった。
「はぁ~~~~~~っ……染みるぜ……五臓六腑に染み渡る……」
男は恍惚(こうこつ)とした表情で、深く息をついた。よほど今日一日、酷い目に遭ってきたらしい。
「いやー、今日はホント、ツイてなくてよぉ。朝イチで受けた依頼がゴブリン退治だったんだが、行ってみたらただの家出ゴブリンでさ。お袋さんと喧嘩しただけだって。退治も何もねえだろ?」
男はスープをすすりながら、ぶつぶつと愚痴をこぼし始めた。
「昼過ぎに潜ったダンジョンじゃ、罠にかかって泥まみれになるし、宝箱は空っぽだし、出てくるのは最弱のスライムばっか。挙句の果てには、依頼主に『成果がない』とかケチつけられて報酬半分だぜ? やってらんねえよな、ホント」
陽人は黙って男の話を聞いていた。最初に会った時の尊大な態度はすっかり消え、今はただの疲れ果てた労働者の愚痴だ。
「……でもよ、シェフ」男はスープの最後の一滴まで飲み干すと、ふう、と息をついた。「このスープ飲むと、なんか、こう…全部どうでも良くなるっつーか、落ち着くんだよな。見た目は、まあ、びっくりするほどマズそうだけどよ」
「……そりゃどうも」
陽人は苦笑いするしかなかったが、その言葉に、昼間の疲労が少しだけ報われたような気がした。
男は律儀に代金を支払い、「また来るぜ、緑のスープ!」と言い残して、今度こそ本当に帰っていった。
カラン――。
三度(みたび)ベルの音が鳴り、今度こそ本当に静寂が訪れた。
陽人たちは、急いで閉店作業に取り掛かった。リリアがテーブルを拭き、ギギが(震えながらも)食器を洗い、バルガスが椅子を上げ、陽人がレジ(という名の木箱)を締める。
「……ふぅ。みんな、今日は本当にお疲れさん」
作業を終え、陽人はスタッフたちに向き直った。
「色々、本当に色々あったが……まあ、初日としては……奇跡的に店が火事にならなかっただけでも上出来か」
陽人の冗談に、リリアが「もう、シェフ!」と笑う。
「すっごく疲れましたけど、でも、すっごく楽しかったです! 明日からも頑張りましょうね、シェフ!」
「ぼ、僕、お皿割っちゃってすみませんでした……明日からはもっと気をつけます……」
しょんぼりするギギに、陽人はポンと肩を叩いた。
「気にするな、ギギ。誰にだって失敗はある。それより、床掃除、隅々までピカピカにしてくれて助かったぞ。お前、掃除の才能あるんじゃないか?」
「えっ!? そ、そうですか……?」ギギは少しだけ顔を赤らめた。
「バルガスも、力仕事本当にありがとうな。お前がいなかったら、開店すら危うかった」陽人はバルガスに向き直る。「……ただ、頼むからもう少しだけ、客を睨みつけるのはやめてくれ。心臓に悪い」
「……努力する」バルガスは、ほんの一瞬だけ、真剣な表情で頷いた。
スタッフたちは、疲労困憊ながらもどこか満足げな表情で、それぞれの家路についていった。陽人は店の外に出て、木の扉に古い鍵をかける。見上げれば、満月が煌々(こうこう)とアルネリオンの街を照らしている。ふと隣の貴族の館に目をやると、いくつかの窓にまだ明かりが灯っていた。その明かりが、まるで自分たちを監視しているかのように思え、陽人は思わず眉をひそめた。
(明日からも、気が抜けないな……)
店内に戻り、一人になった陽人は、静まり返ったホールを見渡した。昼間の喧騒が嘘のようだ。厨房へ向かい、明日の仕込みを少しだけでも進めておこう、と考える。だが、調理台の前の椅子に腰を下ろした途端、まるでスイッチが切れたかのように、強烈な睡魔が襲ってきた。
(……ダメだ、もう、限界……)
抗う間もなく、陽人はカウンターに突っ伏し、あっという間に穏やかな寝息を立て始めた。その傍らでは、昼間にバルガスが生けた素朴な野の花が、カウンターの隅で静かに夜の闇を見守っている。疲労困憊のシェフを起こさないように、そっと。
マカイ亭の、長くて騒々しい一日は、こうしてようやく、本当の終わりを迎えたのだった。
「あ、いや、悪かったな、もう終わりなんだろ? ならいいんだ、気にしないでくれ……」
言いながらも、その目は未練たっぷりに厨房の方をチラチラと見ている。よほどあの緑色のスープが気に入ったらしい。
その時、疲れ切っていたはずのリリアが、ぱっと顔を輝かせた。
「シェフ! スープ、まだ寸胴(ずんどう)に少し残ってましたよね!? せっかくお客様がお求めなんですから、お出ししましょうよ!」
その目はキラキラと輝き、「お客様は神様です!」とでも言いたげだ。純粋な善意、あるいはただの接客ハイ状態なのか。どちらにせよ、陽人にとっては強力なプレッシャーである。
「……はぁ~~~~~~~~」
陽人は、今日一番長い(そして深い)ため息をついた。
「……わーったよ! 一杯だけだぞ! 特別サービス……ただし有料だ! 正規料金いただくからな!」
「おおっ! 悪いな、助かるぜ!」
男は現金なもので、さっきまでの気まずさはどこへやら、嬉々としてカウンター席に陣取った。ギギは「ま、まだ帰らないんですか……」とカウンターの陰で小さく呟いている。
陽人は、もはや体に鞭打つような感覚で厨房へ向かい、寸胴に残っていた緑色のスープを温め直した。見た目は相変わらず「沼地の粘液」のようだが、数種類のハーブと滋養のある野菜を煮込んだ、身体に優しいスープなのだ。魔界では二日酔いの朝の定番だったりする。
カウンター越しにスープを差し出すと、男は待ちきれない様子でスプーンを手に取り、ふーふーと冷ましながら一口すすった。
「はぁ~~~~~~っ……染みるぜ……五臓六腑に染み渡る……」
男は恍惚(こうこつ)とした表情で、深く息をついた。よほど今日一日、酷い目に遭ってきたらしい。
「いやー、今日はホント、ツイてなくてよぉ。朝イチで受けた依頼がゴブリン退治だったんだが、行ってみたらただの家出ゴブリンでさ。お袋さんと喧嘩しただけだって。退治も何もねえだろ?」
男はスープをすすりながら、ぶつぶつと愚痴をこぼし始めた。
「昼過ぎに潜ったダンジョンじゃ、罠にかかって泥まみれになるし、宝箱は空っぽだし、出てくるのは最弱のスライムばっか。挙句の果てには、依頼主に『成果がない』とかケチつけられて報酬半分だぜ? やってらんねえよな、ホント」
陽人は黙って男の話を聞いていた。最初に会った時の尊大な態度はすっかり消え、今はただの疲れ果てた労働者の愚痴だ。
「……でもよ、シェフ」男はスープの最後の一滴まで飲み干すと、ふう、と息をついた。「このスープ飲むと、なんか、こう…全部どうでも良くなるっつーか、落ち着くんだよな。見た目は、まあ、びっくりするほどマズそうだけどよ」
「……そりゃどうも」
陽人は苦笑いするしかなかったが、その言葉に、昼間の疲労が少しだけ報われたような気がした。
男は律儀に代金を支払い、「また来るぜ、緑のスープ!」と言い残して、今度こそ本当に帰っていった。
カラン――。
三度(みたび)ベルの音が鳴り、今度こそ本当に静寂が訪れた。
陽人たちは、急いで閉店作業に取り掛かった。リリアがテーブルを拭き、ギギが(震えながらも)食器を洗い、バルガスが椅子を上げ、陽人がレジ(という名の木箱)を締める。
「……ふぅ。みんな、今日は本当にお疲れさん」
作業を終え、陽人はスタッフたちに向き直った。
「色々、本当に色々あったが……まあ、初日としては……奇跡的に店が火事にならなかっただけでも上出来か」
陽人の冗談に、リリアが「もう、シェフ!」と笑う。
「すっごく疲れましたけど、でも、すっごく楽しかったです! 明日からも頑張りましょうね、シェフ!」
「ぼ、僕、お皿割っちゃってすみませんでした……明日からはもっと気をつけます……」
しょんぼりするギギに、陽人はポンと肩を叩いた。
「気にするな、ギギ。誰にだって失敗はある。それより、床掃除、隅々までピカピカにしてくれて助かったぞ。お前、掃除の才能あるんじゃないか?」
「えっ!? そ、そうですか……?」ギギは少しだけ顔を赤らめた。
「バルガスも、力仕事本当にありがとうな。お前がいなかったら、開店すら危うかった」陽人はバルガスに向き直る。「……ただ、頼むからもう少しだけ、客を睨みつけるのはやめてくれ。心臓に悪い」
「……努力する」バルガスは、ほんの一瞬だけ、真剣な表情で頷いた。
スタッフたちは、疲労困憊ながらもどこか満足げな表情で、それぞれの家路についていった。陽人は店の外に出て、木の扉に古い鍵をかける。見上げれば、満月が煌々(こうこう)とアルネリオンの街を照らしている。ふと隣の貴族の館に目をやると、いくつかの窓にまだ明かりが灯っていた。その明かりが、まるで自分たちを監視しているかのように思え、陽人は思わず眉をひそめた。
(明日からも、気が抜けないな……)
店内に戻り、一人になった陽人は、静まり返ったホールを見渡した。昼間の喧騒が嘘のようだ。厨房へ向かい、明日の仕込みを少しだけでも進めておこう、と考える。だが、調理台の前の椅子に腰を下ろした途端、まるでスイッチが切れたかのように、強烈な睡魔が襲ってきた。
(……ダメだ、もう、限界……)
抗う間もなく、陽人はカウンターに突っ伏し、あっという間に穏やかな寝息を立て始めた。その傍らでは、昼間にバルガスが生けた素朴な野の花が、カウンターの隅で静かに夜の闇を見守っている。疲労困憊のシェフを起こさないように、そっと。
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