8 / 46
第8話 総力戦(フルデッキ)
しおりを挟む
決戦の地、ヴァルハラ平原。
地平線の両端から、二つの軍勢が静かに向き合っていた。
片や、ザルダ帝国軍。寸分の乱れもなく整列した、まるで黒い鉄の塊のような、無機質で冷たい軍勢。その頂点には、揺るぎない自信をたたえた黒の軍師、ゼノが君臨している。
片や、ローデリア王国軍。その隊列は、一見すると少しバラバラに見えた。だが、そこには絶望の色はない。兵士たちは互いに声を掛け合い、うなずき合い、まるで一つの生き物のように、決戦の時を待っていた。その中心、小高い丘の上に作られた指揮所で、アキラは仲間たちと共に、静かに盤面を見つめていた。
「…来るぞ」
ヒトミがつぶやく。その声に応えるかのように、ザルダ軍から進軍を告げる角笛が鳴り響いた。
「全軍、戦闘準備! これがオレたちの、オレたちみんなの、総力戦(フルデッキ)だ!」
アキラの声が、ヒトミの魔法で増幅され、戦場にいる全ての兵士の耳に届く。その声に、王国軍の兵士たちは「応!」という鬨の声で応えた。
ゼノは、丘の上からその様子を見て、小さく鼻で笑った。
(愚かな。数と練度で劣るお前たちが、精神論で勝てるものか)
彼は、最も合理的で、最も効率的な一手を打った。両翼を大きく広げ、ローデリア軍を包み込んで一気に殲滅する、完璧な包囲殲滅陣だ。
ザルダ軍の騎馬隊が、津波のように押し寄せる。
だが、ローデリア軍の動きは、ゼノの予測を完全に裏切った。
「なんだ、あの動きは…!?」
ゼノが驚愕の声を上げる。
ローデリア軍は、中央からの指示を待たず、翼の部隊がまるで独立した生き物のように動き始めたのだ。青のディフェンダーチームが瞬時に盾の壁を作り、騎馬隊の勢いを殺す。その壁の隙間から、赤のアタッカーチームが飛び出し、敵の側面に鋭い一撃を加える。後方からは、緑のサポートチームによる矢の雨が、的確に敵の指揮官だけを狙い射っていた。
(統率が取れていない…? いや、違う! 統率が取れすぎているんだ! 末端の兵士一人ひとりにまで!)
ゼノの盤面では、ローデリア軍はアキラという一つの駒だった。だが、目の前にいるのは、何百という思考する駒の集合体。彼の計算を、現場の兵士たちが次々と上書きしていく。
「レオンさん! 右翼が手薄だ、援護を頼む!」
「分かっている! 行くぞ、お前たち! コンボC、『騎士の突撃』を発動する!」
レオン率いる騎士隊が、見事な連携で右翼の危機を救う。
「アキラ! 左翼の森に敵の伏兵がいるぞ! タカシのチームを向かわせろ!」
「任せとけ! オレら赤チームの見せ場だぜ! うおおお!」
タカシの部隊が、森の中で敵の奇襲部隊を逆に奇襲し、粉砕する。
戦場の至る所で、兵士たちが自ら考え、連携し、小さな勝利を積み重ねていく。アキラは、指揮所でその全てを見ながら、的確な情報を全軍に共有し、全体の流れをコントロールしていた。彼はもはや、駒を動かすプレイヤーではない。デッキ全体に力を与える、フィールドそのものだった。
「なぜだ…なぜ私の読みが通じない…!」
ゼノの額に、初めて焦りの汗が浮かぶ。彼の美しい数式は、信頼という名の、あまりにも人間的な変数によって、めちゃめちゃに破壊されていた。
追い詰められたゼノは、最後にして最大の一手を打つ。彼が率いる最強の駒、漆黒の鎧をまとった近衛騎士団を、ローデリア軍の指揮所――アキラの首、ただ一点に向けて突撃させたのだ。
「心臓を潰せば、体は止まる!」
それは、前の戦いで彼がアキラを破った時と、全く同じ思考だった。
近衛騎士団の突撃を見て、ヒトミが叫ぶ。
「アキラ! 防御陣形を! あなたを守らないと!」
だが、アキラは首を横に振った。そして、全軍に向かって、最大の信頼を込めて叫んだ。
「みんな、そのまま戦え! オレのことは、オレの仲間を信じてる!」
その言葉の意味を、ゼノは理解できなかった。
だが、ローデリアの兵士たちは理解した。
ゼノの近衛騎士団がアキラの喉元に迫った、その時。指揮所の周りにいた、レオンをはじめとする十数のチームが、一斉に、寸分の狂いもなく動いた。彼らは敵に背を向け、アキラを守るように、幾重にも重なる盾の壁――『リアルデッキシステム』における、最強の防御コンボ『王城(キャッスル)』を完成させたのだ。
「なっ…!?」
ゼノの近衛騎士団は、その鉄壁の守りの前に、為す術もなく動きを止めた。そして、その一瞬の隙が、ゼノにとっての『詰み』だった。背後から、側面から、勝利を掴んだ王国軍の兵士たちが、津波となってゼノの本陣に襲いかかった。
勝敗は、決した。
崩れ落ちた本陣の中で、アキラは、武器を失い立ち尽くすゼノと対峙した。
「お前の負けだ、ゼノ」
「…なぜだ。私の計算は、完璧だったはずだ…」
「あんたは、戦争を数字のゲームだと思ってた。でも、一番大事なことを数え忘れてたんだ。仲間の心ってやつをな」
アキラの言葉に、ゼノは力なく笑った。そして、不気味な光を放つ黒い石を握りしめる。
「…見事だ、少年。だが、覚えておけ。この世界でお前のような存在を求めているのは、ローデリアだけではない。そして、私を駒として使う『プレイヤー』は――私よりも、遥かに冷酷だぞ…」
その言葉を最後に、ゼノの体は黒い光に包まれ、跡形もなく消え去った。
しん、と静まり返った戦場に、やがて、一人の兵士が上げた「うおおお!」という勝利の雄叫びが響き渡った。それは、瞬く間に戦場全体に広がり、地を揺るがすほどの大歓声となった。
兵士たちは、身分も役割も関係なく、互いの肩を叩き、抱き合い、共に勝ち取った勝利を分かち合っていた。
丘の上で、アキラはその光景を静かに見ていた。
もう、自分は一人じゃない。
隣には、最高の相棒タカシがいる。
後ろには、最強の賢者ヒトミがいる。
目の前には、最高の仲間たちがいる。
戦争は終わった。だが、ゼノの残した言葉が、新たな戦いの始まりを告げていた。
アキラは、ヴァルハラ平原に吹く新しい風を感じながら、仲間たちと共に、未来へと続く空を、まっすぐに見据えていた。
ーーーーー
次回、勝利で戦いを終えた主人公たち。祝宴をあげるも、新たな敵の出現か?!
地平線の両端から、二つの軍勢が静かに向き合っていた。
片や、ザルダ帝国軍。寸分の乱れもなく整列した、まるで黒い鉄の塊のような、無機質で冷たい軍勢。その頂点には、揺るぎない自信をたたえた黒の軍師、ゼノが君臨している。
片や、ローデリア王国軍。その隊列は、一見すると少しバラバラに見えた。だが、そこには絶望の色はない。兵士たちは互いに声を掛け合い、うなずき合い、まるで一つの生き物のように、決戦の時を待っていた。その中心、小高い丘の上に作られた指揮所で、アキラは仲間たちと共に、静かに盤面を見つめていた。
「…来るぞ」
ヒトミがつぶやく。その声に応えるかのように、ザルダ軍から進軍を告げる角笛が鳴り響いた。
「全軍、戦闘準備! これがオレたちの、オレたちみんなの、総力戦(フルデッキ)だ!」
アキラの声が、ヒトミの魔法で増幅され、戦場にいる全ての兵士の耳に届く。その声に、王国軍の兵士たちは「応!」という鬨の声で応えた。
ゼノは、丘の上からその様子を見て、小さく鼻で笑った。
(愚かな。数と練度で劣るお前たちが、精神論で勝てるものか)
彼は、最も合理的で、最も効率的な一手を打った。両翼を大きく広げ、ローデリア軍を包み込んで一気に殲滅する、完璧な包囲殲滅陣だ。
ザルダ軍の騎馬隊が、津波のように押し寄せる。
だが、ローデリア軍の動きは、ゼノの予測を完全に裏切った。
「なんだ、あの動きは…!?」
ゼノが驚愕の声を上げる。
ローデリア軍は、中央からの指示を待たず、翼の部隊がまるで独立した生き物のように動き始めたのだ。青のディフェンダーチームが瞬時に盾の壁を作り、騎馬隊の勢いを殺す。その壁の隙間から、赤のアタッカーチームが飛び出し、敵の側面に鋭い一撃を加える。後方からは、緑のサポートチームによる矢の雨が、的確に敵の指揮官だけを狙い射っていた。
(統率が取れていない…? いや、違う! 統率が取れすぎているんだ! 末端の兵士一人ひとりにまで!)
ゼノの盤面では、ローデリア軍はアキラという一つの駒だった。だが、目の前にいるのは、何百という思考する駒の集合体。彼の計算を、現場の兵士たちが次々と上書きしていく。
「レオンさん! 右翼が手薄だ、援護を頼む!」
「分かっている! 行くぞ、お前たち! コンボC、『騎士の突撃』を発動する!」
レオン率いる騎士隊が、見事な連携で右翼の危機を救う。
「アキラ! 左翼の森に敵の伏兵がいるぞ! タカシのチームを向かわせろ!」
「任せとけ! オレら赤チームの見せ場だぜ! うおおお!」
タカシの部隊が、森の中で敵の奇襲部隊を逆に奇襲し、粉砕する。
戦場の至る所で、兵士たちが自ら考え、連携し、小さな勝利を積み重ねていく。アキラは、指揮所でその全てを見ながら、的確な情報を全軍に共有し、全体の流れをコントロールしていた。彼はもはや、駒を動かすプレイヤーではない。デッキ全体に力を与える、フィールドそのものだった。
「なぜだ…なぜ私の読みが通じない…!」
ゼノの額に、初めて焦りの汗が浮かぶ。彼の美しい数式は、信頼という名の、あまりにも人間的な変数によって、めちゃめちゃに破壊されていた。
追い詰められたゼノは、最後にして最大の一手を打つ。彼が率いる最強の駒、漆黒の鎧をまとった近衛騎士団を、ローデリア軍の指揮所――アキラの首、ただ一点に向けて突撃させたのだ。
「心臓を潰せば、体は止まる!」
それは、前の戦いで彼がアキラを破った時と、全く同じ思考だった。
近衛騎士団の突撃を見て、ヒトミが叫ぶ。
「アキラ! 防御陣形を! あなたを守らないと!」
だが、アキラは首を横に振った。そして、全軍に向かって、最大の信頼を込めて叫んだ。
「みんな、そのまま戦え! オレのことは、オレの仲間を信じてる!」
その言葉の意味を、ゼノは理解できなかった。
だが、ローデリアの兵士たちは理解した。
ゼノの近衛騎士団がアキラの喉元に迫った、その時。指揮所の周りにいた、レオンをはじめとする十数のチームが、一斉に、寸分の狂いもなく動いた。彼らは敵に背を向け、アキラを守るように、幾重にも重なる盾の壁――『リアルデッキシステム』における、最強の防御コンボ『王城(キャッスル)』を完成させたのだ。
「なっ…!?」
ゼノの近衛騎士団は、その鉄壁の守りの前に、為す術もなく動きを止めた。そして、その一瞬の隙が、ゼノにとっての『詰み』だった。背後から、側面から、勝利を掴んだ王国軍の兵士たちが、津波となってゼノの本陣に襲いかかった。
勝敗は、決した。
崩れ落ちた本陣の中で、アキラは、武器を失い立ち尽くすゼノと対峙した。
「お前の負けだ、ゼノ」
「…なぜだ。私の計算は、完璧だったはずだ…」
「あんたは、戦争を数字のゲームだと思ってた。でも、一番大事なことを数え忘れてたんだ。仲間の心ってやつをな」
アキラの言葉に、ゼノは力なく笑った。そして、不気味な光を放つ黒い石を握りしめる。
「…見事だ、少年。だが、覚えておけ。この世界でお前のような存在を求めているのは、ローデリアだけではない。そして、私を駒として使う『プレイヤー』は――私よりも、遥かに冷酷だぞ…」
その言葉を最後に、ゼノの体は黒い光に包まれ、跡形もなく消え去った。
しん、と静まり返った戦場に、やがて、一人の兵士が上げた「うおおお!」という勝利の雄叫びが響き渡った。それは、瞬く間に戦場全体に広がり、地を揺るがすほどの大歓声となった。
兵士たちは、身分も役割も関係なく、互いの肩を叩き、抱き合い、共に勝ち取った勝利を分かち合っていた。
丘の上で、アキラはその光景を静かに見ていた。
もう、自分は一人じゃない。
隣には、最高の相棒タカシがいる。
後ろには、最強の賢者ヒトミがいる。
目の前には、最高の仲間たちがいる。
戦争は終わった。だが、ゼノの残した言葉が、新たな戦いの始まりを告げていた。
アキラは、ヴァルハラ平原に吹く新しい風を感じながら、仲間たちと共に、未来へと続く空を、まっすぐに見据えていた。
ーーーーー
次回、勝利で戦いを終えた主人公たち。祝宴をあげるも、新たな敵の出現か?!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
『スローライフどこ行った?!』追放された最強凡人は望まぬハーレムに困惑する?!
たらふくごん
ファンタジー
最強の凡人――追放され、転生した蘇我頼人。
新たな世界で、彼は『ライト・ガルデス』として再び生を受ける。
※※※※※
1億年の試練。
そして、神をもしのぐ力。
それでも俺の望みは――ただのスローライフだった。
すべての試練を終え、創世神にすら認められた俺。
だが、もはや生きることに飽きていた。
『違う選択肢もあるぞ?』
創世神の言葉に乗り気でなかった俺は、
その“策略”にまんまと引っかかる。
――『神しか飲めぬ最高級のお茶』。
確かに神は嘘をついていない。
けれど、あの流れは勘違いするだろうがっ!!
そして俺は、あまりにも非道な仕打ちの末、
神の娘ティアリーナが治める世界へと“追放転生”させられた。
記憶を失い、『ライト・ガルデス』として迎えた新しい日々。
それは、久しく感じたことのない“安心”と“愛”に満ちていた。
だが――5歳の洗礼の儀式を境に、運命は動き出す。
くどいようだが、俺の望みはスローライフ。
……のはずだったのに。
呪いのような“女難の相”が炸裂し、
気づけば婚約者たちに囲まれる毎日。
どうしてこうなった!?
S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
内田ヨシキ
ファンタジー
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
【完結】実はチートの転生者、無能と言われるのに飽きて実力を解放する
エース皇命
ファンタジー
【HOTランキング1位獲得作品!!】
最強スキル『適応』を与えられた転生者ジャック・ストロングは16歳。
戦士になり、王国に潜む悪を倒すためのユピテル英才学園に入学して3ヶ月がたっていた。
目立たないために実力を隠していたジャックだが、学園長から次のテストで成績がよくないと退学だと脅され、ついに実力を解放していく。
ジャックのライバルとなる個性豊かな生徒たち、実力ある先生たちにも注目!!
彼らのハチャメチャ学園生活から目が離せない!!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタでも投稿中
追放された俺のスキル【整理整頓】が覚醒!もふもふフェンリルと訳あり令嬢と辺境で最強ギルドはじめます
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の【整理整頓】なんてゴミスキル、もういらない」――勇者パーティーの雑用係だったカイは、ダンジョンの最深部で無一文で追放された。死を覚悟したその時、彼のスキルは真の能力に覚醒する。鑑定、無限収納、状態異常回復、スキル強化……森羅万象を“整理”するその力は、まさに規格外の万能チートだった! 呪われたもふもふ聖獣と、没落寸前の騎士令嬢。心優しき仲間と出会ったカイは、辺境の街で小さなギルド『クローゼット』を立ち上げる。一方、カイという“本当の勇者”を失ったパーティーは崩壊寸前に。これは、地味なスキル一つで世界を“整理整頓”していく、一人の青年の爽快成り上がり英雄譚!
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる