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第二戦 VSサビク 騎士の国と聖剣達
開く扉 乾裕司
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アルフォンスに事情を説明し、これからやってくる本隊に合流してほしいと告げる。
それを了承したアルフォンスは、聞きたいことがありそうだったが、「タイムがあるから後で話しますわ!」というプリンセス・ドリルの一声によって混乱に陥った。
尚、助けを求められる目をされたタクマも「タイムだし仕方ないよな」と言ったことでアルフォンスの混乱をさらに加速させた。
そして、若干キレた。
「ええい! 面倒だ! 私が行く!」
「王子! お前が前に出てどうする!」
「言うな副団長! そもそも私に謀などできるわけないだろうが!」
「できるようになれ! それが国を背負うことだろうが!」
そんな愉快な出来事を背後に置きつつ、先行部隊は前に進む。
深層となれば、固有のものを使ってくるゲート使いが多くなっていく。とはいえ泥に汚染されているのでそうそう複雑な力はなく、生命転換の延長のようなただ火力が優れているだけのものばかりだ。
決して弱くはない。だが、雑兵という謂れは避けられない。そう先行部隊の者達は思った。
そして、深層になってから明らかに敵の密度が変わってきている。
だが、こちらも以前の襲撃時と比べて3倍の人数だ。
しかし、ここからは明らかに人が操られているものになる。
それに、動揺する事はないように事前に説明はした。しかし、そうだと分かっていても完全に人の形をした、人の心を持った敵を相手取るにはカナデとユージは優し過ぎた。
もっとも、それで崩れるほどにこの先行部隊は弱くなかった。
「臆するなら下がっていろ!」
「……大丈夫」
「強く、なるんだ! 俺が!」
そうして、迷いながらも持ち直した二人はオーバーペース気味に闘いを始める。
それを見たタクマは、これ以上は無理かと思いながら声をかける。これから先を7人で行く覚悟を背負いながら。
「……戦えなくなったら切り捨てる! だからペース配分を間違えるな!」
「フッ、切り捨てるとは若者らしくないね」
そう言い放つのは自薦で出てきた男“サークルアイ”。
彼のロングソードは巧みに二人をサポートし、その負担を減らしていた。
明らかに、“守るため”の剣理がそこにはある。その技量に驚きながら、それを盗み取ろうとしっかりと意識を集中させたところで。
「そう! この私がいる限り! 青少年にそんな非情はさせられないね!」
そんなことを爆発のような大きな声で言われ、タクマは一瞬クラっときた。
『マスター、さすがにそれは間抜けすぎます』
メディに痛いところを突かれたタクマだったが、それはそれとしてこの個人プレイ主義者のチームが固まりだしてきたことを覚える。
タクマ、ロックス、イレースのバランスチーム。
ユージ、カナデ、サークルアイの火力チーム。
ドリル、長親、メガネの突破力チーム。
通路の広さ的に十分に動き回れるのが3人であるのだから、自然に集まったにしてはとても良いチームだとメディは思った。
『皆さん、そろそろ想定していた戦力の過剰集中ポイントです。死力は尽くさず、本隊が来るまで戦い続けましょう』
メディのその声がきっかけになったのかのように、明らかに過剰な人数の戦士、騎士、町人たちが泥を纏って現れる。それぞれが生命転換を滾らせながら。
『泥の濁流はマスターとドリル様が対応を、ユージ様たちは基本的に最前線をお願い押します』
「ああ、任せろ!」
「私が、殺す」
「暴走気味なのは若さかな? ならば私はそれを守ろう! 私こそが、子供を守るヒーローなのだから!」
そのサークルアイの宣言はとても高らかに鳴り響いた。”うるせぇ! ”と皆が内心で思うほどには。
「うるさい。……けど、ありがとう」
「感謝は後で構わないよカナデくん!」
「けど、うざいしうるさい」
「ハッハッハ!」
そうして、戦いが始まる。
サークルアイの独特なキャラクターの中にある父性がユージとカナデの中にある硬さを拭い去り、心情によらない普段の戦い方を取り戻していた。
そして、ただ、ヒーローという言葉にある憧れが、乾裕司の心にある何かの鍵を外した。
戦いは続く。敵のゲートの多彩さに翻弄させられ、自爆による泥の濁流を防げるのがタクマとドリルだけだと判断させられてからは、身を捨てての奇襲にさらされ続け、次第に"濁流から皆を守れる位置"から押しのけられていた。いかにタクマが強くとも、いかにドリルと長親のコンビネーションが完璧でも、数の力には勝てない。それが現実だった。
そんな、一手で絶望に世界が変わりそうな中で、敵のゲートを間近で見たユージは思わずこう言った。
「そうか、だからゲートなのか」
それと共に、裕司は自らの半生を思い返す。
■□■
裕司は、乾家に生まれた普通の少年である。運動が得意で、勉強にやる気はなく、ゲームをたしなむ。そんな少年だった。
そして、普通に育ったがゆえに普通の倫理観と正義感を持っていた。
その普通を高校生の今になっても保ち続けていることの素晴らしさに裕司は気付くことはなく、”普通の良い人”をやれていた。
異界と、琢磨と、関わり始めるまでは。
裕司は、裕司だ。
だからこそ自分より年下の琢磨のことは見捨てておけなかったし、誰かが死んでしまう現実を現実にしたいとは思わずに、戦うことを選んだ。
けれど、そうして琢磨と関わっていくうえで分からなくなっていたのだ。この少年はどうなのかと。
琢磨は守るためには戦えていない。どんなお題目を掲げていても、その行動は全て殺しに向かっていた。
そしてそれが全て、この異常での最適解だった。それが裕司の"普通"を動揺させた。
それに対して、死ぬ前に共に遊んだ足柄は言った。
「明太子は異常だからほっとく方がいいよ。明太子は、別枠だから」
「けれど、それで思考停止も努力をやめることもしちゃいけない。君は逃げ延びる市民Aじゃなくて格好つける側に回ったんだから」
「だから」
「気合入れていくよ、未来のヒーロー」
そう、裕司の"普通"は、世間での”善良”や”優しさ”であるのだと、足柄は教えてくれていたのだ。
そのことを、曇った裕司の頭は忘れていた。けれど、ただ一つ。そうじゃないと否定したいことが裕司の心に魂の火を付けた。
■□■
「全員逃げろ! 泥には絶対に触れるな!」
そんなタクマの叫びを受けて、皆が下がることに対して、ユージは下がらなかった。
「未来のヒーローじゃない。俺は、今なりたいんだ。そのための、力と心はここにある!」
「ユージさん?」
「悪いタクマ、俺はもう下がらない! 決めたから!」
現在、タクマとドリルは通路の中心から離されている。このままでは仲間たちに被害が出てしまう。タクマですら苦しんだ泥の汚染に。下手したら死人すら出るだろう。現実の方の死人が。
それを、今のユージは認められなかった。彼の決めたたった一つの事が、それを後押しした。
「俺は、今から!」
そうしてユージの放った拳から放たれた門。それは通路を埋め尽くす濁流を堰き止めるほど巨大で、明らかに制御できておらず。しかし心が温かくなる不思議な炎を纏っていた。
「ヒーローだ! 聖鎧転身ッ!」
その声と共にユージはゲートを殴りぬいた。それによりユージの拳は業火の一撃となり、通路ごと泥の戦士たちを燃やし尽くした。
濁流を止めるために、濁流全てを焼きつくしたのだ。
「……なんてスケール! アルフォンス並みか!」
タクマは素直にその力に美しさを覚え。それだけでなかった二人は積極的に絡みに行った。
「私の見せ場を奪うとは、なかなかのいい男ぶりでしたわよ、ヒーローさん」
「だが! 足りない! ヒーローを名乗るなら必殺技の名前は叫ばなくては!」
「とりあえず、今のは業火ってことで」
「もっとひねりましょう! せっかくなのですから!」
「そうだ! サークルアイ・バーニングフィストなどどうだろうか!」
「それはあなたの欲望でしてよ! サークルアイ!」
などと口論を続けるプリンセス・ドリルとサークルアイ。しかしその目は、確かに目の前の生き残った一人の敵に向いていた。
泥まみれの道化が、笑うことなくユージと相対していた。
それに対してタクマに「来るな」と言い、カナデに何も言わずに目を合わせたユージ。
それで、3人の医師は固まった。
「……行くぞ!」
そうして駆けるユージ。その体はゲートをくぐることにより紅蓮の鎧を纏った姿に変わっていた。どことなく龍を思わせる鎧に。
それに対して道化は泥の弾丸をメイスで打ち牽制するも、ユージの余熱だけで泥は蒸発して消えていった。
ならばと投げられるメイス。それを弾いて前に進もうとした時には、ユージの目の前から道化はいなくなっていた。
そして、現れたのはユージの背後。泥でコーティングした手で鎧に触れて、そこから生命転換を流し込むつもりのようだったが。
「ごめん足柄さん、それ、見てた」
その言葉と共に放たれたカナデの一撃が泥の道化を縫い留め、ユージの裏拳が道化を焼き尽くす。
それに笑みを浮かべ、消えていく道化。それに対して涙を流すことをしない二人。
それが二人の、足柄圭一への弔いだった。
■□■
「ユージさん、残り時間は?」
「あんまないな。俺のは短期戦型みたいだ」
「じゃあ、サークルアイさんとカナデはここでユージさんの回復を待ちながら本隊と合流を。残りでラズワルド王の援護を始める! ここからが本番です! RTAの世界記録取りますよ!」
そうして、今度は6人による蹴りにてドアは蹴破られた。
ラズワルド王が一週間戦い続けた封印の間に通じる、扉が。
それを了承したアルフォンスは、聞きたいことがありそうだったが、「タイムがあるから後で話しますわ!」というプリンセス・ドリルの一声によって混乱に陥った。
尚、助けを求められる目をされたタクマも「タイムだし仕方ないよな」と言ったことでアルフォンスの混乱をさらに加速させた。
そして、若干キレた。
「ええい! 面倒だ! 私が行く!」
「王子! お前が前に出てどうする!」
「言うな副団長! そもそも私に謀などできるわけないだろうが!」
「できるようになれ! それが国を背負うことだろうが!」
そんな愉快な出来事を背後に置きつつ、先行部隊は前に進む。
深層となれば、固有のものを使ってくるゲート使いが多くなっていく。とはいえ泥に汚染されているのでそうそう複雑な力はなく、生命転換の延長のようなただ火力が優れているだけのものばかりだ。
決して弱くはない。だが、雑兵という謂れは避けられない。そう先行部隊の者達は思った。
そして、深層になってから明らかに敵の密度が変わってきている。
だが、こちらも以前の襲撃時と比べて3倍の人数だ。
しかし、ここからは明らかに人が操られているものになる。
それに、動揺する事はないように事前に説明はした。しかし、そうだと分かっていても完全に人の形をした、人の心を持った敵を相手取るにはカナデとユージは優し過ぎた。
もっとも、それで崩れるほどにこの先行部隊は弱くなかった。
「臆するなら下がっていろ!」
「……大丈夫」
「強く、なるんだ! 俺が!」
そうして、迷いながらも持ち直した二人はオーバーペース気味に闘いを始める。
それを見たタクマは、これ以上は無理かと思いながら声をかける。これから先を7人で行く覚悟を背負いながら。
「……戦えなくなったら切り捨てる! だからペース配分を間違えるな!」
「フッ、切り捨てるとは若者らしくないね」
そう言い放つのは自薦で出てきた男“サークルアイ”。
彼のロングソードは巧みに二人をサポートし、その負担を減らしていた。
明らかに、“守るため”の剣理がそこにはある。その技量に驚きながら、それを盗み取ろうとしっかりと意識を集中させたところで。
「そう! この私がいる限り! 青少年にそんな非情はさせられないね!」
そんなことを爆発のような大きな声で言われ、タクマは一瞬クラっときた。
『マスター、さすがにそれは間抜けすぎます』
メディに痛いところを突かれたタクマだったが、それはそれとしてこの個人プレイ主義者のチームが固まりだしてきたことを覚える。
タクマ、ロックス、イレースのバランスチーム。
ユージ、カナデ、サークルアイの火力チーム。
ドリル、長親、メガネの突破力チーム。
通路の広さ的に十分に動き回れるのが3人であるのだから、自然に集まったにしてはとても良いチームだとメディは思った。
『皆さん、そろそろ想定していた戦力の過剰集中ポイントです。死力は尽くさず、本隊が来るまで戦い続けましょう』
メディのその声がきっかけになったのかのように、明らかに過剰な人数の戦士、騎士、町人たちが泥を纏って現れる。それぞれが生命転換を滾らせながら。
『泥の濁流はマスターとドリル様が対応を、ユージ様たちは基本的に最前線をお願い押します』
「ああ、任せろ!」
「私が、殺す」
「暴走気味なのは若さかな? ならば私はそれを守ろう! 私こそが、子供を守るヒーローなのだから!」
そのサークルアイの宣言はとても高らかに鳴り響いた。”うるせぇ! ”と皆が内心で思うほどには。
「うるさい。……けど、ありがとう」
「感謝は後で構わないよカナデくん!」
「けど、うざいしうるさい」
「ハッハッハ!」
そうして、戦いが始まる。
サークルアイの独特なキャラクターの中にある父性がユージとカナデの中にある硬さを拭い去り、心情によらない普段の戦い方を取り戻していた。
そして、ただ、ヒーローという言葉にある憧れが、乾裕司の心にある何かの鍵を外した。
戦いは続く。敵のゲートの多彩さに翻弄させられ、自爆による泥の濁流を防げるのがタクマとドリルだけだと判断させられてからは、身を捨てての奇襲にさらされ続け、次第に"濁流から皆を守れる位置"から押しのけられていた。いかにタクマが強くとも、いかにドリルと長親のコンビネーションが完璧でも、数の力には勝てない。それが現実だった。
そんな、一手で絶望に世界が変わりそうな中で、敵のゲートを間近で見たユージは思わずこう言った。
「そうか、だからゲートなのか」
それと共に、裕司は自らの半生を思い返す。
■□■
裕司は、乾家に生まれた普通の少年である。運動が得意で、勉強にやる気はなく、ゲームをたしなむ。そんな少年だった。
そして、普通に育ったがゆえに普通の倫理観と正義感を持っていた。
その普通を高校生の今になっても保ち続けていることの素晴らしさに裕司は気付くことはなく、”普通の良い人”をやれていた。
異界と、琢磨と、関わり始めるまでは。
裕司は、裕司だ。
だからこそ自分より年下の琢磨のことは見捨てておけなかったし、誰かが死んでしまう現実を現実にしたいとは思わずに、戦うことを選んだ。
けれど、そうして琢磨と関わっていくうえで分からなくなっていたのだ。この少年はどうなのかと。
琢磨は守るためには戦えていない。どんなお題目を掲げていても、その行動は全て殺しに向かっていた。
そしてそれが全て、この異常での最適解だった。それが裕司の"普通"を動揺させた。
それに対して、死ぬ前に共に遊んだ足柄は言った。
「明太子は異常だからほっとく方がいいよ。明太子は、別枠だから」
「けれど、それで思考停止も努力をやめることもしちゃいけない。君は逃げ延びる市民Aじゃなくて格好つける側に回ったんだから」
「だから」
「気合入れていくよ、未来のヒーロー」
そう、裕司の"普通"は、世間での”善良”や”優しさ”であるのだと、足柄は教えてくれていたのだ。
そのことを、曇った裕司の頭は忘れていた。けれど、ただ一つ。そうじゃないと否定したいことが裕司の心に魂の火を付けた。
■□■
「全員逃げろ! 泥には絶対に触れるな!」
そんなタクマの叫びを受けて、皆が下がることに対して、ユージは下がらなかった。
「未来のヒーローじゃない。俺は、今なりたいんだ。そのための、力と心はここにある!」
「ユージさん?」
「悪いタクマ、俺はもう下がらない! 決めたから!」
現在、タクマとドリルは通路の中心から離されている。このままでは仲間たちに被害が出てしまう。タクマですら苦しんだ泥の汚染に。下手したら死人すら出るだろう。現実の方の死人が。
それを、今のユージは認められなかった。彼の決めたたった一つの事が、それを後押しした。
「俺は、今から!」
そうしてユージの放った拳から放たれた門。それは通路を埋め尽くす濁流を堰き止めるほど巨大で、明らかに制御できておらず。しかし心が温かくなる不思議な炎を纏っていた。
「ヒーローだ! 聖鎧転身ッ!」
その声と共にユージはゲートを殴りぬいた。それによりユージの拳は業火の一撃となり、通路ごと泥の戦士たちを燃やし尽くした。
濁流を止めるために、濁流全てを焼きつくしたのだ。
「……なんてスケール! アルフォンス並みか!」
タクマは素直にその力に美しさを覚え。それだけでなかった二人は積極的に絡みに行った。
「私の見せ場を奪うとは、なかなかのいい男ぶりでしたわよ、ヒーローさん」
「だが! 足りない! ヒーローを名乗るなら必殺技の名前は叫ばなくては!」
「とりあえず、今のは業火ってことで」
「もっとひねりましょう! せっかくなのですから!」
「そうだ! サークルアイ・バーニングフィストなどどうだろうか!」
「それはあなたの欲望でしてよ! サークルアイ!」
などと口論を続けるプリンセス・ドリルとサークルアイ。しかしその目は、確かに目の前の生き残った一人の敵に向いていた。
泥まみれの道化が、笑うことなくユージと相対していた。
それに対してタクマに「来るな」と言い、カナデに何も言わずに目を合わせたユージ。
それで、3人の医師は固まった。
「……行くぞ!」
そうして駆けるユージ。その体はゲートをくぐることにより紅蓮の鎧を纏った姿に変わっていた。どことなく龍を思わせる鎧に。
それに対して道化は泥の弾丸をメイスで打ち牽制するも、ユージの余熱だけで泥は蒸発して消えていった。
ならばと投げられるメイス。それを弾いて前に進もうとした時には、ユージの目の前から道化はいなくなっていた。
そして、現れたのはユージの背後。泥でコーティングした手で鎧に触れて、そこから生命転換を流し込むつもりのようだったが。
「ごめん足柄さん、それ、見てた」
その言葉と共に放たれたカナデの一撃が泥の道化を縫い留め、ユージの裏拳が道化を焼き尽くす。
それに笑みを浮かべ、消えていく道化。それに対して涙を流すことをしない二人。
それが二人の、足柄圭一への弔いだった。
■□■
「ユージさん、残り時間は?」
「あんまないな。俺のは短期戦型みたいだ」
「じゃあ、サークルアイさんとカナデはここでユージさんの回復を待ちながら本隊と合流を。残りでラズワルド王の援護を始める! ここからが本番です! RTAの世界記録取りますよ!」
そうして、今度は6人による蹴りにてドアは蹴破られた。
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