厨二病おかんの異世界&現実の二重生活~息子は思春期まっしぐら!

あらば

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母はいつも真面目に全力

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「ただいまー、って電気つけずになにやってんの」
シゲルが学校から帰宅した時、既に斜陽は影を長くし、部屋の中は薄暗くなっていた。その為、母は留守なのかと思ったが、テレビから聞こえるゲームの音で在宅していることを悟った。
「つーかさ!あの弁当なんなの?」
「ああ。」
「なんでミートボールしか入ってないんだよ……!」
「ああ。」
「てか、息子が帰ってきたんだから『おかえり』くらい言ってもいいんじゃないの?」
「ああ。」
「って、話聞いてんのかよ……!!」
「……チッうっせえなあー!こちとら遊びでゲームやってんじゃねぇんだよ(怒)」
「こっちだって遊びで学校行ってねぇわ(怒)」
「さっきなぁ!野良で即三乙するバカに会うし、こっちの攻撃中に刀振り回して当ててくるバカがいるから、コンボ中に蹴り入れたら回線切るガキに会うし、こちとら機嫌わりぃんだよ(激怒)」
「ソロでやれよ。装備揃ってんでしょうに。」
「俺TUEEEEがしたいの!」
「つーかゲームでどんだけ本気になってんだよ。」
「お前だってスプラチューンで負けたらコントローラー投げてたじゃないか」
「何年前の話してんだよ。小学生の時の話だろ。ってか!弁当!ミートボールしか入ってなかったんだけど!」
「美味かったろ?」
「うん。……いやそうじゃなくて!」
「アキタ君とシェア出来て良かったじゃないか」
「確かにあいつは毎日白飯しか入ってないとは言ったけど、アキタの弁当は俺の白飯じゃないから。」
「でもアキタ君喜んでたでしょ?」
「まぁね。お礼言っといてって言われたけど」
「んじゃいいじゃないか」
「よくねぇよ(怒)なんでヤロウと弁当のシェアしなきゃならないんだよ」
「別に女子とシェアすればいいじゃん。お前にその甲斐性があれば、だけど。」
「んー!もー!腹減った!今日の晩飯何?」
「ミートボール」
「いやもういいよそれは」
「美味しいじゃん」
「美味しいけどさ」
「ないよりいいじゃん」
「まぁね……」
「じゃああとキークエ3回手伝ったらね」
「いつになるんだよ…(怒) 今すぐ作って」
「はぁ?!親に命令する気?!」
「都合よく親振らないで。どうせ一日中ゲームしてたんでしょ。今やって。hurry up」
「ちぇっ……じゃあお前も宿題やれ!」
「もう休み時間に済ませてある」
「ぐぬぬ……」

そうして手際よく肉じゃがと水菜のおひたしが出来上がり、また似たような悶着を交わしながら和やかに夕食は済まされて行った……



つづく?
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