断末魔の残り香

焼魚圭

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断末魔の残り香(第一シリーズ)

旅館

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 それは八月半ば頃の事。空気を焼くような激しい日差しが降り注ぐ中、車は三人を乗せて走っていく。運転しているのは冬子だった。車を動かす前には気温を大幅に凌ぐ熱気が込められていたものの、冷房を付けて走らせている内に快適な温度へとたどり着き、そのまま保つことが出来る事を確認して薄っすらと笑みを浮かべたのだという。
 冬子の隣、助手席に座る春斗は後部座席にてだらしなく肩を大きく開いて身を預けるように腰掛けている秋男と話していた。
「ありがとう。秋男の提案がなかったら旅行なんて行かなかったよきっと」
「春斗が働き始めてから会う事無くなったからな、冬子がたまに心配してたぞ」
 冬子は特に表情を変える事もなく相変わらずの目付きの悪さで運転を続けていた。事故が起きないように慎重に動かしているように感じられ、その姿勢が春斗にとってはありがたいものだった。
 春斗が大学を中退して数か月後に働き始めて四ヶ月近く経った今。春斗は社会の厳しさと人々の温かさと冷たさ、簡単な事に対してでも人を容易に信用してはならないという事を学んで来た。
 そんな春斗に休息をと秋男からの提案があって今、三人で旅行に出ていた。春斗にとってはまさに砂漠の中での死に際体験からの水を得たような気分である。乾き切った心に潤いをもたらすのは大切な人と過ごす時間なのだとひしひしと感じさせられた。
 秋男はニヤつきながら今回向かっている旅館での噂を思い返していた。
「今向かってる旅館な、出るらしいぜ」
「出るから選んだんだよね」
「それもある」
 そんな二人の会話の中、冬子はため息をついた。目つきにはますます暗い陰がかかっていく。
「結局はそれしかないんだろ。旅行とか言って結局心霊現象狙いか」
 秋男は目を閉じながらわざとらしく指を振る。
「まあ待った」
 待つだけの要素があるだろうか。これ以上話を聞いたところで誰も彼もが納得するような言葉を用意してくれる気がしなかった。
「人が殆ど来ない、海は綺麗、水着の女性もいる。カンペキだろ」
「水着の女性って私の事か」
 普段から目付きの悪い目のクマがある細いだけで肌が病人のように白い、そんな恐ろしさを強調させる要素ばかりをもっていると自覚している冬子は自身ですら女性としては役者不足だと思っていた。おまけに秋男の軽薄な言動の数々から間違いなく揶揄って来るだろう。重たい気を引き摺りながら一つ付け加える。
「あとお前彼女に一回怒られろ」
 秋男は車内いっぱいに響き渡る迷惑な笑い声を上げる。轟く音は車を揺らしてしまいそう、今にも内側からカベを破ってしまいそうだった。
「小春は寧ろ俺に冬子の魅力を語って来た方だぜ」
 その言葉だけで冬子は呆れて黙る。脳裏にて小春の名前通りの穏やかで可愛らしい笑顔が輝いて見えていた。きっとあの笑顔で嬉々として語っていた事だろう。
 やがてガードレールの外側に濃い青に染められた海が見えて来た。美しい景色を眺めながら車は旅館へと向かって行く。自然が多い斜面の中、春斗は驚きの景色を目にした。一部土砂崩れを起こした跡が残っている。山の方では春斗の住まいの地域と比べて自然の脅威が直接爪を立てるのだと改めて思い知らされた。
 それからしばらく走ってようやく旅館へとたどり着く。秋男は腕を伸ばし欠伸を噛み殺しながら車を降りて行った。続いて春斗と冬子も降りて、節々に走る軽い痛みに身を任せるように進んで旅館をその目に収める。
 元々白かったと思しき薄汚れた壁には所々ヒビが入っていて、木の柱にも切れ込みのような深い傷が刻まれている。立派な年季が幽霊が出そうな雰囲気の旅館に仕立て上げていて心霊スポットの噂の一つや二つを抱えるに相応しい場所となっていた。
 ここに身を置くことには気が引けるものの、代わりの宿など見当たるはずもなく諦めを抱いて戸を開いて入ると若き仲居たちが駆けて来てお辞儀で出迎える。
 それを眺めつつ秋男は春斗の耳元にてこそりと呟く。
「美人さん来たぜ、やったな」
 同意もしなければ否定もしない。春斗にもっと慣れた人物がいて、その人物、すぐそばを歩く女性に好感を抱いていた。
 若き仲居たちの案内を受けてある部屋へと向かって行く。
「多分霊が出る部屋じゃあないぜ」
「俺は期待してないからね」
 疲れた身体と心にのしかかる心霊スポットなど、実態に関わらず大きな負担にしかなり得ない。
 古びた白い壁や木の柱は埃被っていて、床は踏む度に軋んで音を立てて苦しみの呻きのような様をしている。今にも壊れてしまいそうな恐ろしい場所。まさに心霊スポットの名を冠するに相応しい場所。
 そこを通って着いた部屋は畳が敷かれた部屋であった。
「流石に冬子も一緒は良くないと思うんだ」
 春斗のひと言に秋男は何度も頷いていた。
「確かに良くねえな、流石に女同伴はな」
 しつこい程に頷いて今にもはしゃいでしまいそうな震えを抑えて春斗の肩に手を置く。
「つまり男は心霊スポットに忍び込むんだぜ」
 冬子は秋男を鋭い目付きで睨み付けた。その瞳から滲み出る怒りの感情はいつもより色濃く強かった。
「春斗、別に私は構わないから一緒にいて」
 無理やり秋男の手をほどいて春斗を安全な部屋に留めようといつも感じていた事を意見にして伝える。
「アイツに振り回されてたらいくつ命があっても足りたものじゃない」
 しかし春斗は笑顔を浮かべて冬子の心配に言葉を返した。
「大丈夫、心霊現象なんてよく遭ってる俺たちだから何とかなるよ」
 その笑顔はあまりにも不安定で今にも崩れてしまいそう。無理をして張り付けているのは丸分かり。そこまでして女と離れ離れになる春斗の事が分からなかった。
 しかし、そこまで言われては冬子も無理やり引き止める事など出来やしない。おまけにふたりの会話に口を挟む者まで現れるのだから尚更止められない。言葉など無力だった。
「取り敢えず海行こうぜ」
「そもそも秋男が二部屋取れば私が寂しいだけで済んだのに」
「そんなに心配するな。ちょい怖い目見ておしまいだからな」
 結局のところ、何もかもが秋男の想像通りに進んでいた。この男の軽々しい態度に冬子は言葉で対抗することが叶わずに舌打ちをした。


  ☆


 日差しは大きな熱を持っていて暑いというよりも痛いと感じる程であった。肌を刺すという表現が似合う砂浜で三人は遊ぶことが出来るのだろうか。
 目の前に広がるガラス細工のように輝く綺麗な海は美しく、吸い込まれそう。美しき輝きの揺れを眺めて裸足で砂浜を踏む男二人はその地のあまりにも熱い様に驚いていた。
「俺ら砂で焼かれて今夜の目玉料理にされそうだな」
「冗談キツいよ」
 愉快な言葉のやり取りが執り行われた直後、遅れて来た冬子の姿が目に入った。白と薄い緑色のしま模様で彩られたビーチサンダルを履いて、涼しさを感じさせる水色のパレオを身に着けて、上に白の薄い衣を羽織っていた。
 春斗は冬子の白く弱々しく見える肌に見蕩れていた。表情や声、加えて言葉は強そうであっても運動不足であるが為の細い身体は正直なもの。いつもの冷たい表情に少しだけ揺れが見られるのはきっと自身が無いからだろう。
 春斗の肩を小突いて心の内に秘められた感想を崩壊させようとしている男が一人。
「もっと太って肌ももう少し焼いて目のクマも消さねえと色気は出ねえぜ」
「埋めるぞ」
 早々たる切り返しはあまりにも物騒で秋男はついつい笑豪快に笑う。春斗は冬子に便乗することにした。
「そうだよね、こんないい格好した子のセンスが分からないなら埋めるのが一番」
 秋男は驚愕のあまり口を開いて飛び退いて春斗から距離を取る。
「裏切ったな春斗」
 きっと秋男の中では春斗も仲間となる手はずだったのだろう。面食らって固まる秋男がいる一方で冬子は少し恥ずかしそうに衣で身体を隠していた。
 それから春斗と冬子の二人で作った砂山に秋男を生き埋めにして三度謝らせ、ようやく解放した後で、一人泳ぎに行った秋男を放っておいて綺麗な海を眺めつつ歩きながら最近の出来事を話した。
 冬子の表情は少しだけ日差しに溶け込んでいて見ているだけで心が安らいでいくようだった。


  ☆


 海の色、空の色、心の色、全てが夕日に照らされて変わって行く。夕方の景色は何故これほどまでに寂しいのだろう。答えなど何処にも隠されていなかった。
 三人は旅館に戻って少し休んでいた。そこで秋男は春斗に今日起こるであろう心霊現象について話す。
「右足の無い霊がその部屋に泊まった人の右足をつかんで『寄越せ寄越せ』と懇願してくるらしい」
 本来ならば聞きたくないと突っぱねるべきかもしれないが、今いる建物で起こる出来事となれば聞き耳を立てない理由などなかった。
「何件か上がってたが一人だけ右足を怪我したとか言ってたな」
 冬子は呆れのあまり言葉の一つも捻り出せずにいた。実際のけが人が出たような場所を選んだ秋男を睨み付け、春斗に心配を纏った視線を何度も浴びせ続ける。
 そんなやり取りの後での晩ごはん。冬子はその間ずっとどこからか視線を感じていた。注目しているようで、でも愛のある視線と言うよりは冷たいもので。気味の悪い視線に貫かれて冬子は地味ながらも美味しいであろう晩ごはんを楽しむ事すら出来なかった。
 その後風呂から上がりコーヒー牛乳を飲んでいる春斗の所に冬子が来て訊ねるのであった。
「晩ごはんの時、何か視線を感じなかったか」
「いや、別に」
 冬子は念を押して言った。
「本当にあの曰く付きの部屋に泊まっていいんだな。折角の旅行が台無しになるかも知れないのに」
 春斗はただ一度頷き、用意していた答えを向ける。
「やっぱり女性と同じ部屋はね」
「寧ろ私は」
 ようやく風呂から上がってきた秋男は存在で言葉を区切り、春斗を引き連れてあの部屋へと向かって行った。
 仲居たちには内緒で入る部屋。そこには初めから布団が敷いてあって二人がそこで眠るのを待ち構えているようであった。
「さあ、寝るぞ」
 それだけ言って秋男は電気を消す。それから訪れた静寂はあまりにもうるさく感じられた。


  ☆


 足を掴まれるような感覚に襲われ意識は現実へと引き戻された。春斗は目を開いて闇の中、目を凝らして自分の足の方を見つめる。そこには秋男が立っていた。見えない闇の中であるにも関わらず、恨めしそうな表情をしているであろう事は容易に想像出来た。そんな状況で秋男が呻くように言葉を這わせる。
「よこせ、よこせ」
 ただのイタズラなのか寝ぼけているのか春斗には全く分からない。ただ、秋男がその言葉を言っている事だけは間違いなかった。
「よこせ、よこせ」
 よく見てみると秋男の後ろには右足の無い女が立っていた。女もまた、苦しそうな声で呻くように言う。
 「寄越せ、寄越せ」
 鳥肌が立っては暴れ回って止まらない。二人揃って黒々とした気配で言葉を零すその光景に春斗は意識を失った。


  ☆


 朝になり、目を覚ました春斗は秋男を無理やり起こした。
「大丈夫かな、昨日のは一体」
「分からねえ。それより春斗も悪ノリ辞めろよな。昨日俺の右足引っ張りにきやがって」
 その言葉に目を見開く。きっと春斗が体験したことと同じように秋男もまた、足を欲する霊の欲望を聞いていたのかも知れない。
 どちらが本当なのか分からない。もしかするとどちらも本当だったのかもしれない。春斗は秋男が寝ていた敷布団を調べ始めた。
 しばらくは手を動かしていた春斗。枕に触れた途端に違和感を得て、枕カバーを開けて手を入れてみる。
 何かを掴む感触がした。しっかりと握り締めて取り出してみるとそれは血まみれのハンカチだった。
 秋男の顔からは血の気が引いていた。


  ☆


 旅館を出るその時に秋男は仲居に女性霊の事を訊ねてみた。中居は立ち去り数秒後、現れた女将はハンカチを見るなり顔を曇らせながら伝える。
「昔近くで土砂崩れがあって、ある女性がその土砂崩れにあって右足を失った状態でこの宿に来たの」
 ここまで歩いて来るのにどれだけ悲惨な想いをしたことだろう。無念の想いはただただ深まっていく。
「血みどろなその姿に驚きながらもハンカチで血を拭いてたけど、残念ながら助からなかった」
 それ以来、その部屋に泊まった人の前に霊は現れて、その度に枕に血みどろのハンカチが入っていたのだという。敷布団を変えても心霊現象は収まらず、ハンカチも入っていたので誰も泊めていなかったのだとか。
 その話を聞いて春斗は思い出していた。
 あの時の霊は右足をもらいに来ていたのだと。無念の呻きをこぼしながら次こそはと。
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