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どーも野菜狂信者さん、知ってるでしょ?ピットマスターでございます
イカとイワシのつみれ・ミネストローネ添え
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さて、イカをどうやって売れる様にするべきか……ってか久しぶりの刺身をもう少しぐらい堪能させろや。
作るのは明日からでいいとか言っておきながら結局俺は料理する事になってるし。
まあ嫁の頼みとあらば仕方がない。
バーベキューならイカ焼きが定番だが、そのままの姿じゃ手を伸ばしては貰えないだろう。
同様の理由でイカ飯も無理だな……そもそもペスカタに米はないんだが。
塩辛は酒に合うが好き嫌いが別れるし、イカリングは食うかもしれんけどパン粉がなぁ……わざわざパンを乾燥させて砕く事はしないだろう。
タープですらパン粉を作るの見た時「なんちゅー勿体ない事しくさらすんや!」って掴みかかって来たぐらいだ。
当然魚を生で食う習慣がないんじゃ刺身も駄目だろうし。
「お兄ちゃん、ピザならどう?」
「それも考えたがペスカタじゃチーズが手に入らないし、竈やオーブンもないからな……」
コンロでも焼けるが時間が掛かり過ぎる……俺達が食うだけならまだしも大勢に売る、という前提がある以上は無理だ。
いっそイカ煎餅に……プレスはサーマじゃなきゃ無理だろうな。
「あ、じゃあアレは?前にお兄ちゃんが作ってくれたイカが入ってるトマトのスープ」
「ああ、苺心が風邪を引いた時に作ってやったミネストローネだな……試してみるか」
幸いトマトはどこでも売ってるし、他の材料はあるからすぐに作れる。
多少足りない具材はあるが……まあいいか。
さて、まずは角切りのベーコンと剥いた野菜の皮で出汁を取って、と。
この世界のどこにでもある緑色の植物油……まあオリーブオイルなんだが、これでみじん切りのニンニクと薄切りのタマネギを炒める。
タマネギに火が通った所で出汁の鍋から野菜の皮を出して、移す。
そのまま皮と種を取って刻んだトマトと、皮を剥いて角切りにしたリンゴを加えて、塩とオレンジの絞り汁も入れて弱火で煮込んでおこう。
その間にイカの皮と内臓、吸盤やトンビを取り除いて、ミンサーがないから刻んで叩いてミンチにしよう……次からは持ち歩くべきだろうか?
塩コショウをしてよく捏ねて、食べやすい大きさに丸めて鍋に突っ込んで、火が通れば出来上がりだ。
本当ならキャベツやジャガイモにチーズがあった方が美味いんだが、手持ちにないから仕方ない。
因みにリンゴやオレンジの絞り汁を入れたのは甘党な可愛い妹の好みに配慮したからで、普通なら入れないとだけ言っておく。
「うん、懐かしい味……イカのすり身も柔らかくて美味しい」
「これがホンマにあのクラケンかいな……美味いやん」
「流石ウメオ、美味しい」
「へぇ、本当に美味しいじゃないか……やるね」
タープにマリア……サーマまでいつの間に食い始めたんだ?
「別に食うのは構わんが先に一言よこせ、ちゃんとよそってやるから」
「ウメオはウチ等のおかんか!」
「で、この角切りの肉がベーコンとやらかい?確かに美味しいね」
おっと、これはベーコンをアピールせねばならん流れだな。
俺達が食う為のベーコンを見せつつ厚めに切って焼いて出して……タープとマリアが潤んだ瞳で見るから同じ様に焼いて出したよ。
あ、この流れなら可愛い妹も?
「……私はこのスープに入ってるので充分だから」
「……そうか」
そのままいつぞやのイワシハンバーグ(ベーコン抜き)も作って食わせてみたが……
「これは他の街で出していただろう?」
どうやら知っていたらしい。
何か別の料理を考える必要があるな……
「いっそイワシはつみれにして、このスープに入れてみたら?」
「……やってみるか」
試しに入れて煮込んで……味見したら意外と美味い?
「クラケンがもっと美味くなってもうたわ……」
「イチゴ、恐ろしい子……」
「まさかあの処理に困っていた2つが1つの料理で片付くなんてね……」
どうやら好評らしい……
イワシはトマトやリンゴとの相性が良いし、オレンジと合わせる料理もあるにはある……だからってこんな半分闇鍋状態でイケるとは思わなかった。
まあ条件は満たせたらしいからいいや。
レシピはタープに代筆して貰ってそれをサーマに渡したら依頼は完了、と。
因みにこの世界の文字は複数のウナギが絡まっている様にしか見えん、簡単に言えば読めない。
唯一解るのは数字だけだな……これだけは日本と同じだった。
「それじゃベーコンが1つで450、それを300買い取りで手数料引いて……130000バランだよ」
「毎度あり」
一気に稼げてしまったな……
とはいえこれで売る為に持ってきたベーコンは全て無くなってしまったが。
「この数の仕入れ等に宿代、お酒、ウメオの取り分を計算すれば実際の収支は80000バラン……まだ稼ぐ必要がある」
確か最低でも10万バランが必要って言ってたから……後2万か。
そのまま俺の取り分の1万バランを受け取り……まさかマリアの個人的な貯蓄を4万も出させてしまっていたとは。
不甲斐ないなぁ俺は……もっと稼げる男にならねば。
「しゃあないやん、ウメオはこの世界に来て半年と経っとらんもん」
言われてみればまだ2ヵ月未満か……
その間に女神様から難題押し付けられるわ嫁が2人もできるわ……随分と濃くなったな俺の人生。
悪い気はしない所かスゲー幸せだからいいんだけど。
ベーコンは売れたが次はカボチャをどうにかせねばならん……
これは可愛い妹に一任しているので俺に出来る事はそんなにないが。
「あ、よく考えたらあのシカゴピザパイは大量生産に不向きじゃないか?」
「うん、だから前もってタルトの土台を沢山用意してきた」
成程、カボチャタルトか。
見たらコンビニとかでもよく見るサイズだな。
これなら土台さえあれば中身を詰めるだけだし、大量に売るならうってつけだろう。
いつの間に作ったのかはツッコミたいが、あえて聞くまい。
「これを1個3バランで、1日300個がノルマかな」
毎日完売したとすれば1日900バラン……滞在は10日で屋台は明日からとすれば8100バランの収支だな。
「まあパンプキンパイは作りたかいから1日1個の限定販売をするけど」
……あれは確か300バランで売れるとか言ってたから追加で2700バランか。
後はバーベキューしながら稼ぐしかないが例のシカゴピザを作るならコンロが使えん。
「ウメオは明日から魔鉄の鉄板を集めるんやろ?」
そういやそうだった……廃業したたこ焼き屋を探して鉄板を貰ってコンロを作るんだ。
稼ぐ為には明日中に揃えて作るしかないが集まるかどうかが問題だ。
「明日からはイチゴと私で屋台、タープとウメオで鉄板を集める……交渉は私よりタープの方が上手く行くと思う」
タープは(一応)シスターだからな……話ぐらいは聞いてもらえるか。
後は値段の問題があるけどそこは要相談だな。
「予定も決まった所で、今夜は私から……お酒も飲むし」
「しゃあないなぁ、ほんなら明日がウチやな」
……何の話だ?
「毎晩2人を相手にするんはウメオがしんどいやろ?せやから順番にな」
「ああ、それで2人部屋が2つか……納得した」
確かに毎日2人を相手して明け方に寝落ちするのは避けたい……幸せなのは間違いない、だが絶対に死ねる。
「ただし1夜につき最低でも3回戦はして欲しい、それと7日の内3日は休みにする……サーマから聞いた話によれば、こうすると子供が出来る可能性が高くなるらしいから」
「せやなぁ、出来たらでええねんけどウチとマリアでそれぞれ5人は欲しいわぁ」
ちょっと多過ぎないかと思わなくもないが、俺は妊娠について完全な無知だからな……全面的にお任せするしかない。
でもな、確かに子供は欲しいが合わせて10人も作れっていうのは無茶ではなかろうか?
養う為には更に稼ぐ必要があるんだぞ、実際稼いでいるのはマリアだが。
そりゃ養うのも作るのも努力はするけどな!
「10人の甥っ子が順番に、私に抱っこされる……いいかも」
こっちはこっちで何か変な妄想が始まってるし!
可愛い妹よ……シスコンな俺が言っても説得力がないだろうから、お前の性癖については何も言わん。
でも頼むから……姪っ子が産まれても可愛がってやってくれよ?
作るのは明日からでいいとか言っておきながら結局俺は料理する事になってるし。
まあ嫁の頼みとあらば仕方がない。
バーベキューならイカ焼きが定番だが、そのままの姿じゃ手を伸ばしては貰えないだろう。
同様の理由でイカ飯も無理だな……そもそもペスカタに米はないんだが。
塩辛は酒に合うが好き嫌いが別れるし、イカリングは食うかもしれんけどパン粉がなぁ……わざわざパンを乾燥させて砕く事はしないだろう。
タープですらパン粉を作るの見た時「なんちゅー勿体ない事しくさらすんや!」って掴みかかって来たぐらいだ。
当然魚を生で食う習慣がないんじゃ刺身も駄目だろうし。
「お兄ちゃん、ピザならどう?」
「それも考えたがペスカタじゃチーズが手に入らないし、竈やオーブンもないからな……」
コンロでも焼けるが時間が掛かり過ぎる……俺達が食うだけならまだしも大勢に売る、という前提がある以上は無理だ。
いっそイカ煎餅に……プレスはサーマじゃなきゃ無理だろうな。
「あ、じゃあアレは?前にお兄ちゃんが作ってくれたイカが入ってるトマトのスープ」
「ああ、苺心が風邪を引いた時に作ってやったミネストローネだな……試してみるか」
幸いトマトはどこでも売ってるし、他の材料はあるからすぐに作れる。
多少足りない具材はあるが……まあいいか。
さて、まずは角切りのベーコンと剥いた野菜の皮で出汁を取って、と。
この世界のどこにでもある緑色の植物油……まあオリーブオイルなんだが、これでみじん切りのニンニクと薄切りのタマネギを炒める。
タマネギに火が通った所で出汁の鍋から野菜の皮を出して、移す。
そのまま皮と種を取って刻んだトマトと、皮を剥いて角切りにしたリンゴを加えて、塩とオレンジの絞り汁も入れて弱火で煮込んでおこう。
その間にイカの皮と内臓、吸盤やトンビを取り除いて、ミンサーがないから刻んで叩いてミンチにしよう……次からは持ち歩くべきだろうか?
塩コショウをしてよく捏ねて、食べやすい大きさに丸めて鍋に突っ込んで、火が通れば出来上がりだ。
本当ならキャベツやジャガイモにチーズがあった方が美味いんだが、手持ちにないから仕方ない。
因みにリンゴやオレンジの絞り汁を入れたのは甘党な可愛い妹の好みに配慮したからで、普通なら入れないとだけ言っておく。
「うん、懐かしい味……イカのすり身も柔らかくて美味しい」
「これがホンマにあのクラケンかいな……美味いやん」
「流石ウメオ、美味しい」
「へぇ、本当に美味しいじゃないか……やるね」
タープにマリア……サーマまでいつの間に食い始めたんだ?
「別に食うのは構わんが先に一言よこせ、ちゃんとよそってやるから」
「ウメオはウチ等のおかんか!」
「で、この角切りの肉がベーコンとやらかい?確かに美味しいね」
おっと、これはベーコンをアピールせねばならん流れだな。
俺達が食う為のベーコンを見せつつ厚めに切って焼いて出して……タープとマリアが潤んだ瞳で見るから同じ様に焼いて出したよ。
あ、この流れなら可愛い妹も?
「……私はこのスープに入ってるので充分だから」
「……そうか」
そのままいつぞやのイワシハンバーグ(ベーコン抜き)も作って食わせてみたが……
「これは他の街で出していただろう?」
どうやら知っていたらしい。
何か別の料理を考える必要があるな……
「いっそイワシはつみれにして、このスープに入れてみたら?」
「……やってみるか」
試しに入れて煮込んで……味見したら意外と美味い?
「クラケンがもっと美味くなってもうたわ……」
「イチゴ、恐ろしい子……」
「まさかあの処理に困っていた2つが1つの料理で片付くなんてね……」
どうやら好評らしい……
イワシはトマトやリンゴとの相性が良いし、オレンジと合わせる料理もあるにはある……だからってこんな半分闇鍋状態でイケるとは思わなかった。
まあ条件は満たせたらしいからいいや。
レシピはタープに代筆して貰ってそれをサーマに渡したら依頼は完了、と。
因みにこの世界の文字は複数のウナギが絡まっている様にしか見えん、簡単に言えば読めない。
唯一解るのは数字だけだな……これだけは日本と同じだった。
「それじゃベーコンが1つで450、それを300買い取りで手数料引いて……130000バランだよ」
「毎度あり」
一気に稼げてしまったな……
とはいえこれで売る為に持ってきたベーコンは全て無くなってしまったが。
「この数の仕入れ等に宿代、お酒、ウメオの取り分を計算すれば実際の収支は80000バラン……まだ稼ぐ必要がある」
確か最低でも10万バランが必要って言ってたから……後2万か。
そのまま俺の取り分の1万バランを受け取り……まさかマリアの個人的な貯蓄を4万も出させてしまっていたとは。
不甲斐ないなぁ俺は……もっと稼げる男にならねば。
「しゃあないやん、ウメオはこの世界に来て半年と経っとらんもん」
言われてみればまだ2ヵ月未満か……
その間に女神様から難題押し付けられるわ嫁が2人もできるわ……随分と濃くなったな俺の人生。
悪い気はしない所かスゲー幸せだからいいんだけど。
ベーコンは売れたが次はカボチャをどうにかせねばならん……
これは可愛い妹に一任しているので俺に出来る事はそんなにないが。
「あ、よく考えたらあのシカゴピザパイは大量生産に不向きじゃないか?」
「うん、だから前もってタルトの土台を沢山用意してきた」
成程、カボチャタルトか。
見たらコンビニとかでもよく見るサイズだな。
これなら土台さえあれば中身を詰めるだけだし、大量に売るならうってつけだろう。
いつの間に作ったのかはツッコミたいが、あえて聞くまい。
「これを1個3バランで、1日300個がノルマかな」
毎日完売したとすれば1日900バラン……滞在は10日で屋台は明日からとすれば8100バランの収支だな。
「まあパンプキンパイは作りたかいから1日1個の限定販売をするけど」
……あれは確か300バランで売れるとか言ってたから追加で2700バランか。
後はバーベキューしながら稼ぐしかないが例のシカゴピザを作るならコンロが使えん。
「ウメオは明日から魔鉄の鉄板を集めるんやろ?」
そういやそうだった……廃業したたこ焼き屋を探して鉄板を貰ってコンロを作るんだ。
稼ぐ為には明日中に揃えて作るしかないが集まるかどうかが問題だ。
「明日からはイチゴと私で屋台、タープとウメオで鉄板を集める……交渉は私よりタープの方が上手く行くと思う」
タープは(一応)シスターだからな……話ぐらいは聞いてもらえるか。
後は値段の問題があるけどそこは要相談だな。
「予定も決まった所で、今夜は私から……お酒も飲むし」
「しゃあないなぁ、ほんなら明日がウチやな」
……何の話だ?
「毎晩2人を相手にするんはウメオがしんどいやろ?せやから順番にな」
「ああ、それで2人部屋が2つか……納得した」
確かに毎日2人を相手して明け方に寝落ちするのは避けたい……幸せなのは間違いない、だが絶対に死ねる。
「ただし1夜につき最低でも3回戦はして欲しい、それと7日の内3日は休みにする……サーマから聞いた話によれば、こうすると子供が出来る可能性が高くなるらしいから」
「せやなぁ、出来たらでええねんけどウチとマリアでそれぞれ5人は欲しいわぁ」
ちょっと多過ぎないかと思わなくもないが、俺は妊娠について完全な無知だからな……全面的にお任せするしかない。
でもな、確かに子供は欲しいが合わせて10人も作れっていうのは無茶ではなかろうか?
養う為には更に稼ぐ必要があるんだぞ、実際稼いでいるのはマリアだが。
そりゃ養うのも作るのも努力はするけどな!
「10人の甥っ子が順番に、私に抱っこされる……いいかも」
こっちはこっちで何か変な妄想が始まってるし!
可愛い妹よ……シスコンな俺が言っても説得力がないだろうから、お前の性癖については何も言わん。
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