乙女ゲームにこんな設定いらなくない?〜BL(受)の声優は乙女ゲームに転生する(泣)〜改

十夜海

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第二章 あれれ?王都でドキ?はやすぎない?

ヨンジュウナナ

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さて。

ーー人類滅亡するまであとーー2000日……チャラーンチャャーン♪

なーんてね、言ってみたかった言葉だよ。
まあ、あとぶっちゃけ後5年くらい?で魔王が発生?するかもしれませんが、ハノエルには関係ないといいなあ。

だって、アレがヒロインじゃあ、先が見えてるよね……。
あれ、滅亡してしまう?

ちなみに俺の現在のステイタス知りたい?
勉強(座学)で聞いた魔法を威力減減て練習しても強くなるらしいんた、
まあ、ハノエルには不要かもだけどね。だって、魔力が無限大。
現在の俺のステイタスはこちら↓文字化けしたところは結局直らなくて……。


名前[ハノエル・アドレイド]
歳[10歳]
性別[第二種男]
魔力[SSS]
魔力値[♾/♾]
属性[光・闇・風・火・水・土・緑・空間・重力・☆$#]
体力[D]
知力[SSS]
運[90]
スキルーー神聖魔法・聖魔魔法

処女神の加護




俺は『サクチュアリーシールド』つかったじゃない?
あれ、神聖魔法だったんだってよ。
伯母がいうには、この世界では伝説になっている魔法らしい。
魔法の呪文も伝わっていない。
ただ名前だけがわかってるんだそう。
俺は何故か、浮かんだ呪文を心で唱えたらできてしまった。
この魔法は、だけが使ったとされているそうです。
はっきりキッパリと言えないのは、なんかね、そーゆー曖昧な本しかないんだって。
なんかの作為か、はたまた手抜きか……。

なんで俺の力を隠すか…わかった?

皆が必死に俺を隠す理由。

つまり、ヒロインと同じ力を持っているわけ。
神官長は知っているけど、本来、巫女は女性だからね。
同じ力を使えても、知らないふりをしてくれている。
前に言ったよね?
神官長は全ての人のステイタスを知るが、守秘義務の制約で話すことはできないって。
でも、一つだけ例外がある。
『神の巫女』になりうる少女が現れたら、教会で保護せよ。
ってね。
ただ、花浦幸だけは、神聖魔法が使えるようになるわけ。
髪色もね。
それも15歳の時にね?髪色が変わるから、神官がもう一度洗礼をされるべきですって言っておこなうんだよ。
で、わかるわけよ。
だから、何故なのか?
あのヒロインが、前世をもち、なおかつ髪色も黒なのに、いまだに教会に保護されていないのかが、わからない。
神聖魔法のスキルがないとかなのか?
いや、それはおかしいよねえ。だったら、ヒロインになれないじゃない?
まだ、目覚めてないから?でも、それなら髪色が既に黒なのはおかしいじゃないか。まさか、ただ名前が一緒なだけの黒い髪の少女とか?
いやいや、黒髪はこの世界じゃありえないだろう?
うーん。なんでなんだろう。
でもなあ、神聖魔法を使える俺は髪色が黒ではない。もちろん、使えるようになった今も、ストロベリーブロンドです。
ただ、オッドアイになってしまった。そう、ヴァルと同じ色は違うけどね。片方はスミレ色。もう片方が黒。やはり、神聖魔法には黒が必要なのだろうか?
で、神聖魔法と共にある聖魔魔法。
これはまるっと謎らしいです。
呪文どころか魔法すらわからないとか。……超超超!レアなわけ。
その上、処女神の加護って何さ。
もしかして、この神のおかげで処女が奪われなかったとか?
まあ、何にせよ、神の加護なんてそれこそ……聖者じゃないか?だってさ。だから、これは秘匿するべき事案らしいよ?
ちなみに神聖魔法を持った男子の報告は例外にないから、口には出せないのだとか。
故に、俺的には助かるわけよ。
守秘義務万歳!

そんなことを考えている間に、既に平民街を抜けて、現在は富裕層の暮らす住宅街に。
後もう少し行くと、貴族街に入るみたいです。
お貴族様の暮らす場所は、簡易だけど柵で区切られてるんだよ?
もちろん出入り口には門番ならぬ、騎士が立っています。
城にはきちんとした城壁があって、南と北からしか入れません。
ちなみに、南門が正門で北門が裏門になっている。
仕事のことを考えたら、うちが裏門って感じだけどね。
実際には筆頭公爵家。
つまり、王族の次に偉いんだよね。
まあ、なんというか……代々王弟が継ぐのは、筆頭公爵。
アドレイド公爵の仕事を継いだ父は、裏の部隊も率いてますが。
ただ、王弟でも能力がなければ、父みたいに権力は持てません。
当たり前ですよね?
馬鹿にハサミと権力は持たせてはいけない。大変なことになりますよ。
おっと、貴族街の入り口に来たようです。
一応、中を軽く見るために馬車のドアがあく。
まあ、チラ見だ。
貴族を脅して入る賊がいると困るからね。スルーできるのは王族のみです。もちろん、城に入るときは、きちんと調べられる。

「ご苦労。」

と父が声をかけると、騎士が胸に拳を当てる。
うぉ、かっこいい!かっこいーよ!

この国の騎士の敬礼らしい。
この辺はなんかいーよね!
ザ、異世界って感じ!

「兄様、かっこいいですね。」

とにっこり笑うと、騎士の人たちが真っ赤になった。
うーん、ハノエルの笑顔はやっぱ最強?
コレを武器に……いや、コレは家族には武器になるが世間的には変態を製造してしまう。
おお、諸刃の剣!



扉が閉められて馬車が走り出すと。

「そんな可愛い顔をみせちゃだめよ?」

と姉に言われました。
まあ、確かにハノエルが弟なら俺もいうだろうとおもうスマイル諸刃の剣
だから、素直に頷きました。

「大丈夫、ハノエルの笑顔は私が全ての意味で守ってみせるよ。」

兄が笑って約束とキスをくれた。
そして程なくして馬車がゆっくりと止まった。
どうやら、着いたようだ。

扉が開けられて、父、母、姉、兄の順で降りて、俺の番になったとき兄に手を伸ばされた。
そのまま抱き上げられて、子供抱っこにされる。

「兄様?」
「ふふ、危ないからね?」

……疲れているので、まあいいかと思ってしまう。

そして、屋敷を前に俺は新たな決意を固めるのだった。

絶対にアレがヒロインなら……二人を近づけないぞ!と。
ハノエルが卒業する10年後まで、俺は家族で平穏無事に過ごしてみせる!
そう、小さいけれど大きな目標なのだ。

絶対に!


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