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第四章 ありえないよね?不憫なのはハノエルだけじゃないのかも・・・
ヒャクニジュウキュウ
しおりを挟むおっと。いけないいけない。
我ながらシスコンがMAXらしい。妹のことを考えると止まらなくなる。
とりあえず、俺より生存率が高そうな妹のことは置いておこう。
うん、たぶん絶対大丈夫だと思うから。
そう、とにかくだ。
、二人の黒髪の少女のことだ。
あの二人のうち、どちらかがヒロインなのだろうか?
それとも二人とも?
はたまた、どちらも違うとか?
どちらともに、『聖なる力』は感じなかった気がする。
ほら、ハノエルも『神聖魔法』使えるじゃない?
神聖魔法が『聖なる力』なわけで、つまり同じ波動を感じないわけ。
ちなみに現在のハノエルのステイタスはこちら↓
名前[ハノエル・アドレイド]
歳[10歳]
性別[第二種男完全体]
魔力[SSS]
魔力値[♾/♾]
属性[光・闇・風・火・水・土・緑・空間・重力・☆$#]
体力[D+]
知力[SSS]
運[98]
スキルーー神聖魔法・聖魔魔法・癒聖魔法
処女神の加護・聖使徒の加護・守華の護り・打破する者
………癒聖魔法って?神聖魔法は、まあ、わかる。
聖魔魔法すら意味わからんのに、さらに意味わからんもんきた!
聖使徒ってなにさ。
打破するのはなに?
守華の護り……これは守華とまだつかがってるみたいで嬉しいから良し!
あ、でも体力にプラスがついてる。
何気に嬉しいかも。
ただ、さ?
なんなん、完全体って!
……ん?
まって。確か天使って『完全体』って言わない?
一説では、男でも女でもある者とか、男でも女でもない者って言うじゃない?
うーん……その説でいったら兄やクリスまで子供ができてしまう……。
クリスはどうでもいいけど、兄が襲われたら困る!
だって、兄も可愛いんだもの。
ハノエルでは兄に子供を作れないのに、兄が誰かの子を生む?
ダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメダメ!
絶対許さん!
兄に手を出したら許さん!
絶頭にダメなんだから!
というか、兄が襲われる想像があまりつかないけども。
だって、強いんだよ?
だから、ハノエルのことはとにかく置いておこう。
うん、家族というか兄や妹を考えてしまうと……思考がそれだけになってしまう。……我ながらやばいやつだ。
だって、しょうがないじゃんか!
兄はとにかくカッコいいし!
妹は可愛いんだからっ!
もちろん姉だって大切だ。だって、優しいんだからっ!
……話が全く進まないじゃないか。
ハノエル……やばいよねー。
たぶん、家族自慢したら一日中できちゃうかも!
って、話じゃなくて。
だから、二人のヒロインかもしれない子がいたってことだよ。
二人とも兄の話だと無事に孤児院に保護されたらしい。
でも、犯罪印のある子を花浦家は養女にするだろうか?
いや、聖なる力を保持したなら……するかもしれない。
何故なら、『聖なる巫女』はそれほど国にとっては重要だから。
もちろん、セバスに聞いて『花浦家』が存在しているのも確認済みだ。
確かに男爵家として存続している。
でも……一つ話とは違っていたのだ。
幸が花浦家に入ったのは、花浦家には子供がいなくて頻繁に孤児院を訪れていた為だ。
そう、孤児院に寄付をして孤児院の子を引き取ろうか迷っていたのだそうだ。
そして、学園に通う直前に力を暴走させた幸を引き取ると決めたわけだ。
だけども、現在『花浦家』には娘がいるのだ。
故に孤児院とも懇意にはしていない。普通の貴族程度の寄付を行う程度。
寄付額でいうなら我が家の方が大きいわけで……。
ここでも話が食い違っているわけだ。
無理やりゲーム設定のようなことがやってきたり、でも、そもそもの話が消えていたりと……全く予期できない。
それに……兄の話だと、攻略者がクリスをのぞいて全て消えてしまっているらしい。
そして、驚くべきことにその人たちも転生者だったらしい。
ちっ、知っていたら……復讐できたかもしれないのに!
残念だ。
でもさ。
いないってことは、クリス一択で攻略してくれないかな。
できたら関わり合いになりたくないし、関わらなかったら姉も無事だもんね。
「ハノエル坊っちゃま。そろそろ軽くお食事にいたしましょう。」
どうやら、半日以上経ってしまったらしい。
美味しいあっさり目のリゾットを頂きました。
やはり、我が家の料理人の料理は最高だね!
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