16 / 58
第2章
戦いのやりなおし
しおりを挟む───────────────────
エリック・ミラ・アウィーズ 15歳
Sランク冒険者
Lv12495
HP ∞
MP ∞
攻撃力 ???
防御力 ???
俊敏力 ???
魔法攻撃力 ???
〈攻撃〉
剣技Lv14 弓技Lv16 体術Lv17
〈魔法〉
火属性極Lv13 水属性極Lv1 風属性極Lv3
真光属性Lv1 真闇属性Lv1
〈帝王スキル〉
魔力操作
〈神スキル〉
創造神 破壊神 生命神 代行神 叡智神
空間神 結界神 偽造神 鑑定神 召喚神
契約神
〈唯一スキル〉
無詠唱 二刀流 三本矢 瞬間移動 経験値5倍 精霊化 悪魔化
〈称号〉
転生者 神 世界の理を知るもの 魔法の神 炎神 水神 風神 光神 闇神 精霊神の契約者 悪魔神の契約者 竜殺し
〈眷属〉
ダークフェンリル ダークウルフ マリ
デモン ユイ
───────────────────
「真闇属性ってなんだよ......」
俺は目の前にいる黒龍にバインドをかけたまま考えた。
(真闇属性ってなんなんだ?ほかの属性も極とかついてるし、光属性に至っては闇属性と同じ真がついてるし...)
「は…はやく...この...ばいんど...を...とい...て...」
(この極とか真ってなんだ?見た感じだと普通の魔法よりは強いことは分かるけど............。うーーん)
「お...おねがい...はやぐ...どいで...」
「あ!わりぃわりぃ、今解くな」
そう言って俺はバインドを解いた。
「ぜぇー、ぜぇー、ぜぇー、ふぅー。やっと解いてくれた!あれすごく苦しかったんだよ!僕死ぬところだったんだよ!」
「ごめんって、許してくれよ。で、どうする?契約してくれるのか?」
「むぅー!なんか軽いなぁ。じゃあもう1回!」
「じゃあ今度はバインド無しでやるか?」
俺は勝てると思っていた。だってあれだもん。
「今度は戦うんじゃなくて、魔力と殺気当てで勝負だ!」
「魔力あては分かるけど、殺気当てって何?どうやってやるの?」
「?ボクは知らないよ。なんか出せるからやってるだけだよ?」
「おいおい、なんで出せるんだよ」
俺は振り返ってルルに助けを求めた。
「殺気っていうのは相手を殺したいとかそういう感情のことだよ。普段は魔力と殺気、同時に出すことは難しいけど、大切な人が殺された時とかそういうことがあった時は自然と両方出るらしいよ」
「例え方が物騒だな…ま、やり方はわかったしその勝負のった!」
「ふーん、人間の癖にあんな魔法が使えてもこの勝負には勝てないんじゃないかな?」
「そんなのやってみないと分からないだろ?」
「随分と威勢がいいね!」
「まぁな。やったことがないことに挑戦するんだ、テンションくらい上がるさ」
「それじゃあ、始めようか!」
それを合図に黒龍は魔力と殺気を全力で出した。
(確かに魔力は感じる。すごい魔力だ!ここまでの魔力は見たことない!あれ?でも......殺気が分からない?そもそも殺気が感じ取れない。なんでだろう?)
そう思い後ろを振り返り、みんなのことを見てみるとみんな気絶していた。
(.........って、おぉーーい!なんで気絶してんだよ!)
すると黒龍が魔力を収めて
「ふん!やっぱり人間程度僕の魔力と殺気に当てられて怯えて......ない!?なんであれを食らって普通に立ってるの?普通は後ろの子みたいになるはずだよ!」
「え?そうなのか?俺は少し強い魔力しか感じ取れなかったけど」
「もういいよ!次は君の番だよ!さぁ!早く!」
(まぁ、とりあえずやるか。殺気っていうのは相手を殺したいとかそういう感情だったはず。だったら......)
そして俺は黒龍を視界から外し目を閉じ、
(殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す)
そう思いながら魔力を半分だけ解放した。
流石に全部の魔力を出して魔力切れを起こして倒れたくはない。
すると地面が揺れ、俺達が入っていた異空間自体が揺れだし、やがてその空間は破壊された。
異空間が破壊されたことによって、元の世界に戻ってきたが、俺の魔力と殺気は収まっていない。
木々がざわめき、大地が割れ、近くにあった木々は倒れそうな程に傾いている。
「ちょっ...と...はや...く...とめ…......」
(ん?黒龍の声がしたけど途中で途切れたぞ?)
俺は魔力と殺気を収め、黒龍を見る。
その体は倒れ、白目を向き、よだれを垂らして気絶している。
「えぇーーーーーー!なんで気絶してるの!?回復魔法かけた方がいいかな?」
だが俺は、迷わずに回復魔法をかけた。
「んん、あれ?なんで倒れてるの?うぅーん......。はっ!そうだ!あの時、君の魔力と殺気を受けてそれで......そっから記憶が無いなぁ」
「とりあえず大丈夫か?」
「うん、僕は大丈夫だよ。でも後ろの子達が......」
「うん?」
俺は後ろを振り返った。
「忘れてたぁー!」
そして俺はみんなに回復魔法をかけた。
10分が経った。
流石に辺りが暗くなり始めているので簡単な家を土魔法で作り、ベッドも人数分作った。
みんなをベッドに寝かせてから黒龍の方を見ると口をあんぐり開けていた。
「ね、ねぇ、君って無詠唱でこんなことが出来るの?」
「そうだけど?」
「そうだけどって...」
「まあまあ、っと。そんなことより、みんなが目を覚ましたっぽいぞ」
そう言って俺は家の中に入ってみんなを見る。
「あれ?私、黒龍の魔力と殺気を受けて...それで......だめ、思い出せない」
「マリもです」
「私も同じく」
「ユイもー」
「ニャー」
「みんな揃ってかよ。まぁ、あいつとの勝負は勝ったぞ。」
「えぇー!エリック、あの恐ろしい圧に何ともなかったの?」
「圧?俺にはただ少し強い魔力しか感じられなかったぞ」
「え?そ、そうなんだ、へぇー.........」
なんかルルだけじゃなくみんなまで唖然としている。
「あ、契約は終わったの?」
「ん?あ、忘れてた。つい力を出せることにテンション上がってて。」
「ふふっ、エリックらしいね。はやく契約してきたら?」
「そうだな、そうしてくる」
そう言って俺は簡易的な家を出て黒龍の元へ向かった。
0
あなたにおすすめの小説
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる