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第3章
新しいクラス
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俺たちは門でもらった地図を見ながら教室に向かって歩き始めた。この学園は真ん中にグラウンドと第1広場があり、正門を抜けた先にある5階建ての校舎が各クラスの教室、グラウンドと第1広場を挟んで反対側には3階建ての図書館があるみたいだ。
他にも実技棟や観客席のある闘技場があったりとかなり広い。
クラスの教室がある校舎は本校舎と言うらしい。1階以外は6つの教室があり、2階が1年生、3階が2年生、4階が3年生、5階が4年生の教室で1階が普通教師の職員室になっている。
ちなみに普通教師が担当する国語、算数、社会の他に魔法学などの専攻分野があり、それぞれの担当分野によって職員室や自室が違う校舎にある。
ルルはなんでも教えることが出来るらしいが基本は普通科目を教えることになるので職員室は本校舎の職員室になるはずだ。
「えーっと、階段はここを右かな?」
「違いますよご……エリくん。ここを左です!地図の向き反対ですよ?」
俺は本校舎に入ってすぐの廊下を右に行こうとしてマリに注意された。
「あれ?」
「エリくん地図読めないんですか?」
「そ、そんなことは……ない、はず」
「あ!今明らかに目を逸らしました!」
「うっ……」
「またお勉強会しないといけないですね?」
「いや、それは……」
「えへへ~」
何やら笑いながら「ご主人様と二人きり」と聞こえた気がしたがスルーして入って左にある階段に向かう。
階段を上るとちょっとしたホールがあり、そこから左右に教室が続いていた。
そのホールから右に行くと奥からAクラス、Bクラス、Cクラスの教室があり、左に行くと手前からDクラス、Eクラスと続いて左の奥の部屋は2クラスの生徒が入れる大きさの教室があるが空き教室らしい。
俺たちはホールから右に曲がってすぐの教室、Cクラスの教室の前で別れた。
俺はみんなの後ろ姿を少し見たあと、緊張して早くなっている鼓動を整えるように深呼吸をして教室の扉を開けた。
教室にいるほぼ全員からの視線が刺さる。
これがCクラスの人なら誰か入ってきたくらいの視線だけで済んだだろう。
整えたはずの鼓動がまた早くなる。
1度出直そうかと思ったその時、不意に声をかけられた。
「久しぶり!」
その声の主は水色の髪を肩に揃えた女の子だった。
「あれ、もしかして覚えてない?」
不意に声をかけられたので固まってしまったがすぐに記憶を辿った。
「確か食堂の……シェラだっけ?」
「そうだよ!良かったー、覚えてたんだね」
その子は合格発表の日にみんなで食べに行った食堂のシェラだった。
「どうしたの?そんなに固まって」
「あ、いや……ちょっと緊張してな」
「あー、分かる。私も初めてこの教室に入った時は緊張したね~」
「でもシェラがいてくれてよかったよ。ちょっとマシになった」
「ほんと?それは良かった~」
そんな会話をしているとシェラの後ろから声がかかった。
「ほう、貴様がエリックか」
上から目線のこいつは濃い緑の髪に軽くウェーブをかけていた。体格は普通くらいだが明らかに平民を見下している貴族だった。
「ああ、俺がエリックだ。お前は?」
俺は別に貴族に挑発する意図でお前と言ったわけではなく、ただ名前を聞こうとしたのだがその言葉が癪に障ったらしい。先程までの見下す目ではなく眉間にシワを寄せて睨んできた。
「貴様!貴族様に対してその態度はなんだ!」
「え?」
「俺はレイラク伯爵家の嫡男のウィレイク様だぞ!」
「それだったら俺も─────」
俺も貴族だと言おうとするがウィレイクによって妨げられた。
「うるさい!所詮筆記で満点を取ったからといって図に乗るな!」
「……はい?」
俺は一瞬、目の前のことより試験のことが気になった。
他にも実技棟や観客席のある闘技場があったりとかなり広い。
クラスの教室がある校舎は本校舎と言うらしい。1階以外は6つの教室があり、2階が1年生、3階が2年生、4階が3年生、5階が4年生の教室で1階が普通教師の職員室になっている。
ちなみに普通教師が担当する国語、算数、社会の他に魔法学などの専攻分野があり、それぞれの担当分野によって職員室や自室が違う校舎にある。
ルルはなんでも教えることが出来るらしいが基本は普通科目を教えることになるので職員室は本校舎の職員室になるはずだ。
「えーっと、階段はここを右かな?」
「違いますよご……エリくん。ここを左です!地図の向き反対ですよ?」
俺は本校舎に入ってすぐの廊下を右に行こうとしてマリに注意された。
「あれ?」
「エリくん地図読めないんですか?」
「そ、そんなことは……ない、はず」
「あ!今明らかに目を逸らしました!」
「うっ……」
「またお勉強会しないといけないですね?」
「いや、それは……」
「えへへ~」
何やら笑いながら「ご主人様と二人きり」と聞こえた気がしたがスルーして入って左にある階段に向かう。
階段を上るとちょっとしたホールがあり、そこから左右に教室が続いていた。
そのホールから右に行くと奥からAクラス、Bクラス、Cクラスの教室があり、左に行くと手前からDクラス、Eクラスと続いて左の奥の部屋は2クラスの生徒が入れる大きさの教室があるが空き教室らしい。
俺たちはホールから右に曲がってすぐの教室、Cクラスの教室の前で別れた。
俺はみんなの後ろ姿を少し見たあと、緊張して早くなっている鼓動を整えるように深呼吸をして教室の扉を開けた。
教室にいるほぼ全員からの視線が刺さる。
これがCクラスの人なら誰か入ってきたくらいの視線だけで済んだだろう。
整えたはずの鼓動がまた早くなる。
1度出直そうかと思ったその時、不意に声をかけられた。
「久しぶり!」
その声の主は水色の髪を肩に揃えた女の子だった。
「あれ、もしかして覚えてない?」
不意に声をかけられたので固まってしまったがすぐに記憶を辿った。
「確か食堂の……シェラだっけ?」
「そうだよ!良かったー、覚えてたんだね」
その子は合格発表の日にみんなで食べに行った食堂のシェラだった。
「どうしたの?そんなに固まって」
「あ、いや……ちょっと緊張してな」
「あー、分かる。私も初めてこの教室に入った時は緊張したね~」
「でもシェラがいてくれてよかったよ。ちょっとマシになった」
「ほんと?それは良かった~」
そんな会話をしているとシェラの後ろから声がかかった。
「ほう、貴様がエリックか」
上から目線のこいつは濃い緑の髪に軽くウェーブをかけていた。体格は普通くらいだが明らかに平民を見下している貴族だった。
「ああ、俺がエリックだ。お前は?」
俺は別に貴族に挑発する意図でお前と言ったわけではなく、ただ名前を聞こうとしたのだがその言葉が癪に障ったらしい。先程までの見下す目ではなく眉間にシワを寄せて睨んできた。
「貴様!貴族様に対してその態度はなんだ!」
「え?」
「俺はレイラク伯爵家の嫡男のウィレイク様だぞ!」
「それだったら俺も─────」
俺も貴族だと言おうとするがウィレイクによって妨げられた。
「うるさい!所詮筆記で満点を取ったからといって図に乗るな!」
「……はい?」
俺は一瞬、目の前のことより試験のことが気になった。
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