6 / 40
6:やっぱり椎茸だ
しおりを挟む
「んー……伐採しすぎたか」
「あ、あは。そうかもしれませんね」
村人の家をほぼ新しくログハウス仕立てで建て直した際、丸太は全てこの森から調達した。
その結果、村から徒歩数分の森は、だいぶん禿散らかってしまった。
この規模だと森の精霊もいないだろうな。
「そうだ。南の森へ行かないか?」
「南ですか? でも時間がかかってしまいますよ」
「大丈夫。景色はちゃんとここに入れてある。一瞬で飛べるよ」
そう言って俺は自分の頭を指さした。
一度行って記憶さえしていけば、瞬時に移動が可能な魔法──それが空間転移《テレポート》だ。
この魔法、もちろん俺だけでなく他者も連れて使用可能。
ただし触れ合っていなければならない。
「という訳で、セレナ」
一切の説明なしに彼女へと手を伸ばす。
「え? ど、どういう訳なんですか?」
分からないなりにも、セレナは頬を染めながら俺の手を握った。
「"空間転移"」
「ひぅっ」
一番鮮明に覚えている場所は、やはり彼女と出会ったあの場所だ。
ご馳走をゲットした場所でもある。
あれから三日目だが、巨大猪から流れ出た血の跡が、今も地面に残っていた。
「こ、ここは……えぇ!? わ、私とケンジさんが出会った場所ですかっ」
「そう。空間転移の魔法は、記憶にある場所に瞬間移動できるものだからね。一番ハッキリ覚えているのがここだったんだ」
「そ、そうなん……ですか。ふわぁぁ、こんな便利な魔法、私はじめてです。あ、魔法使いさん自体、滅多に見ることなかったですけどね」
ふわりと振り返りながら、セレナは柔らかい笑みを浮かべる。
この世界には魔術師が少ないのだろうか?
「セレナ。君はハーフエルフだが、君自身は魔法を?」
「あ、いえ。私は父がエルフなのですが、父は私が生まれる以前に亡くなって。父は精霊魔法が使えたようなんです。だけど母は魔法はからっきしで」
「そうか、すまない。辛いことを聞いて」
「え? だ、大丈夫ですよっ。親兄弟がいない人なんて、あの村にはたくさんいますから」
そういう人が開拓民に立候補しているのだと、彼女は明るい表情で言う。
そうか。ある意味、俺もここに選ばれてきたのかもしれないな。
家族のいない俺も……。
さぁて、辛気臭くならないよう、じゃんじゃん食えるものを探すぞ!
「セレナ、キノコを見つけたら教えてくれ。鑑定して食えるかどうか調べるから」
「ケンジさんは鑑定スキルも使えるのですか!?」
「あぁ。だから野草でもなんでも、鑑定すれば食えるものを見分けられるぞ」
「す、凄いです! たっくさん見つけましょう」
はしゃぐ彼女は、次々にキノコを見つけ出した。
まぁ例に漏れず、大半が毒なわけだが。それでも大量に鑑定すれば食用も見つかる。
ついでに肉もだ。
「弓を持ってくればよかったです」
キノコ採りのためにセレナは大きな籠を抱えている。
もともと村のすぐ近くにある森へ行くつもりだったから、武器は持って来ていない。
「大丈夫。俺が全部仕留めてやるさ。"雷撃《スパーク》"」
本来は直線状に飛ぶだけの雷系魔法だが、俺は魔力操作によって自由自在に屈折させて飛ばすことができる。
貫通性能もあるので、数匹がひと固まりになっていない場合にも重宝する魔法だ。
茂みからぴょんこぴょんこと跳ねてきた兎をこいつで仕留め、新たに兎肉を五羽分ゲット。
小一時間ほどでセレナの持つ籠も満杯になった。一度村に戻って新しい籠を持って来た方がいいだろう。
俺の空間倉庫の中に入れるのもありだが、そうすると取り出すときにキノコ一つずつ、草一枚ずつ取り出すことになって面倒だ。
風呂敷でもなんでもいい。村に戻って補充しよう。
その前に──
「ちょっと樹木の精霊ドライアドを呼び出して契約するから、待っててくれるか?」
「え? ド、ドラ?」
「ドライアド。植物の精霊さ。あっちの森の禿を解決させるためにね、精霊の力を借りようと思うんだ」
大地の精霊と樹木の精霊は相性がいい。二大精霊の力で、禿散らかった森もすぐに再生できるだろう。
こっちの森からキノコの菌糸とか持ってくれば、向こうで栽培もできる。
動物も連れてきて繁殖させれば、狩りの獲物もできるだろう。枯渇させないようにしなきゃならないが。
いっそ家畜を飼うのもいいだろうな。
「"心を迷わせし森の乙女ドライアド。我の声に応え、我との契約を求めん。我が名は江藤賢志"」
森の中に俺の声が木霊すると、その声は次第に女のものへと変わっていった。
さて、ベヒモスはハムスターだったわけだが、ドライアドはどうかな?
『わらわを呼んだのは、あなた?』
「ケンジさん!?」
すぅっと俺の背後に何者かが現れた。
「そうだ」と返事をしつつゆっくり振り返ったが……誰もいない。
『こっち、こっちよ』
「こっち? 下か」
見下ろすと、そこに見えたのは椎茸。
そう、椎茸だ。どっからどうみても椎茸の傘が見える。それも直径30センチほどの巨大椎茸だ。
俺、椎茸大好き。
「いやいやいやいや、待ってくれ。ドライアドが椎茸!?」
『椎茸だなんて失礼しちゃうわっ。わらわは森の乙女ドライアドよっ』
くいっと傘を上げてこちらを見上げる椎茸──いやドライアド。
椎茸の傘の下には、幼い少女がいた。
正しくは椎茸の傘をかぶった少女というべきか。ただ……小さい。
見た目の年齢は十歳ぐらいだが、その身長は50センチ程度。子供をそのままミニチュアサイズにした感じだ。
椎茸の傘をかぶっている以外にも、しっかりと人外臭は漂っていた。
肌は真っ白で、そこは椎茸というよりえのきというべきか。手足はあっても、指はない。
あとやっぱり椎茸だ。
この世界の精霊はどうなってんだ?
『それで、わらわと契約したいですって?』
「まぁ、一応……」
『一応とはなによ一応とは!』
「ケンジさん、呼び出しておいてその言い方はドライアドちゃんが可哀そうですよ」
『そうよそうよ! ハーフエルフの言う通りよっ。あなた、いい人ね』
「え? そ、そうですか……。えへ、えへへ」
何故かセレナとドライアドが仲良くなってしまった。
『じゃあこのちんまい森を、立派な森にすればいいのね』
「あまり大きくし過ぎないでくれ。今の五倍ぐらいの大きさでいい。あと村の方に向かっての拡張だけはしないでくれよ」
ドライアドとの契約の条件は、キノコ畑を作ることだった。
やっぱり椎茸なんじゃないか。
まぁそれに関しては願ったりかなったりで。もちろん栽培したキノコは美味しく召し上がってもいいとのこと。
森の一角だけ湿度を保つ環境にし、ベヒモスには地中の土壌の調整を行って貰う。
『では主の魔力を頂戴して──きゅっきゅー』
『わらわもわらわも~。ちゅ~っ』
「あーはいはい。どうぞどうぞ持っていってくれ」
精霊に何かをして貰うためには、術者は魔力を対価にしなければならない。
やって貰うことの規模が大きければ、それ相応の量の魔力を渡すことになる。
魔力は休息をとることで回復するから特に問題もない。
だいたい1%ほどの魔力を吸い取られただろうか。
かくしてハムスターと椎茸による、森の再生が始まった。
「な、なんじゃこりゃーっ」
「も、森が復活しとる!?」
「むしろでかくなってないか?」
セレナ宅で食事をご馳走になっている最中、村人の騒ぐ声で表に出ると──禿散らかっていたはずの森は、もっさもさに生まれ変わっていた。
あー、うん。
俺の魔力1%は、十分すぎる育毛効果があったようだ。
「あ、あは。そうかもしれませんね」
村人の家をほぼ新しくログハウス仕立てで建て直した際、丸太は全てこの森から調達した。
その結果、村から徒歩数分の森は、だいぶん禿散らかってしまった。
この規模だと森の精霊もいないだろうな。
「そうだ。南の森へ行かないか?」
「南ですか? でも時間がかかってしまいますよ」
「大丈夫。景色はちゃんとここに入れてある。一瞬で飛べるよ」
そう言って俺は自分の頭を指さした。
一度行って記憶さえしていけば、瞬時に移動が可能な魔法──それが空間転移《テレポート》だ。
この魔法、もちろん俺だけでなく他者も連れて使用可能。
ただし触れ合っていなければならない。
「という訳で、セレナ」
一切の説明なしに彼女へと手を伸ばす。
「え? ど、どういう訳なんですか?」
分からないなりにも、セレナは頬を染めながら俺の手を握った。
「"空間転移"」
「ひぅっ」
一番鮮明に覚えている場所は、やはり彼女と出会ったあの場所だ。
ご馳走をゲットした場所でもある。
あれから三日目だが、巨大猪から流れ出た血の跡が、今も地面に残っていた。
「こ、ここは……えぇ!? わ、私とケンジさんが出会った場所ですかっ」
「そう。空間転移の魔法は、記憶にある場所に瞬間移動できるものだからね。一番ハッキリ覚えているのがここだったんだ」
「そ、そうなん……ですか。ふわぁぁ、こんな便利な魔法、私はじめてです。あ、魔法使いさん自体、滅多に見ることなかったですけどね」
ふわりと振り返りながら、セレナは柔らかい笑みを浮かべる。
この世界には魔術師が少ないのだろうか?
「セレナ。君はハーフエルフだが、君自身は魔法を?」
「あ、いえ。私は父がエルフなのですが、父は私が生まれる以前に亡くなって。父は精霊魔法が使えたようなんです。だけど母は魔法はからっきしで」
「そうか、すまない。辛いことを聞いて」
「え? だ、大丈夫ですよっ。親兄弟がいない人なんて、あの村にはたくさんいますから」
そういう人が開拓民に立候補しているのだと、彼女は明るい表情で言う。
そうか。ある意味、俺もここに選ばれてきたのかもしれないな。
家族のいない俺も……。
さぁて、辛気臭くならないよう、じゃんじゃん食えるものを探すぞ!
「セレナ、キノコを見つけたら教えてくれ。鑑定して食えるかどうか調べるから」
「ケンジさんは鑑定スキルも使えるのですか!?」
「あぁ。だから野草でもなんでも、鑑定すれば食えるものを見分けられるぞ」
「す、凄いです! たっくさん見つけましょう」
はしゃぐ彼女は、次々にキノコを見つけ出した。
まぁ例に漏れず、大半が毒なわけだが。それでも大量に鑑定すれば食用も見つかる。
ついでに肉もだ。
「弓を持ってくればよかったです」
キノコ採りのためにセレナは大きな籠を抱えている。
もともと村のすぐ近くにある森へ行くつもりだったから、武器は持って来ていない。
「大丈夫。俺が全部仕留めてやるさ。"雷撃《スパーク》"」
本来は直線状に飛ぶだけの雷系魔法だが、俺は魔力操作によって自由自在に屈折させて飛ばすことができる。
貫通性能もあるので、数匹がひと固まりになっていない場合にも重宝する魔法だ。
茂みからぴょんこぴょんこと跳ねてきた兎をこいつで仕留め、新たに兎肉を五羽分ゲット。
小一時間ほどでセレナの持つ籠も満杯になった。一度村に戻って新しい籠を持って来た方がいいだろう。
俺の空間倉庫の中に入れるのもありだが、そうすると取り出すときにキノコ一つずつ、草一枚ずつ取り出すことになって面倒だ。
風呂敷でもなんでもいい。村に戻って補充しよう。
その前に──
「ちょっと樹木の精霊ドライアドを呼び出して契約するから、待っててくれるか?」
「え? ド、ドラ?」
「ドライアド。植物の精霊さ。あっちの森の禿を解決させるためにね、精霊の力を借りようと思うんだ」
大地の精霊と樹木の精霊は相性がいい。二大精霊の力で、禿散らかった森もすぐに再生できるだろう。
こっちの森からキノコの菌糸とか持ってくれば、向こうで栽培もできる。
動物も連れてきて繁殖させれば、狩りの獲物もできるだろう。枯渇させないようにしなきゃならないが。
いっそ家畜を飼うのもいいだろうな。
「"心を迷わせし森の乙女ドライアド。我の声に応え、我との契約を求めん。我が名は江藤賢志"」
森の中に俺の声が木霊すると、その声は次第に女のものへと変わっていった。
さて、ベヒモスはハムスターだったわけだが、ドライアドはどうかな?
『わらわを呼んだのは、あなた?』
「ケンジさん!?」
すぅっと俺の背後に何者かが現れた。
「そうだ」と返事をしつつゆっくり振り返ったが……誰もいない。
『こっち、こっちよ』
「こっち? 下か」
見下ろすと、そこに見えたのは椎茸。
そう、椎茸だ。どっからどうみても椎茸の傘が見える。それも直径30センチほどの巨大椎茸だ。
俺、椎茸大好き。
「いやいやいやいや、待ってくれ。ドライアドが椎茸!?」
『椎茸だなんて失礼しちゃうわっ。わらわは森の乙女ドライアドよっ』
くいっと傘を上げてこちらを見上げる椎茸──いやドライアド。
椎茸の傘の下には、幼い少女がいた。
正しくは椎茸の傘をかぶった少女というべきか。ただ……小さい。
見た目の年齢は十歳ぐらいだが、その身長は50センチ程度。子供をそのままミニチュアサイズにした感じだ。
椎茸の傘をかぶっている以外にも、しっかりと人外臭は漂っていた。
肌は真っ白で、そこは椎茸というよりえのきというべきか。手足はあっても、指はない。
あとやっぱり椎茸だ。
この世界の精霊はどうなってんだ?
『それで、わらわと契約したいですって?』
「まぁ、一応……」
『一応とはなによ一応とは!』
「ケンジさん、呼び出しておいてその言い方はドライアドちゃんが可哀そうですよ」
『そうよそうよ! ハーフエルフの言う通りよっ。あなた、いい人ね』
「え? そ、そうですか……。えへ、えへへ」
何故かセレナとドライアドが仲良くなってしまった。
『じゃあこのちんまい森を、立派な森にすればいいのね』
「あまり大きくし過ぎないでくれ。今の五倍ぐらいの大きさでいい。あと村の方に向かっての拡張だけはしないでくれよ」
ドライアドとの契約の条件は、キノコ畑を作ることだった。
やっぱり椎茸なんじゃないか。
まぁそれに関しては願ったりかなったりで。もちろん栽培したキノコは美味しく召し上がってもいいとのこと。
森の一角だけ湿度を保つ環境にし、ベヒモスには地中の土壌の調整を行って貰う。
『では主の魔力を頂戴して──きゅっきゅー』
『わらわもわらわも~。ちゅ~っ』
「あーはいはい。どうぞどうぞ持っていってくれ」
精霊に何かをして貰うためには、術者は魔力を対価にしなければならない。
やって貰うことの規模が大きければ、それ相応の量の魔力を渡すことになる。
魔力は休息をとることで回復するから特に問題もない。
だいたい1%ほどの魔力を吸い取られただろうか。
かくしてハムスターと椎茸による、森の再生が始まった。
「な、なんじゃこりゃーっ」
「も、森が復活しとる!?」
「むしろでかくなってないか?」
セレナ宅で食事をご馳走になっている最中、村人の騒ぐ声で表に出ると──禿散らかっていたはずの森は、もっさもさに生まれ変わっていた。
あー、うん。
俺の魔力1%は、十分すぎる育毛効果があったようだ。
23
あなたにおすすめの小説
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
社畜おっさんは巻き込まれて異世界!? とにかく生きねばなりません!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はユアサ マモル
14連勤を終えて家に帰ろうと思ったら少女とぶつかってしまった
とても人柄のいい奥さんに謝っていると一瞬で周りの景色が変わり
奥さんも少女もいなくなっていた
若者の間で、はやっている話を聞いていた私はすぐに気持ちを切り替えて生きていくことにしました
いや~自炊をしていてよかったです
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。
死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。
命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。
自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜
あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい!
ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット”
ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで?
異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。
チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。
「────さてと、今日は何を読もうかな」
これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。
◆小説家になろう様でも、公開中◆
◆恋愛要素は、ありません◆
巻き込まれ召喚・途中下車~幼女神の加護でチート?
サクラ近衛将監
ファンタジー
商社勤務の社会人一年生リューマが、偶然、勇者候補のヤンキーな連中の近くに居たことから、一緒に巻き込まれて異世界へ強制的に召喚された。万が一そのまま召喚されれば勇者候補ではないために何の力も与えられず悲惨な結末を迎える恐れが多分にあったのだが、その召喚に気づいた被召喚側世界(地球)の神様と召喚側世界(異世界)の神様である幼女神のお陰で助けられて、一旦狭間の世界に留め置かれ、改めて幼女神の加護等を貰ってから、異世界ではあるものの召喚場所とは異なる場所に無事に転移を果たすことができた。リューマは、幼女神の加護と付与された能力のおかげでチートな成長が促され、紆余曲折はありながらも異世界生活を満喫するために生きて行くことになる。
*この作品は「カクヨム」様にも投稿しています。
**週1(土曜日午後9時)の投稿を予定しています。**
キャンピングカーで走ってるだけで異世界が平和になるそうです~万物生成系チートスキルを添えて~
サメのおでこ
ファンタジー
手違いだったのだ。もしくは事故。
ヒトと魔族が今日もドンパチやっている世界。行方不明の勇者を捜す使命を帯びて……訂正、押しつけられて召喚された俺は、スキル≪物質変換≫の使い手だ。
木を鉄に、紙を鋼に、雪をオムライスに――あらゆる物質を望むがままに変換してのけるこのスキルは、しかし何故か召喚師から「役立たずのド三流」と罵られる。その挙げ句、人界の果てへと魔法で追放される有り様。
そんな俺は、≪物質変換≫でもって生き延びるための武器を生み出そうとして――キャンピングカーを創ってしまう。
もう一度言う。
手違いだったのだ。もしくは事故。
出来てしまったキャンピングカーで、渋々出発する俺。だが、実はこの平和なクルマには俺自身も知らない途方もない力が隠されていた!
そんな俺とキャンピングカーに、ある願いを託す人々が現れて――
※本作は他サイトでも掲載しています
【収納∞】スキルがゴミだと追放された俺、実は次元収納に加えて“経験値貯蓄”も可能でした~追放先で出会ったもふもふスライムと伝説の竜を育成〜
あーる
ファンタジー
「役立たずの荷物持ちはもういらない」
貢献してきた勇者パーティーから、スキル【収納∞】を「大した量も入らないゴミスキル」だと誤解されたまま追放されたレント。
しかし、彼のスキルは文字通り『無限』の容量を持つ次元収納に加え、得た経験値を貯蓄し、仲間へ『分配』できる超チート能力だった!
失意の中、追放先の森で出会ったのは、もふもふで可愛いスライムの「プル」と、古代の祭壇で孵化した伝説の竜の幼体「リンド」。レントは隠していたスキルを解放し、唯一無二の仲間たちを最強へと育成することを決意する!
辺境の村を拠点に、薬草採取から魔物討伐まで、スキルを駆使して依頼をこなし、着実に経験値と信頼を稼いでいくレントたち。プルは多彩なスキルを覚え、リンドは驚異的な速度で成長を遂げる。
これは、ゴミスキルだと蔑まれた少年が、最強の仲間たちと共にどん底から成り上がり、やがて自分を捨てたパーティーや国に「もう遅い」と告げることになる、追放から始まる育成&ざまぁファンタジー!
アイテムボックスの最も冴えた使い方~チュートリアル1億回で最強になったが、実力隠してアイテムボックス内でスローライフしつつ駄竜とたわむれる~
うみ
ファンタジー
「アイテムボックス発動 収納 自分自身!」
これしかないと思った!
自宅で休んでいたら突然異世界に拉致され、邪蒼竜と名乗る強大なドラゴンを前にして絶対絶命のピンチに陥っていたのだから。
奴に言われるがままステータスと叫んだら、アイテムボックスというスキルを持っていることが分かった。
得た能力を使って何とかピンチを逃れようとし、思いついたアイデアを咄嗟に実行に移したんだ。
直後、俺の体はアイテムボックスの中に入り、難を逃れることができた。
このまま戻っても捻りつぶされるだけだ。
そこで、アイテムボックスの中は時間が流れないことを利用し、チュートリアルバトルを繰り返すこと1億回。ついにレベルがカンストする。
アイテムボックスの外に出た俺はドラゴンの角を折り、危機を脱する。
助けた竜の巫女と共に彼女の村へ向かうことになった俺だったが――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる