46 / 52
3章
第──46
しおりを挟む
「空だけずるい!」
「抜け駆けなんて、許せませんっ」
俺と同じタイミングで風呂へと向かったはずの二人は、俺が部屋で寛ぎ始めて30分以上も経ってからようやく戻って来た。
その時ちょうど、酸素リラックスタイムをしていたわけで。
部屋に入って来るなり、俺が寝ているベッドに二人して飛び込んできてぎゅーぎゅーだ。
「せまっ」
「酸素! 酸素濃くして!」
「早くうぅ」
「くっ。この酸素中毒者どもめっ。分かったよ! 濃くすればいいんだろ! "空気操作"」
といっても28%。
そのうえで空気中の埃やちょっとした湿気の臭い。あと大事なのは花粉。そういったものを空気清浄で排除すれば……
「あぁぁ、癒されるぅ」
「いや、そんな具体的な効果はないと思うんだけどさ」
「いいえ、癒されますわ。こうして空さんの温もりを感じているだけで、幸せです」
「あ! ちょっとリシェル、ずるい!!」
「ふふふ」
横になっている俺に腕と足を絡ませてくるリシェル。
風呂上がりの火照った彼女の体が、これでもかと密着する。
俺──
どうすればいい?
誰か教えてえろい人。
「わ、わたしだって癒されたいんだからっ」
「うぐっ──」
今度は左側からシェリルが密着してくるっ。
この二人、体形はほとんど同じで、どちらもそれなりに胸がある。
カップサイズなんて俺には分からない。でもTVに出てる推しアイドルの子より大きいと思う。
そのアイドルはDカップだ。それより大きいんだからEか? それともFか!?
俺は、うん、そうだな。
小さいより大きいほうが好きだ!!!
いや、別に胸が大きいから二人を好きになったわけじゃないぞ。
二人が俺を慕ってくれるから……突然現れた異世界人の俺を、受け入れてくれて優しくしてくれて、それに可愛いし。
だから好きになったんだ。
そういえば二人は、俺のどこに惚れてくれたんだろう?
ぎゅうっと体を密着させる二人の間から腕を外し、彼女らの頭の下へと潜り込ませる。
するとすぐに二人は俺の腕を枕代わりにした。
「空……あったかい」
「二人の方が風呂から上がったばっかりだし、温かいよ」
「体温のことだけじゃありませんよ。ふふ」
「じゃあ……どこなんだよ」
むしろ今の俺、緊張と羞恥心でめちゃくちゃ顔が熱い。
なんだよ。両腕で女の子に腕枕って。
ちょっとカッコつけすぎた。
こんな幸せあってもいいのか?
「ふ、二人は……どうして俺のこと、好きになってくれたんだ? 俺、いつもくしゃみで鼻水ずるずるだし、涙ぼろぼろで瞼が腫れてることもあるし。汚いってよく言われて──」
そこでシェリルが俺の口を塞ぐように、指で触ってきた。
「それは元の世界にいた時のことでしょう? それに鼻水も涙も、ただの生理現象じゃない。そのせいで空は体調を悪くしたり、辛い目にあっていたのでしょう?」
「それを好きになるかどうかの判断材料にするのは、間違っていると思います。私たちは、空さんの中身で判断したのですよ」
「そう。空は突然召喚されてこの世界に来たわ。そんな世界や、ここの住人であるわたしたちを憎まなかった」
え、そんなの当たり前じゃないか。
だって二人は俺を救ってくれたんだ。
「そればかりか、私たちエルフのために瘴気を浄化してくれたわ」
「そ、それは助けて貰った恩だし」
「知らない世界に放り出されて、それでも前向きな空さんでした」
「……そ、そうなのかな。自分じゃよく分からないよ。むしろ俺、空気清浄のスキルのおかげで、今までずっと苦しんできたアレルギーから解放されて……それで、ハイテンションだったのかもな」
「ふふ、よかったわね空」
「これまで苦しんだ分、解放されて幸せになれってことですね」
もう十分幸せです。
その日、酸素リラックスタイムが終わるまで、二人とたくさんのことを話した。
この世界でエルフがどういう扱いをされているのかとか、他の種族のこと。自然のことなんかも聞いた。
エルフが差別を受けている──という訳ではないが、やっぱり普通の目では見られていないらしい。
特に女性は。
その外見の美しさから襲われたり、捕まって奴隷にされることもあるという。
「ただこのフォートサス王国は、それを禁止している国なの」
「禁を犯せば処刑もありうることなので、この国では比較的安全です」
比較的っていうのは、エルフに限らず女性が夜に独り歩きしていたら、そりゃまぁ危ないよってことで。
「この国はエルフと密接な関係に?」
「はい。この国は建国350年。その際に大森林も手中に収めようと、エルフの里に攻めてきたこともあったとかで」
「えぇー、その話を聞いて、密接とかそんな気配ないんだが」
「ふふ。その時にですね、人間を退けるために戦いに出た長老のお嬢様がいまして」
長老と言ってもフロイトノーマ長老ではなく、もう少し年配の長老の娘さんなんだそうな。
そのお嬢様と出会ったのが建国王。
で、一目惚れ。
すぐさま戦争は終わり、建国王はエルフのお嬢様に愛の告白をした。
だが森に攻め入った事実が消えるはずもなく。
お嬢様はあっさりお断り。
「でもね、ぜーんぜん諦めなかったそうなの」
「フロイトノーマ長老も、建国王が結界の外で愛の告白を叫ぶのをしょっちゅう見ていたのですって」
「しょ、しょっちゅう……王様なんだろ?」
「森にテントを張って、泊まり込みだったみたいよ」
凄い王様だな。いや家臣がかわいそうだ。
そして5年が過ぎると、お嬢様はついに折れた。
というか、命の短い人間が、そこまで自分を一途に想ってくれることに、絆されたようだ──と、フロイトノーマ長老は話していたそうだ。
「一途ねぇー……え? じゃあこの国の王族って?」
「えぇ。わたしたちエルフの血が混ざっているわ」
「王妃であらせられたテュリーナさまは、健国王が寿命を迎えてお亡くなりになると、寂しさのあまり後を追うようにお亡くなりになられて」
長寿であるエルフが、愛する夫を失った失意から生きる力を失い、そして寿命が縮まる。
それをエルフが知ったのは、その時なんだとか。
二人も……俺が人間としての寿命を全うして死んでしまったら──
それは、嫌だな。
二人にはエルフとしての寿命を全うして欲しい。
俺のせいで死んでしまうなんて、そんなのは嫌だ。
そう思うのは、俺のわがままなんだろうか。
そんなことを考えていると、二人が愛おしく思えて。二人の頭の下に回した手をきゅっと閉じ、俺のほうへと引き寄せた。
「はぅん」
「ひゃう」
「死んで欲しくない。二人にはちゃんと長生きして欲しい」
そんな俺の訴えに、二人は「やっ」「お断りします」と答える。
「一緒にいる時間が長いのは嬉しい。だけど、空がいない時間が長くなるのは……いや」
「失って、その後のことを考えるだけでも辛いです」
「でも──」
左右から細く白い指が俺の唇を押える。
二人が身を起こして、俺の顔を覗き込む。
「でもでもだっては、ダメ」
「私たちが早死にするのが嫌なのでしたら、空さんが長生きしてくださいね」
そう言って二人は、俺の頬にキスをした。
「抜け駆けなんて、許せませんっ」
俺と同じタイミングで風呂へと向かったはずの二人は、俺が部屋で寛ぎ始めて30分以上も経ってからようやく戻って来た。
その時ちょうど、酸素リラックスタイムをしていたわけで。
部屋に入って来るなり、俺が寝ているベッドに二人して飛び込んできてぎゅーぎゅーだ。
「せまっ」
「酸素! 酸素濃くして!」
「早くうぅ」
「くっ。この酸素中毒者どもめっ。分かったよ! 濃くすればいいんだろ! "空気操作"」
といっても28%。
そのうえで空気中の埃やちょっとした湿気の臭い。あと大事なのは花粉。そういったものを空気清浄で排除すれば……
「あぁぁ、癒されるぅ」
「いや、そんな具体的な効果はないと思うんだけどさ」
「いいえ、癒されますわ。こうして空さんの温もりを感じているだけで、幸せです」
「あ! ちょっとリシェル、ずるい!!」
「ふふふ」
横になっている俺に腕と足を絡ませてくるリシェル。
風呂上がりの火照った彼女の体が、これでもかと密着する。
俺──
どうすればいい?
誰か教えてえろい人。
「わ、わたしだって癒されたいんだからっ」
「うぐっ──」
今度は左側からシェリルが密着してくるっ。
この二人、体形はほとんど同じで、どちらもそれなりに胸がある。
カップサイズなんて俺には分からない。でもTVに出てる推しアイドルの子より大きいと思う。
そのアイドルはDカップだ。それより大きいんだからEか? それともFか!?
俺は、うん、そうだな。
小さいより大きいほうが好きだ!!!
いや、別に胸が大きいから二人を好きになったわけじゃないぞ。
二人が俺を慕ってくれるから……突然現れた異世界人の俺を、受け入れてくれて優しくしてくれて、それに可愛いし。
だから好きになったんだ。
そういえば二人は、俺のどこに惚れてくれたんだろう?
ぎゅうっと体を密着させる二人の間から腕を外し、彼女らの頭の下へと潜り込ませる。
するとすぐに二人は俺の腕を枕代わりにした。
「空……あったかい」
「二人の方が風呂から上がったばっかりだし、温かいよ」
「体温のことだけじゃありませんよ。ふふ」
「じゃあ……どこなんだよ」
むしろ今の俺、緊張と羞恥心でめちゃくちゃ顔が熱い。
なんだよ。両腕で女の子に腕枕って。
ちょっとカッコつけすぎた。
こんな幸せあってもいいのか?
「ふ、二人は……どうして俺のこと、好きになってくれたんだ? 俺、いつもくしゃみで鼻水ずるずるだし、涙ぼろぼろで瞼が腫れてることもあるし。汚いってよく言われて──」
そこでシェリルが俺の口を塞ぐように、指で触ってきた。
「それは元の世界にいた時のことでしょう? それに鼻水も涙も、ただの生理現象じゃない。そのせいで空は体調を悪くしたり、辛い目にあっていたのでしょう?」
「それを好きになるかどうかの判断材料にするのは、間違っていると思います。私たちは、空さんの中身で判断したのですよ」
「そう。空は突然召喚されてこの世界に来たわ。そんな世界や、ここの住人であるわたしたちを憎まなかった」
え、そんなの当たり前じゃないか。
だって二人は俺を救ってくれたんだ。
「そればかりか、私たちエルフのために瘴気を浄化してくれたわ」
「そ、それは助けて貰った恩だし」
「知らない世界に放り出されて、それでも前向きな空さんでした」
「……そ、そうなのかな。自分じゃよく分からないよ。むしろ俺、空気清浄のスキルのおかげで、今までずっと苦しんできたアレルギーから解放されて……それで、ハイテンションだったのかもな」
「ふふ、よかったわね空」
「これまで苦しんだ分、解放されて幸せになれってことですね」
もう十分幸せです。
その日、酸素リラックスタイムが終わるまで、二人とたくさんのことを話した。
この世界でエルフがどういう扱いをされているのかとか、他の種族のこと。自然のことなんかも聞いた。
エルフが差別を受けている──という訳ではないが、やっぱり普通の目では見られていないらしい。
特に女性は。
その外見の美しさから襲われたり、捕まって奴隷にされることもあるという。
「ただこのフォートサス王国は、それを禁止している国なの」
「禁を犯せば処刑もありうることなので、この国では比較的安全です」
比較的っていうのは、エルフに限らず女性が夜に独り歩きしていたら、そりゃまぁ危ないよってことで。
「この国はエルフと密接な関係に?」
「はい。この国は建国350年。その際に大森林も手中に収めようと、エルフの里に攻めてきたこともあったとかで」
「えぇー、その話を聞いて、密接とかそんな気配ないんだが」
「ふふ。その時にですね、人間を退けるために戦いに出た長老のお嬢様がいまして」
長老と言ってもフロイトノーマ長老ではなく、もう少し年配の長老の娘さんなんだそうな。
そのお嬢様と出会ったのが建国王。
で、一目惚れ。
すぐさま戦争は終わり、建国王はエルフのお嬢様に愛の告白をした。
だが森に攻め入った事実が消えるはずもなく。
お嬢様はあっさりお断り。
「でもね、ぜーんぜん諦めなかったそうなの」
「フロイトノーマ長老も、建国王が結界の外で愛の告白を叫ぶのをしょっちゅう見ていたのですって」
「しょ、しょっちゅう……王様なんだろ?」
「森にテントを張って、泊まり込みだったみたいよ」
凄い王様だな。いや家臣がかわいそうだ。
そして5年が過ぎると、お嬢様はついに折れた。
というか、命の短い人間が、そこまで自分を一途に想ってくれることに、絆されたようだ──と、フロイトノーマ長老は話していたそうだ。
「一途ねぇー……え? じゃあこの国の王族って?」
「えぇ。わたしたちエルフの血が混ざっているわ」
「王妃であらせられたテュリーナさまは、健国王が寿命を迎えてお亡くなりになると、寂しさのあまり後を追うようにお亡くなりになられて」
長寿であるエルフが、愛する夫を失った失意から生きる力を失い、そして寿命が縮まる。
それをエルフが知ったのは、その時なんだとか。
二人も……俺が人間としての寿命を全うして死んでしまったら──
それは、嫌だな。
二人にはエルフとしての寿命を全うして欲しい。
俺のせいで死んでしまうなんて、そんなのは嫌だ。
そう思うのは、俺のわがままなんだろうか。
そんなことを考えていると、二人が愛おしく思えて。二人の頭の下に回した手をきゅっと閉じ、俺のほうへと引き寄せた。
「はぅん」
「ひゃう」
「死んで欲しくない。二人にはちゃんと長生きして欲しい」
そんな俺の訴えに、二人は「やっ」「お断りします」と答える。
「一緒にいる時間が長いのは嬉しい。だけど、空がいない時間が長くなるのは……いや」
「失って、その後のことを考えるだけでも辛いです」
「でも──」
左右から細く白い指が俺の唇を押える。
二人が身を起こして、俺の顔を覗き込む。
「でもでもだっては、ダメ」
「私たちが早死にするのが嫌なのでしたら、空さんが長生きしてくださいね」
そう言って二人は、俺の頬にキスをした。
12
あなたにおすすめの小説
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
学校ごと異世界に召喚された俺、拾ったスキルが強すぎたので無双します
名無し
ファンタジー
毎日のようにいじめを受けていた主人公の如月優斗は、ある日自分の学校が異世界へ転移したことを知る。召喚主によれば、生徒たちの中から救世主を探しているそうで、スマホを通してスキルをタダで配るのだという。それがきっかけで神スキルを得た如月は、あっという間に最強の男へと進化していく。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
猫好きのぼっちおじさん、招かれた異世界で気ままに【亜空間倉庫】で移動販売を始める
遥風 かずら
ファンタジー
【HOTランキング1位作品(9月2週目)】
猫好きを公言する独身おじさん麦山湯治(49)は商売で使っているキッチンカーを車検に出し、常連カードの更新も兼ねていつもの猫カフェに来ていた。猫カフェの一番人気かつ美人トラ猫のコムギに特に好かれており、湯治が声をかけなくても、自発的に膝に乗ってきては抱っこを要求されるほどの猫好き上級者でもあった。
そんないつものもふもふタイム中、スタッフに信頼されている湯治は他の客がいないこともあって、数分ほど猫たちの見守りを頼まれる。二つ返事で猫たちに温かい眼差しを向ける湯治。そんな時、コムギに手招きをされた湯治は細長い廊下をついて歩く。おかしいと感じながら延々と続く長い廊下を進んだ湯治だったが、コムギが突然湯治の顔をめがけて引き返してくる。怒ることのない湯治がコムギを顔から離して目を開けると、そこは猫カフェではなくのどかな厩舎の中。
まるで招かれるように異世界に降り立った湯治は、好きな猫と一緒に生きることを目指して外に向かうのだった。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
人生初めての旅先が異世界でした!? ~ 元の世界へ帰る方法探して異世界めぐり、家に帰るまでが旅行です。~(仮)
葵セナ
ファンタジー
主人公 39歳フリーターが、初めての旅行に行こうと家を出たら何故か森の中?
管理神(神様)のミスで、異世界転移し見知らぬ森の中に…
不思議と持っていた一枚の紙を読み、元の世界に帰る方法を探して、異世界での冒険の始まり。
曖昧で、都合の良い魔法とスキルでを使い、異世界での冒険旅行? いったいどうなる!
ありがちな異世界物語と思いますが、暖かい目で見てやってください。
初めての作品なので誤字 脱字などおかしな所が出て来るかと思いますが、御容赦ください。(気が付けば修正していきます。)
ステータスも何処かで見たことあるような、似たり寄ったりの表示になっているかと思いますがどうか御容赦ください。よろしくお願いします。
異世界に転移した僕、外れスキルだと思っていた【互換】と【HP100】の組み合わせで最強になる
名無し
ファンタジー
突如、異世界へと召喚された来栖海翔。自分以外にも転移してきた者たちが数百人おり、神父と召喚士から並ぶように指示されてスキルを付与されるが、それはいずれもパッとしなさそうな【互換】と【HP100】という二つのスキルだった。召喚士から外れ認定され、当たりスキル持ちの右列ではなく、外れスキル持ちの左列のほうに並ばされる来栖。だが、それらは組み合わせることによって最強のスキルとなるものであり、来栖は何もない状態から見る見る成り上がっていくことになる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる