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12:調味料ゲット
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「お、おい、どこに行くんだゴンッ」
『ンメェー』
ゴンに腹いっぱい食べさせようと、昨日見つけた森に向かう途中。
急にゴンは進路を北西に向けてトットコ駆け出すと、俺たちについて来いと言わんばかりに振り向いた。
「何かしら? ついて来いってことよね?」
「だと思うけど……おい、俺たちはお前ほど、足場の悪いここをスタスタ歩けないんだよ」
『メェー』
それからゴンは、歩く速度を緩め、振り返る回数も多くなった。
しばらく進むと、岩場の斜面に穴を発見。人ひとりギリギリ通れる程度の穴だな。
ゴンはその中に入って行くと、直ぐに何かを咥えて出てきた。
「なんだよゴン。石か?」
ほんのりピンクがかった石だ。それをぐいぐいと俺に押し当ててくる。
「なんだよゴン。石がどうしたんだ?」
『ンメェ。ンメンメメェ』
「その石がどうしたのかしら? ディオン、鑑定してみたら?」
「あ……そ、そうだね」
鑑定スキルは今セットしてないんだよぉ。
「セ、セリスは周囲を警戒してくれないか? モンスターがやってくるかもしれないし」
「そうね。分かったわ」
セリスが背を向けたら、すぐにステータスボードを開いて鑑定スキルをセット。
とりあえず1でいいや。
で、鑑定すると【岩塩】という吹き出しが浮かんだ。
岩塩。
岩え……。
「塩だ!?」
「え?」
思わず大きな声を出してしまった。
セリスも驚いて振り向き、俺が手にしている石をじっと見つめた。
「昨日、私たちが塩が欲しいっていう話をしていた時、ゴンが騒いでたけど……」
「もしかして、岩塩があることを伝えたかったのか?」
『メェェーッ』
野生の山羊も、足らない栄養を補うために塩を舐めると聞く。
山羊が住むのは山だ。山で見つかる塩と言えば、岩塩。その場所を山羊たちは知っている。
クラッシュゴートも塩好きだったとはな。
「その穴の中に岩塩があるのか」
『メ』
「中は真っ暗ね。待ってて、火の精霊サラマンダーを呼び出して、照らして貰うから」
セリスが短い呪文を唱え、ポケットから取り出した火打石を打ち鳴らした。
チカっと火花が散ると、直ぐにそれが膨れ上がって掌サイズの蜥蜴が生まれた。もちろん全身が火で覆われたトカゲだ。
火蜥蜴はセリスをじっと見つめると、やがて穴の中へと入って行く。
「そこかしこに転がっているみたいだな」
「そうね。これなら一歩中に入ればいくらでも取れそう」
「俺が中に入って石を拾うから、セリスは──いや、外より中のほうが安全かな」
「でも魔法が使える私が外の方がいいんじゃない?」
「いや、作業に夢中になって魔法が遅れた場合を考えると、俺の方が──」
『ンメ』
足元でコロンっと音がして、俺とセリスが視線を下に向ける。
するとそこには赤ん坊の握り拳ほどの岩塩が転がっていた。
『メ』
ゴンだ。
いつの間にかまた穴の中に入ったゴンが、今度は鼻先で石を転がしたんだ。
「そうね。ゴンがいるんだもの。この子にお願いすればいいわね」
「そっか。お前が手伝ってくれるなら、俺が拾ってセリスが周りを警戒すればいいもんな」
『ンメェ』
ゴンが岩塩を穴の外へ転がす。それを俺が拾って背負い袋へ入れる。セリスは周囲を警戒。
実はこっそり索敵スキルをセットしてあるので、岩塩拾いをしながら俺も警戒をしていたりはする。
岩塩がゴロゴロしているようで、直径十センチ前後の物が二十個ぐらいになるのに十分と掛からなかった。
「ゴン。このぐらいで止めておこう。料理に使うなら十分な量だ」
『ンメェー』
ゴンが穴から出てくると、褒めて欲しそうに頭を出してきた。
「ありがとうな、ゴン」
そう言ってわしゃわしゃ撫でてやると、嬉しそうに眼を細めて尻尾をぷりぷり振っていた。
「じゃあ森に行って、食料探しをするか」
「あまり奥にはいかない方がいいでしょうね」
「あぁ。森の外が見えるぐらいの場所までしか行かないようにしよう」
茸類とか見つかるといいんだけどなぁ。
「ふぅ、大漁大漁。森に入ってすぐの場所にも、茸とかいっぱいあるもんだね」
「きっと他に誰も取る人がいないからでしょうね。毒茸もあったけどディオンの鑑定のおかげで、間違って食べずに済むわ」
森に入って十メートルも置かない所で、第一茸を発見。が、これは毒茸だった。
すぐに別の茸を発見。そっちも毒茸で、次に見つけたのは食用に出来る茸だった。
もう少し進むと栗が見つかって、さっそく塩茹でだ。
岩塩という想定外の収穫もあって、その分、背負い袋がいっぱいになるのが早く、砦に戻って来たのは昼過ぎだった。
「今度行く時はシーツを持って行きましょう。ディオンの背負い袋だけじゃ、たくさん食料を持ち運べないし」
「そうだなぁ。もう少しまとめて持ち帰って、冬に備えたいね」
「こんな時、アイテムボックスとかあれば便利なのになぁって思うけど……」
「あんなの、持ってる人の方が稀じゃないか」
アイテムボックスはその名の通り、小さな箱の中の空間が捻じ曲げられ、見た目に反して大量の物を収納出来る箱だ。
手のひらサイズの箱でも、入れたい物を近づけるとサイズに関係なくしゅるりと吸い込んでくれる。
この世界に存在するダンジョン内の宝箱から、一定確率で手に入る品物だけど──その出現頻度は極めて低い。
だからめちゃくちゃ高額なんだよ。
「言ってみただけ。まぁそんなもの、手に入る訳ないものね」
「まぁ次からは布に包んで持ち帰れるようにもしよう」
「そうね。それじゃあ少し早いけど、夕食の準備をしましょう。ディオンは茸を日当たりのいい所に吊るしておいてくれない? 乾燥させて、日持ちするようにしたいの」
「了解。雪が降りだす前に、保存食をたくさん用意しなきゃな」
芋も吊るしておけば日持ちするし、雪が積もればその中に埋めておけば更に長持ちするだろう。
魚も然りだ。
「あの森に動物でもいればなぁ。いや、最悪動物型モンスターでもいい。たいていは食べられるしな」
『ンメッ!?』
「いや、お前は食べないって」
暫くは食料探査の日々が続きそうだ。
なんとか雪が降りだす前に、ある程度の量を確保出来ればいいのだけれど。
そうなると、セリスの言う通りアイテムボックスとか欲しくなるよなぁ。
ステータスボードとか、ゲームっぽい機能があるのにアイテムボックスはないんだよねぇ。
実はどっかに隠しツールとか、あったりしないのかな。
『ンメェー』
ゴンに腹いっぱい食べさせようと、昨日見つけた森に向かう途中。
急にゴンは進路を北西に向けてトットコ駆け出すと、俺たちについて来いと言わんばかりに振り向いた。
「何かしら? ついて来いってことよね?」
「だと思うけど……おい、俺たちはお前ほど、足場の悪いここをスタスタ歩けないんだよ」
『メェー』
それからゴンは、歩く速度を緩め、振り返る回数も多くなった。
しばらく進むと、岩場の斜面に穴を発見。人ひとりギリギリ通れる程度の穴だな。
ゴンはその中に入って行くと、直ぐに何かを咥えて出てきた。
「なんだよゴン。石か?」
ほんのりピンクがかった石だ。それをぐいぐいと俺に押し当ててくる。
「なんだよゴン。石がどうしたんだ?」
『ンメェ。ンメンメメェ』
「その石がどうしたのかしら? ディオン、鑑定してみたら?」
「あ……そ、そうだね」
鑑定スキルは今セットしてないんだよぉ。
「セ、セリスは周囲を警戒してくれないか? モンスターがやってくるかもしれないし」
「そうね。分かったわ」
セリスが背を向けたら、すぐにステータスボードを開いて鑑定スキルをセット。
とりあえず1でいいや。
で、鑑定すると【岩塩】という吹き出しが浮かんだ。
岩塩。
岩え……。
「塩だ!?」
「え?」
思わず大きな声を出してしまった。
セリスも驚いて振り向き、俺が手にしている石をじっと見つめた。
「昨日、私たちが塩が欲しいっていう話をしていた時、ゴンが騒いでたけど……」
「もしかして、岩塩があることを伝えたかったのか?」
『メェェーッ』
野生の山羊も、足らない栄養を補うために塩を舐めると聞く。
山羊が住むのは山だ。山で見つかる塩と言えば、岩塩。その場所を山羊たちは知っている。
クラッシュゴートも塩好きだったとはな。
「その穴の中に岩塩があるのか」
『メ』
「中は真っ暗ね。待ってて、火の精霊サラマンダーを呼び出して、照らして貰うから」
セリスが短い呪文を唱え、ポケットから取り出した火打石を打ち鳴らした。
チカっと火花が散ると、直ぐにそれが膨れ上がって掌サイズの蜥蜴が生まれた。もちろん全身が火で覆われたトカゲだ。
火蜥蜴はセリスをじっと見つめると、やがて穴の中へと入って行く。
「そこかしこに転がっているみたいだな」
「そうね。これなら一歩中に入ればいくらでも取れそう」
「俺が中に入って石を拾うから、セリスは──いや、外より中のほうが安全かな」
「でも魔法が使える私が外の方がいいんじゃない?」
「いや、作業に夢中になって魔法が遅れた場合を考えると、俺の方が──」
『ンメ』
足元でコロンっと音がして、俺とセリスが視線を下に向ける。
するとそこには赤ん坊の握り拳ほどの岩塩が転がっていた。
『メ』
ゴンだ。
いつの間にかまた穴の中に入ったゴンが、今度は鼻先で石を転がしたんだ。
「そうね。ゴンがいるんだもの。この子にお願いすればいいわね」
「そっか。お前が手伝ってくれるなら、俺が拾ってセリスが周りを警戒すればいいもんな」
『ンメェ』
ゴンが岩塩を穴の外へ転がす。それを俺が拾って背負い袋へ入れる。セリスは周囲を警戒。
実はこっそり索敵スキルをセットしてあるので、岩塩拾いをしながら俺も警戒をしていたりはする。
岩塩がゴロゴロしているようで、直径十センチ前後の物が二十個ぐらいになるのに十分と掛からなかった。
「ゴン。このぐらいで止めておこう。料理に使うなら十分な量だ」
『ンメェー』
ゴンが穴から出てくると、褒めて欲しそうに頭を出してきた。
「ありがとうな、ゴン」
そう言ってわしゃわしゃ撫でてやると、嬉しそうに眼を細めて尻尾をぷりぷり振っていた。
「じゃあ森に行って、食料探しをするか」
「あまり奥にはいかない方がいいでしょうね」
「あぁ。森の外が見えるぐらいの場所までしか行かないようにしよう」
茸類とか見つかるといいんだけどなぁ。
「ふぅ、大漁大漁。森に入ってすぐの場所にも、茸とかいっぱいあるもんだね」
「きっと他に誰も取る人がいないからでしょうね。毒茸もあったけどディオンの鑑定のおかげで、間違って食べずに済むわ」
森に入って十メートルも置かない所で、第一茸を発見。が、これは毒茸だった。
すぐに別の茸を発見。そっちも毒茸で、次に見つけたのは食用に出来る茸だった。
もう少し進むと栗が見つかって、さっそく塩茹でだ。
岩塩という想定外の収穫もあって、その分、背負い袋がいっぱいになるのが早く、砦に戻って来たのは昼過ぎだった。
「今度行く時はシーツを持って行きましょう。ディオンの背負い袋だけじゃ、たくさん食料を持ち運べないし」
「そうだなぁ。もう少しまとめて持ち帰って、冬に備えたいね」
「こんな時、アイテムボックスとかあれば便利なのになぁって思うけど……」
「あんなの、持ってる人の方が稀じゃないか」
アイテムボックスはその名の通り、小さな箱の中の空間が捻じ曲げられ、見た目に反して大量の物を収納出来る箱だ。
手のひらサイズの箱でも、入れたい物を近づけるとサイズに関係なくしゅるりと吸い込んでくれる。
この世界に存在するダンジョン内の宝箱から、一定確率で手に入る品物だけど──その出現頻度は極めて低い。
だからめちゃくちゃ高額なんだよ。
「言ってみただけ。まぁそんなもの、手に入る訳ないものね」
「まぁ次からは布に包んで持ち帰れるようにもしよう」
「そうね。それじゃあ少し早いけど、夕食の準備をしましょう。ディオンは茸を日当たりのいい所に吊るしておいてくれない? 乾燥させて、日持ちするようにしたいの」
「了解。雪が降りだす前に、保存食をたくさん用意しなきゃな」
芋も吊るしておけば日持ちするし、雪が積もればその中に埋めておけば更に長持ちするだろう。
魚も然りだ。
「あの森に動物でもいればなぁ。いや、最悪動物型モンスターでもいい。たいていは食べられるしな」
『ンメッ!?』
「いや、お前は食べないって」
暫くは食料探査の日々が続きそうだ。
なんとか雪が降りだす前に、ある程度の量を確保出来ればいいのだけれど。
そうなると、セリスの言う通りアイテムボックスとか欲しくなるよなぁ。
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