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女装と復讐 -完結編-
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鈴ちゃんが、アンナさんにお願い…って?
アンナさんは鈴ちゃんのそれが何なのか…その《お願いの正体》を楽しみに待ってるかのように、うんうん頷いて鈴ちゃんの語りを聞いている。
『えっと、あの…。私の説明がこのまま長くなってしまいそうなので…やっぱり簡単に、単刀直入に言いますね…』
『うん。単刀直入にね。それで、私へのお願いっていうのは…?』
『…はい』
鈴ちゃんは、少し声が小さくなりながらも、はっきりと《そのお願い》をアンナさんに打ち明けた。
『私…詩織ちゃん達から聞いてて、凄く憧れてたんです。その…《なんとかファミリー?》っていうのに…』
へぇ。鈴ちゃんがアンナファミリーに憧れてた?…そうなんだ。
『…それで、こんな私でも良かったら…加入させてもらえませんか…。そのファミ』
『えぇぇぇーっ♪』
…って、派手に驚きの声を上げたアンナさん…じゃなくて詩織。
もちろん詩織のその横顔は、鈴ちゃんの《お願い事》を耳にして、もの凄く嬉しい!って物語ってる。
じゃあアンナさんは?というと…ますますにっこりと微笑みながら…。
『ねぇ、鈴ちゃん』
『はい』
『あなたが《アンナファミリー》のメンバーになりたいって言ってくれたのには私も、本当にびっくりしたわ。けど…』
アンナさんが『いち芸能人として、そういうのは問題ないの?大丈夫なの?冴島社長の許可とか、業界的にとか…』と、心配の声を上げると…鈴ちゃんは『なにも心配ないと思います』と答えた。
『まぁ…そうね。《アンナファミリー》なんて言っても、別に《企業団体》とか《会社組織》みたいな大層なものでもないし、本当はただの《仲良しグループの呼称》なわけだから…』
『じゃあ!鈴ちゃんもなんの問題もなく《アンナファミリー》の仲間入り…ってことだよねっ!やったーぁ♪』
…もう、詩織の満面の笑みから感じ取れる《嬉しさ加減》の圧が凄すぎる…。
『ちょっと待ちなさい。詩織』
『私ほんと嬉し…えっ?』
アンナさんは振り向いて、目をキラキラ輝かせて喜んでいた詩織を止めさせた。
そしてもう一度、鈴ちゃんを見る。
『鈴ちゃん。《ファミリー》って言うぐらいだから、私たち以外のメンバーだっているのは、お分かりよね?』
『はい』
《あの鈴ちゃんが!》アンナファミリーに加入したいって言ってくれてることに、メンバーの誰も反対なんてしないと思うとこだけど…。
アンナさん…少しだけ表情が固くなってたけど、またすぐ優しい笑顔に戻った。
アンナさんは鈴ちゃんのそれが何なのか…その《お願いの正体》を楽しみに待ってるかのように、うんうん頷いて鈴ちゃんの語りを聞いている。
『えっと、あの…。私の説明がこのまま長くなってしまいそうなので…やっぱり簡単に、単刀直入に言いますね…』
『うん。単刀直入にね。それで、私へのお願いっていうのは…?』
『…はい』
鈴ちゃんは、少し声が小さくなりながらも、はっきりと《そのお願い》をアンナさんに打ち明けた。
『私…詩織ちゃん達から聞いてて、凄く憧れてたんです。その…《なんとかファミリー?》っていうのに…』
へぇ。鈴ちゃんがアンナファミリーに憧れてた?…そうなんだ。
『…それで、こんな私でも良かったら…加入させてもらえませんか…。そのファミ』
『えぇぇぇーっ♪』
…って、派手に驚きの声を上げたアンナさん…じゃなくて詩織。
もちろん詩織のその横顔は、鈴ちゃんの《お願い事》を耳にして、もの凄く嬉しい!って物語ってる。
じゃあアンナさんは?というと…ますますにっこりと微笑みながら…。
『ねぇ、鈴ちゃん』
『はい』
『あなたが《アンナファミリー》のメンバーになりたいって言ってくれたのには私も、本当にびっくりしたわ。けど…』
アンナさんが『いち芸能人として、そういうのは問題ないの?大丈夫なの?冴島社長の許可とか、業界的にとか…』と、心配の声を上げると…鈴ちゃんは『なにも心配ないと思います』と答えた。
『まぁ…そうね。《アンナファミリー》なんて言っても、別に《企業団体》とか《会社組織》みたいな大層なものでもないし、本当はただの《仲良しグループの呼称》なわけだから…』
『じゃあ!鈴ちゃんもなんの問題もなく《アンナファミリー》の仲間入り…ってことだよねっ!やったーぁ♪』
…もう、詩織の満面の笑みから感じ取れる《嬉しさ加減》の圧が凄すぎる…。
『ちょっと待ちなさい。詩織』
『私ほんと嬉し…えっ?』
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そしてもう一度、鈴ちゃんを見る。
『鈴ちゃん。《ファミリー》って言うぐらいだから、私たち以外のメンバーだっているのは、お分かりよね?』
『はい』
《あの鈴ちゃんが!》アンナファミリーに加入したいって言ってくれてることに、メンバーの誰も反対なんてしないと思うとこだけど…。
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