異世界日帰りごはん 料理で王国の胃袋を掴みます!

ちっき

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世界樹再び!

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「こんにちは、チハル様。」
「ドライアドさんこんにちは。」
「帝国の事は有難うございました。」
「んーあー、それアイトネなんだよねぇ、私は何もしてないの。」
「そうなんですか、でもチハル様のお力も有ったとお聞きしております、有難うございます。」
「いえ・・・、まぁ・・・、はい、それは置いといて!ドライアドさん世界樹の枝って頂くこと出来ます?」
「はい、大丈夫ですよ、大きな枝では無ければ問題ありません。」
「そういえばどれくらい持って行けば良いんだろう、ヨリ何か聞いてる?」
「ん~ん、なーんも聞いてない。」
「レナとミオは?」
「聞いてないよー。」
「適当でいんじゃない?ダメならまた取りに来れば良いんじゃん?」
「そうだね、ドライアドさん適当にお願いします。」
 成り行きに任せる事に決めた千春達はドライアドにお願いをすると、ドライアドはフェアリーリングに案内する。

「それでは世界樹まで行きましょう。」
 そう言うとフェアリーリングに魔力を込め、世界樹の根元まで移動する。

「あ、チハル!空のペットボトル頂戴!」
「ん?いいよー。」
 千春が空のペットボトルを幾つかアイテムボックスから出し渡すと、麗奈は根元の水たまりから水を入れていく。

「そういえば魔力と体力回復するんだっけか、その水。」
「そ!最近魔法石で色々作ってんじゃん?魔力足りなくなるからさ。」
 そう言って麗奈が水を汲み、美桜も一緒に水を汲みだす。

「それでは枝を取ってきますね、実も必要ですか?」
「あ、お願いします、またジャム作りたいんで。」
 千春がそう言うとドライアドは微笑みながら世界樹の枝を取りに行く。

「王女様ー!」
「ポポ、来たの?」
「おう!手伝いにきたぜー!」
「ルルもー!」
「ルルポポ、帝国どうだった?」
「帝国軍は皇妃のルイーズちゃんが掌握したから、あっという間に落ち着いたわよ~。」
「マ?凄いな皇妃様。」
「マルグリット王妃が援軍を送ったのよ、私達が援軍を連れて行ったの~。」
「そういう事かー、それで、帝国に妖精さん達が居たの?」
「そ、若い妖精が捕まってるって噂が有ったの、助けられて良かったわ~。」
 ルルポポと話しをしていると、ドライアドが大量の実と枝を手に取り帰ってくる。

「チハル様、これくらいで良いかしら?」
「い、良いです、こんなに良いの?」
 魔法で作ったのか、蔓で出来た籠に山盛りの世界樹の実と、その上に葉の付いた細い枝が沢山乗っていた。

「そういえば世界樹の種はしっかり育ってましたね。」
「あ、見た?」
「はい、とても綺麗な木でした、そちらの世界の木ですか?」
「うん、桜って言うの、こっちには無い?」
「似たような木は有りますが、あれほど綺麗に咲き乱れる事は有りませんね。」
「そっか、良かったらあの木の実あげようか?」
「本当ですか?有難うございます。」
 アイテムボックスからサクランボを出すと、ドライアドに渡す。

「果実も美味しいから食べてね。」
「おれも食べるー!」
「わたしも食べるー!」
 ドライアドの周りをブンブン飛び回るポポとルル。

「枝ゲットだぜー!・・・レナ、ミオ、こっち終わったよー。」
「ほーい。」
「あいよー。」
 次々とペットボトルに水を入れる麗奈と、それを受け取りアイテムボックスバッグに次々と入れる美桜は返事をすると立ち上がる。

「うっは、世界樹の実すご!」
「またあのヤバいジャム作んの?」
「そ、美味しかったからね。」
「知らないよー?アリンさんがまたビックリするんじゃない?」
「だーいじょうぶ、こっそり作るから。」
「ヨリ、言っちゃダメだからね。」
「聞かれなきゃ言わないよ。」
「聞かれたら?」
「・・・・・言わない、多分。」
 色々と問題の有る実を見ながら麗奈達は頼子を揶揄う、千春はその世界樹の実をアイテムボックスに入れる。

「よーし、次はドラゴンの所だね。」
「ドラゴンの巣ですか?」
「うん、ドライアドさん知ってるの?」
「はい、山を幾つか超えないと行けませんが、途中の森まではお送り出来ますよ。」
「ロイロ、ドラゴンの所までどれくらいかかる?」
「そうじゃなぁ、儂一人で半日ほど飛ぶな。」
「え゛っ!?そんなに遠いの?」
「うむ、途中まで行って、リリに頼めばそこから一度帰る事も出来るじゃろ、今日中に着くのは無理じゃな、ドライアド、どれくらい先まで移動できるんじゃ?」
「ちょうど真ん中当たりですね。」
「おっけー!ドライアドさん、真ん中あたりまで送ってもらって、行ける所までロイロお願いしていい?」
「了解じゃ。」
「分かりました、それではお送りしますのでフェアリーリングまで宜しいですか?」
 移動先も決まり、皆はドライアドに付いて行く、そして中間地点の森まで送ってもらうと、千春はゴンドラを出す。

「よーし!皆乗り込めー!」
 皆はゴンドラに乗ると、ロイロはドラゴンの住む巣へ飛び立った。






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