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ドラゴンの里!
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『チハルー。』
「何ー?ロイロー?」
『着いたぞ!』
「どこ!?」
ゴンドラから千春達は顔を出すが、山と谷、森しか見えない。
『この山を越えれば里が見える。』
ロイロは山頂を越えると広大な平地が現れた。
「凄い!」
「うわぁ絶景!」
「ドラゴンが居る!」
「そりゃ居るでしょ、ドラゴンに会いに来たんだから。」
美桜の言葉に冷静に返す麗奈。
「あ、こっち来た。」
ロイロを見たドラゴンが、数匹飛んで近寄る。
『久しぶりだな、お前何持ってるんだ?土産か?』
『違うわ!母に用事じゃ!』
『ほぉー。』
軽く会話をすると、ロイロはそのまま里の中央まで飛ぶ、他のドラゴンは後方から付いてくる。
「ロイロ今更だけど・・・大丈夫だよね?」
『勿論じゃ、気の良い奴ばかりじゃ、仮に手を出してきたらボコボコにしてやるわい。』
千春は話をしながら下を見ると、チラホラ家が見えてくる。
「・・・家?人が住んでるの?」
『いや、ドラゴンじゃぞ。』
「ドラゴンって家に住むの?!」
『全員では無いがな。』
一際大きな建物の庭に降りるロイロ、そして千春達はゴンドラから降りると、数人の人に出迎えられる。
「あ、人じゃ無い。」
「竜人?」
「ドラゴンが人の姿に変化しとるだけじゃ、人からはドラゴニュートなどと言われとるがな。」
人の姿になったロイロが説明をしながら前に出る。
「母はおるか?」
「中にいらっしゃいます。」
「ふむ、チハル中へ行くぞ。」
「え?あ、うん、母って?」
「母は母じゃろ、儂を産んだドラゴンじゃ。」
そう言って皆を引き連れ、大きな扉を抜ける。
「広い!」
「そりゃそうじゃ、普通の家ではドラゴンでは入れぬからの。」
天井は三階分ほど吹き抜けになり、扉も城門の様に大きく広い。
「この奥じゃな。」
奥の扉を抜けると一際大きなドラゴンが横たわって寝ていた。
「アレが母じゃ。」
ロイロが言うと、ドラゴンは頭を上げロイロを見る。
「おや?もどってきたの?」
「ちと用事があっての、元気にしておったか?」
「見たらわかるでしょ。」
「寝てる姿だけで分かるわけなかろう。」
「で?人間を連れてなんの用事?」
「母は首元に石が有ったじゃろ、それが欲しいんじゃ。」
「嫌よ、取ると痛いもの。」
「大丈夫じゃ、チハルがすぐに治療する、痛みは一瞬じゃよ。」
「痛いのは変わらないじゃないの。」
嫌そうに言うドラゴンにロイロはため息を吐く。
「そりゃ取ったら痛いよねえ、体の中だし。」
「まぁそうじゃなぁ、逆鱗の近くじゃから、余計痛いんじゃよ。」
「麻酔とか無いよね。」
「ドラゴンに麻酔効くの?」
「さぁ?」
頼子達も話しながら考えていると、モリアンがぽつりと呟く。
「ベロベロに酔わせたら痛く無いんじゃ無いです?」
「え?そうなの?」
「はい、昨日酔っ払って足ぶつけたんですけど、酔ってる時は全然痛く無かったです、今痛いですけど。」
モリアンは侍女服のスカートを捲ると、脛が青くなっていた。
「うっわ痛そう!ちょっと!モリー見せて!」
千春はモリアンの足に手をやり魔法をかける。
「ヒール!」
モリアンの脛はみるみる色を取り戻し、青タンは消えた。
「それは聖魔法かしら、初めて見たわ。」
「はい、鬱血や切り傷ならすぐ治療出来ますよ。」
ドラゴンから言われ、千春は返答するが、まだ悩んでいる。
「それじゃ酔ってもらう?」
頼子が千春に言うが、千春が悩み出す。
「んー、お酒のストックはあるけど、この大きい体酔わされるかなぁ、今ある分だと微妙だよ?」
「んじゃ買いに行けば良いじゃん。」
麗奈は当たり前の様に千春は言う。
「何処に?」
「日本。」
「どうやって?」
「リリ居るじゃん。」
皆がリリを見ると、何処で覚えたのかピースサインしながらドヤ顔していた。
「あ!フェアリーリングか!」
「そ、リリ、王国に繋がれる?」
「もっちろん!ここならドラゴンしか居ないし、表に作って良いかしら?」
「ええ、構わないけど、日本って何かしら?」
「異世界じゃよ、母よ、ビックリするほど美味い酒が有る世界じゃ、楽しみに待ってたら良い。」
千春達はスマホでお酒の注文を入れる。
「酔わせるなら強いのが良いよね。」
「ウォッカとか強いんじゃん?」
頼子がネットでアルコールの高いお酒を検索する。
「千春、スピリタスって売ってる?」
「スピリタス?・・・あるよ、在庫2本だって。」
「それ最強っぽい。」
「へぇ・・・96度・・・はぁ?」
「コレなら酔えるんじゃん?」
「いや、コレ飲ませたら死ぬって。」
千春達が注文していると、ロイロが母ドラに話しかける。
「人化したら酔いも早いじゃろ。」
「そうね、人化は久しぶりだけど・・・。」
そう言って母ドラはドラゴニュートに変化する。
「そう言えばあなた人化できる様になったのね。」
「あー、儂はアイトネからスキルをもらった、ドラゴンの人化とは別ものじゃ。」
「ロイロー、ちょいお酒受け取ってくるから、ママドラさんにこれ飲ませておいて!」
千春はアイテムボックスにある在庫のお酒を並べ、リリを連れフェアリーリングを作りに行く。
「私も行くよん。」
頼子もビェリーを頭に乗せ付いて行く。
「ここら辺で良いかしら?」
「いんじゃない?」
場所を決めると、リリはフェアリーリングを作り、千春、頼子、サフィーナ、ビェリーを連れて王国へ戻る。
「はい!到着!」
「便利過ぎる!」
「凄いわ、あの長旅が嘘みたい。」
そう言って部屋に戻り、日本へ行く。
「最速お届けで注文入れたけど、まだ時間かかるね。」
「あ、それじゃ私お菓子でも買い出ししてくるわ。」
「良いね、んじゃヨリとビェリーお願いしようかな。」
「チハル、お酒は受け取りだけですよね?」
「うん。」
「それでは私が受け取りますから、チハルとヨリ2人で買い出しに行かれては?」
サフィーナがそう提案し、千春は頼子と家を出る。
「お酒のつまみと、あとお菓子?」
「私ポテチ食べたい。」
「そういやもうすぐお昼だね、多めに買い出しするかぁ。」
千春と頼子はスーパーの惣菜コーナーに向かい、唐揚げや天ぷら、コロッケに焼き鳥と、カゴに入れまくる。
「ビェリー。」
「あいよ、ヨリ。」
頼子が袋を置くと、荷物は影に吸い込まれる。
「よーし!それじゃ戻ろう!」
買い物が終わり、家に帰り着くと、玄関には大量のお酒が並んでいる、ビェリーはお酒を影に入れると、皆は王国に戻る。
「チハル!」
「あ、ハルト。」
「戻ったなら声をかけろよ。」
「いや、また行くし。」
「はぁ?今からか?」
「うん、ドラゴンの里に着いたけど、色々有って買い出し中。」
「ふむ、戻るって事はフェアリーリングか。」
「そ、ハルトも行く?」
「行こう。」
「マジ?」
「いや、チハルが誘ったんだろ。」
「まぁね、んじゃいきますかー。」
エンハルトが増え、4人はフェアリーリングに入る、景色が変わりドラゴンの屋敷に戻ると・・・。
「なっ?!」
「あらー。」
「チハル、もう一回買い出し行きます?」
置いて行った酒はほぼ飲み尽くされ、自分達のお酒も出して宴会が始まっていた。
「なーんでロイロもルプも飲んでんの!!!!」
「何ー?ロイロー?」
『着いたぞ!』
「どこ!?」
ゴンドラから千春達は顔を出すが、山と谷、森しか見えない。
『この山を越えれば里が見える。』
ロイロは山頂を越えると広大な平地が現れた。
「凄い!」
「うわぁ絶景!」
「ドラゴンが居る!」
「そりゃ居るでしょ、ドラゴンに会いに来たんだから。」
美桜の言葉に冷静に返す麗奈。
「あ、こっち来た。」
ロイロを見たドラゴンが、数匹飛んで近寄る。
『久しぶりだな、お前何持ってるんだ?土産か?』
『違うわ!母に用事じゃ!』
『ほぉー。』
軽く会話をすると、ロイロはそのまま里の中央まで飛ぶ、他のドラゴンは後方から付いてくる。
「ロイロ今更だけど・・・大丈夫だよね?」
『勿論じゃ、気の良い奴ばかりじゃ、仮に手を出してきたらボコボコにしてやるわい。』
千春は話をしながら下を見ると、チラホラ家が見えてくる。
「・・・家?人が住んでるの?」
『いや、ドラゴンじゃぞ。』
「ドラゴンって家に住むの?!」
『全員では無いがな。』
一際大きな建物の庭に降りるロイロ、そして千春達はゴンドラから降りると、数人の人に出迎えられる。
「あ、人じゃ無い。」
「竜人?」
「ドラゴンが人の姿に変化しとるだけじゃ、人からはドラゴニュートなどと言われとるがな。」
人の姿になったロイロが説明をしながら前に出る。
「母はおるか?」
「中にいらっしゃいます。」
「ふむ、チハル中へ行くぞ。」
「え?あ、うん、母って?」
「母は母じゃろ、儂を産んだドラゴンじゃ。」
そう言って皆を引き連れ、大きな扉を抜ける。
「広い!」
「そりゃそうじゃ、普通の家ではドラゴンでは入れぬからの。」
天井は三階分ほど吹き抜けになり、扉も城門の様に大きく広い。
「この奥じゃな。」
奥の扉を抜けると一際大きなドラゴンが横たわって寝ていた。
「アレが母じゃ。」
ロイロが言うと、ドラゴンは頭を上げロイロを見る。
「おや?もどってきたの?」
「ちと用事があっての、元気にしておったか?」
「見たらわかるでしょ。」
「寝てる姿だけで分かるわけなかろう。」
「で?人間を連れてなんの用事?」
「母は首元に石が有ったじゃろ、それが欲しいんじゃ。」
「嫌よ、取ると痛いもの。」
「大丈夫じゃ、チハルがすぐに治療する、痛みは一瞬じゃよ。」
「痛いのは変わらないじゃないの。」
嫌そうに言うドラゴンにロイロはため息を吐く。
「そりゃ取ったら痛いよねえ、体の中だし。」
「まぁそうじゃなぁ、逆鱗の近くじゃから、余計痛いんじゃよ。」
「麻酔とか無いよね。」
「ドラゴンに麻酔効くの?」
「さぁ?」
頼子達も話しながら考えていると、モリアンがぽつりと呟く。
「ベロベロに酔わせたら痛く無いんじゃ無いです?」
「え?そうなの?」
「はい、昨日酔っ払って足ぶつけたんですけど、酔ってる時は全然痛く無かったです、今痛いですけど。」
モリアンは侍女服のスカートを捲ると、脛が青くなっていた。
「うっわ痛そう!ちょっと!モリー見せて!」
千春はモリアンの足に手をやり魔法をかける。
「ヒール!」
モリアンの脛はみるみる色を取り戻し、青タンは消えた。
「それは聖魔法かしら、初めて見たわ。」
「はい、鬱血や切り傷ならすぐ治療出来ますよ。」
ドラゴンから言われ、千春は返答するが、まだ悩んでいる。
「それじゃ酔ってもらう?」
頼子が千春に言うが、千春が悩み出す。
「んー、お酒のストックはあるけど、この大きい体酔わされるかなぁ、今ある分だと微妙だよ?」
「んじゃ買いに行けば良いじゃん。」
麗奈は当たり前の様に千春は言う。
「何処に?」
「日本。」
「どうやって?」
「リリ居るじゃん。」
皆がリリを見ると、何処で覚えたのかピースサインしながらドヤ顔していた。
「あ!フェアリーリングか!」
「そ、リリ、王国に繋がれる?」
「もっちろん!ここならドラゴンしか居ないし、表に作って良いかしら?」
「ええ、構わないけど、日本って何かしら?」
「異世界じゃよ、母よ、ビックリするほど美味い酒が有る世界じゃ、楽しみに待ってたら良い。」
千春達はスマホでお酒の注文を入れる。
「酔わせるなら強いのが良いよね。」
「ウォッカとか強いんじゃん?」
頼子がネットでアルコールの高いお酒を検索する。
「千春、スピリタスって売ってる?」
「スピリタス?・・・あるよ、在庫2本だって。」
「それ最強っぽい。」
「へぇ・・・96度・・・はぁ?」
「コレなら酔えるんじゃん?」
「いや、コレ飲ませたら死ぬって。」
千春達が注文していると、ロイロが母ドラに話しかける。
「人化したら酔いも早いじゃろ。」
「そうね、人化は久しぶりだけど・・・。」
そう言って母ドラはドラゴニュートに変化する。
「そう言えばあなた人化できる様になったのね。」
「あー、儂はアイトネからスキルをもらった、ドラゴンの人化とは別ものじゃ。」
「ロイロー、ちょいお酒受け取ってくるから、ママドラさんにこれ飲ませておいて!」
千春はアイテムボックスにある在庫のお酒を並べ、リリを連れフェアリーリングを作りに行く。
「私も行くよん。」
頼子もビェリーを頭に乗せ付いて行く。
「ここら辺で良いかしら?」
「いんじゃない?」
場所を決めると、リリはフェアリーリングを作り、千春、頼子、サフィーナ、ビェリーを連れて王国へ戻る。
「はい!到着!」
「便利過ぎる!」
「凄いわ、あの長旅が嘘みたい。」
そう言って部屋に戻り、日本へ行く。
「最速お届けで注文入れたけど、まだ時間かかるね。」
「あ、それじゃ私お菓子でも買い出ししてくるわ。」
「良いね、んじゃヨリとビェリーお願いしようかな。」
「チハル、お酒は受け取りだけですよね?」
「うん。」
「それでは私が受け取りますから、チハルとヨリ2人で買い出しに行かれては?」
サフィーナがそう提案し、千春は頼子と家を出る。
「お酒のつまみと、あとお菓子?」
「私ポテチ食べたい。」
「そういやもうすぐお昼だね、多めに買い出しするかぁ。」
千春と頼子はスーパーの惣菜コーナーに向かい、唐揚げや天ぷら、コロッケに焼き鳥と、カゴに入れまくる。
「ビェリー。」
「あいよ、ヨリ。」
頼子が袋を置くと、荷物は影に吸い込まれる。
「よーし!それじゃ戻ろう!」
買い物が終わり、家に帰り着くと、玄関には大量のお酒が並んでいる、ビェリーはお酒を影に入れると、皆は王国に戻る。
「チハル!」
「あ、ハルト。」
「戻ったなら声をかけろよ。」
「いや、また行くし。」
「はぁ?今からか?」
「うん、ドラゴンの里に着いたけど、色々有って買い出し中。」
「ふむ、戻るって事はフェアリーリングか。」
「そ、ハルトも行く?」
「行こう。」
「マジ?」
「いや、チハルが誘ったんだろ。」
「まぁね、んじゃいきますかー。」
エンハルトが増え、4人はフェアリーリングに入る、景色が変わりドラゴンの屋敷に戻ると・・・。
「なっ?!」
「あらー。」
「チハル、もう一回買い出し行きます?」
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そして、そこで皆のルジェナを想う気持ちも相まって、無事に幸せを見つける。
そんなお話。
☆まりぃべるの世界観です。現実とは似ていても違う世界です。
☆現実世界と似たような名前、土地などありますが現実世界とは関係ありません。
☆現実世界でも使うような単語や言葉を使っていますが、現実世界とは違う場合もあります。
楽しんでいただけると幸いです。
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