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閑話:怒ると怖いぞ!
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時は少し戻り、千春達が日本でデートをしている頃。
「陛下、メラディオ国から書状がまた届いております。」
「何度も何度も懲りんのぅ。」
エイダンは書状を受け取ると封を切り読む。
「内容は変わらずですか?」
「変わらんな、ん、少し変わっておるぞ、いい返事が無ければ実力行使するそうじゃ。」
「それは強気で来ましたね。」
「ふむ、どうしたもんかのぅ、来た所で我が国の騎士団に勝てるわけ無かろうに。」
「そうですね、移動だけでも1ヶ月、軍となると2か月近くは掛かるでしょう、そこに我が国の騎士団と戦闘とは考えられないですね。」
「そうなると・・・。」
「特殊部隊を送り込むか、犯罪ギルドあたりの人さらいを雇うかでしょうか。」
「それはそれで無理じゃろ、儂の精鋭部隊でも無理だぞ、チハルを気付かれず連れて行くのは。」
エイダンとルーカスは苦笑いをする。
「何も出来ないじゃろうが、ほっとく訳にもいかんか。」
「そうですね、しかし、こちらから手を出すのも問題が有りますから。」
「いや、第一王女を渡せと言う時点でジブラロールから手を出すのは有りじゃろ。」
「しかし、メラディオは勇者と聖女が建国した国、聖女を渡せと言うのを正当化してくるでしょう。」
「昔は昔じゃ、チハルが建国したわけじゃない、そもそも聖女の前に第一王女じゃ、来るなら潰すぞ?」
「そうですね、来ればこちらにも大義名分が立ちますから。」
2人は溜息を一つ吐くと、職務室から繋がるベランダに出る。
「教国の様にチハル様へ伝え女神様の助力を頂きますか?」
「いや、これは国の問題だ、出来る事ならチハルの手を煩わせたくないな。」
エイダンは城から見えるオレンジ色の屋根が広がる王都を見ながら呟く。
「・・・ルーカス。」
「はっ。」
「今、国に居るドラゴンは何頭だ?」
エイダンは空を見上げながら問いかける。
「ロイロ殿を入れて7頭・・・7人?ですか。」
「・・・儂の目が悪いのか、倍くらいに見えるんだが、あれは鳥か?」
「・・・いえ、ドラゴンですね、え?え??」
2人は王都の上空を飛ぶドラゴンを数える。
「20頭くらいに見えますね。」
「儂の目が悪くなった訳ではないようじゃな・・・。」
2人がそう言っていると、真っ黒で小さなドラゴンがエイダンの所へ飛んでくる。
『エイダン陛下よ、母が仲間を呼んでの、少し増えたんじゃが。』
「じゃろうなぁ、いつ来たんじゃ?」
『さっき到着した、東に見える山あたりが気に入ったようでな、邪魔して良いか?』
「かまわんよ、ロイロ殿の仲間であれば害はないのであろう?」
『勿論じゃ、国民に手を出す輩が居れば儂が消し飛ばすからの。』
「そこまでせんで良かろう、母ドラ殿も居れば悪さするドラゴンはおらんじゃろ。」
『まぁのー、で、眉間に皺を寄せて何を話しておったんじゃ?』
「ぬ?見えておったのか?」
『ドラゴンの目は良いからの、手伝い出来る事があれば言えば良い、母達が迷惑をかけておるからのぅ。』
「・・・ふむぅ・・・んむぅ、ルーカスどう思う。」
「そうですなぁ、何かしらの答えは出せるかもしれません。」
ルーカスはそう言うが、言えば答えはすぐに出る事が分かっていた、そしてエイダンも同じ事を思っていた。
「ちとチハルの件でな、困った事案があってのぅ、国の問題でも有るんじゃよ。」
『ほぅ?国の問題かもしれぬが、チハルの件と言われれば気になるのぉ。』
ロイロはそう言うと軽く吠える、すると一際大きなドラゴンが滑空し、ベランダまで来るとドラゴニュートに変化しホバリングする。
「どうしたの?ロイロ、エイダン陛下ご機嫌麗しく、ごめんなさいね、里の子達が多く来ちゃったの、迷惑は掛けないから許してちょうだい。」
「いやいや、それは構わんよ。」
「それで?ロイロ何?」
『ちょいとな、チハルの件で何か有ったそうじゃ、話しを聞かぬか?』
「聞きましょうか。」
ロイロとママドラはベランダに着地するとロイロも人型になり部屋に入る、そしてエイダンとルーカスは幾度と書状が届き、千春の身柄を渡す様にと言われた事を話す。
「・・・アイトネ呼ぶか?秒で解決するぞ?」
「でもそれじゃぁ私の気が晴れないわね、何その腹の立つ話しは、私が知ってる限り勇者と聖女の話しも数千年前の事よね。」
「母ドラ殿は知っておったか。」
「知ってるわよ、私を討伐しに来た事有るもの、ボッコボコにして追い返したけど、こんな事になるなら消し飛ばしておけば良かったわ。」
「母はその国を知っておるのか?」
「知ってるわ、ココからだと・・・ちょうど北東かしら?」
「はい、北の街道から東へ向かう街道を通り、馬車で1ヶ月ほどになります。」
ルーカスが答えると、ママドラが立ち上がる。
「ロイロ、ちょっと行ってくるわ。」
「何処にじゃ。」
「その国よ、メラディオって言うんだっけ?今は。」
「行ってどうするつもりじゃ。」
「消し去ってくるわ。」
「まーてまてまて、流石にそれはやりすぎじゃろ。」
「何がよ、あの国を作った勇者と聖女は私を討伐しに来た事あるのよ?その仕返しをしに行くだけよ?」
「数千年前じゃろ!」
「私にとってはこの間ですもの、知らないわそんな事。」
無茶ぶりを言うママドラにロイロは溜息を吐く。
「はぁ、しょうがないのぅ、エイダン陛下よ、儂も行ってくる、話しを付けて来よう。」
「・・・ふむぅ、他国とは言え国民には罪は無い、出来れば穏便に済ませて欲しいんじゃが。」
「メラディオの王なら穏便じゃなくても良いじゃろ。」
「それは任せる、儂も腹立っておるからの。」
ロイロも立ち上がり、分かったと言うとベランダから飛び降り、桜の木の下まで一気に滑空する。
「ルプ!」
「おう?どうしたロイロ。」
「ちょっと出かけてくる。」
「あぁ、言伝するって事は何か有ったか?」
「チハルを渡せと言う国が有るらしくての、ちょっと喝を入れてくる。」
「はぁ?どこのバカだその国は。」
「北東に有る国じゃ、儂らなら1日で行けるからの。」
「千春には?」
「言わなくて良いじゃろ、自分のせいで一国が消え去るかもしれんとか、チハルには言えぬからの。」
「分った、気を付けて・・・いや、出来るだけ被害出さないようにな。」
「エイダン国王にも言われたわ、それじゃぁこっちは頼むぞ。」
「了解。」
「そうじゃ!チハルが新しく酒を買って来ておったら儂のは取っておいてくれ!」
「わかってるよ。」
笑いながらルプが返事をすると、ロイロは地面を一蹴りし上空へ飛び上がる、そしてドラゴンに変身すると大きく嘶く。
ギャオォォォォォゥ!
「おぉー気合はいってんなぁ。」
「どうしたの?」
「リリか、いや、ロイロがドラゴン全部連れて遊びに行ってくるってよ、明日まで帰って来ねえから頼むだとさ。」
「ふぅーん、あ!そうだ、アミが美味しい蜂蜜出来たって言ってたの!食べる?」
「ほー、そりゃ良いな頂こう。」
リリはアミを呼び、蜂蜜を瓶に詰めると、ルプと部屋に戻り、千春が置いて行ったビスケットに蜂蜜を塗りながらゆったりした午前を過ごした。
「陛下、メラディオ国から書状がまた届いております。」
「何度も何度も懲りんのぅ。」
エイダンは書状を受け取ると封を切り読む。
「内容は変わらずですか?」
「変わらんな、ん、少し変わっておるぞ、いい返事が無ければ実力行使するそうじゃ。」
「それは強気で来ましたね。」
「ふむ、どうしたもんかのぅ、来た所で我が国の騎士団に勝てるわけ無かろうに。」
「そうですね、移動だけでも1ヶ月、軍となると2か月近くは掛かるでしょう、そこに我が国の騎士団と戦闘とは考えられないですね。」
「そうなると・・・。」
「特殊部隊を送り込むか、犯罪ギルドあたりの人さらいを雇うかでしょうか。」
「それはそれで無理じゃろ、儂の精鋭部隊でも無理だぞ、チハルを気付かれず連れて行くのは。」
エイダンとルーカスは苦笑いをする。
「何も出来ないじゃろうが、ほっとく訳にもいかんか。」
「そうですね、しかし、こちらから手を出すのも問題が有りますから。」
「いや、第一王女を渡せと言う時点でジブラロールから手を出すのは有りじゃろ。」
「しかし、メラディオは勇者と聖女が建国した国、聖女を渡せと言うのを正当化してくるでしょう。」
「昔は昔じゃ、チハルが建国したわけじゃない、そもそも聖女の前に第一王女じゃ、来るなら潰すぞ?」
「そうですね、来ればこちらにも大義名分が立ちますから。」
2人は溜息を一つ吐くと、職務室から繋がるベランダに出る。
「教国の様にチハル様へ伝え女神様の助力を頂きますか?」
「いや、これは国の問題だ、出来る事ならチハルの手を煩わせたくないな。」
エイダンは城から見えるオレンジ色の屋根が広がる王都を見ながら呟く。
「・・・ルーカス。」
「はっ。」
「今、国に居るドラゴンは何頭だ?」
エイダンは空を見上げながら問いかける。
「ロイロ殿を入れて7頭・・・7人?ですか。」
「・・・儂の目が悪いのか、倍くらいに見えるんだが、あれは鳥か?」
「・・・いえ、ドラゴンですね、え?え??」
2人は王都の上空を飛ぶドラゴンを数える。
「20頭くらいに見えますね。」
「儂の目が悪くなった訳ではないようじゃな・・・。」
2人がそう言っていると、真っ黒で小さなドラゴンがエイダンの所へ飛んでくる。
『エイダン陛下よ、母が仲間を呼んでの、少し増えたんじゃが。』
「じゃろうなぁ、いつ来たんじゃ?」
『さっき到着した、東に見える山あたりが気に入ったようでな、邪魔して良いか?』
「かまわんよ、ロイロ殿の仲間であれば害はないのであろう?」
『勿論じゃ、国民に手を出す輩が居れば儂が消し飛ばすからの。』
「そこまでせんで良かろう、母ドラ殿も居れば悪さするドラゴンはおらんじゃろ。」
『まぁのー、で、眉間に皺を寄せて何を話しておったんじゃ?』
「ぬ?見えておったのか?」
『ドラゴンの目は良いからの、手伝い出来る事があれば言えば良い、母達が迷惑をかけておるからのぅ。』
「・・・ふむぅ・・・んむぅ、ルーカスどう思う。」
「そうですなぁ、何かしらの答えは出せるかもしれません。」
ルーカスはそう言うが、言えば答えはすぐに出る事が分かっていた、そしてエイダンも同じ事を思っていた。
「ちとチハルの件でな、困った事案があってのぅ、国の問題でも有るんじゃよ。」
『ほぅ?国の問題かもしれぬが、チハルの件と言われれば気になるのぉ。』
ロイロはそう言うと軽く吠える、すると一際大きなドラゴンが滑空し、ベランダまで来るとドラゴニュートに変化しホバリングする。
「どうしたの?ロイロ、エイダン陛下ご機嫌麗しく、ごめんなさいね、里の子達が多く来ちゃったの、迷惑は掛けないから許してちょうだい。」
「いやいや、それは構わんよ。」
「それで?ロイロ何?」
『ちょいとな、チハルの件で何か有ったそうじゃ、話しを聞かぬか?』
「聞きましょうか。」
ロイロとママドラはベランダに着地するとロイロも人型になり部屋に入る、そしてエイダンとルーカスは幾度と書状が届き、千春の身柄を渡す様にと言われた事を話す。
「・・・アイトネ呼ぶか?秒で解決するぞ?」
「でもそれじゃぁ私の気が晴れないわね、何その腹の立つ話しは、私が知ってる限り勇者と聖女の話しも数千年前の事よね。」
「母ドラ殿は知っておったか。」
「知ってるわよ、私を討伐しに来た事有るもの、ボッコボコにして追い返したけど、こんな事になるなら消し飛ばしておけば良かったわ。」
「母はその国を知っておるのか?」
「知ってるわ、ココからだと・・・ちょうど北東かしら?」
「はい、北の街道から東へ向かう街道を通り、馬車で1ヶ月ほどになります。」
ルーカスが答えると、ママドラが立ち上がる。
「ロイロ、ちょっと行ってくるわ。」
「何処にじゃ。」
「その国よ、メラディオって言うんだっけ?今は。」
「行ってどうするつもりじゃ。」
「消し去ってくるわ。」
「まーてまてまて、流石にそれはやりすぎじゃろ。」
「何がよ、あの国を作った勇者と聖女は私を討伐しに来た事あるのよ?その仕返しをしに行くだけよ?」
「数千年前じゃろ!」
「私にとってはこの間ですもの、知らないわそんな事。」
無茶ぶりを言うママドラにロイロは溜息を吐く。
「はぁ、しょうがないのぅ、エイダン陛下よ、儂も行ってくる、話しを付けて来よう。」
「・・・ふむぅ、他国とは言え国民には罪は無い、出来れば穏便に済ませて欲しいんじゃが。」
「メラディオの王なら穏便じゃなくても良いじゃろ。」
「それは任せる、儂も腹立っておるからの。」
ロイロも立ち上がり、分かったと言うとベランダから飛び降り、桜の木の下まで一気に滑空する。
「ルプ!」
「おう?どうしたロイロ。」
「ちょっと出かけてくる。」
「あぁ、言伝するって事は何か有ったか?」
「チハルを渡せと言う国が有るらしくての、ちょっと喝を入れてくる。」
「はぁ?どこのバカだその国は。」
「北東に有る国じゃ、儂らなら1日で行けるからの。」
「千春には?」
「言わなくて良いじゃろ、自分のせいで一国が消え去るかもしれんとか、チハルには言えぬからの。」
「分った、気を付けて・・・いや、出来るだけ被害出さないようにな。」
「エイダン国王にも言われたわ、それじゃぁこっちは頼むぞ。」
「了解。」
「そうじゃ!チハルが新しく酒を買って来ておったら儂のは取っておいてくれ!」
「わかってるよ。」
笑いながらルプが返事をすると、ロイロは地面を一蹴りし上空へ飛び上がる、そしてドラゴンに変身すると大きく嘶く。
ギャオォォォォォゥ!
「おぉー気合はいってんなぁ。」
「どうしたの?」
「リリか、いや、ロイロがドラゴン全部連れて遊びに行ってくるってよ、明日まで帰って来ねえから頼むだとさ。」
「ふぅーん、あ!そうだ、アミが美味しい蜂蜜出来たって言ってたの!食べる?」
「ほー、そりゃ良いな頂こう。」
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