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温泉旅館の怪奇解決!
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「女湯だよね?」
「って言ってたね。」
千春と頼子はそっと引き戸を開けのぞき込む。
「何か見える?」
「んにゃぁ、目に魔力集めるんだっけ?」
千春は目に意識しながら魔力を集めて視る。
「・・・ん~・・・ん?」
「なんだあれ。」
「チハルおねえちゃん何か見えたー?」
「私も見たいですー。」
千春と頼子が覗き込んでいる下から一緒に覗くユラとイーレン、そして三珠と彩葉もぴょこっと覗く。
「アレなんだろ・・・。」
「角生えてるね。」
「吾輩と大きさ変わらないにゃ?」
「羽も有るわー。」
「めにまりょくー。」
「ユラちゃんできる?」
ユラとイーレンも目に魔力を集めているようだが上手く出来ないようだ。
「ミタマくらいで角生えて蝙蝠の羽みたいなの生やしてる、なんか映画で見たな。」
「アレじゃん?悪戯好きな小さな悪魔。」
「なんだっけ・・・あー・・・なんだっけ。」
「んーっと・・・。」
頼子はスマホで検索をする。
「グレムリンだ!」
「あー!なんか機械に悪戯するとか言うやつ!」
「映画の奴はすっごい増える奴だったけどね。」
そう言いながら湯船に浸かる小悪魔を見学する千春達、すると小悪魔が千春に気付く。
「ナンダオマエラ!」
「お、なんだ?」
「あんたが旅館で悪戯してたんでしょ!」
千春が引き戸をバーン!と開け小悪魔に言う。
「ウルサイ!俺ガ何シヨウト関係ナイダロ!」
「あるわ!私の旅館なんだからね!」
「悪魔・・・悪魔・・・ねぇ千春、変な事って最近だよね?」
「うん、そうだよ。」
「最近来た魔族居たじゃん。」
「あーラミちゃん?」
「そ、何か関係ありそうじゃね?」
「魔族と悪魔は違くね?」
「いや、アレ悪魔っぽいだけで悪魔じゃないかもじゃん?」
頼子がそう言うと千春が小悪魔に話しかける。
「ねぇあんた、ラミちゃん関係じゃないの?」
「ヴッ・・・何故ソノ名前ヲ知ッテルンダ!?」
「あ、関係者っぽいわ。」
「んじゃラミちゃんに言えば解決するんじゃね?」
「チョットマテ!マテマテマテ!」
「いーやーだー、待たない。」
ラミの名前を聞いて焦りだす小悪魔は湯船から出るとパタパタと飛びながら千春達に近寄る。
「シャー!何かしたら攻撃するにゃぁ!」
「手を出したら許さないわよ。」
三珠と彩葉が小悪魔の前に出る。
「何モシナイ!ラミ様ニ言ウノハヤメテクレ!」
「ラミ様?」
「なに?部下的な?」
「眷属にゃ?」
「眷属ならもっと従順のはずよ?」
飛ぶのをやめ降りて来ると土下座の様な座り方をする小悪魔。
「で、あんたは何なの?」
「・・・ラミ様ノ配下ダ。」
「何してたの?」
「コノ湯ニ浸カッテイルト調子ガイイカラ入ッテイタ。」
「なんでいたずらしたの?」
千春達が質問しているとユラも聞いてくる。
「楽シイカラダ。」
「ダメだよー楽しいからって悪戯しちゃ。」
答える小悪魔にイーレンも言う。
「悪いことしたらごめんなさいなんだよ?」
「・・・ゴメンナサイ。」
「素直だなこの悪魔っぽいの。」
「ほら、ラミちゃんにチクられると困るからじゃん?」
「困るならやんなきゃ良いのに。」
千春は溜息を吐くと小悪魔に話しかける。
「で、ラミちゃんの所じゃなくてなんでココに居るのよ。」
「・・・ダンジョン見テロト言ワレテ・・・。」
「ここダンジョンじゃないよ。」
「・・・ラミ様ニ言ワナイデクダサイ。」
「もぅ、しょうがないなぁ。」
千春は笑みを浮かべ話す。
「黙っててあげるからダンジョン行きなー、あと旅館の人にはちゃんと謝る事!」
そう言うと小悪魔を連れて旅館を歩き回り、謝罪させていく事にした。
------------------
「この魔物が悪戯してたんですか?」
「うん、魔物じゃ無いんだけど、ちょっと知り合いの関係者だったんだよねぇ。」
「ゴメンナサイ。」
「チハル王女殿下の関係者なら仕方ありませんね。」
アハハハと笑いながら答える料理人。
「それじゃ謝罪も済んだしダンジョン行きなよー。」
「・・・アィ。」
「どうしたん?そんなにダンジョン嫌なの?」
「嫌ジャ無イケド・・・マタココニ来テモイイカナ。」
「温泉?良いよ、その時はちゃんと姿を出して声かけてから!あと女湯じゃなく男湯入りなよ。」
「・・・男湯?」
「うん、あんた男でしょ?」
「女ダガ?」
「「は?」」
千春と頼子は思わず変な声が出る。
「いやいやいや、今の話し方も声も男でしょ。」
「俺って言ってんじゃん。」
「千春、僕ッ子じゃない?」
「イロハ、それ言うならオレっ子にゃ。」
「同じような物でしょ。」
「まぁ・・・、うん、女の子ね、名前は?」
「ナルテト。」
「ナルテトね、それじゃ来ても良いけど悪戯したらダメだかんね。」
「ワカッタ、アリガトウ。」
「ラミちゃんの配下ってまだ他に居るの?」
「・・・教エタラ怒ラレル。」
「うん、居るんだね。」
「俺ハ言ッテ無イゾ!?」
驚いた顔で千春を見るナルテト。
「はいはい、まぁそこらへんは本人から聞くよ、気を付けて行きなよー。」
千春は旅館から出るとナルテトはパタパタとダンジョンの方へ飛んで行った。
「変なのも居るもんだねぇ。」
「あ、結局アレ悪魔なのかな?」
頼子はナルテトが何か気になるようだ。
「アイトネー、アレ何なの?」
『アレはただの魔族よ?』
ひょこっと現れ答えるアイトネ。
「ただの魔族?色々種類有る感じなの?」
『ん~、人間だと肌の色、目の色、髪の色、変化があるでしょう?魔族だとそれが顕著に表れるのよ、角だったり羽だったり、鱗があったりね。』
「へぇ、魔族って人間とは別なんだよね。」
『そうね、ロイロの様にドラゴン、ドラゴニュートも有る意味魔族なんだけどね。』
「へぇ、獣人は?」
『マナの保有量が少ないから魔族とは言わないわねぇ。』
「あ、魔族の魔って魔力的な魔なのか。」
『そうよ、何だと思ったの?』
「・・・いや、何って、ねぇ?」
頼子にねぇと言うが頼子も良く分からず頭をひねる。
「人間と敵対してるとか有るの?」
『してる種族も居るわね、って言うか人間同士でも敵対するでしょう?別に種族は関係無いわよ、他の大陸では人と違う見た目と言うだけで殺し合う所も有るけれど。』
少し寂しそうに答えるアイトネ。
「こっちでも国が違うと獣人は奴隷扱いする所有るってハルトが言ってたなぁ。」
ポツリと呟きユラを見る、ユラはイーレン、彩葉と遊んでいる。
「しゃーないよ、地球でも肌の色で奴隷にしてた時代があったわけだし。」
「そだねぇ、見た目があれだけ違うと色々あるわなぁ。」
飛んで行ったナルテトの方を見ながら呟く千春、ナルテトは既に見えない。
「さ、解決したし帰っておやつにしますかぁ、アイトネも食べるでしょ?」
『頂くわ~♪』
「ユラー、レンー、ミタマ、イロハー帰るよー。」
「「「「はーい(にゃー)」」」」
皆が返事をするとアイトネがいつもの様に手を振る、すると千春の部屋に移動した、そして千春の目の前に仁王立ちしたサフィーナが立っていた。
「・・・チハル何処に行ってたの?」
「・・・えっと、温泉旅館。」
「私に黙って?」
「・・・え~っと、怒ってる?」
「怒ってるわよ?心配するじゃない。」
「ごめんなさい。」
「行くなら一声かけてちょうだい、部隊の子からチハルが出かけたと聞いてビックリしたわ。」
「部隊の子居たの!?」
「えぇ、総出で温泉旅館警備してたわよ。」
「んじゃ良いじゃん。」
「良くないわよ。」
「・・・はい、ごめんなさい。」
千春が謝るとサフィーナは笑みを浮かべる。
「たまには侍女無しでお出かけもしたくなるでしょうけれど、行くときは声をかけてちょうだいね。」
「はーいサフィーママ。」
2人はクスとクス笑うとアイトネが声を掛けて来る。
『私がずっと見てたから何も無いわよ~?』
「アイトネ様、それはそれ、これはこれです。」
『王女殿下も面倒ねぇ。』
「ほんっとソレ。」
「チハル?」
「はい!ごめんなさい!」
平謝りで謝罪すると千春達はいつもの様におやつタイムでマッタリと午後を過ごした。
「って言ってたね。」
千春と頼子はそっと引き戸を開けのぞき込む。
「何か見える?」
「んにゃぁ、目に魔力集めるんだっけ?」
千春は目に意識しながら魔力を集めて視る。
「・・・ん~・・・ん?」
「なんだあれ。」
「チハルおねえちゃん何か見えたー?」
「私も見たいですー。」
千春と頼子が覗き込んでいる下から一緒に覗くユラとイーレン、そして三珠と彩葉もぴょこっと覗く。
「アレなんだろ・・・。」
「角生えてるね。」
「吾輩と大きさ変わらないにゃ?」
「羽も有るわー。」
「めにまりょくー。」
「ユラちゃんできる?」
ユラとイーレンも目に魔力を集めているようだが上手く出来ないようだ。
「ミタマくらいで角生えて蝙蝠の羽みたいなの生やしてる、なんか映画で見たな。」
「アレじゃん?悪戯好きな小さな悪魔。」
「なんだっけ・・・あー・・・なんだっけ。」
「んーっと・・・。」
頼子はスマホで検索をする。
「グレムリンだ!」
「あー!なんか機械に悪戯するとか言うやつ!」
「映画の奴はすっごい増える奴だったけどね。」
そう言いながら湯船に浸かる小悪魔を見学する千春達、すると小悪魔が千春に気付く。
「ナンダオマエラ!」
「お、なんだ?」
「あんたが旅館で悪戯してたんでしょ!」
千春が引き戸をバーン!と開け小悪魔に言う。
「ウルサイ!俺ガ何シヨウト関係ナイダロ!」
「あるわ!私の旅館なんだからね!」
「悪魔・・・悪魔・・・ねぇ千春、変な事って最近だよね?」
「うん、そうだよ。」
「最近来た魔族居たじゃん。」
「あーラミちゃん?」
「そ、何か関係ありそうじゃね?」
「魔族と悪魔は違くね?」
「いや、アレ悪魔っぽいだけで悪魔じゃないかもじゃん?」
頼子がそう言うと千春が小悪魔に話しかける。
「ねぇあんた、ラミちゃん関係じゃないの?」
「ヴッ・・・何故ソノ名前ヲ知ッテルンダ!?」
「あ、関係者っぽいわ。」
「んじゃラミちゃんに言えば解決するんじゃね?」
「チョットマテ!マテマテマテ!」
「いーやーだー、待たない。」
ラミの名前を聞いて焦りだす小悪魔は湯船から出るとパタパタと飛びながら千春達に近寄る。
「シャー!何かしたら攻撃するにゃぁ!」
「手を出したら許さないわよ。」
三珠と彩葉が小悪魔の前に出る。
「何モシナイ!ラミ様ニ言ウノハヤメテクレ!」
「ラミ様?」
「なに?部下的な?」
「眷属にゃ?」
「眷属ならもっと従順のはずよ?」
飛ぶのをやめ降りて来ると土下座の様な座り方をする小悪魔。
「で、あんたは何なの?」
「・・・ラミ様ノ配下ダ。」
「何してたの?」
「コノ湯ニ浸カッテイルト調子ガイイカラ入ッテイタ。」
「なんでいたずらしたの?」
千春達が質問しているとユラも聞いてくる。
「楽シイカラダ。」
「ダメだよー楽しいからって悪戯しちゃ。」
答える小悪魔にイーレンも言う。
「悪いことしたらごめんなさいなんだよ?」
「・・・ゴメンナサイ。」
「素直だなこの悪魔っぽいの。」
「ほら、ラミちゃんにチクられると困るからじゃん?」
「困るならやんなきゃ良いのに。」
千春は溜息を吐くと小悪魔に話しかける。
「で、ラミちゃんの所じゃなくてなんでココに居るのよ。」
「・・・ダンジョン見テロト言ワレテ・・・。」
「ここダンジョンじゃないよ。」
「・・・ラミ様ニ言ワナイデクダサイ。」
「もぅ、しょうがないなぁ。」
千春は笑みを浮かべ話す。
「黙っててあげるからダンジョン行きなー、あと旅館の人にはちゃんと謝る事!」
そう言うと小悪魔を連れて旅館を歩き回り、謝罪させていく事にした。
------------------
「この魔物が悪戯してたんですか?」
「うん、魔物じゃ無いんだけど、ちょっと知り合いの関係者だったんだよねぇ。」
「ゴメンナサイ。」
「チハル王女殿下の関係者なら仕方ありませんね。」
アハハハと笑いながら答える料理人。
「それじゃ謝罪も済んだしダンジョン行きなよー。」
「・・・アィ。」
「どうしたん?そんなにダンジョン嫌なの?」
「嫌ジャ無イケド・・・マタココニ来テモイイカナ。」
「温泉?良いよ、その時はちゃんと姿を出して声かけてから!あと女湯じゃなく男湯入りなよ。」
「・・・男湯?」
「うん、あんた男でしょ?」
「女ダガ?」
「「は?」」
千春と頼子は思わず変な声が出る。
「いやいやいや、今の話し方も声も男でしょ。」
「俺って言ってんじゃん。」
「千春、僕ッ子じゃない?」
「イロハ、それ言うならオレっ子にゃ。」
「同じような物でしょ。」
「まぁ・・・、うん、女の子ね、名前は?」
「ナルテト。」
「ナルテトね、それじゃ来ても良いけど悪戯したらダメだかんね。」
「ワカッタ、アリガトウ。」
「ラミちゃんの配下ってまだ他に居るの?」
「・・・教エタラ怒ラレル。」
「うん、居るんだね。」
「俺ハ言ッテ無イゾ!?」
驚いた顔で千春を見るナルテト。
「はいはい、まぁそこらへんは本人から聞くよ、気を付けて行きなよー。」
千春は旅館から出るとナルテトはパタパタとダンジョンの方へ飛んで行った。
「変なのも居るもんだねぇ。」
「あ、結局アレ悪魔なのかな?」
頼子はナルテトが何か気になるようだ。
「アイトネー、アレ何なの?」
『アレはただの魔族よ?』
ひょこっと現れ答えるアイトネ。
「ただの魔族?色々種類有る感じなの?」
『ん~、人間だと肌の色、目の色、髪の色、変化があるでしょう?魔族だとそれが顕著に表れるのよ、角だったり羽だったり、鱗があったりね。』
「へぇ、魔族って人間とは別なんだよね。」
『そうね、ロイロの様にドラゴン、ドラゴニュートも有る意味魔族なんだけどね。』
「へぇ、獣人は?」
『マナの保有量が少ないから魔族とは言わないわねぇ。』
「あ、魔族の魔って魔力的な魔なのか。」
『そうよ、何だと思ったの?』
「・・・いや、何って、ねぇ?」
頼子にねぇと言うが頼子も良く分からず頭をひねる。
「人間と敵対してるとか有るの?」
『してる種族も居るわね、って言うか人間同士でも敵対するでしょう?別に種族は関係無いわよ、他の大陸では人と違う見た目と言うだけで殺し合う所も有るけれど。』
少し寂しそうに答えるアイトネ。
「こっちでも国が違うと獣人は奴隷扱いする所有るってハルトが言ってたなぁ。」
ポツリと呟きユラを見る、ユラはイーレン、彩葉と遊んでいる。
「しゃーないよ、地球でも肌の色で奴隷にしてた時代があったわけだし。」
「そだねぇ、見た目があれだけ違うと色々あるわなぁ。」
飛んで行ったナルテトの方を見ながら呟く千春、ナルテトは既に見えない。
「さ、解決したし帰っておやつにしますかぁ、アイトネも食べるでしょ?」
『頂くわ~♪』
「ユラー、レンー、ミタマ、イロハー帰るよー。」
「「「「はーい(にゃー)」」」」
皆が返事をするとアイトネがいつもの様に手を振る、すると千春の部屋に移動した、そして千春の目の前に仁王立ちしたサフィーナが立っていた。
「・・・チハル何処に行ってたの?」
「・・・えっと、温泉旅館。」
「私に黙って?」
「・・・え~っと、怒ってる?」
「怒ってるわよ?心配するじゃない。」
「ごめんなさい。」
「行くなら一声かけてちょうだい、部隊の子からチハルが出かけたと聞いてビックリしたわ。」
「部隊の子居たの!?」
「えぇ、総出で温泉旅館警備してたわよ。」
「んじゃ良いじゃん。」
「良くないわよ。」
「・・・はい、ごめんなさい。」
千春が謝るとサフィーナは笑みを浮かべる。
「たまには侍女無しでお出かけもしたくなるでしょうけれど、行くときは声をかけてちょうだいね。」
「はーいサフィーママ。」
2人はクスとクス笑うとアイトネが声を掛けて来る。
『私がずっと見てたから何も無いわよ~?』
「アイトネ様、それはそれ、これはこれです。」
『王女殿下も面倒ねぇ。』
「ほんっとソレ。」
「チハル?」
「はい!ごめんなさい!」
平謝りで謝罪すると千春達はいつもの様におやつタイムでマッタリと午後を過ごした。
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