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ミスリルゴーレムを解体しよう!①
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「やっぱり落下かな。」
「落っことしたら結構ダメージ有りそうだよね、金属の塊だし。」
「でも魔石も壊れそう。」
「チハルとヨリのウォーターカッターじゃダメなん?」
「あー多分切れると思うけど近寄らないと切れないし、核まで切っちゃいそうなんだよね。」
「ねぇビェリー巻き付いて束縛出来ない?」
「無理ばーい、わっちが千切られるばい?」
「それはダメだなぁ。」
「僕も束縛するのは苦手です・・・。」
「コンは無理しなくて良いからね。」
頼子と美桜の頭からビェリーとコンの声が聞こえ、答える2人。
「ルプも潰すのは余裕って言ってたけどねぇ。」
「潰しちゃダメなんだよなぁ。」
「ロイロちゃんは何て?」
「ん、まだ聞いてない、寝てたから。」
「ロイロちゃんの事だからぶん殴って吹っ飛ばしてぶっ壊しそう。」
「あー想像つくわぁ~。」
麗奈が言うと青空も頷く。
「おはよう!席につけー!」
「おはようございまーす。」
「おはよーござまー。」
担任の石田が入って来ると皆は席につく、そして授業が始まった。
--------------------
「気を付けて帰れよー。」
HRも終わり石田は皆に声を掛ける。
「いしだー、しつもーん。」
「平田、学校の中くらい先生付けろ。」
名簿帳でペチンと頭を叩く石田。
「いしだせんせーしつもーん。」
「なんだ?分からない事でもあったのか?」
「んー、そうじゃないんだけど。」
美桜はそう言うと話を始める。
「金属の中に石が有るとして、その石取るならどうしたら良いと思う?」
「金属の中に石?」
「うん。」
「金属って鉄か?」
「ん~、鉄じゃないけど鉄だったら?」
「中の石にもよるが、酸で溶かせばいい。」
「酸?」
「あぁ、科学的性質の違う金属なら分離も出来るぞ?」
「へぇ~。」
「酸で溶ける、アルカリで溶ける、金属にはそれぞれ性質があるからな、金やプラチナ、パラジウムなんかを取り出す時は硫酸に入れて加熱すると良い、鉄なら塩酸だな。」
「中の石も溶けないの?」
「石にもよるなぁ、何でそんな事聞くんだ?」
「ん!気になっただけ!」
「そうかぁ、まぁ分かってもやるなよ?」
「え?なんで?」
「薬品は危険だからな、それにもし実験したとして、その後の処理も大事だ、そこらに流すわけにもいかないからな。」
そう言うと石田はもう一度ポンポンと名簿帳で頭を叩くと教室を出て行った。
「酸かぁ。」
「流石にぶっかけるわけにもいかないか。」
「そんなに沢山の酸なんて無いだろうしね。」
千春達が話しているとビェリーが答える。
「あるばい?」
「「「「「え?」」」」」
「酸やろ?海に行ったら酸吐くヤツおるばい。」
「何それ怖い。」
「どんなやつ?」
「結構前におったやん、ロイロとルプが退治したヤツたい。」
「・・・シーサーペント!」
「無傷な魔石は1個だけやろ?」
「だねー。」
「わっちがやったヤツは首の下に魔石あったけんね、あそこだけ切り落として溶かしゃーいっちゃない?」
「ほほ~、よし、ダメ元でやってみっか!」
千春はそう言うと立ち上がる、そして皆は千春の家に帰宅した。
--------------------
「ただいまーい!」
「おかえりなさいチハル、元気ですね。」
「まぁね!」
「そろそろ試験って言ってませんでした?」
「・・・はい。」
サフィーナに言われ元気がなくなる千春、そしてそれを聞いた頼子達も暗くなる。
「・・・ま!それは置いといて。」
千春は両手を前に出すと横に置くジェスチャーをする。
「ゴーレム君解体したいんだけど、ルプはー?」
「ユラの警護に出てますよ、そろそろ帰って来るんじゃないですか?」
「そっか、それじゃみんな着替えよ。」
「うぃーっす。」
皆は着替えに行く、着替え終わり応接室に戻るとルプ、ロイロ、ユラがソファーに座っていた。
「おかえりなさい!チハルおねえちゃん!」
ソファーから立ち上がり千春に抱き着くユラ。
「ただいまぁ~、ルプ、ゴーレム君解体したいんだけど。」
「今からか?」
「うん、無理?」
「ココでは無理だな。」
「訓練所は?」
「んー、被害が出ても良いなら構わんが。」
「・・・それはちょっと。」
千春は麗奈の周りをくるくる飛ぶリリに声を掛ける。
「リリ、人気のない広い所知らない?」
「あるわよ~?精霊の森の平原でいいかしら~♪」
「うん、被害が出なければ。」
「今から行くのー?」
「うん、大丈夫?」
「一応ドライアド様に確認するわね~♪」
リリはそう言うと明後日の方を見ながら呟く。
「千春、解体は何体やるんだ?」
「んっと、魔石が無傷で1個だけ欲しいんだよね。」
「ほぉ?取り出す算段付いたのか?」
「酸で溶かす!」
ドヤ顔で言う千春にルプはクスクス笑う。
「どこにその酸が有るんだ。」
「ほら、シーサーペントが酸吐いてたって言ってたじゃん?」
「あぁ、だがあいつ等が素直に酸をソレにかけてくれるとは思わねぇがな。」
「・・・そりゃそうか。」
千春は残念そうに呟く、するとロイロが声を掛ける。
「それは問題無いぞ、儂が話をしてやろう。」
「え?ロイロってシーサーペントと話しできんの?」
「いや、酸を吐けるヤツを知っておるだけじゃ。」
「へぇ~そんな人居るんだ。」
「人じゃないがのぅ、チハルも知っておるぞ。」
「へ?だれ?」
「ほれ、シーサーペントみたいなドラゴンおったじゃろ。」
「・・・あー!りばいあさん!」
「そうじゃ、ガゥアンなら酸を吐ける。」
「おー!それじゃまずはゴーレム解体行きましょー!」
千春が言うとリリは庭に飛び出る。
「ドライアド様が良いって!あっちで待ってるってー!」
「はーい!それじゃ皆行こうー!」
「チハル。」
「なに?サフィー。」
「ちゃんとお出かけの報告しましょうね?」
「・・・ちょっとだけだよ?」
「私は良いですよ?怒られるのはチハルですから。」
「・・・いぢわるぅ~。」
「意地悪じゃありません、ちゃんと忠告しただけです。」
「ぶぅー。」
「報告します?」
「しますぅ~。」
千春はそう言うと皆に待つ様に言い、サフィーナを連れマルグリットの部屋へ向かう。
「お母様ー。」
「あら、どうしたの?」
「ちょっとお出かけしてきます。」
「何処に?」
「えっと、妖精の森でゴーレム解体して、そのあとフリエンツ王国でガウアンさんに溶かしてもらう予定です。」
「・・・護衛は?」
「いっぱい居ます。」
「知った所だから良いけれど、ゴーレムってミスリルゴーレムよね?」
「はい。」
「大丈夫なの?私でも潰すの苦労するわよ?」
「あ、潰せるんですね。」
当たり前の様に言うマルグリットに千春は思わず呟く。
「エンハルトには?」
「・・・まだ言ってません。」
「言わないと怒られるわよ?」
「うっ。」
「エリーナ、エンハルトは?」
「この時間ですと職務室かと。」
「だそうよ、寄って行きなさい。」
「はーい。」
千春はそう答えるとエンハルトの所へ足を運ぶ。
「はーるーとー!」
扉の前に兵士が居るにもかかわらず外から声を掛ける千春。
「どうぞ王女殿下。」
兵士は苦笑いしながら扉を開けるとエンハルトが苦笑いで出迎える。
「なにしてるんだお前は。」
「お出かけしてきまーす。」
「まったく、俺も行く。」
「へ?」
「報告は来ている、妖精の森にフリエンツだな。」
「おぉ~、そのとほり。」
「今エーデル達も呼んでいる、チハルの部屋に行くぞ。」
「仕事は?」
「終わらせてるから問題無い。」
そう言うとエンハルトは千春の部屋に向かった。
---------------------
「ただいまー。」
「おかえり、どうだった?」
「護衛が増えたー。」
そう言うと外にエーデル、ホーキンが立っていた。
「エーデルさん護衛ですか!?」
美桜は嬉しそうに駆け寄る、麗奈もホーキンに声をかけていた。
「はーい!そこいちゃつかなーい!行くよー!」
頼子が2人に声を掛ける。
「護衛はうちの執事と侍女で充分じゃん?」
「王国騎士団という肩書も必要になる事があるんだよ。」
「めんどくさいなぁ。」
「1年も王女殿下やってるのにまだ慣れないのか?」
「・・・慣れないで~す♪」
ケラケラと笑いながらフェアリーリングに入る千春、そして皆は妖精の森へ飛んだ。
「落っことしたら結構ダメージ有りそうだよね、金属の塊だし。」
「でも魔石も壊れそう。」
「チハルとヨリのウォーターカッターじゃダメなん?」
「あー多分切れると思うけど近寄らないと切れないし、核まで切っちゃいそうなんだよね。」
「ねぇビェリー巻き付いて束縛出来ない?」
「無理ばーい、わっちが千切られるばい?」
「それはダメだなぁ。」
「僕も束縛するのは苦手です・・・。」
「コンは無理しなくて良いからね。」
頼子と美桜の頭からビェリーとコンの声が聞こえ、答える2人。
「ルプも潰すのは余裕って言ってたけどねぇ。」
「潰しちゃダメなんだよなぁ。」
「ロイロちゃんは何て?」
「ん、まだ聞いてない、寝てたから。」
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「あー想像つくわぁ~。」
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「おはよう!席につけー!」
「おはようございまーす。」
「おはよーござまー。」
担任の石田が入って来ると皆は席につく、そして授業が始まった。
--------------------
「気を付けて帰れよー。」
HRも終わり石田は皆に声を掛ける。
「いしだー、しつもーん。」
「平田、学校の中くらい先生付けろ。」
名簿帳でペチンと頭を叩く石田。
「いしだせんせーしつもーん。」
「なんだ?分からない事でもあったのか?」
「んー、そうじゃないんだけど。」
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「金属の中に石が有るとして、その石取るならどうしたら良いと思う?」
「金属の中に石?」
「うん。」
「金属って鉄か?」
「ん~、鉄じゃないけど鉄だったら?」
「中の石にもよるが、酸で溶かせばいい。」
「酸?」
「あぁ、科学的性質の違う金属なら分離も出来るぞ?」
「へぇ~。」
「酸で溶ける、アルカリで溶ける、金属にはそれぞれ性質があるからな、金やプラチナ、パラジウムなんかを取り出す時は硫酸に入れて加熱すると良い、鉄なら塩酸だな。」
「中の石も溶けないの?」
「石にもよるなぁ、何でそんな事聞くんだ?」
「ん!気になっただけ!」
「そうかぁ、まぁ分かってもやるなよ?」
「え?なんで?」
「薬品は危険だからな、それにもし実験したとして、その後の処理も大事だ、そこらに流すわけにもいかないからな。」
そう言うと石田はもう一度ポンポンと名簿帳で頭を叩くと教室を出て行った。
「酸かぁ。」
「流石にぶっかけるわけにもいかないか。」
「そんなに沢山の酸なんて無いだろうしね。」
千春達が話しているとビェリーが答える。
「あるばい?」
「「「「「え?」」」」」
「酸やろ?海に行ったら酸吐くヤツおるばい。」
「何それ怖い。」
「どんなやつ?」
「結構前におったやん、ロイロとルプが退治したヤツたい。」
「・・・シーサーペント!」
「無傷な魔石は1個だけやろ?」
「だねー。」
「わっちがやったヤツは首の下に魔石あったけんね、あそこだけ切り落として溶かしゃーいっちゃない?」
「ほほ~、よし、ダメ元でやってみっか!」
千春はそう言うと立ち上がる、そして皆は千春の家に帰宅した。
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「ただいまーい!」
「おかえりなさいチハル、元気ですね。」
「まぁね!」
「そろそろ試験って言ってませんでした?」
「・・・はい。」
サフィーナに言われ元気がなくなる千春、そしてそれを聞いた頼子達も暗くなる。
「・・・ま!それは置いといて。」
千春は両手を前に出すと横に置くジェスチャーをする。
「ゴーレム君解体したいんだけど、ルプはー?」
「ユラの警護に出てますよ、そろそろ帰って来るんじゃないですか?」
「そっか、それじゃみんな着替えよ。」
「うぃーっす。」
皆は着替えに行く、着替え終わり応接室に戻るとルプ、ロイロ、ユラがソファーに座っていた。
「おかえりなさい!チハルおねえちゃん!」
ソファーから立ち上がり千春に抱き着くユラ。
「ただいまぁ~、ルプ、ゴーレム君解体したいんだけど。」
「今からか?」
「うん、無理?」
「ココでは無理だな。」
「訓練所は?」
「んー、被害が出ても良いなら構わんが。」
「・・・それはちょっと。」
千春は麗奈の周りをくるくる飛ぶリリに声を掛ける。
「リリ、人気のない広い所知らない?」
「あるわよ~?精霊の森の平原でいいかしら~♪」
「うん、被害が出なければ。」
「今から行くのー?」
「うん、大丈夫?」
「一応ドライアド様に確認するわね~♪」
リリはそう言うと明後日の方を見ながら呟く。
「千春、解体は何体やるんだ?」
「んっと、魔石が無傷で1個だけ欲しいんだよね。」
「ほぉ?取り出す算段付いたのか?」
「酸で溶かす!」
ドヤ顔で言う千春にルプはクスクス笑う。
「どこにその酸が有るんだ。」
「ほら、シーサーペントが酸吐いてたって言ってたじゃん?」
「あぁ、だがあいつ等が素直に酸をソレにかけてくれるとは思わねぇがな。」
「・・・そりゃそうか。」
千春は残念そうに呟く、するとロイロが声を掛ける。
「それは問題無いぞ、儂が話をしてやろう。」
「え?ロイロってシーサーペントと話しできんの?」
「いや、酸を吐けるヤツを知っておるだけじゃ。」
「へぇ~そんな人居るんだ。」
「人じゃないがのぅ、チハルも知っておるぞ。」
「へ?だれ?」
「ほれ、シーサーペントみたいなドラゴンおったじゃろ。」
「・・・あー!りばいあさん!」
「そうじゃ、ガゥアンなら酸を吐ける。」
「おー!それじゃまずはゴーレム解体行きましょー!」
千春が言うとリリは庭に飛び出る。
「ドライアド様が良いって!あっちで待ってるってー!」
「はーい!それじゃ皆行こうー!」
「チハル。」
「なに?サフィー。」
「ちゃんとお出かけの報告しましょうね?」
「・・・ちょっとだけだよ?」
「私は良いですよ?怒られるのはチハルですから。」
「・・・いぢわるぅ~。」
「意地悪じゃありません、ちゃんと忠告しただけです。」
「ぶぅー。」
「報告します?」
「しますぅ~。」
千春はそう言うと皆に待つ様に言い、サフィーナを連れマルグリットの部屋へ向かう。
「お母様ー。」
「あら、どうしたの?」
「ちょっとお出かけしてきます。」
「何処に?」
「えっと、妖精の森でゴーレム解体して、そのあとフリエンツ王国でガウアンさんに溶かしてもらう予定です。」
「・・・護衛は?」
「いっぱい居ます。」
「知った所だから良いけれど、ゴーレムってミスリルゴーレムよね?」
「はい。」
「大丈夫なの?私でも潰すの苦労するわよ?」
「あ、潰せるんですね。」
当たり前の様に言うマルグリットに千春は思わず呟く。
「エンハルトには?」
「・・・まだ言ってません。」
「言わないと怒られるわよ?」
「うっ。」
「エリーナ、エンハルトは?」
「この時間ですと職務室かと。」
「だそうよ、寄って行きなさい。」
「はーい。」
千春はそう答えるとエンハルトの所へ足を運ぶ。
「はーるーとー!」
扉の前に兵士が居るにもかかわらず外から声を掛ける千春。
「どうぞ王女殿下。」
兵士は苦笑いしながら扉を開けるとエンハルトが苦笑いで出迎える。
「なにしてるんだお前は。」
「お出かけしてきまーす。」
「まったく、俺も行く。」
「へ?」
「報告は来ている、妖精の森にフリエンツだな。」
「おぉ~、そのとほり。」
「今エーデル達も呼んでいる、チハルの部屋に行くぞ。」
「仕事は?」
「終わらせてるから問題無い。」
そう言うとエンハルトは千春の部屋に向かった。
---------------------
「ただいまー。」
「おかえり、どうだった?」
「護衛が増えたー。」
そう言うと外にエーデル、ホーキンが立っていた。
「エーデルさん護衛ですか!?」
美桜は嬉しそうに駆け寄る、麗奈もホーキンに声をかけていた。
「はーい!そこいちゃつかなーい!行くよー!」
頼子が2人に声を掛ける。
「護衛はうちの執事と侍女で充分じゃん?」
「王国騎士団という肩書も必要になる事があるんだよ。」
「めんどくさいなぁ。」
「1年も王女殿下やってるのにまだ慣れないのか?」
「・・・慣れないで~す♪」
ケラケラと笑いながらフェアリーリングに入る千春、そして皆は妖精の森へ飛んだ。
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