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一晩明けてクリスマスイブの朝!
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「んー・・・。」
「おはよう千春。」
「おはよぉ~るぷぅ~。」
ルプ枕に顔を埋め返事をする千春はモゾモゾと起き上がる。
「ふぁぁぁぁ!」
「もう起きるのか?」
「いまなんぢぃ~。」
「・・・もうすぐ7時だな。」
「・・・ん~・・・ちょっと早いなぁ。」
「昨日遅くまで遊んだからな。」
千春はそう言いながらも起き上がる。
「・・・明るい。」
「そりゃそうだろう、6時前には明るかったからな。」
「こっち夏だもんねぇ~。」
「チハル起きた?」
「おはよーサフィー、おきたよー。」
ベッドから降りるとジブラロールでよく着るアンダーバストコルセットにロングスカートに着替える。
「よっ!」
「今日はどうするの?」
「今日は・・・なにしよ。」
「夜はまたクリスマスパーティーするんでしょう?」
「身内だけねー・・・あれ?モリーは?」
「外で受付してるわよ。」
苦笑いで答えるサフィーナ、千春とサフィーナは門の部屋に入ると春恵が本を読んでいた。
「おはよう千春、良く寝れた?」
「爆睡!」
「良い枕でだものね♪ルプいつもありがとう。」
「千春の可愛い寝顔を見れるからな、特権だ。」
ニヤリと笑うルプ、まんざらでもないようだ。
「おかぁさんお茶しない?」
「そうね。」
「おかぁさんもたまには寝たら?」
「寝てるわよ?」
「え!?いつ!?」
「さっきも寝てたわよ、半分だけ。」
「何それ。」
「半分寝て半分起きてるのよ、半球睡眠って知らない?」
「しらなーい。」
春恵はそう言うと千春達と応接間に入る、そして庭を見ると桜が舞い散りながらピンクの絨毯を作っていた。
「うん、綺麗。」
「ほんとう、何度見ても不思議な色です、綺麗ですね。」
千春とサフィーナは桜吹雪を見ながら呟くが、視線はその先で動くモリアンだ。
「今回も多そうだね。」
「えぇ、桜が咲いたと聞けば遠くの領からも駆けつける貴族が居ると聞きますし。」
「間に合うの?」
「何度も咲いてますからね、1小月ギリギリ間に合うと分かれば早馬を使ってでも来ようとします。」
「1小月・・・10日かぁ、姫桜は咲いてる期間長いけどギリギリだねー。」
貴族に指示をしながらてんやわんやのモリアンを見つつ千春と春恵はお茶を飲む。
「ヨリは?」
「レナエがまだ来てませんから寝てるでしょうね。」
「ミオ達も?」
「えぇそれぞれクラミナやコラリー達を付けてますから、皆まだ起きてないでしょ。」
サフィーナがそう言いながら扉の方を見るとノックが鳴る。
「ん?誰か起きたかな。」
「いえ、ルクレツィアさんですね。」
「ルクさん?なんだろ。」
千春はサリナに頷くとサリナが扉を開ける。
「おはようございます!チハルちゃん!ルプ様は・・・ルプ様!桜が咲きました!!!」
ルクレツィアはルプを見つけると大声で叫ぶ。
「何?ルプ桜が咲いたら何か有んの?」
「・・・別に?」
「ルプ様!桜です!」
「見たらわかる、叫ぶな。」
「プロポーズしてください!」
「・・・。」
めんどくさそうにそっぽを向くルプ。
「ルプ~何か約束でもしたの?」
「・・・ルクがうるさいから次咲いたらってな。」
「次に桜が咲いたらって約束したのよ♪」
ルクレツィアはニコニコで千春に言うと千春はルプを見る。
「約束したらならプロポーズしたら?」
「・・・千春とは離れないぞ?」
「ん~、それはそれでどうなのかな。」
千春はルクレツィアを見るとニコニコしたまま話す。
「大丈夫よ♪ルプ様との繋がりは知ってるわ♪でも常にチハルちゃんと一緒って訳じゃないでしょ?」
「うん、夜は居てくれるけど、昼間ルプどっか行ってるもんね。」
「自由にさせて貰ってるからな。」
「その少しの時間でも構わないわ♪」
「愛されてんねぇルプ。」
「・・・。」
プイっと横を向くルプを千春は押す。
「ほら、貴族の人が始める前に行っといでよ、ルクさんの事好きなんでしょ?」
「・・・仕方ねぇなぁ。」
そう言うとルプは狼男の姿になる。
「本当に良いのか?」
「勿論!」
ルプはそう言うと姫桜の方へ歩いて行く、その後ろをスキップしながらルクレツィアが付いて行く。
「ルプも所帯持ちになるのかー。」
「寂しい?」
横で聞いていた春恵が呟く。
「んにゃ、嬉しい、魂繋がってるから感情がね、すこーし流れて来るんだよこっちにも。」
「へぇ~、魂の契約ってそんな感じなのね。」
「うん、まんざらでもない感じなんだよね、多分ルプもルクさんの事好きなんだよ。」
2人はルプとルクレツィアを見ながら話す、そして。
「どんな感じ?」
「ルプちょっと緊張してるね。」
「へぇ~、いつも平然としてるのにね。」
「あ!ルクさん抱き着いた!」
「嬉しそうね~♪」
ルクレツィアが抱き着いた瞬間拍手が沸き起こる。
「おぉぉぉ!?」
「あら、貴族の人達が祝福してくれてるわ。」
「ルプもルクさんも王宮じゃ有名だもんねー。」
拍手が止まるとルプがルクレツィアと帰って来る。
「はぁ。」
「溜息吐かない。」
ルプの腕に抱き着き幸せそうにするルクレツィアを引きずるように歩くルプ。
「なんじゃぁ、うるさいと思ったらルプがプロポーズしておったか。」
「ロイロおはよー、お祝いだよ。」
「ほう?それじゃ今日も酒盛りじゃな!」
「今日はどのみちクリスマスパーティーすっから、ルプのお祝いもするかぁ。」
ワイワイと今日の予定を話していると頼子達が部屋に入って来る。
「おはよっ!なんか凄い拍手されてたね。」
「おはよーヨリ、ルプとルクさんが婚約したんよ。」
「マ?」
「マ。」
「おめでとー!ルクレツィアさん!」
「有難う!ヨリちゃん!」
ルプは狼の姿に戻り定位置のクッションに丸くなるとルクレツィアは一緒に寝転がる。
「ミオ達は?」
「まだー。」
「起こしに行く?」
「いや~昨日遅かったし別に良くね?今日の準備は終わってるし。」
「問題は親と先生達だなぁ。」
「あ~・・・確かに。」
「何人二日酔いだと思う?」
「おかぁさん昨日どうだった?」
最後まで一緒に居たであろう春恵に千春が問いかける。
「・・・まぁ・・・そうねぇ・・・何故かプロポーズ合戦だったわ。」
「なにそれ。」
「先生達のプロポーズが羨ましいって話になってね?」
「うん。」
「トモミさん達が・・・イサムさん達にプロポーズさせてたわ。」
「カオス!」
春恵の言葉を聞き頼子が叫ぶ。
「ちなみにおかぁさんは?」
「・・・えへっ♪」
「させたんかーい!」
「だってぇ!トモミさん達の見てたら羨ましくて!」
「で?お父さん達は?」
「・・・多分酔いつぶれてるわ。」
「おかぁさんは呑んでないの?」
「飲んだわよ。」
「全然平気っぽいね。」
「だって女神だもん。」
「でたよ女神チート。」
千春と春恵の話を聞き頼子が呟く。
「千春、魔法掛けに行った方がよくね?」
「アンチドートね・・・あ!」
「どした?」
「ヨリも使えるじゃん?」
「あ!そうだった!」
「使ってみない?」
「使ってみたい!」
「話だと親全員二日酔いっぽいじゃん?練習しない?」
「イイねー、ミオ達来たらみんなで行こう。」
「因みにアンチドートはねぇ~・・・。」
千春は頼子に二日酔いに効く魔法の説明を始める、そして皆が集まるとJK軍団もとい聖女軍団は親が寝ている寝室に突撃した。
そしてモリアンは。
「だれかぁ手伝ってぇ~~~~!」
「モリアン嬢、チハル王女殿下はもう起床されたのであろう?」
「はい!起きてるの見えましたので!それでは先程言った順番でお願いします!ちょ!今来たチリエー男爵家の方!ならんでくださぁぁい!」
侍女軍団はママさんズやパパさんズにまで付いていた為、空いていた侍女は誰も居なかった、そしてモリアンは1人で貴族達の相手を頑張った、それはそれは後で泣きが入る程に。
「おはよう千春。」
「おはよぉ~るぷぅ~。」
ルプ枕に顔を埋め返事をする千春はモゾモゾと起き上がる。
「ふぁぁぁぁ!」
「もう起きるのか?」
「いまなんぢぃ~。」
「・・・もうすぐ7時だな。」
「・・・ん~・・・ちょっと早いなぁ。」
「昨日遅くまで遊んだからな。」
千春はそう言いながらも起き上がる。
「・・・明るい。」
「そりゃそうだろう、6時前には明るかったからな。」
「こっち夏だもんねぇ~。」
「チハル起きた?」
「おはよーサフィー、おきたよー。」
ベッドから降りるとジブラロールでよく着るアンダーバストコルセットにロングスカートに着替える。
「よっ!」
「今日はどうするの?」
「今日は・・・なにしよ。」
「夜はまたクリスマスパーティーするんでしょう?」
「身内だけねー・・・あれ?モリーは?」
「外で受付してるわよ。」
苦笑いで答えるサフィーナ、千春とサフィーナは門の部屋に入ると春恵が本を読んでいた。
「おはよう千春、良く寝れた?」
「爆睡!」
「良い枕でだものね♪ルプいつもありがとう。」
「千春の可愛い寝顔を見れるからな、特権だ。」
ニヤリと笑うルプ、まんざらでもないようだ。
「おかぁさんお茶しない?」
「そうね。」
「おかぁさんもたまには寝たら?」
「寝てるわよ?」
「え!?いつ!?」
「さっきも寝てたわよ、半分だけ。」
「何それ。」
「半分寝て半分起きてるのよ、半球睡眠って知らない?」
「しらなーい。」
春恵はそう言うと千春達と応接間に入る、そして庭を見ると桜が舞い散りながらピンクの絨毯を作っていた。
「うん、綺麗。」
「ほんとう、何度見ても不思議な色です、綺麗ですね。」
千春とサフィーナは桜吹雪を見ながら呟くが、視線はその先で動くモリアンだ。
「今回も多そうだね。」
「えぇ、桜が咲いたと聞けば遠くの領からも駆けつける貴族が居ると聞きますし。」
「間に合うの?」
「何度も咲いてますからね、1小月ギリギリ間に合うと分かれば早馬を使ってでも来ようとします。」
「1小月・・・10日かぁ、姫桜は咲いてる期間長いけどギリギリだねー。」
貴族に指示をしながらてんやわんやのモリアンを見つつ千春と春恵はお茶を飲む。
「ヨリは?」
「レナエがまだ来てませんから寝てるでしょうね。」
「ミオ達も?」
「えぇそれぞれクラミナやコラリー達を付けてますから、皆まだ起きてないでしょ。」
サフィーナがそう言いながら扉の方を見るとノックが鳴る。
「ん?誰か起きたかな。」
「いえ、ルクレツィアさんですね。」
「ルクさん?なんだろ。」
千春はサリナに頷くとサリナが扉を開ける。
「おはようございます!チハルちゃん!ルプ様は・・・ルプ様!桜が咲きました!!!」
ルクレツィアはルプを見つけると大声で叫ぶ。
「何?ルプ桜が咲いたら何か有んの?」
「・・・別に?」
「ルプ様!桜です!」
「見たらわかる、叫ぶな。」
「プロポーズしてください!」
「・・・。」
めんどくさそうにそっぽを向くルプ。
「ルプ~何か約束でもしたの?」
「・・・ルクがうるさいから次咲いたらってな。」
「次に桜が咲いたらって約束したのよ♪」
ルクレツィアはニコニコで千春に言うと千春はルプを見る。
「約束したらならプロポーズしたら?」
「・・・千春とは離れないぞ?」
「ん~、それはそれでどうなのかな。」
千春はルクレツィアを見るとニコニコしたまま話す。
「大丈夫よ♪ルプ様との繋がりは知ってるわ♪でも常にチハルちゃんと一緒って訳じゃないでしょ?」
「うん、夜は居てくれるけど、昼間ルプどっか行ってるもんね。」
「自由にさせて貰ってるからな。」
「その少しの時間でも構わないわ♪」
「愛されてんねぇルプ。」
「・・・。」
プイっと横を向くルプを千春は押す。
「ほら、貴族の人が始める前に行っといでよ、ルクさんの事好きなんでしょ?」
「・・・仕方ねぇなぁ。」
そう言うとルプは狼男の姿になる。
「本当に良いのか?」
「勿論!」
ルプはそう言うと姫桜の方へ歩いて行く、その後ろをスキップしながらルクレツィアが付いて行く。
「ルプも所帯持ちになるのかー。」
「寂しい?」
横で聞いていた春恵が呟く。
「んにゃ、嬉しい、魂繋がってるから感情がね、すこーし流れて来るんだよこっちにも。」
「へぇ~、魂の契約ってそんな感じなのね。」
「うん、まんざらでもない感じなんだよね、多分ルプもルクさんの事好きなんだよ。」
2人はルプとルクレツィアを見ながら話す、そして。
「どんな感じ?」
「ルプちょっと緊張してるね。」
「へぇ~、いつも平然としてるのにね。」
「あ!ルクさん抱き着いた!」
「嬉しそうね~♪」
ルクレツィアが抱き着いた瞬間拍手が沸き起こる。
「おぉぉぉ!?」
「あら、貴族の人達が祝福してくれてるわ。」
「ルプもルクさんも王宮じゃ有名だもんねー。」
拍手が止まるとルプがルクレツィアと帰って来る。
「はぁ。」
「溜息吐かない。」
ルプの腕に抱き着き幸せそうにするルクレツィアを引きずるように歩くルプ。
「なんじゃぁ、うるさいと思ったらルプがプロポーズしておったか。」
「ロイロおはよー、お祝いだよ。」
「ほう?それじゃ今日も酒盛りじゃな!」
「今日はどのみちクリスマスパーティーすっから、ルプのお祝いもするかぁ。」
ワイワイと今日の予定を話していると頼子達が部屋に入って来る。
「おはよっ!なんか凄い拍手されてたね。」
「おはよーヨリ、ルプとルクさんが婚約したんよ。」
「マ?」
「マ。」
「おめでとー!ルクレツィアさん!」
「有難う!ヨリちゃん!」
ルプは狼の姿に戻り定位置のクッションに丸くなるとルクレツィアは一緒に寝転がる。
「ミオ達は?」
「まだー。」
「起こしに行く?」
「いや~昨日遅かったし別に良くね?今日の準備は終わってるし。」
「問題は親と先生達だなぁ。」
「あ~・・・確かに。」
「何人二日酔いだと思う?」
「おかぁさん昨日どうだった?」
最後まで一緒に居たであろう春恵に千春が問いかける。
「・・・まぁ・・・そうねぇ・・・何故かプロポーズ合戦だったわ。」
「なにそれ。」
「先生達のプロポーズが羨ましいって話になってね?」
「うん。」
「トモミさん達が・・・イサムさん達にプロポーズさせてたわ。」
「カオス!」
春恵の言葉を聞き頼子が叫ぶ。
「ちなみにおかぁさんは?」
「・・・えへっ♪」
「させたんかーい!」
「だってぇ!トモミさん達の見てたら羨ましくて!」
「で?お父さん達は?」
「・・・多分酔いつぶれてるわ。」
「おかぁさんは呑んでないの?」
「飲んだわよ。」
「全然平気っぽいね。」
「だって女神だもん。」
「でたよ女神チート。」
千春と春恵の話を聞き頼子が呟く。
「千春、魔法掛けに行った方がよくね?」
「アンチドートね・・・あ!」
「どした?」
「ヨリも使えるじゃん?」
「あ!そうだった!」
「使ってみない?」
「使ってみたい!」
「話だと親全員二日酔いっぽいじゃん?練習しない?」
「イイねー、ミオ達来たらみんなで行こう。」
「因みにアンチドートはねぇ~・・・。」
千春は頼子に二日酔いに効く魔法の説明を始める、そして皆が集まるとJK軍団もとい聖女軍団は親が寝ている寝室に突撃した。
そしてモリアンは。
「だれかぁ手伝ってぇ~~~~!」
「モリアン嬢、チハル王女殿下はもう起床されたのであろう?」
「はい!起きてるの見えましたので!それでは先程言った順番でお願いします!ちょ!今来たチリエー男爵家の方!ならんでくださぁぁい!」
侍女軍団はママさんズやパパさんズにまで付いていた為、空いていた侍女は誰も居なかった、そしてモリアンは1人で貴族達の相手を頑張った、それはそれは後で泣きが入る程に。
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