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波乱混乱商業ギルド!
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「やぁ、ネークさん。」
「メーシャンさん!?石工ギルドも呼ばれたのですか?!」
石卸業者であるワーフス商会ネークは石工ギルド、ギルドマスターのメーシャンにお辞儀をしながら挨拶を交わす。
「あぁ、朝、王宮から手紙が届いてね♪」
小学生のような姿で笑みを浮かべるメーシャンは暢気に答えると、扉が開きまた1人現れる。
「ココで・・・いいのか?」
「パーレッド!何故お前が?」
「詳しくは分からないが王宮から手紙が届いた、お前もか?ネーク。」
「あぁ、そうだ。」
そして話をしているとも1人の人物が現れる。
「おはようございます。」
「貴女は確かベルノーズ青果の。」
「あら、パーレッドさんじゃないですか、あなたも呼ばれたの?」
「うむ。」
「それで?朝から商業ギルドに集まって何の話なのかしら?」
「わからん、俺はてっきり聖女・・・んっほん!王宮からの手紙には商業ギルドに来るようにと書いてあっただけだ。」
ベルノーズに困り顔でパーレッドが話していると、楽し気にメーシャンが答える。
「君たちも聖女チハルと関わりが有るからじゃないかい?」
「「「え?」」」
三人は思わず声を上げる、そして目を合わせる。
「た、たしかに昨日王宮に贈答品をお送りしたわ。」
「お、俺もだ。」
「私もです。」
ベルノーズ、パーレッド、そしてネークが呟くと顔を青くする。
「もしかして不敬で罰せられるのかしら!?」
「そ、そんなことは無いだろう!?贈り物をしただけだぞ!?」
「私もだ!良かれと思い石をお届けしただけです!」
「まぁまぁ、不敬ではないと思うよ、もし不敬なら呼ばずにその場で切り捨てか王宮に連れていかれるだろうからね。」
ケラケラと笑いながら答えるメーシャン、そしてもう一度扉が開くと執事が入って来た。
「・・・お待たせしました。」
執事は顔を青くしたまま入って来ると、困り顔でメーシャンを見る。
「ん?どうしたんだい?」
「あの・・・こちらが職務室に。」
封が開いた封筒をメーシャンに渡す執事、メーシャンはそれを受け取ると手紙を読む。
「・・・はっはっはっは!」
いきなり大笑いするメーシャン、執事と商人3人はギョッとした顔でメーシャンを見る。
「メーシャン様何が書かれていたのかしら!?」
メーシャンはその手紙をベルノーズに渡す、ベルノーズは手紙を開くと横からパーレッド、そしてネークが一緒に見る、そして。
「・・・に・・・逃げた?」
「探すなと言う事はそう言う事・・・でしょうね。」
「何故?何故逃げる必要があるんだ?」
3人は驚きと疑問、そして不安が一気に押し寄せる。
「これからプロステル王国商業ギルドに大きな風が吹くからね、プレッシャーに耐えれなかったんじゃないかな?アハハハ。」
楽し気に話すメーシャン。
「ど、どうなるの?私達は?どうしたら良いの?メーシャン様!?」
ベルノーズが叫ぶようにメーシャンを見る。
「まぁまぁ、みんな座ろうか。」
クスクスと笑いながら皆をソファーに座らせると、ちょうど扉が開いた。
「失礼します。」
「やぁ、ショワカ宰相、宰相直々に来るとはよっぽどの話なのかな?」
メーシャンは笑みを崩さず宰相ショワカを見つめる。
「えぇ、ですが・・・ヤモンド君は逃げてしまったようですね。」
「みたいだねぇ、どうする?」
「ん~、メーシャン女史、商業ギルドと兼任でギルマス出来ますか?」
「ん~~~~~~~~~やれと言われればやるけどぉ~、彼らの方が良いんじゃない?」
メーシャンは3人を見ると、3人はキョトンとした顔でメーシャンを見る。
「え?」
「ど、どういう事ですか?」
「わたくしは遠慮したいわ・・・。」
「そんな事言わずやってみないかい?これからプロステル商業ギルドは儲かるよ?僕が保証する♪」
「・・・それは、やはりジブラロール王国が関係しているのですか?」
パーレッド商会主であるパーレッドはメーシャンを見つめる。
「あぁ、そうだよ、聖女であり王女であるチハルさんから聞いた話だけど、大型飛空艇、あとは飛行島だっけかな?相当な物量の交易が始まる予定、だよね?ショワカ宰相。」
メーシャンはショワカを見ると、ショワカはニコッと笑みを浮かべ頷く。
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「どうだい?誰かやらないかい?」
「王国としてはどうされる予定で?」
ワーフス商店主のネークは先程とは違い静かに問いかける。
「勿論交易は行います、何よりデメリットが有りませんから。」
「そ、そんなことはないだろう?」
思わず突っ込むパーレッド。
「いえ、ありませんね、大きな金が動くでしょうが、それ以上のメリットが大きいのですよ。」
「それはどういった・・・。」
「大陸の技術、新しい品、そして・・・新しい食事。」
「食事?」
「食事が何ですって?」
「食事だと?」
3人は何故?と言う顔で問いかける。
「はい、食事です、新しい料理がこの王国を変えるでしょう。」
昨夜の料理を王宮の使用人までが振る舞われ、皆食堂で大騒ぎだった、そして広がる笑顔、それを思い出したショワカは笑みを浮かべる。
「是非ともジブラロール王国との交易は成功させたいのです。」
「そんな大きな仕事なのに何故商業ギルドマスターは逃げたんだ?」
パーレッドの疑問をメーシャンが答える。
「多分だけどねぇ、聖女の手紙を見て怖くなったんじゃないかなぁ~。」
「聖女の手紙?」
「あぁ、間違った事は書いてないんだけどぉ、ちょ~っと怖い事書いてたからねぇ~。」
「メーシャン様、何が書かれていたか知ってるのですか?」
「うん、港町ルジイタの商業ギルドマスターが書いた手紙なんだけどね・・・。」
メーシャンは手紙の内容を皆に伝えた。
------------------
「お・・・怒らせたら神罰?」
「王都が消える?」
「ど・・・ドラゴンが街を・・・嘘でしょ。」
「嘘ではないけど大袈裟だね、あの呑気な聖女がそんな命令するわけないよ。」
メーシャンは落ち着くように3人へ優しく答える、そしてショワカも笑みを浮かべながら答える。
「怒らせたらと言いますが、滅多に怒る事は無いらしいですよ、とても優しい王女様です、ただ1つの言葉を除けば。」
ショワカは昨夜侍女達と話をした際に、注意された1つの言葉を思い出す。
「何?!言ってはいけない言葉でもあるのか!?」
「その言葉で王都が・・・消えるかもしれないと。」
「それ、教えてもらう事出来るのかしら?」
「それは僕も知っておきたいねぇ~。」
4人はショワカを見る、ショワカは皆に小さな声で呟く。
「・・・貧乳・・・です。」
「は?」
「え?」
「はい?」
「・・・あ~そう言えば可愛い胸してたねぇ。」
思わず聞き返す3人と思い出しながら呟くメーシャン。
「そ・・・それだけですか?」
「優しいので、子供を泣かせても怒るとは言ってましたが、この言葉だけは論外らしく、言えば・・・。」
「言えば?」
「冥界旅行がプレゼントされるそうです、仮にでも泣かせてしまえば・・・。」
「「「・・・。」」」
話に聞く断罪の神モートを思い浮かべる3人。
「こ、今後聖女様と商談・・・する事は?」
「商業ギルドマスターでしたらあるでしょうね。」
「ほ、他の商人はどうなんだ?なぜ俺達なんだ?」
「そうです、うちも大店とはいえ、他にも居るでしょう?」
「そうね、一番大きな商店と言えば衣服問屋のグダイヤ商店でしょう?」
「あそこは・・・フレーム子爵と裏で色々と問題が有ったのですよ、冥界には行きませんでしたが今監視中なのですよ。」
「では何故私達が?」
「聖女チハル様に贈答品をお送りしたでしょう?」
ショワカの言葉に3人は頷く。
「そして女神様があなた達を覗いたそうです。」
「「「・・・。」」」
「問題無いと言う事で合格を貰っております。」
「僕は?」
「メーシャンさんは陛下も認める人ですよ?」
「そりゃ嬉しいね♪やっぱり呑み友達は作っておくべきだ♪」
王都に抜け出すシグリップと居酒屋で顔見知りのメーシャンは楽し気に答える。
「パーレッドさん、私が全力でフォローします!」
「私もお手伝いしますわ。」
「ちょっとまて!なに2人で同盟を組んでるのだ!?」
「いや、さっき言ってたじゃないですか、食事が来ると。」
「そうよ、ジブラロールの新しい食事、そうなれば食肉卸業のパーレッド商会よ♪」
ネークとベルノーズはウンウンと頷きながらパーレッドを見る。
「・・・わかった、俺がやろう。」
やりたくない、しかし断れば今後どうなるか分からない、そして王宮御用達の商店としては断るわけにはいかない空気にパーレッドは溜息まじりに答えた。
「それでは今後の話が進めれますね、まず、聖女チハル様からのお礼の言葉と今後の取引についてですが。」
やっと話が進むと思い、笑みを浮かべる宰相ショワカ、ずっと微笑むメーシャン、肩の荷が下りたネークとベルノーズ、そして胃を抑えるパーレッドは話を始めた。
「メーシャンさん!?石工ギルドも呼ばれたのですか?!」
石卸業者であるワーフス商会ネークは石工ギルド、ギルドマスターのメーシャンにお辞儀をしながら挨拶を交わす。
「あぁ、朝、王宮から手紙が届いてね♪」
小学生のような姿で笑みを浮かべるメーシャンは暢気に答えると、扉が開きまた1人現れる。
「ココで・・・いいのか?」
「パーレッド!何故お前が?」
「詳しくは分からないが王宮から手紙が届いた、お前もか?ネーク。」
「あぁ、そうだ。」
そして話をしているとも1人の人物が現れる。
「おはようございます。」
「貴女は確かベルノーズ青果の。」
「あら、パーレッドさんじゃないですか、あなたも呼ばれたの?」
「うむ。」
「それで?朝から商業ギルドに集まって何の話なのかしら?」
「わからん、俺はてっきり聖女・・・んっほん!王宮からの手紙には商業ギルドに来るようにと書いてあっただけだ。」
ベルノーズに困り顔でパーレッドが話していると、楽し気にメーシャンが答える。
「君たちも聖女チハルと関わりが有るからじゃないかい?」
「「「え?」」」
三人は思わず声を上げる、そして目を合わせる。
「た、たしかに昨日王宮に贈答品をお送りしたわ。」
「お、俺もだ。」
「私もです。」
ベルノーズ、パーレッド、そしてネークが呟くと顔を青くする。
「もしかして不敬で罰せられるのかしら!?」
「そ、そんなことは無いだろう!?贈り物をしただけだぞ!?」
「私もだ!良かれと思い石をお届けしただけです!」
「まぁまぁ、不敬ではないと思うよ、もし不敬なら呼ばずにその場で切り捨てか王宮に連れていかれるだろうからね。」
ケラケラと笑いながら答えるメーシャン、そしてもう一度扉が開くと執事が入って来た。
「・・・お待たせしました。」
執事は顔を青くしたまま入って来ると、困り顔でメーシャンを見る。
「ん?どうしたんだい?」
「あの・・・こちらが職務室に。」
封が開いた封筒をメーシャンに渡す執事、メーシャンはそれを受け取ると手紙を読む。
「・・・はっはっはっは!」
いきなり大笑いするメーシャン、執事と商人3人はギョッとした顔でメーシャンを見る。
「メーシャン様何が書かれていたのかしら!?」
メーシャンはその手紙をベルノーズに渡す、ベルノーズは手紙を開くと横からパーレッド、そしてネークが一緒に見る、そして。
「・・・に・・・逃げた?」
「探すなと言う事はそう言う事・・・でしょうね。」
「何故?何故逃げる必要があるんだ?」
3人は驚きと疑問、そして不安が一気に押し寄せる。
「これからプロステル王国商業ギルドに大きな風が吹くからね、プレッシャーに耐えれなかったんじゃないかな?アハハハ。」
楽し気に話すメーシャン。
「ど、どうなるの?私達は?どうしたら良いの?メーシャン様!?」
ベルノーズが叫ぶようにメーシャンを見る。
「まぁまぁ、みんな座ろうか。」
クスクスと笑いながら皆をソファーに座らせると、ちょうど扉が開いた。
「失礼します。」
「やぁ、ショワカ宰相、宰相直々に来るとはよっぽどの話なのかな?」
メーシャンは笑みを崩さず宰相ショワカを見つめる。
「えぇ、ですが・・・ヤモンド君は逃げてしまったようですね。」
「みたいだねぇ、どうする?」
「ん~、メーシャン女史、商業ギルドと兼任でギルマス出来ますか?」
「ん~~~~~~~~~やれと言われればやるけどぉ~、彼らの方が良いんじゃない?」
メーシャンは3人を見ると、3人はキョトンとした顔でメーシャンを見る。
「え?」
「ど、どういう事ですか?」
「わたくしは遠慮したいわ・・・。」
「そんな事言わずやってみないかい?これからプロステル商業ギルドは儲かるよ?僕が保証する♪」
「・・・それは、やはりジブラロール王国が関係しているのですか?」
パーレッド商会主であるパーレッドはメーシャンを見つめる。
「あぁ、そうだよ、聖女であり王女であるチハルさんから聞いた話だけど、大型飛空艇、あとは飛行島だっけかな?相当な物量の交易が始まる予定、だよね?ショワカ宰相。」
メーシャンはショワカを見ると、ショワカはニコッと笑みを浮かべ頷く。
「・・・。」
「・・・。」
「・・・。」
「どうだい?誰かやらないかい?」
「王国としてはどうされる予定で?」
ワーフス商店主のネークは先程とは違い静かに問いかける。
「勿論交易は行います、何よりデメリットが有りませんから。」
「そ、そんなことはないだろう?」
思わず突っ込むパーレッド。
「いえ、ありませんね、大きな金が動くでしょうが、それ以上のメリットが大きいのですよ。」
「それはどういった・・・。」
「大陸の技術、新しい品、そして・・・新しい食事。」
「食事?」
「食事が何ですって?」
「食事だと?」
3人は何故?と言う顔で問いかける。
「はい、食事です、新しい料理がこの王国を変えるでしょう。」
昨夜の料理を王宮の使用人までが振る舞われ、皆食堂で大騒ぎだった、そして広がる笑顔、それを思い出したショワカは笑みを浮かべる。
「是非ともジブラロール王国との交易は成功させたいのです。」
「そんな大きな仕事なのに何故商業ギルドマスターは逃げたんだ?」
パーレッドの疑問をメーシャンが答える。
「多分だけどねぇ、聖女の手紙を見て怖くなったんじゃないかなぁ~。」
「聖女の手紙?」
「あぁ、間違った事は書いてないんだけどぉ、ちょ~っと怖い事書いてたからねぇ~。」
「メーシャン様、何が書かれていたか知ってるのですか?」
「うん、港町ルジイタの商業ギルドマスターが書いた手紙なんだけどね・・・。」
メーシャンは手紙の内容を皆に伝えた。
------------------
「お・・・怒らせたら神罰?」
「王都が消える?」
「ど・・・ドラゴンが街を・・・嘘でしょ。」
「嘘ではないけど大袈裟だね、あの呑気な聖女がそんな命令するわけないよ。」
メーシャンは落ち着くように3人へ優しく答える、そしてショワカも笑みを浮かべながら答える。
「怒らせたらと言いますが、滅多に怒る事は無いらしいですよ、とても優しい王女様です、ただ1つの言葉を除けば。」
ショワカは昨夜侍女達と話をした際に、注意された1つの言葉を思い出す。
「何?!言ってはいけない言葉でもあるのか!?」
「その言葉で王都が・・・消えるかもしれないと。」
「それ、教えてもらう事出来るのかしら?」
「それは僕も知っておきたいねぇ~。」
4人はショワカを見る、ショワカは皆に小さな声で呟く。
「・・・貧乳・・・です。」
「は?」
「え?」
「はい?」
「・・・あ~そう言えば可愛い胸してたねぇ。」
思わず聞き返す3人と思い出しながら呟くメーシャン。
「そ・・・それだけですか?」
「優しいので、子供を泣かせても怒るとは言ってましたが、この言葉だけは論外らしく、言えば・・・。」
「言えば?」
「冥界旅行がプレゼントされるそうです、仮にでも泣かせてしまえば・・・。」
「「「・・・。」」」
話に聞く断罪の神モートを思い浮かべる3人。
「こ、今後聖女様と商談・・・する事は?」
「商業ギルドマスターでしたらあるでしょうね。」
「ほ、他の商人はどうなんだ?なぜ俺達なんだ?」
「そうです、うちも大店とはいえ、他にも居るでしょう?」
「そうね、一番大きな商店と言えば衣服問屋のグダイヤ商店でしょう?」
「あそこは・・・フレーム子爵と裏で色々と問題が有ったのですよ、冥界には行きませんでしたが今監視中なのですよ。」
「では何故私達が?」
「聖女チハル様に贈答品をお送りしたでしょう?」
ショワカの言葉に3人は頷く。
「そして女神様があなた達を覗いたそうです。」
「「「・・・。」」」
「問題無いと言う事で合格を貰っております。」
「僕は?」
「メーシャンさんは陛下も認める人ですよ?」
「そりゃ嬉しいね♪やっぱり呑み友達は作っておくべきだ♪」
王都に抜け出すシグリップと居酒屋で顔見知りのメーシャンは楽し気に答える。
「パーレッドさん、私が全力でフォローします!」
「私もお手伝いしますわ。」
「ちょっとまて!なに2人で同盟を組んでるのだ!?」
「いや、さっき言ってたじゃないですか、食事が来ると。」
「そうよ、ジブラロールの新しい食事、そうなれば食肉卸業のパーレッド商会よ♪」
ネークとベルノーズはウンウンと頷きながらパーレッドを見る。
「・・・わかった、俺がやろう。」
やりたくない、しかし断れば今後どうなるか分からない、そして王宮御用達の商店としては断るわけにはいかない空気にパーレッドは溜息まじりに答えた。
「それでは今後の話が進めれますね、まず、聖女チハル様からのお礼の言葉と今後の取引についてですが。」
やっと話が進むと思い、笑みを浮かべる宰相ショワカ、ずっと微笑むメーシャン、肩の荷が下りたネークとベルノーズ、そして胃を抑えるパーレッドは話を始めた。
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