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父王陛下と御対面っっ!
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「孫娘は何処だ!?」
エイヒムは大きな声で扉を開けると、直ぐに執事長のフォレスが現れ、口元に手を当てる。
「旦那様お静かにお願い致します。」
「なんだ?どうしたんだ?」
「・・・チェラシー様がお休みになっております。」
「チェラシー?」
「はい、お孫様で御座います。」
「チェラシーと言うのか、可愛い名だ。」
エイヒムはブロードソードを立てかけると埃を払い服を投げ捨てながら歩く。
「スゥフィーの所か?」
「はい。」
「可愛いか?」
「それはそれは。」
「可愛いのか・・・。」
嬉しそうに微笑むエイヒムは廊下を歩く、そして妻スゥフィーの部屋に辿り着くと扉を開ける。
「戻ったぞ。」
エイヒムは部屋に入る、すると皆は一斉にエイヒムに向かって口の前に指を当てる。
「「「「「しーーーー!!!」」」」」
皆が集まる中央には小さなベビーベッドが、その中には小さな赤ちゃんがスヤスヤと寝息を立てていた。
「部屋を変えましょうか。」
スゥフィーはマルグリットに言うと、マルグリットも頷く。
「お、おい、俺にも見せてくれ。」
「・・・あなた様埃だらけじゃありませんか。」
「お、おう、訓練していたからな。」
「直ぐに流してらっしゃい。」
「いや、その、チェラシーを・・・。」
大きな体を縮こませながらスゥフィーに言うが、スゥフィーが睨むとエイヒムはショボンとした顔で部屋を出て行った。
「お婆様、お爺様可哀そうじゃないですか?」
「いいのよ、後で幾らでも見れるもの、さ、皆部屋を変えますよ♪」
スゥフィーはもう一度チェラシーを覗き込み、微笑むと皆で部屋を移動した。
-----------------------------
「お爺様大きかったー。」
「ねー、エーデルさんよりデカいじゃん?」
「エーデルさんって何センチあんのかな。」
「2mはあるよね。」
千春と頼子はマルグリットの後ろを歩きながら話す、すぐに他の部屋に辿り着いた一行は中へ促された。
「どうぞこちらへ。」
先代王妃の付き人が千春と頼子を中へ迎え入れる。
「有難うございます。」
「有難うございます。」
2人は付き人にペコリと頭を下げると、付き人は少し驚き同じく頭を下げる。
「面白い子ね、この子が養女でエンハルトの妻になる子?」
「はい、正式に婚約の儀を行ってからご挨拶と思っていたのですが。」
スゥフィーにマルグリットが説明をする、マルグリットはそのままユラの手を取る。
「この子もですスゥフィー様。」
「確か手紙に・・・フィンレーの婚約者だったかしら?」
「はい。」
マルグリットはユラに微笑み頷く。
「ユラ・ある・じぶらろーるです。」
可愛いシンプルなドレスでカテーシーをするユラ、スゥフィーはユラを見て微笑む。
「それではチハル達も紹介するかのぅ。」
エイダンはそう言うと千春をスゥフィーの前に連れて来る。
「チハル・アル・ジブラロールで御座いますお婆様。」
「可愛いわ。」
「有難うございます。」
「メグ、この子何処の子?」
スゥフィーはそう言うとマルグリットを見る。
「え~・・・・・・隠しても直ぐに分かるのでお教えいたしますね、チハルは異世界の子です。」
「異世界・・・?」
「はい、1年程前異世界の門が開かれました・・・。」
マルグリットは軽く経緯を説明する、そして聖女である事、女神を呼べる事、聖獣やドラゴンと契約をしている事。
「凄いわね。」
「スゥフィー様、まだ終わってません。」
驚くスゥフィーにマルグリットは苦笑いで話す。
「まだ有るの?」
「はい、チハルの母は女神様です。」
「め・・・女神の娘!?」
「はい。」
驚くスゥフィーは千春を見る、千春は「えへへ」と笑いながら頷く。
「もしかしてユラも?」
ユラは千春の横でキョトンとした顔でスゥフィーを見る。
「いえ、この子、ユラは千春が救った子です。」
「そう、そうよね、珍しい種族みたいだけれど。」
「スゥフィー様、ユラは異世界の子ではないと言う意味です、この子も聖女です。」
「そうなの?」
「はい、そして異世界の神からも『御神子』と言う称号を貰っております。」
「ミカンコ?」
「はい、異世界の聖女と思われれば。」
「この子も神様を呼べるの?」
「はい。」
「何と言う事かしら・・・その子は?」
スゥフィーは自然と横に居る頼子に向く、頼子は何故か申し訳なさそうに頭を下げる。
「えっと・・・千春の友達です。」
もう一度ペコリと頭を下げる頼子。
「ヨリも聖女ですよ。」
「・・・3人も?」
「いえ、他にも居ますわ、そしてチェラシーも聖女です。」
「!?」
驚くスゥフィー、そして皆を見回すと一呼吸置き話始める。
「詳しくはあの人が来てから説明を聞いた方が良さそうね。」
「そうですね、お茶にしましょうスゥフィー様。」
マルグリットが言うと、サフィーナがアイテムボックスからティーセットをカートごと取り出す。
「サフィーナ、貴女今日はエンハルトの婚約者で来てるのよ?」
「・・・そうでした、申し訳ありません。」
「でもサフィーナのお茶は美味しいからお願いするわ。」
ニコッと微笑むマルグリット、しかしスゥフィーは何も無い空間から出て来たティーセットのカートを見つめていた。
「これは?」
「説明する事が増えましたね。」
シレっと答えるマルグリット、男達は皆別のソファーで一部始終を見ながら呆れていた。
「おばあ様だいじょうぶかなぁ。」
フィンレーは心配そうに先代王妃を見る。
「大丈夫じゃ、儂の母じゃぞ、これくらい問題無いじゃろ。」
「父上は慣れてるからです、初めて見た方は驚きます。」
ライリーに正論パンチで突っ込まれるエイダン。
「大丈夫そうだぞ?」
「流石ですねぇ。」
エンハルトとアリンハンドはそう呟きながら先代王妃を見る、説明を聞きながら頷き微笑み、驚き、そして笑う。
「ま、楽しそうなら何よりじゃ、問題はあのうるさいジジイが来てからじゃ。」
エイダンはニヤリと笑う。
「お爺様も驚くだろうな。」
エンハルトは苦笑いで呟くとアリンハンドが頷く。
「驚かない方がおかしいですよ。」
「まだ色々あるからなぁ。」
「例えば?」
「聖獣の説明はしていたが、まだロイロ達を見ていない。」
「あー・・・。」
ロイロやルプ達ペット軍団はまだ外でのんびり寛いでいた。
「父王陛下が戻られました。」
ペコリとお辞儀をする執事、そして扉が開かれ大男が入って来る。
「待たせたな!」
「待ってねぇよ。」
「黙れ馬鹿息子。」
「馬鹿オヤジの子だからな。」
「あぁ?ヤルか?」
「ジジイには負けねぇぞ。」
エイダンは立ち上がり睨みつける、しかし口元は笑みが零れていた。
「はいはい、挨拶はそれくらいになさいな。」
親子の会話を遮りスゥフィーが立ち上がる。
「それでは揃ったから挨拶しましょうか?」
先程よりも少し低い声でスゥフィーはエイヒムに言うと、エイヒムは大人しくなり話始める。
「良く来た、俺はエイヒム・アル・ジブラロール、エイダンの父だ。」
「スゥフィー・アル・ジブラロールと申します、よろしくねっ♪」
貫禄のある声で騎士の様に直立するエイヒム、そして先程よりも明るい声で挨拶をするスゥフィー。
「チハル・アル・ジブラロールと申します!はるt、エンハルト王子殿下のこんやくしゃです!」
「父王陛下、母王殿下、お久しぶりで御座います、サフィーナ・ファンギスで御座います、この度エンハルト王子殿下と婚約させて頂きました。」
「ユラ・ある・ジブラロールですっ、フィンレーおにいさまとこんやくしました!」
婚約者3人は2人に挨拶をすると2人に礼をし微笑む。
「・・・ヨリ。」
マルグリットに声を掛けられ頼子がキョトンとした顔でマルグリットを見る、そしてアリンハンドの方を見ると頷いていた。
「・・・え?私も!?」
ソファーから立ち上がり頼子は2人に向かう。
「頼子です!」
「ヨリさん、こっちの名で。」
頼子の横に立ち耳打ちするアリンハンド。
「あ!えっと・・・なんだっけ!?」
「サフィーさんと一緒ですよ。」
「そ、そうだった、えっと、ヨリコ・ファンギsでsb!痛ぁぁい舌かんd!」
「ヨリおちつけー。」
思わず突っ込む千春、そして父王、母王を見ると楽しそうに笑っていた。
「エイダン、お前面白い子を集めたな。」
「それは否定せんが、もっと面白話があるぞ?」
エイダンはニヤリと笑うと、エイヒムに先程スゥフィーに説明した内容を話始めた。
-----------------------------
「この庭気持ちいいな。」
庭に寝そべるルプ、その上で日に当たりながら欠伸をする白蛇。
「魔力多いばいねぇ、龍脈が近いっちゃろか?」
ビェリーはフワァ~と口を開けながら話す。
「あの山から魔力が降りておるのぅ、地下に世界樹の根が有るのかもしれぬのぅ。」
ルプの背に頭を預け寝転がる女性姿のロイロ。
「世界樹は無いわよー?ビェリーが言ってるリュウミャクじゃないかしら~♪」
パタパタと羽を動かしながらクルクル回る妖精ルル。
「いつまで待ってりゃ良いんだ?」
「さぁ?呼ばれるっちゃない?そのうち。」
「儂はドラゴンになるなと言われたからのぅ。」
「さっき物凄い勢いで走って来た人でしょー?」
「うむ、ドラゴンを見たら殴りつけて来るかもしれぬと言っておったからのぅ。」
「殴られたくらいじゃ問題ねぇだろ。」
「いや、あの者は魔力を限界まで身体強化に回して走って来おった、こぶし一点に集める事も出来そうじゃ。」
「ほ~?それじゃ鱗くらい割れるかもしれねぇな。」
「鱗で済まぬかもしれんのぅ。」
「結界張れるだろ。」
「人相手に結界張ると笑われるわ。」
呑気に話すペット達は千春達の挨拶が終わるまでのんびりと庭で過ごした。
エイヒムは大きな声で扉を開けると、直ぐに執事長のフォレスが現れ、口元に手を当てる。
「旦那様お静かにお願い致します。」
「なんだ?どうしたんだ?」
「・・・チェラシー様がお休みになっております。」
「チェラシー?」
「はい、お孫様で御座います。」
「チェラシーと言うのか、可愛い名だ。」
エイヒムはブロードソードを立てかけると埃を払い服を投げ捨てながら歩く。
「スゥフィーの所か?」
「はい。」
「可愛いか?」
「それはそれは。」
「可愛いのか・・・。」
嬉しそうに微笑むエイヒムは廊下を歩く、そして妻スゥフィーの部屋に辿り着くと扉を開ける。
「戻ったぞ。」
エイヒムは部屋に入る、すると皆は一斉にエイヒムに向かって口の前に指を当てる。
「「「「「しーーーー!!!」」」」」
皆が集まる中央には小さなベビーベッドが、その中には小さな赤ちゃんがスヤスヤと寝息を立てていた。
「部屋を変えましょうか。」
スゥフィーはマルグリットに言うと、マルグリットも頷く。
「お、おい、俺にも見せてくれ。」
「・・・あなた様埃だらけじゃありませんか。」
「お、おう、訓練していたからな。」
「直ぐに流してらっしゃい。」
「いや、その、チェラシーを・・・。」
大きな体を縮こませながらスゥフィーに言うが、スゥフィーが睨むとエイヒムはショボンとした顔で部屋を出て行った。
「お婆様、お爺様可哀そうじゃないですか?」
「いいのよ、後で幾らでも見れるもの、さ、皆部屋を変えますよ♪」
スゥフィーはもう一度チェラシーを覗き込み、微笑むと皆で部屋を移動した。
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「お爺様大きかったー。」
「ねー、エーデルさんよりデカいじゃん?」
「エーデルさんって何センチあんのかな。」
「2mはあるよね。」
千春と頼子はマルグリットの後ろを歩きながら話す、すぐに他の部屋に辿り着いた一行は中へ促された。
「どうぞこちらへ。」
先代王妃の付き人が千春と頼子を中へ迎え入れる。
「有難うございます。」
「有難うございます。」
2人は付き人にペコリと頭を下げると、付き人は少し驚き同じく頭を下げる。
「面白い子ね、この子が養女でエンハルトの妻になる子?」
「はい、正式に婚約の儀を行ってからご挨拶と思っていたのですが。」
スゥフィーにマルグリットが説明をする、マルグリットはそのままユラの手を取る。
「この子もですスゥフィー様。」
「確か手紙に・・・フィンレーの婚約者だったかしら?」
「はい。」
マルグリットはユラに微笑み頷く。
「ユラ・ある・じぶらろーるです。」
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「それではチハル達も紹介するかのぅ。」
エイダンはそう言うと千春をスゥフィーの前に連れて来る。
「チハル・アル・ジブラロールで御座いますお婆様。」
「可愛いわ。」
「有難うございます。」
「メグ、この子何処の子?」
スゥフィーはそう言うとマルグリットを見る。
「え~・・・・・・隠しても直ぐに分かるのでお教えいたしますね、チハルは異世界の子です。」
「異世界・・・?」
「はい、1年程前異世界の門が開かれました・・・。」
マルグリットは軽く経緯を説明する、そして聖女である事、女神を呼べる事、聖獣やドラゴンと契約をしている事。
「凄いわね。」
「スゥフィー様、まだ終わってません。」
驚くスゥフィーにマルグリットは苦笑いで話す。
「まだ有るの?」
「はい、チハルの母は女神様です。」
「め・・・女神の娘!?」
「はい。」
驚くスゥフィーは千春を見る、千春は「えへへ」と笑いながら頷く。
「もしかしてユラも?」
ユラは千春の横でキョトンとした顔でスゥフィーを見る。
「いえ、この子、ユラは千春が救った子です。」
「そう、そうよね、珍しい種族みたいだけれど。」
「スゥフィー様、ユラは異世界の子ではないと言う意味です、この子も聖女です。」
「そうなの?」
「はい、そして異世界の神からも『御神子』と言う称号を貰っております。」
「ミカンコ?」
「はい、異世界の聖女と思われれば。」
「この子も神様を呼べるの?」
「はい。」
「何と言う事かしら・・・その子は?」
スゥフィーは自然と横に居る頼子に向く、頼子は何故か申し訳なさそうに頭を下げる。
「えっと・・・千春の友達です。」
もう一度ペコリと頭を下げる頼子。
「ヨリも聖女ですよ。」
「・・・3人も?」
「いえ、他にも居ますわ、そしてチェラシーも聖女です。」
「!?」
驚くスゥフィー、そして皆を見回すと一呼吸置き話始める。
「詳しくはあの人が来てから説明を聞いた方が良さそうね。」
「そうですね、お茶にしましょうスゥフィー様。」
マルグリットが言うと、サフィーナがアイテムボックスからティーセットをカートごと取り出す。
「サフィーナ、貴女今日はエンハルトの婚約者で来てるのよ?」
「・・・そうでした、申し訳ありません。」
「でもサフィーナのお茶は美味しいからお願いするわ。」
ニコッと微笑むマルグリット、しかしスゥフィーは何も無い空間から出て来たティーセットのカートを見つめていた。
「これは?」
「説明する事が増えましたね。」
シレっと答えるマルグリット、男達は皆別のソファーで一部始終を見ながら呆れていた。
「おばあ様だいじょうぶかなぁ。」
フィンレーは心配そうに先代王妃を見る。
「大丈夫じゃ、儂の母じゃぞ、これくらい問題無いじゃろ。」
「父上は慣れてるからです、初めて見た方は驚きます。」
ライリーに正論パンチで突っ込まれるエイダン。
「大丈夫そうだぞ?」
「流石ですねぇ。」
エンハルトとアリンハンドはそう呟きながら先代王妃を見る、説明を聞きながら頷き微笑み、驚き、そして笑う。
「ま、楽しそうなら何よりじゃ、問題はあのうるさいジジイが来てからじゃ。」
エイダンはニヤリと笑う。
「お爺様も驚くだろうな。」
エンハルトは苦笑いで呟くとアリンハンドが頷く。
「驚かない方がおかしいですよ。」
「まだ色々あるからなぁ。」
「例えば?」
「聖獣の説明はしていたが、まだロイロ達を見ていない。」
「あー・・・。」
ロイロやルプ達ペット軍団はまだ外でのんびり寛いでいた。
「父王陛下が戻られました。」
ペコリとお辞儀をする執事、そして扉が開かれ大男が入って来る。
「待たせたな!」
「待ってねぇよ。」
「黙れ馬鹿息子。」
「馬鹿オヤジの子だからな。」
「あぁ?ヤルか?」
「ジジイには負けねぇぞ。」
エイダンは立ち上がり睨みつける、しかし口元は笑みが零れていた。
「はいはい、挨拶はそれくらいになさいな。」
親子の会話を遮りスゥフィーが立ち上がる。
「それでは揃ったから挨拶しましょうか?」
先程よりも少し低い声でスゥフィーはエイヒムに言うと、エイヒムは大人しくなり話始める。
「良く来た、俺はエイヒム・アル・ジブラロール、エイダンの父だ。」
「スゥフィー・アル・ジブラロールと申します、よろしくねっ♪」
貫禄のある声で騎士の様に直立するエイヒム、そして先程よりも明るい声で挨拶をするスゥフィー。
「チハル・アル・ジブラロールと申します!はるt、エンハルト王子殿下のこんやくしゃです!」
「父王陛下、母王殿下、お久しぶりで御座います、サフィーナ・ファンギスで御座います、この度エンハルト王子殿下と婚約させて頂きました。」
「ユラ・ある・ジブラロールですっ、フィンレーおにいさまとこんやくしました!」
婚約者3人は2人に挨拶をすると2人に礼をし微笑む。
「・・・ヨリ。」
マルグリットに声を掛けられ頼子がキョトンとした顔でマルグリットを見る、そしてアリンハンドの方を見ると頷いていた。
「・・・え?私も!?」
ソファーから立ち上がり頼子は2人に向かう。
「頼子です!」
「ヨリさん、こっちの名で。」
頼子の横に立ち耳打ちするアリンハンド。
「あ!えっと・・・なんだっけ!?」
「サフィーさんと一緒ですよ。」
「そ、そうだった、えっと、ヨリコ・ファンギsでsb!痛ぁぁい舌かんd!」
「ヨリおちつけー。」
思わず突っ込む千春、そして父王、母王を見ると楽しそうに笑っていた。
「エイダン、お前面白い子を集めたな。」
「それは否定せんが、もっと面白話があるぞ?」
エイダンはニヤリと笑うと、エイヒムに先程スゥフィーに説明した内容を話始めた。
-----------------------------
「この庭気持ちいいな。」
庭に寝そべるルプ、その上で日に当たりながら欠伸をする白蛇。
「魔力多いばいねぇ、龍脈が近いっちゃろか?」
ビェリーはフワァ~と口を開けながら話す。
「あの山から魔力が降りておるのぅ、地下に世界樹の根が有るのかもしれぬのぅ。」
ルプの背に頭を預け寝転がる女性姿のロイロ。
「世界樹は無いわよー?ビェリーが言ってるリュウミャクじゃないかしら~♪」
パタパタと羽を動かしながらクルクル回る妖精ルル。
「いつまで待ってりゃ良いんだ?」
「さぁ?呼ばれるっちゃない?そのうち。」
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「さっき物凄い勢いで走って来た人でしょー?」
「うむ、ドラゴンを見たら殴りつけて来るかもしれぬと言っておったからのぅ。」
「殴られたくらいじゃ問題ねぇだろ。」
「いや、あの者は魔力を限界まで身体強化に回して走って来おった、こぶし一点に集める事も出来そうじゃ。」
「ほ~?それじゃ鱗くらい割れるかもしれねぇな。」
「鱗で済まぬかもしれんのぅ。」
「結界張れるだろ。」
「人相手に結界張ると笑われるわ。」
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