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ザイフォンさんに仕事の発注!
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「うまぁぁぁい!」
「お爺ちゃんうるさいっ!」
「すまんすまん!っかぁ!これは酒と合うな!!!」
千春が持ってきたウイスキーとイカリングを交互に口に入れ喜ぶザイフォン。
「流石ドワーフさんだねぇ。」
呆れた顔で頼子が呟く。
「ドワーフ族にとってお酒は水の様な物ですからね。」
アリンハンドはパクパク、グビグビと嬉しそうに食べて呑むザイフォンを見ながら答える。
「・・・ルプ、なんでルプも呑んでんの?」
千春は酒を片手にタルタルソースを乗せた白身フライを頬張るルプに問いかける。
「美味いから。」
「呑みすぎないでよぉ?」
「かっかっか!チハル!今日の予定は終わりじゃろう?」
小言を言う千春にロイロは言うとエビフライを頬張る、勿論手には酒の入ったグラスがあった。
「予定は無いけどねぇ。」
溜息まじりに答える千春にエンハルトが問いかける。
「一度ゲルダム王の元に戻るんだろう?」
「ジブラロールに行くって言ってたし、一度戻らないとだよね。」
「そうだな・・・。」
「どうしたの?」
「いや、先程の貴族は帰ったか?」
エンハルトが言うとエーデルが首を横に振る。
「気配が有りますね。」
「エーデルさんわかるの?」
エーデルの言葉に美桜が問いかける。
「これだけ近ければ分かりますよ。」
「流石獣人、かっけー。」
美桜は何故か嬉しそうにエーデルに言う。
「ミスリル欲しいんだったよねぇ。」
千春はそう言うとスマホを取り出しLIMEを開く。
「なに?お父さん達に聞くの?」
「うん、在庫持ってそうじゃん?」
千春はLIMEで大樹にメッセージを送る、するとすぐに返信が帰って来る。
「・・・剣2~3本作れるくらいはあるって。」
「は?あんだけあったのに?」
「なんか・・・オリハルコンにしたって。」
「オリハルコンの素材の1つだっけ?」
「らしいよ、なんかお父さん錬金術師みたいになってんだけど。」
「ウチのお父さんも関わってるからねぇ。」
美桜は頷きながら答える。
「ミオパパってなんかの開発部門だったよね。」
「うん、科学専攻で物質のなんちゃらを研究してるとか言ってた。」
「なんちゃらって何?」
「しらなーい。」
大愛に聞かれ美桜は笑いながら答える。
「うちのパパも色々なんか知ってるからなぁ。」
「レナパパも色々知ってるよね。」
「趣味で色々作ってたからね。」
青空と麗奈が話していると千春はアルデアに声を掛ける。
「アルデアー。」
アルデアを呼ぶと千春のポニーテールからピョコっと蝙蝠が出て来る。
「お父さんの所に眷属居る?」
「キキッ。」
「影収納で配達出来る?」
「キキッ!」
蝙蝠は一鳴きするとポニーテールの中に潜り込んだ。
「ザイフォンさん、ミスリルをー・・・。」
千春がザイフォンを見ると、ザイフォンは千春を見つめていた。
「あの・・・ミスリル手に入りましたけど・・・。」
「チハル嬢ちゃん、今オリハルコンと言ったか?」
「はい?あぁ言いました。」
「オリハルコンを作ったのか?」
「あー・・・はい・・・。」
「その錬金術師は?」
「うちのお父さんですけどぉ・・・。」
千春はチラッとエンハルトを見る、エンハルト、そしてアリンハンドが溜息を吐いていた。
「チハル。」
「・・・やっちゃった?」
「ザイフォン殿、この件は御内密でお願いします。」
「それは構わない、誰にも言わん、そのオリハルコンは手に入らないか?」
ザイフォンは千春を見る、その横で頼子は影収納を開きオリハルコンのインゴットを取り出す。
「はい、オリハルコンで~す♪」
「ヨリさん!?まだ持ってたんですか?!」
「うん、まだあるよ?」
「私もまだ持ってるよ?」
頼子と千春は当たり前の様にオリハルコンのインゴットを取り出す。
「チハル、まだ持ってたのか、さっきの細工分で終わりかと思ってたんだが。」
「えへっ♪」
「褒めて無いからな?」
「・・・てへぺろ♪」
エンハルトが呆れた顔で千春を見る、しかしザイフォンはそれどころでは無かった。
「久しぶりに触るな。」
オリハルコンのインゴットを手にするザイフォン、表面を軽く触りながら状態を見る。
「エンハルト、これで王家の短剣を作るか?」
「いや・・・ミスリルでお願いします。」
「えー?オリハルコンでもよくなーい?」
ミスリルでと言うエンハルトに千春が問いかける。
「王家の短剣はミスリルなんだよ、チェラシーだけオリハルコンは可哀そうだろう?」
「チェラシー用なんだ。」
「・・・あと、その、なんだ、俺とチハルの子も持つ事になるだろう?」
「・・・あー・・・まぁ、そうなんだろうねぇ。」
顔を赤くしながら答える千春。
「ふむ、注文分は短剣3本だ、予定通りミスリルで作ろう・・・でだ。」
ザイフォンはそう言うとエンハルトを見る。
「これで剣を作りたい、勿論短剣でも良いぞ?」
「剣・・・ですか?」
「これだけの素材を目にして何も出来ないと言うのは生殺しだろ、俺は鍛冶屋だぞ。」
エンハルトとザイフォンが話している間に千春はコソコソとLIMEを触る、そして。
「チハル。」
「アルデアいらっしゃい!」
「面白い事してるわねぇ。」
「えへへ、あった?」
「今あっちで揃えてもらってるわ、それで?オリハルコンも居るの?」
「ヨリ、あとどれくらいある?」
「あとこんだけ。」
頼子は自分の腕程のオリハルコンインゴットを2個取り出す。
「私はちっちゃいのこんだけなんだよね。」
千春の手の平より少し大きい塊を3個取り出す。
「ザイフォンさん、剣一本作るのにどれくらい必要です?」
「・・・その、この塊二つは欲しいが。」
「えーっと、ハルトとエーデルさんとホーキンさん、トラディさんパジェスさんステルさん剣いります?」
千春はくるっと首を3人に向け問いかける、3人は首を横にブンブンと振る。
「ハチェットさんの分は作っても良いよね?」
千春は何故か日葵に問いかけると、日葵はニコッと微笑み頷く、当の本人ハチェットは驚いた顔のまま止まっていた。
「アルデア、コレ8個くらいお願い。」
「今持ってきてるわ、8個ね。」
アルデアは分身をムカイ領に置き影収納で物を移動する、次々と取り出されるインゴットをザイフォンは目を見開き見続ける。
「はい、これで注文分全部ね。」
「ありがとアルデア、あ、揚げ物食べて行く?」
「ん~・・・揚げ物より・・・。」
「ほいほい、次だれだっけ。」
「はーいウチでーす。」
美桜が手を上げる。
「それじゃアルデアは食事してて、ザイフォンさん、これで剣を4本お願いしま~す♪」
「・・・良いのか?」
ザイフォンは千春にではなくエンハルト達を見る。
「良くはないのですが・・・。」
「そうですね・・・。」
「良いのでしょうか?」
「あの・・・私まで良いのですか?」
「オリハルコンの剣、欲しくない男が居る訳が無いからな・・・お願いします。」
エンハルトが答えるとザイフォンは満面の笑みで答える。
「よぉぉぉし!最高の剣を作ってやるぞ!」
「おぉー!ザイフォンさん頑張って!」
「ねぇ外のへんな貴族の剣は?」
頼子が横から問いかける。
「ミスリルの予備も送ってもらったから作れますよザイフォンさん。」
「ふんっ!作ってやるが時間は掛かると言っておけばいい!チハル嬢ちゃん幾らでそのミスリルを売る?」
「え?タダで良いですよ?」
「はぁ!?エンハルト!お前の彼女は何考えているんだ!?」
「・・・何も?」
「ちょ!?ハルト!?」
「いや、考えてないだろ?」
「・・・そんなこと無い・・・よ?」
「考えてたらミスリルどころかオリハルコンをこんなに出さないぞ。」
「くっ・・・良かれと思って・・・。」
千春はそう言うとエンハルトをチラッと見る、エンハルトはクスクス笑っていた。
「剣1本分のミスリルだと・・・今は金貨80枚と言った所か。」
「え?」
思わず千春は声を上げる。
「思ったより安いね。」
頼子も呟く。
「おい!エンハルト!」
「はい。」
「金貨80枚が安いだと?」
「・・・申し訳ありません。」
苦笑いで謝るエンハルト、横では美桜達が話す。
「80枚って800万くらいだよね?」
「円にすると高く感じるわ。」
「ソレな。」
「ねぇ、オリハルコンの剣って幾らになる訳?」
「さぁ?オークションでザイフォンさんのミスリル剣150枚くらいだったじゃん?」
「あー!そう言えば売ってたねー。」
美桜達の話を聞き頼子がアリンハンドに問いかける。
「アリンさん、オリハルコンの剣って幾らくらい?」
「・・・さぁ?」
「えぇ~?だいたいこれくらいって分かんないの?」
「分りませんね、売ってるのを見た事が有りませんから。」
「え?無いの?」
「有るわけ無いでしょう、仮に持っている者が居たら絶対に売る事は無いです。」
「お金に困っても?」
「困るような人が持てる物ではありませんよ。」
「・・・そりゃそうか。」
「はい、個人で持つ物でも有りません、国で保管され国宝になる物です。」
「・・・アリンさんも欲しい?」
「い・り・ま・せ・ん。」
「剣持たないもんね、杖は?」
「・・・いりません。」
「あ、考えたね?」
「・・・。」
「ザイフォンさーん!」
「ヨリさん!待ってください!?!」
頼子はそのままザイフォンにオリハルコンの杖もお願いし、ザイフォンは二つ返事で請け負った。
「お爺ちゃんうるさいっ!」
「すまんすまん!っかぁ!これは酒と合うな!!!」
千春が持ってきたウイスキーとイカリングを交互に口に入れ喜ぶザイフォン。
「流石ドワーフさんだねぇ。」
呆れた顔で頼子が呟く。
「ドワーフ族にとってお酒は水の様な物ですからね。」
アリンハンドはパクパク、グビグビと嬉しそうに食べて呑むザイフォンを見ながら答える。
「・・・ルプ、なんでルプも呑んでんの?」
千春は酒を片手にタルタルソースを乗せた白身フライを頬張るルプに問いかける。
「美味いから。」
「呑みすぎないでよぉ?」
「かっかっか!チハル!今日の予定は終わりじゃろう?」
小言を言う千春にロイロは言うとエビフライを頬張る、勿論手には酒の入ったグラスがあった。
「予定は無いけどねぇ。」
溜息まじりに答える千春にエンハルトが問いかける。
「一度ゲルダム王の元に戻るんだろう?」
「ジブラロールに行くって言ってたし、一度戻らないとだよね。」
「そうだな・・・。」
「どうしたの?」
「いや、先程の貴族は帰ったか?」
エンハルトが言うとエーデルが首を横に振る。
「気配が有りますね。」
「エーデルさんわかるの?」
エーデルの言葉に美桜が問いかける。
「これだけ近ければ分かりますよ。」
「流石獣人、かっけー。」
美桜は何故か嬉しそうにエーデルに言う。
「ミスリル欲しいんだったよねぇ。」
千春はそう言うとスマホを取り出しLIMEを開く。
「なに?お父さん達に聞くの?」
「うん、在庫持ってそうじゃん?」
千春はLIMEで大樹にメッセージを送る、するとすぐに返信が帰って来る。
「・・・剣2~3本作れるくらいはあるって。」
「は?あんだけあったのに?」
「なんか・・・オリハルコンにしたって。」
「オリハルコンの素材の1つだっけ?」
「らしいよ、なんかお父さん錬金術師みたいになってんだけど。」
「ウチのお父さんも関わってるからねぇ。」
美桜は頷きながら答える。
「ミオパパってなんかの開発部門だったよね。」
「うん、科学専攻で物質のなんちゃらを研究してるとか言ってた。」
「なんちゃらって何?」
「しらなーい。」
大愛に聞かれ美桜は笑いながら答える。
「うちのパパも色々なんか知ってるからなぁ。」
「レナパパも色々知ってるよね。」
「趣味で色々作ってたからね。」
青空と麗奈が話していると千春はアルデアに声を掛ける。
「アルデアー。」
アルデアを呼ぶと千春のポニーテールからピョコっと蝙蝠が出て来る。
「お父さんの所に眷属居る?」
「キキッ。」
「影収納で配達出来る?」
「キキッ!」
蝙蝠は一鳴きするとポニーテールの中に潜り込んだ。
「ザイフォンさん、ミスリルをー・・・。」
千春がザイフォンを見ると、ザイフォンは千春を見つめていた。
「あの・・・ミスリル手に入りましたけど・・・。」
「チハル嬢ちゃん、今オリハルコンと言ったか?」
「はい?あぁ言いました。」
「オリハルコンを作ったのか?」
「あー・・・はい・・・。」
「その錬金術師は?」
「うちのお父さんですけどぉ・・・。」
千春はチラッとエンハルトを見る、エンハルト、そしてアリンハンドが溜息を吐いていた。
「チハル。」
「・・・やっちゃった?」
「ザイフォン殿、この件は御内密でお願いします。」
「それは構わない、誰にも言わん、そのオリハルコンは手に入らないか?」
ザイフォンは千春を見る、その横で頼子は影収納を開きオリハルコンのインゴットを取り出す。
「はい、オリハルコンで~す♪」
「ヨリさん!?まだ持ってたんですか?!」
「うん、まだあるよ?」
「私もまだ持ってるよ?」
頼子と千春は当たり前の様にオリハルコンのインゴットを取り出す。
「チハル、まだ持ってたのか、さっきの細工分で終わりかと思ってたんだが。」
「えへっ♪」
「褒めて無いからな?」
「・・・てへぺろ♪」
エンハルトが呆れた顔で千春を見る、しかしザイフォンはそれどころでは無かった。
「久しぶりに触るな。」
オリハルコンのインゴットを手にするザイフォン、表面を軽く触りながら状態を見る。
「エンハルト、これで王家の短剣を作るか?」
「いや・・・ミスリルでお願いします。」
「えー?オリハルコンでもよくなーい?」
ミスリルでと言うエンハルトに千春が問いかける。
「王家の短剣はミスリルなんだよ、チェラシーだけオリハルコンは可哀そうだろう?」
「チェラシー用なんだ。」
「・・・あと、その、なんだ、俺とチハルの子も持つ事になるだろう?」
「・・・あー・・・まぁ、そうなんだろうねぇ。」
顔を赤くしながら答える千春。
「ふむ、注文分は短剣3本だ、予定通りミスリルで作ろう・・・でだ。」
ザイフォンはそう言うとエンハルトを見る。
「これで剣を作りたい、勿論短剣でも良いぞ?」
「剣・・・ですか?」
「これだけの素材を目にして何も出来ないと言うのは生殺しだろ、俺は鍛冶屋だぞ。」
エンハルトとザイフォンが話している間に千春はコソコソとLIMEを触る、そして。
「チハル。」
「アルデアいらっしゃい!」
「面白い事してるわねぇ。」
「えへへ、あった?」
「今あっちで揃えてもらってるわ、それで?オリハルコンも居るの?」
「ヨリ、あとどれくらいある?」
「あとこんだけ。」
頼子は自分の腕程のオリハルコンインゴットを2個取り出す。
「私はちっちゃいのこんだけなんだよね。」
千春の手の平より少し大きい塊を3個取り出す。
「ザイフォンさん、剣一本作るのにどれくらい必要です?」
「・・・その、この塊二つは欲しいが。」
「えーっと、ハルトとエーデルさんとホーキンさん、トラディさんパジェスさんステルさん剣いります?」
千春はくるっと首を3人に向け問いかける、3人は首を横にブンブンと振る。
「ハチェットさんの分は作っても良いよね?」
千春は何故か日葵に問いかけると、日葵はニコッと微笑み頷く、当の本人ハチェットは驚いた顔のまま止まっていた。
「アルデア、コレ8個くらいお願い。」
「今持ってきてるわ、8個ね。」
アルデアは分身をムカイ領に置き影収納で物を移動する、次々と取り出されるインゴットをザイフォンは目を見開き見続ける。
「はい、これで注文分全部ね。」
「ありがとアルデア、あ、揚げ物食べて行く?」
「ん~・・・揚げ物より・・・。」
「ほいほい、次だれだっけ。」
「はーいウチでーす。」
美桜が手を上げる。
「それじゃアルデアは食事してて、ザイフォンさん、これで剣を4本お願いしま~す♪」
「・・・良いのか?」
ザイフォンは千春にではなくエンハルト達を見る。
「良くはないのですが・・・。」
「そうですね・・・。」
「良いのでしょうか?」
「あの・・・私まで良いのですか?」
「オリハルコンの剣、欲しくない男が居る訳が無いからな・・・お願いします。」
エンハルトが答えるとザイフォンは満面の笑みで答える。
「よぉぉぉし!最高の剣を作ってやるぞ!」
「おぉー!ザイフォンさん頑張って!」
「ねぇ外のへんな貴族の剣は?」
頼子が横から問いかける。
「ミスリルの予備も送ってもらったから作れますよザイフォンさん。」
「ふんっ!作ってやるが時間は掛かると言っておけばいい!チハル嬢ちゃん幾らでそのミスリルを売る?」
「え?タダで良いですよ?」
「はぁ!?エンハルト!お前の彼女は何考えているんだ!?」
「・・・何も?」
「ちょ!?ハルト!?」
「いや、考えてないだろ?」
「・・・そんなこと無い・・・よ?」
「考えてたらミスリルどころかオリハルコンをこんなに出さないぞ。」
「くっ・・・良かれと思って・・・。」
千春はそう言うとエンハルトをチラッと見る、エンハルトはクスクス笑っていた。
「剣1本分のミスリルだと・・・今は金貨80枚と言った所か。」
「え?」
思わず千春は声を上げる。
「思ったより安いね。」
頼子も呟く。
「おい!エンハルト!」
「はい。」
「金貨80枚が安いだと?」
「・・・申し訳ありません。」
苦笑いで謝るエンハルト、横では美桜達が話す。
「80枚って800万くらいだよね?」
「円にすると高く感じるわ。」
「ソレな。」
「ねぇ、オリハルコンの剣って幾らになる訳?」
「さぁ?オークションでザイフォンさんのミスリル剣150枚くらいだったじゃん?」
「あー!そう言えば売ってたねー。」
美桜達の話を聞き頼子がアリンハンドに問いかける。
「アリンさん、オリハルコンの剣って幾らくらい?」
「・・・さぁ?」
「えぇ~?だいたいこれくらいって分かんないの?」
「分りませんね、売ってるのを見た事が有りませんから。」
「え?無いの?」
「有るわけ無いでしょう、仮に持っている者が居たら絶対に売る事は無いです。」
「お金に困っても?」
「困るような人が持てる物ではありませんよ。」
「・・・そりゃそうか。」
「はい、個人で持つ物でも有りません、国で保管され国宝になる物です。」
「・・・アリンさんも欲しい?」
「い・り・ま・せ・ん。」
「剣持たないもんね、杖は?」
「・・・いりません。」
「あ、考えたね?」
「・・・。」
「ザイフォンさーん!」
「ヨリさん!待ってください!?!」
頼子はそのままザイフォンにオリハルコンの杖もお願いし、ザイフォンは二つ返事で請け負った。
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