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クロラス公爵領都で麺食べる!①
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「奥様、到着しました。」
馬車が止まりカエムが扉を開き声をかける。
「ではチハルさん。」
アベニーはそう言うと馬車を降りる、千春達も続いて降りると馬車が沢山止まっていた。
「おお、駐車場だ。」
「へえ~、駐車場あるんだ。」
沢山の馬車を見て頼子も声を上げる。
「ジブラロールに有りますよ。」
サフィーナが言うと、千春は初耳だったようで、サフィーナを見る。
「マ?」
「はい、チハルは滅多に馬車で行かないでしょう、それに行く所は専用の馬車置き場が有りますから。」
サフィーナが説明していると、馬車置き場の管理人が走って来る。
「クロラス公爵様、いかがなされましたか!?」
男は汗を拭きながら問いかけて来る、執事のカエムが事情を話すと、男は頷いていた。
「駐車場の管理人さん?」
千春は男を見ながらサフィーナに聞く。
「馬の管理をしてくれるんですよ。」
「へー、便利だね。」
千春が話しているとアベニーはクロミスに話しかける。
「クロミス、場所はわかる?」
「はい、お義母様、でも・・・どこが美味しいかは分かりませんが。」
「ブルス。」
「はい!奥様。」
「麺料理のおいしい所は知ってる?」
「もちろんです。」
「案内してもらえるかしら?」
「あー、その、美味しいんですが、貴族の方が行かれるにはちょっと、その、何と言うか。」
言い辛そうに答える御者のブルス、それを聞き千春が話しかける。
「ブルスさんでしたっけ?」
「はい、王女殿下。」
「そう言う所で良いのでお願いします♪」
「はあ、わかりました。」
嬉しそうに言う千春の顔を見て、少し困りながらもブルスは街道を歩き始めた。
------------------------------
「んー、獣臭!」
「豚骨じゃん?」
「こっち豚いないからオーク骨じゃね?」
「ジブラロールは何で豚骨作ってるの?」
「猪だったね。」
JK達は歩きながら話す、豚骨もあれば魚介らしき香りも交じっている。
「あ!ハンバーガーもある!」
美桜はハンバーガーを売っている店を見つけ指差す。
「チハルおねーちゃん、いいにおいがたくさん!」
「ねー、お腹空いて来ちゃうね。」
ユラと話しながら店を見て回る千春、するとブルスが足を止める。
「この店です。」
ブルスは入口の扉が開きっぱなしの店を指す。
「結構人入ってるね。」
「座れるかな?」
美桜と麗奈が離れた所から中を見る、ブルスはスタスタと店に向かい中へ入る、直ぐに出て来ると頷く。
「大丈夫です、入れます。」
「やった♪」
「楽しみー♪」
青空と大愛はスキップしながら、千春達も後に続き店に向かう。
「ここに入るのね。」
「そのようですね。」
市井の店に入った事が無いのか、アベニーはそっと中を覗き込みながら足を踏み入れ、同じくクロミスも店に入る、千春達全員が店に入ると、客はギョッとした顔で皆を見る、しかし千春達は気にせず奥に入っていくブルスの方へ歩いて行く。
「こちらへどうぞ。」
店の女性が微笑みながら千春達を促す、しかし顔は少し引き攣っているようにも見える。
「ありがとーございます♪」
「おじゃましまーす♪」
千春と頼子が女性に声を掛け、店のさらに奥へ入る、奥には大きなテーブルと椅子が並んでいた。
「思ったより綺麗だね。」
部屋を見た青空が呟く。
「うん、もっとこう、屋台っぽいイメージしてたんだけど。」
「私も~♪でもラーメン屋さんっぽいじゃん♪」
大愛と青空も感想を呟きながら部屋にはいり椅子に座る。
「これメニューかな?」
テーブルに置かれた厚手の紙を見ながら千春が問いかけると、店の女性が頷く。
「は、はい、こちらに書いてあるメニューをお、お、おだしできますですっ。」
緊張しているのか、女性は千春に答える。
「・・・うん、文字読める魔法欲しいわ。」
「ヒマリーこれ読める?」
「んー、これはうどん、こっちは蕎麦、トッピングはちょっと読めないな。」
メニューを見ながら日葵が呟くと、皆に1人ずつ侍女がつきメニューを読み始める。
「サフィー、これは?」
「ミノタウロスの、すじ煮込みのようですね。」
「なにそれ美味しそうじゃん。」
千春はそう言うと注文を言う。
「私は蕎麦でミノタウロス肉♪」
千春はすぐに決めると、横で頼子がモリアンに聞きながらメニューを言う。
「モリー、これは?」
「オーク肉のスライスとしか書いてないです。」
「オーク肉のステーキ乗ってきたらヤだな。」
「他のにします?」
「・・・いや、チャレンジしてみよう。」
他のトッピングを聞き、頼子も注文をする。
「私も蕎麦!卵とオーク肉!」
頼子が注文をすると、皆も次々と注文する、そして。
「何を注文すれば良いのかしら。」
「私も初めてですお義母様。」
困るアベニーとクロミスにカエムが話しかける、そしてブルスが頷き2人の注文をすると、店員は店の奥に下がった。
「ミオ何にしたの?」
「これ。」
「いや、読めないよ。」
「たんたんめーん!」
「え!?担々麺あったの?」
「うん、あったよ?ねぇサリナちゃん。」
「はい、たんたんめんと書かれております。」
頷くサリナに頼子が思い出す。
「あー、それ多分ムカイ領のレシピだわ。」
「え?って事はママさんズレシピって事?」
「多分ね、商業ギルド経由だとは思うけど。」
頼子は頷き答えると、麗奈も話す。
「私はうっどーん、トッピングはチハルと一緒♪」
「ミノすじ肉と卵?」
「うぃっす!」
「私もうどん!トッピングはコカトリス焼き!」
「焼き鳥のって来るのかな。」
「わかんない!」
「チャレンジャーだなー。」
話をしていると、大柄な男性が声を掛けて来る。
「いらっしゃい、ソバの客はだれだい?」
「はーい!蕎麦のミノすじ肉!」
「私はオーク肉!」
手を上げる千春と頼子に丼が置かれる、店主はニコッと微笑み店の奥に戻った。
「・・・思ったのと違った!」
千春は平皿に盛られた麺の上に、相当煮込まれたのか焦げ茶色のすじ肉を見て驚く。
「こうきたか。」
頼子も同じ様に、平皿に盛られれ、タレを絡めた麺、焼かれた玉子焼きと麺が隠れるほどの薄くスライスされたオーク肉を見て呟く。
「たんたんめんですっ!」
「はーい!私でーす!」
美桜が手を上げる、テーブルに置かれた担々麺は小さめの器にうどん、赤く染まった少量のスープ、そして大量の挽肉が乗せられていた。
「おおう、たしかに担々麺っぽい!」
そして次々と並べられる料理に皆は驚きながらも楽し気に話す。
「うどんもスープないのか。」
「ざるうどんにトッピングって感じだね。」
「まさか卵頼んだら玉子焼き乗って来るとは思わなかったけどね。」
ざるうどんに乗った玉子焼きを見つめる大愛、頼子も頷く、そして。
「奥様。」
うどんを見つめるアベニーにカエムが話しかける。
「カエム、これどうやって食べるのかしら。」
アベニーの前には平皿にうどん、そしてオーク肉を煮込んだ肉が乗っていた。
「ブルス、どうやって食べるの?」
アベニーと同じ料理を前にクロミスも呟く。
「そのまま普通に食べますが。」
困りながらも答えるブルス、すると千春達が一斉に挨拶をする。
「「「「いただきます!」」」」
「肉うまっ!」
「おお!玉子焼き美味しい!これ何入れてるんだろ。」
「ちょっ!うどんモッチモチなんだけど!」
思った以上に美味しかったのか、JK達は嬉しそうに食べる。
「おいしいー!」
千春と同じ物を頼んだユラが嬉しそうに言うと、イーレンとイーナ、ルペタもコクコクと頷く。
「奥様、あのように食べられるようです。」
「・・・。」
頷き箸をてにするアベニーとクロミス、うどんを一本つまみ、クルクルとひとまとめにすると口に入れる。
「「!」」
2人はパッと顔を見合わせるとモグモグと咀嚼する。
「美味しいわ。」
「美味しいです。」
2人は微笑み合うと、うどんを食べ始めた。
「姉さん!おかわりだ!」
ルプは人狼の姿で手を上げる。
「わっちもー!」
「ぼくもー!」
「儂もじゃ!」
「うきゃー!」
ペット達が声を上げ店員を呼ぶ、そして同じ物を注文する。
「早いなルプ達!」
千春は苦笑いで言うと、頼子が問いかける。
「でもうどんの量少ないよね。」
「肉の方が多くない?」
麗奈もうどんを見ながら話す。
「んー、おかわり出来る量だけど。」
美桜はうどん担々麺を食べながら言う。
「チハル、これ食べ終わったらもう一軒行けるんじゃない?」
「行けそうだねー。」
「次はラーメン食べない?」
「いいね、それじゃぱぱっと食べちゃおう♪」
千春が言うと、皆は頷きあっという間に蕎麦やうどんを食べ終わる、そして。
「「「「ごちそうさまでした。」」」」
手を合わせ挨拶すると千春達は立ち上がり次の店に向かった。
馬車が止まりカエムが扉を開き声をかける。
「ではチハルさん。」
アベニーはそう言うと馬車を降りる、千春達も続いて降りると馬車が沢山止まっていた。
「おお、駐車場だ。」
「へえ~、駐車場あるんだ。」
沢山の馬車を見て頼子も声を上げる。
「ジブラロールに有りますよ。」
サフィーナが言うと、千春は初耳だったようで、サフィーナを見る。
「マ?」
「はい、チハルは滅多に馬車で行かないでしょう、それに行く所は専用の馬車置き場が有りますから。」
サフィーナが説明していると、馬車置き場の管理人が走って来る。
「クロラス公爵様、いかがなされましたか!?」
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「駐車場の管理人さん?」
千春は男を見ながらサフィーナに聞く。
「馬の管理をしてくれるんですよ。」
「へー、便利だね。」
千春が話しているとアベニーはクロミスに話しかける。
「クロミス、場所はわかる?」
「はい、お義母様、でも・・・どこが美味しいかは分かりませんが。」
「ブルス。」
「はい!奥様。」
「麺料理のおいしい所は知ってる?」
「もちろんです。」
「案内してもらえるかしら?」
「あー、その、美味しいんですが、貴族の方が行かれるにはちょっと、その、何と言うか。」
言い辛そうに答える御者のブルス、それを聞き千春が話しかける。
「ブルスさんでしたっけ?」
「はい、王女殿下。」
「そう言う所で良いのでお願いします♪」
「はあ、わかりました。」
嬉しそうに言う千春の顔を見て、少し困りながらもブルスは街道を歩き始めた。
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「ジブラロールは何で豚骨作ってるの?」
「猪だったね。」
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「あ!ハンバーガーもある!」
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「チハルおねーちゃん、いいにおいがたくさん!」
「ねー、お腹空いて来ちゃうね。」
ユラと話しながら店を見て回る千春、するとブルスが足を止める。
「この店です。」
ブルスは入口の扉が開きっぱなしの店を指す。
「結構人入ってるね。」
「座れるかな?」
美桜と麗奈が離れた所から中を見る、ブルスはスタスタと店に向かい中へ入る、直ぐに出て来ると頷く。
「大丈夫です、入れます。」
「やった♪」
「楽しみー♪」
青空と大愛はスキップしながら、千春達も後に続き店に向かう。
「ここに入るのね。」
「そのようですね。」
市井の店に入った事が無いのか、アベニーはそっと中を覗き込みながら足を踏み入れ、同じくクロミスも店に入る、千春達全員が店に入ると、客はギョッとした顔で皆を見る、しかし千春達は気にせず奥に入っていくブルスの方へ歩いて行く。
「こちらへどうぞ。」
店の女性が微笑みながら千春達を促す、しかし顔は少し引き攣っているようにも見える。
「ありがとーございます♪」
「おじゃましまーす♪」
千春と頼子が女性に声を掛け、店のさらに奥へ入る、奥には大きなテーブルと椅子が並んでいた。
「思ったより綺麗だね。」
部屋を見た青空が呟く。
「うん、もっとこう、屋台っぽいイメージしてたんだけど。」
「私も~♪でもラーメン屋さんっぽいじゃん♪」
大愛と青空も感想を呟きながら部屋にはいり椅子に座る。
「これメニューかな?」
テーブルに置かれた厚手の紙を見ながら千春が問いかけると、店の女性が頷く。
「は、はい、こちらに書いてあるメニューをお、お、おだしできますですっ。」
緊張しているのか、女性は千春に答える。
「・・・うん、文字読める魔法欲しいわ。」
「ヒマリーこれ読める?」
「んー、これはうどん、こっちは蕎麦、トッピングはちょっと読めないな。」
メニューを見ながら日葵が呟くと、皆に1人ずつ侍女がつきメニューを読み始める。
「サフィー、これは?」
「ミノタウロスの、すじ煮込みのようですね。」
「なにそれ美味しそうじゃん。」
千春はそう言うと注文を言う。
「私は蕎麦でミノタウロス肉♪」
千春はすぐに決めると、横で頼子がモリアンに聞きながらメニューを言う。
「モリー、これは?」
「オーク肉のスライスとしか書いてないです。」
「オーク肉のステーキ乗ってきたらヤだな。」
「他のにします?」
「・・・いや、チャレンジしてみよう。」
他のトッピングを聞き、頼子も注文をする。
「私も蕎麦!卵とオーク肉!」
頼子が注文をすると、皆も次々と注文する、そして。
「何を注文すれば良いのかしら。」
「私も初めてですお義母様。」
困るアベニーとクロミスにカエムが話しかける、そしてブルスが頷き2人の注文をすると、店員は店の奥に下がった。
「ミオ何にしたの?」
「これ。」
「いや、読めないよ。」
「たんたんめーん!」
「え!?担々麺あったの?」
「うん、あったよ?ねぇサリナちゃん。」
「はい、たんたんめんと書かれております。」
頷くサリナに頼子が思い出す。
「あー、それ多分ムカイ領のレシピだわ。」
「え?って事はママさんズレシピって事?」
「多分ね、商業ギルド経由だとは思うけど。」
頼子は頷き答えると、麗奈も話す。
「私はうっどーん、トッピングはチハルと一緒♪」
「ミノすじ肉と卵?」
「うぃっす!」
「私もうどん!トッピングはコカトリス焼き!」
「焼き鳥のって来るのかな。」
「わかんない!」
「チャレンジャーだなー。」
話をしていると、大柄な男性が声を掛けて来る。
「いらっしゃい、ソバの客はだれだい?」
「はーい!蕎麦のミノすじ肉!」
「私はオーク肉!」
手を上げる千春と頼子に丼が置かれる、店主はニコッと微笑み店の奥に戻った。
「・・・思ったのと違った!」
千春は平皿に盛られた麺の上に、相当煮込まれたのか焦げ茶色のすじ肉を見て驚く。
「こうきたか。」
頼子も同じ様に、平皿に盛られれ、タレを絡めた麺、焼かれた玉子焼きと麺が隠れるほどの薄くスライスされたオーク肉を見て呟く。
「たんたんめんですっ!」
「はーい!私でーす!」
美桜が手を上げる、テーブルに置かれた担々麺は小さめの器にうどん、赤く染まった少量のスープ、そして大量の挽肉が乗せられていた。
「おおう、たしかに担々麺っぽい!」
そして次々と並べられる料理に皆は驚きながらも楽し気に話す。
「うどんもスープないのか。」
「ざるうどんにトッピングって感じだね。」
「まさか卵頼んだら玉子焼き乗って来るとは思わなかったけどね。」
ざるうどんに乗った玉子焼きを見つめる大愛、頼子も頷く、そして。
「奥様。」
うどんを見つめるアベニーにカエムが話しかける。
「カエム、これどうやって食べるのかしら。」
アベニーの前には平皿にうどん、そしてオーク肉を煮込んだ肉が乗っていた。
「ブルス、どうやって食べるの?」
アベニーと同じ料理を前にクロミスも呟く。
「そのまま普通に食べますが。」
困りながらも答えるブルス、すると千春達が一斉に挨拶をする。
「「「「いただきます!」」」」
「肉うまっ!」
「おお!玉子焼き美味しい!これ何入れてるんだろ。」
「ちょっ!うどんモッチモチなんだけど!」
思った以上に美味しかったのか、JK達は嬉しそうに食べる。
「おいしいー!」
千春と同じ物を頼んだユラが嬉しそうに言うと、イーレンとイーナ、ルペタもコクコクと頷く。
「奥様、あのように食べられるようです。」
「・・・。」
頷き箸をてにするアベニーとクロミス、うどんを一本つまみ、クルクルとひとまとめにすると口に入れる。
「「!」」
2人はパッと顔を見合わせるとモグモグと咀嚼する。
「美味しいわ。」
「美味しいです。」
2人は微笑み合うと、うどんを食べ始めた。
「姉さん!おかわりだ!」
ルプは人狼の姿で手を上げる。
「わっちもー!」
「ぼくもー!」
「儂もじゃ!」
「うきゃー!」
ペット達が声を上げ店員を呼ぶ、そして同じ物を注文する。
「早いなルプ達!」
千春は苦笑いで言うと、頼子が問いかける。
「でもうどんの量少ないよね。」
「肉の方が多くない?」
麗奈もうどんを見ながら話す。
「んー、おかわり出来る量だけど。」
美桜はうどん担々麺を食べながら言う。
「チハル、これ食べ終わったらもう一軒行けるんじゃない?」
「行けそうだねー。」
「次はラーメン食べない?」
「いいね、それじゃぱぱっと食べちゃおう♪」
千春が言うと、皆は頷きあっという間に蕎麦やうどんを食べ終わる、そして。
「「「「ごちそうさまでした。」」」」
手を合わせ挨拶すると千春達は立ち上がり次の店に向かった。
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