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新ママさんズ!
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「さ、アカネさん、マフユさんどうぞ。」
クローゼットの前で春恵は2人の手を取る、2人は春恵の手を握り異世界に入った。
「これが異世界。」
「凄いわ。」
2人はポツリと呟くと、子供達が開けた扉の方を見る、明るく賑やかな声が聞こえる。
「さ、こちらへどうぞ♪」
嬉しそうに春恵は隣の部屋を指し歩く、2人は春恵の後ろについて行くと千春の応接室へ入った。
「いらっしゃいませー!」
千春は楽し気に声を掛けると、侍女達が頭を下げる、茜と真冬は頭を下げる。
「さーて、ユキちゃんとレイちゃん、今から晩御飯作るけど一緒に作らない?」
「「つくる!」」
「それじゃこっちおいでー♪」
千春は2人を隣の厨房へ連れて行く、その姿を見送る母親達。
「さ、どうぞそちらに。」
茜は春恵に促されるが、視線はルプやビェリー、コン、そしてロイロに目が行く。
「土地神様?」
「本当だわ、あの銀狼様は見た事が有ります。」
茜の言葉に真冬が答える。
「元気そうで何よりだ雪女。」
ルプはクックックと笑いながら声を掛ける、するとサフィーナが2人の横に立ちお茶の準備を始めながら声を掛ける。
「どうぞそちらに。」
微笑みながら促すと2人はソファーに座った。
「どう?こちらの世界。」
「凄い、力が湧き出るみたい。」
「気では無い何かが充満してますね。」
「ええ、こちらではマナと言われる力なの。」
春恵はサフィーナに淹れてもらったお茶を受け取り口を付ける。
「おかぁさーん、カレー作る事になったよー。」
「あら、カレーなの?」
「うん、おこちゃま達が皆でカレーって言うから・・・何話してたの?」
「こっちのマナが凄いわねーって話よ。」
「あっちにマナないんだっけ?私達はMPとか魔力って言ってるけど。」
「あっちは気と言われる別物なのよ。」
「別物なの?そう言えばルプも似たような事言ってたね。」
千春はルプの方を見る、ルプは千春を見ると頷く。
「こっちの魔力は使い方を知らなければ使えねぇからな。」
「わっちらは魔法属性の適性があるけんねー。」
「僕もありましたねー。」
ルプ、ビェリー、コンが言うと千春は首を傾げる。
「魔力と気って違うの?」
千春が言うとルプは少し考える様な仕草をすると説明を始める。
「そうだな、あっちで使う気と、こっちの魔力、似て非なる物だな、わかりやすく言えば、同じ燃える燃料ではあるが性質が違う。」
「そうやねー、地球はガソリン、こっちはアルコールみたいな感じかいな?」
「そんな感じですね、あちらで使うにはこちらの魔力は軽いです、地球で使うにはこちらの魔力では出力が足りない感じです。」
ルプ達の例えに少し首を傾げるが、茜、真冬は納得したのか頷いている。
「力が湧く感じなのは私達にも魔力の適性が有ると言う事なのね。」
「そう言う事でしょうね、体に吸収されるのが分かるわ。」
茜と真冬が言うと、千春は考える、そしてより詳しく知りたくなり、声を掛ける。
「アイトネー。」
『はーい♪』
「きいてた?」
『もちろん♪ルプ達の言っていた説明で合ってるわよ?』
「それが良く分かんなかったんだけど。」
『そうね、地球はマナの制限を掛けているのは前説明したわよね?』
「うん。」
『でも星の管理をするのには必要な物でもあるの。』
「神様も使うから?」
『半分正解、それで地球の湧き出る力、リュウミャクだったかしら、そこから力を分けてもらっているのよ。』
「あー、はいはい。」
『その力は少しの量でもある程度の術を使えるわ、でも使う為にはかなりの能力が必要なの。』
「人は使えないんだっけ?」
『使えないというより、溜める器が足りないのよ、長く生きた者、ルプ達の様な精神生命体や彼女達みたいな、ね?』
そう言うとアイトネは茜と真冬を見る、2人は急に現れた女神を呆然と見ていた。
「へぇ、で?こっちは?」
『この世界、+々6^2♪<7\☆○の世界はマナを世界中に広げてるの、マナは体に貯めやすいから人でも溜める事が出来るのよ。』
「日本じゃ使えないんだよね。」
『ええ、マナの力では地球の制限を突破するのは難しいわ、コンが言った通り「出力が足りない」の。』
「ふむふむ~、で?神様達はマナ・・・魔力喜んでたけど?」
『精神生命体はマナを圧縮して神気として溜める事が出来るの、だからマナの豊富な神気餅は取り込みやすいエネルギーなのよ。』
「だからあんなに喜ぶんだ。」
納得した千春は頷く、そして質問を続ける。
「で?ユキママさんとレイママさんはこっちで力使えるの?」
千春が言うと、アイトネは2人を見る。
『ええ、炎属性と氷属性が特化しているわ、想像以上ね。』
「あっちのお子ちゃま達は?」
『あの2人も一緒ね、ユキは狐の精霊、こちらの種族で言うとフェイ・フォックス、 妖精界の狐型魔族よ。』
「レイちゃんは?」
『フロスト・セイレーンね、同じく妖精界、最上位の水棲魔族になるわ。』
「あ、どっちも魔族なんだ。」
『ええ、アルと一緒ね♪』
「あ!アルデアも魔族だったわ!一緒に居る事多いから完全に忘れてたわ!」
千春はそう言うと天井にぶら下がるシャンデリアを見る。
「アルデアー。」
千春の呼びかけに蝙蝠がピョコっと顔を出すが、直ぐに厨房の方を見る、すると厨房からアルデアが現れた。
「呼んだ?」
「なんでそっちいんの?」
「イーナの様子を見てたのよ、何?」
「魔族仲間来たよ。」
千春がそう言うと茜と真冬に両手を広げながら指す。
「こんにちは、ヴァンパイアのアルデアよ、よろしくね♪」
アルデアは貴族のカテーシーで挨拶をする。
「ヴァンパイア・・・。」
「物凄い魔力だわ。」
2人はアルデアを見て目を見開く。
「あら、あなた達も数日ここに住めば良い感じに魔力を溜めれるわよ?」
アルデアは飄々と答えると千春の横に座る。
「アルデアってあっちでも数回くらいなら魔法使えたよね?」
「ええ、数回使えばあっという間に尽きちゃうけれど。」
千春に答えるとアルデアはサフィーナにお茶を貰う。
「アルデアはあっちで気を溜めたり出来ないの?」
「無理ね、あっちで1000年くらい過ごしたら溜めれる様になるかもしれないし、出来ないかもしれないわ。」
「へー、そんな感じなのね。」
「そ、逆に向こうの魔族や聖獣ならこちらの魔力を使うのには苦労しないでしょう?」
アルデアはそう言うとルプを見る。
「ああ、少しコツは必要だが、慣れればなんてことないな。」
ルプが言うとロイロが苦笑いで答える。
「儂はアルデア並みの魔力を保持しておるが、向こうでは出力不足じゃったわ。」
「へー・・・なんか私『へー』しか言って無いきがするな。」
千春の呟きに皆が笑う。
「良いじゃない、千春はこっちで魔法使えるでしょ?」
「つかえるけどー、おかぁさんみたいに使えると便利じゃーん。」
「それは女神特権だもの♪」
春恵の言葉に茜がハッとした顔で春恵を見る、そして質問した。
「そう!そう!物凄い神気を感じたの!貴女は何者なの!?それに!」
茜は春恵とアイトネを見る。
「私は春恵、日本で一度死に、こちらで女神として転生した千春の母です、ハルって呼んでくれるとうれしいかな?」
『私はこちらの世界の管理者よ、アマちゃんと同じ種族なのよ。』
「アマ・・・天照大御神様で御座いますか?!」
真冬が驚きながら問いかける、茜も同じ様に驚き椅子から降り地面に正座する。
『そう言うのは大丈夫よ、気楽にして頂戴♪』
「・・・アイトネって偉い人なんだねぇ。」
「千春、なにを当たり前の事言ってるの?」
アイトネは2人にソファーへ座るよう促し、千春は春恵に突っ込まれる、すると厨房から千春を呼ぶ声が聞こえた。
「チハルさーん!」
「はいはーい!それじゃ料理手伝って来ますんでごゆっくり!」
千春はソファーから飛び降りると厨房へ走っていく。
「騒がしい子でごめんなさいね。」
苦笑いで言う春恵に茜と真冬は真顔で首を横に振る。
「それじゃ新しいママさんズとして交流させて貰おうかしら♪」
「ママさんズ?」
「なんですか?それ。」
「ウチの子達が私達をそう呼ぶのよ、ユラは私の娘みたいなものなの、それに私が死んだのは千春がそれくらいの歳の頃・・・もう一度娘の成長が見れて嬉しいの、お友達になってくれますか?」
春恵の言葉に茜と真冬はすぐに返事を返した。
「「もちろん♪」」
そして新ママさんズは子供達の声を聞きながら子育て談義で盛り上がった。
クローゼットの前で春恵は2人の手を取る、2人は春恵の手を握り異世界に入った。
「これが異世界。」
「凄いわ。」
2人はポツリと呟くと、子供達が開けた扉の方を見る、明るく賑やかな声が聞こえる。
「さ、こちらへどうぞ♪」
嬉しそうに春恵は隣の部屋を指し歩く、2人は春恵の後ろについて行くと千春の応接室へ入った。
「いらっしゃいませー!」
千春は楽し気に声を掛けると、侍女達が頭を下げる、茜と真冬は頭を下げる。
「さーて、ユキちゃんとレイちゃん、今から晩御飯作るけど一緒に作らない?」
「「つくる!」」
「それじゃこっちおいでー♪」
千春は2人を隣の厨房へ連れて行く、その姿を見送る母親達。
「さ、どうぞそちらに。」
茜は春恵に促されるが、視線はルプやビェリー、コン、そしてロイロに目が行く。
「土地神様?」
「本当だわ、あの銀狼様は見た事が有ります。」
茜の言葉に真冬が答える。
「元気そうで何よりだ雪女。」
ルプはクックックと笑いながら声を掛ける、するとサフィーナが2人の横に立ちお茶の準備を始めながら声を掛ける。
「どうぞそちらに。」
微笑みながら促すと2人はソファーに座った。
「どう?こちらの世界。」
「凄い、力が湧き出るみたい。」
「気では無い何かが充満してますね。」
「ええ、こちらではマナと言われる力なの。」
春恵はサフィーナに淹れてもらったお茶を受け取り口を付ける。
「おかぁさーん、カレー作る事になったよー。」
「あら、カレーなの?」
「うん、おこちゃま達が皆でカレーって言うから・・・何話してたの?」
「こっちのマナが凄いわねーって話よ。」
「あっちにマナないんだっけ?私達はMPとか魔力って言ってるけど。」
「あっちは気と言われる別物なのよ。」
「別物なの?そう言えばルプも似たような事言ってたね。」
千春はルプの方を見る、ルプは千春を見ると頷く。
「こっちの魔力は使い方を知らなければ使えねぇからな。」
「わっちらは魔法属性の適性があるけんねー。」
「僕もありましたねー。」
ルプ、ビェリー、コンが言うと千春は首を傾げる。
「魔力と気って違うの?」
千春が言うとルプは少し考える様な仕草をすると説明を始める。
「そうだな、あっちで使う気と、こっちの魔力、似て非なる物だな、わかりやすく言えば、同じ燃える燃料ではあるが性質が違う。」
「そうやねー、地球はガソリン、こっちはアルコールみたいな感じかいな?」
「そんな感じですね、あちらで使うにはこちらの魔力は軽いです、地球で使うにはこちらの魔力では出力が足りない感じです。」
ルプ達の例えに少し首を傾げるが、茜、真冬は納得したのか頷いている。
「力が湧く感じなのは私達にも魔力の適性が有ると言う事なのね。」
「そう言う事でしょうね、体に吸収されるのが分かるわ。」
茜と真冬が言うと、千春は考える、そしてより詳しく知りたくなり、声を掛ける。
「アイトネー。」
『はーい♪』
「きいてた?」
『もちろん♪ルプ達の言っていた説明で合ってるわよ?』
「それが良く分かんなかったんだけど。」
『そうね、地球はマナの制限を掛けているのは前説明したわよね?』
「うん。」
『でも星の管理をするのには必要な物でもあるの。』
「神様も使うから?」
『半分正解、それで地球の湧き出る力、リュウミャクだったかしら、そこから力を分けてもらっているのよ。』
「あー、はいはい。」
『その力は少しの量でもある程度の術を使えるわ、でも使う為にはかなりの能力が必要なの。』
「人は使えないんだっけ?」
『使えないというより、溜める器が足りないのよ、長く生きた者、ルプ達の様な精神生命体や彼女達みたいな、ね?』
そう言うとアイトネは茜と真冬を見る、2人は急に現れた女神を呆然と見ていた。
「へぇ、で?こっちは?」
『この世界、+々6^2♪<7\☆○の世界はマナを世界中に広げてるの、マナは体に貯めやすいから人でも溜める事が出来るのよ。』
「日本じゃ使えないんだよね。」
『ええ、マナの力では地球の制限を突破するのは難しいわ、コンが言った通り「出力が足りない」の。』
「ふむふむ~、で?神様達はマナ・・・魔力喜んでたけど?」
『精神生命体はマナを圧縮して神気として溜める事が出来るの、だからマナの豊富な神気餅は取り込みやすいエネルギーなのよ。』
「だからあんなに喜ぶんだ。」
納得した千春は頷く、そして質問を続ける。
「で?ユキママさんとレイママさんはこっちで力使えるの?」
千春が言うと、アイトネは2人を見る。
『ええ、炎属性と氷属性が特化しているわ、想像以上ね。』
「あっちのお子ちゃま達は?」
『あの2人も一緒ね、ユキは狐の精霊、こちらの種族で言うとフェイ・フォックス、 妖精界の狐型魔族よ。』
「レイちゃんは?」
『フロスト・セイレーンね、同じく妖精界、最上位の水棲魔族になるわ。』
「あ、どっちも魔族なんだ。」
『ええ、アルと一緒ね♪』
「あ!アルデアも魔族だったわ!一緒に居る事多いから完全に忘れてたわ!」
千春はそう言うと天井にぶら下がるシャンデリアを見る。
「アルデアー。」
千春の呼びかけに蝙蝠がピョコっと顔を出すが、直ぐに厨房の方を見る、すると厨房からアルデアが現れた。
「呼んだ?」
「なんでそっちいんの?」
「イーナの様子を見てたのよ、何?」
「魔族仲間来たよ。」
千春がそう言うと茜と真冬に両手を広げながら指す。
「こんにちは、ヴァンパイアのアルデアよ、よろしくね♪」
アルデアは貴族のカテーシーで挨拶をする。
「ヴァンパイア・・・。」
「物凄い魔力だわ。」
2人はアルデアを見て目を見開く。
「あら、あなた達も数日ここに住めば良い感じに魔力を溜めれるわよ?」
アルデアは飄々と答えると千春の横に座る。
「アルデアってあっちでも数回くらいなら魔法使えたよね?」
「ええ、数回使えばあっという間に尽きちゃうけれど。」
千春に答えるとアルデアはサフィーナにお茶を貰う。
「アルデアはあっちで気を溜めたり出来ないの?」
「無理ね、あっちで1000年くらい過ごしたら溜めれる様になるかもしれないし、出来ないかもしれないわ。」
「へー、そんな感じなのね。」
「そ、逆に向こうの魔族や聖獣ならこちらの魔力を使うのには苦労しないでしょう?」
アルデアはそう言うとルプを見る。
「ああ、少しコツは必要だが、慣れればなんてことないな。」
ルプが言うとロイロが苦笑いで答える。
「儂はアルデア並みの魔力を保持しておるが、向こうでは出力不足じゃったわ。」
「へー・・・なんか私『へー』しか言って無いきがするな。」
千春の呟きに皆が笑う。
「良いじゃない、千春はこっちで魔法使えるでしょ?」
「つかえるけどー、おかぁさんみたいに使えると便利じゃーん。」
「それは女神特権だもの♪」
春恵の言葉に茜がハッとした顔で春恵を見る、そして質問した。
「そう!そう!物凄い神気を感じたの!貴女は何者なの!?それに!」
茜は春恵とアイトネを見る。
「私は春恵、日本で一度死に、こちらで女神として転生した千春の母です、ハルって呼んでくれるとうれしいかな?」
『私はこちらの世界の管理者よ、アマちゃんと同じ種族なのよ。』
「アマ・・・天照大御神様で御座いますか?!」
真冬が驚きながら問いかける、茜も同じ様に驚き椅子から降り地面に正座する。
『そう言うのは大丈夫よ、気楽にして頂戴♪』
「・・・アイトネって偉い人なんだねぇ。」
「千春、なにを当たり前の事言ってるの?」
アイトネは2人にソファーへ座るよう促し、千春は春恵に突っ込まれる、すると厨房から千春を呼ぶ声が聞こえた。
「チハルさーん!」
「はいはーい!それじゃ料理手伝って来ますんでごゆっくり!」
千春はソファーから飛び降りると厨房へ走っていく。
「騒がしい子でごめんなさいね。」
苦笑いで言う春恵に茜と真冬は真顔で首を横に振る。
「それじゃ新しいママさんズとして交流させて貰おうかしら♪」
「ママさんズ?」
「なんですか?それ。」
「ウチの子達が私達をそう呼ぶのよ、ユラは私の娘みたいなものなの、それに私が死んだのは千春がそれくらいの歳の頃・・・もう一度娘の成長が見れて嬉しいの、お友達になってくれますか?」
春恵の言葉に茜と真冬はすぐに返事を返した。
「「もちろん♪」」
そして新ママさんズは子供達の声を聞きながら子育て談義で盛り上がった。
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