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五日目
初瀬山勇次郎の呪縛
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【side:最上雅史】
――歯車は、きっと最初から壊れていたのだ。
それでも、崩れずに何とか回り続けていたのは、最上玄一郎が存在していたからに他ならない。
勇次郎様の能力は、まさに神が与えた祝福そのものだった。
だが、いくら人を意のままに操れるといえども、病はどうしようもなかった。
戦争が終わり、高度経済成長も一段落した頃、最上玄一郎は病で倒れた。
結核だった。
勇次郎様は名医たちを支配しては最上玄一郎の治療に当たらせた。
当時、既に抗結核薬は開発されており、結核は治る病気だった。
それなのに、治療の甲斐もないまま日に日に最上玄一郎の容態は悪化し、とうとうあの世へ飛び立ってしまった。
神は勇次郎様を祝福した代わりに、最上玄一郎を彼の手から奪っていったように、私には思えた。
最上玄一郎は亡くなり、余計に勇次郎様は【人狼ゲーム】へのめり込むようになった。
様々な業界で活躍する男たちを集めては、【人狼ゲーム】で彼らを弄び、飽きたら捨てる。
奥様や子どもの前で彼らを陵辱し、家族もろとも精神を破壊することを愉しむ――。
「雅史、見なさい。男たちから搾り取った精液でプールを作ったよ。誰をまずは沈めようか。」
「勇次郎様……。」
「雅史。お前が入りなさい。」
粘り気のある液体が肌にまとわりつく。
体中に絡みつく男たちの精液。
雄の臭いが充満し、頭の奥まで痺れる。
だが、その一方で何人もの男たちの手が私の体を深い水底へ引きずり込むような気がしてならなかった。
俺たちも堕ちたのだから、お前も堕ちてしまえ――耳元でそう囁いてくる。
「勇次郎様、先日の【人狼ゲーム】に参加した方々はどのように……。」
「お前に任せる。一週間後に新しい参加者でまた始めるから、そちらも準備しておけ。」
「承知いたしました。」
勇次郎様は、集めた画家たちに最上玄一郎の痴態を描かせながら、私にそう命令する。
歯車は回る。
回りながら、次第にギシギシと音を立てて、狂っていく――。
「“玄一郎”、おいで。」
いつしか私は、父の名前で呼ばれるようになったのだろう。
「はい、勇次郎様。」
私は尻穴に巨大な張り型が突き刺したまま、裸で勇次郎様の元へ這い寄る。
「あぁ、“玄一郎”。今日も可愛い。」
勇次郎様は私の髪を優しく撫でながら、口づけをする。
「もっと可愛い姿を見せておくれ。」
そして、複数人の男たちが私の手足を拘束し、宙へと吊り上げる。
「あっ……あぁっ♡」
四方から手が伸びてきて、私の肌を撫で回す。
乳首を摘み、脇腹をくすぐってくるものもあれば、尻穴に指を挿れてくる者もいるし、足の裏の匂いを嗅いでくる者もいる。
「あ、あっ♡だめぇ……っ♡」
身体中の性感帯を弄ばれて、私は身体を捩る。
しかし、男たちは容赦無く責め立てる。
吊るされたまま、男たちに全身を弄ばれ、私は喘ぐことしかできない。
「あ゛っ♡お゛ぉっ♡」
乳首は真っ赤に腫れ上がり、尻穴もすっかり拡張されている。
もはやそこは排泄器官ではなく、性感帯へと変わり果ててしまったのだということを嫌でも自覚させられる。
「気持ち良いかい?“玄一郎”。」
「はいぃっ♡きもちいいれすぅっ♡」
「いい子だねぇ。それじゃあ、イき狂うといい。」
「ん゛あ゛ぁっ♡イグッ♡イキますっ♡」
男たちが入れ替わり立ち替わり、私の体を蹂躙していく。
私は獣のように吠えながら、与えられる快感に溺れていく。
私は雅史から“玄一郎”へと変わった。
“玄一郎”との思い出を語られ、“玄一郎”への愛を注ぎ込まれ、“玄一郎”の代わりになっていく。
ようやく自分が“玄一郎”と呼ばれることに慣れてきたかと思えば、勇次郎様から突然、「お前は誰だ」と問われた。
「も、最上“玄一郎”です。勇次郎様。」
「玄一郎?知らぬ。それより、次の遊戯はいつ始まる?」
勇次郎様は無表情のまま、私を見下ろす。
その瞳には光が無く、深淵のように黒く澱んでいた。
ついに私は勇次郎様に求められることもなくなった。
しかし、長年調教され続けた体は、夜になると勝手に疼き出す。
「んっ♡んぅ……っ♡」
自ら乳首を摘み、尻穴を指で掻き回す。
しかし、いくら弄っても足りない。
どれだけ快楽を得ようとしても、満たされない心地になるのみだった。
それでも私は無様に自らの体を虐め続けるしかなかった。
私は勇次郎様のもの。勇次郎様の許可なしに、他の男たちと交わってはいけなかったからだ。
「あ、あっ♡もっとっ♡もっとぉ♡」
――苦しい。
日中は淡々と【人狼ゲーム】の処理を行い、夜は無様に自らを慰め、ただ勇次郎様の許しを待ち続ける。
――苦しい。
【人狼ゲーム】でおかしくなった男たちやその家族の目が、私を責め立てる。
――苦しくて、たまらない。
心はとうに限界を迎え、身体すら自分のものでないような気さえする。
しかし、この苦しいから逃れる方法が分からない。
「……………え?」
そうこうしているうちに、勇次郎様が亡くなった。
呆気ない幕切れだった。
私を支配してくれる人は、消えた。
その瞬間、私の中の歯車はついに音を立てて壊れた。
体の中で燻る熱。しかし、命令がなければそれを発散することもできない。
私はどうやってこれまで息をしていたのだろう。
勇次郎様の命令がないのならば、私はどう生きていけばいいのだろう?
「……勇次郎様を、生き返らせねば。」
私は、ぽつりと呟いた。
もちろん、死者を蘇生するのは無理だ。
しかし、ここは〈初瀬山邸〉。
初瀬山勇次郎が遺した、それを目にしただけで人を支配する様々な『道具』がある。そして、かつて初瀬山勇次郎が他者に自分の記憶を移すために作った『装置』もあった。
ずっと彼の側にいたから、何がどこにあるのかも全て把握していた。
私は考えた。
まずは適当な理由をつけて、人々を〈初瀬山邸〉へ集める。
初瀬山勇次郎の自画像を見せ、『外は豪雨だから屋敷から出られない』という催眠をかける。
そして、人々を【人狼ゲーム】に参加させ、【人狼】に他者を支配する快楽を植えつける。
さらに『特殊カード』を手に入れるために初瀬山勇次郎のコレクションを探させる。
そのコレクションを見つければ見つけるほど、初瀬山勇次郎の記憶はその人に流れ込んでいき、いずれ初瀬山勇次郎の人格と取って代わられる――。
そうして、【人狼ゲーム】の終了ともに、新たな初瀬山勇次郎が生まれるだろう。
同時に、私には新しい支配者が与えられる。
ちょうど初瀬山勇次郎が最後に行った【人狼ゲーム】に参加した三島という男の兄弟に優秀なプログラマーがいたから、屋敷に誘い込み、洗脳してゲームアプリを作らせた。余計なジャーナリストもついてきたが、初瀬山勇次郎の『遺産』の前では為す術もなく、その意識を奪われた。
参加者の首に小型のGPSと盗聴器を付け、逐一状況の確認を行う。できるだけ【人狼】にとって有利に働くよう誘導し、確実に初瀬山勇次郎のコレクションへ辿り着かせる。
準備は完璧だった。
しかし、ここで邪念が混じった。
果たして、新たに生まれる初瀬山勇次郎は、私を支配してくれるのだろうか。
かつて初瀬山勇次郎が多くの男たちを使い捨てたように、いずれ自分も切り捨てられてしまうのではないか。
――嫌だ。もうあんな苦しみを、味わいたくはない。
そう思ったら、止まらなかった。
私は自分が勝つ【人狼ゲーム】を作り上げることにした。
幸い、生前の初瀬山勇次郎の試作ではあるが、【妖狐】のデータもあった。
【妖狐】として【人狼ゲーム】に潜り込み、育て上げた【人狼】を最後に勝者として私が掠め取る。
私は、一生私を大切にしてくれる主人を手に入れることができる。
想像しただけで、心が躍った。
「まるで美術館みたいですね!」
何も知らずにこの〈初瀬山邸〉へやって来てしまった八城アキラは、いずれ初瀬山勇次郎の人格にのみ込まれ、私の主人になってくれるだろう。
早く、早く私の所へ――。
***
「あ、目が覚めましたか?最上さん。おはようございまーす。ま、時間は夜だけど。」
八城アキラが私を見下ろし、赤い瞳を細めた。
「どうして……。」
どうせ負けるくらいなら、自分の主人が手に入らないのなら、死んでもかまわないと思った。
だから、【妖狐】は負けたら、自動的に『追放』されるよう設計したというのに。
どうして、不甲斐ない私は生き恥を晒しているのだろう。
「最上さんって、どの『特殊カード』が配布されるのかも管理していたんですか?」
八城アキラにそう聞かれ、私は首を横に振った。
「いえ……それではゲーム性が損なわれるので。」
「何でそこに関しては真面目なのか分からないけれど、それが仇となりましたね。」
八城アキラはスマホの画面を私の眼前に突き出す。
【特殊カード 『復活(Resurrection)』
効果:追放された参加者の意識を取り戻させ、ゲームに復帰させることができる。復活した参加者は、カードを使った者の陣営に属することになる。】
「というわけで、残念でしたねー!これで、最上さんも俺のものってわけです♡」
――歯車は、きっと最初から壊れていたのだ。
それでも、崩れずに何とか回り続けていたのは、最上玄一郎が存在していたからに他ならない。
勇次郎様の能力は、まさに神が与えた祝福そのものだった。
だが、いくら人を意のままに操れるといえども、病はどうしようもなかった。
戦争が終わり、高度経済成長も一段落した頃、最上玄一郎は病で倒れた。
結核だった。
勇次郎様は名医たちを支配しては最上玄一郎の治療に当たらせた。
当時、既に抗結核薬は開発されており、結核は治る病気だった。
それなのに、治療の甲斐もないまま日に日に最上玄一郎の容態は悪化し、とうとうあの世へ飛び立ってしまった。
神は勇次郎様を祝福した代わりに、最上玄一郎を彼の手から奪っていったように、私には思えた。
最上玄一郎は亡くなり、余計に勇次郎様は【人狼ゲーム】へのめり込むようになった。
様々な業界で活躍する男たちを集めては、【人狼ゲーム】で彼らを弄び、飽きたら捨てる。
奥様や子どもの前で彼らを陵辱し、家族もろとも精神を破壊することを愉しむ――。
「雅史、見なさい。男たちから搾り取った精液でプールを作ったよ。誰をまずは沈めようか。」
「勇次郎様……。」
「雅史。お前が入りなさい。」
粘り気のある液体が肌にまとわりつく。
体中に絡みつく男たちの精液。
雄の臭いが充満し、頭の奥まで痺れる。
だが、その一方で何人もの男たちの手が私の体を深い水底へ引きずり込むような気がしてならなかった。
俺たちも堕ちたのだから、お前も堕ちてしまえ――耳元でそう囁いてくる。
「勇次郎様、先日の【人狼ゲーム】に参加した方々はどのように……。」
「お前に任せる。一週間後に新しい参加者でまた始めるから、そちらも準備しておけ。」
「承知いたしました。」
勇次郎様は、集めた画家たちに最上玄一郎の痴態を描かせながら、私にそう命令する。
歯車は回る。
回りながら、次第にギシギシと音を立てて、狂っていく――。
「“玄一郎”、おいで。」
いつしか私は、父の名前で呼ばれるようになったのだろう。
「はい、勇次郎様。」
私は尻穴に巨大な張り型が突き刺したまま、裸で勇次郎様の元へ這い寄る。
「あぁ、“玄一郎”。今日も可愛い。」
勇次郎様は私の髪を優しく撫でながら、口づけをする。
「もっと可愛い姿を見せておくれ。」
そして、複数人の男たちが私の手足を拘束し、宙へと吊り上げる。
「あっ……あぁっ♡」
四方から手が伸びてきて、私の肌を撫で回す。
乳首を摘み、脇腹をくすぐってくるものもあれば、尻穴に指を挿れてくる者もいるし、足の裏の匂いを嗅いでくる者もいる。
「あ、あっ♡だめぇ……っ♡」
身体中の性感帯を弄ばれて、私は身体を捩る。
しかし、男たちは容赦無く責め立てる。
吊るされたまま、男たちに全身を弄ばれ、私は喘ぐことしかできない。
「あ゛っ♡お゛ぉっ♡」
乳首は真っ赤に腫れ上がり、尻穴もすっかり拡張されている。
もはやそこは排泄器官ではなく、性感帯へと変わり果ててしまったのだということを嫌でも自覚させられる。
「気持ち良いかい?“玄一郎”。」
「はいぃっ♡きもちいいれすぅっ♡」
「いい子だねぇ。それじゃあ、イき狂うといい。」
「ん゛あ゛ぁっ♡イグッ♡イキますっ♡」
男たちが入れ替わり立ち替わり、私の体を蹂躙していく。
私は獣のように吠えながら、与えられる快感に溺れていく。
私は雅史から“玄一郎”へと変わった。
“玄一郎”との思い出を語られ、“玄一郎”への愛を注ぎ込まれ、“玄一郎”の代わりになっていく。
ようやく自分が“玄一郎”と呼ばれることに慣れてきたかと思えば、勇次郎様から突然、「お前は誰だ」と問われた。
「も、最上“玄一郎”です。勇次郎様。」
「玄一郎?知らぬ。それより、次の遊戯はいつ始まる?」
勇次郎様は無表情のまま、私を見下ろす。
その瞳には光が無く、深淵のように黒く澱んでいた。
ついに私は勇次郎様に求められることもなくなった。
しかし、長年調教され続けた体は、夜になると勝手に疼き出す。
「んっ♡んぅ……っ♡」
自ら乳首を摘み、尻穴を指で掻き回す。
しかし、いくら弄っても足りない。
どれだけ快楽を得ようとしても、満たされない心地になるのみだった。
それでも私は無様に自らの体を虐め続けるしかなかった。
私は勇次郎様のもの。勇次郎様の許可なしに、他の男たちと交わってはいけなかったからだ。
「あ、あっ♡もっとっ♡もっとぉ♡」
――苦しい。
日中は淡々と【人狼ゲーム】の処理を行い、夜は無様に自らを慰め、ただ勇次郎様の許しを待ち続ける。
――苦しい。
【人狼ゲーム】でおかしくなった男たちやその家族の目が、私を責め立てる。
――苦しくて、たまらない。
心はとうに限界を迎え、身体すら自分のものでないような気さえする。
しかし、この苦しいから逃れる方法が分からない。
「……………え?」
そうこうしているうちに、勇次郎様が亡くなった。
呆気ない幕切れだった。
私を支配してくれる人は、消えた。
その瞬間、私の中の歯車はついに音を立てて壊れた。
体の中で燻る熱。しかし、命令がなければそれを発散することもできない。
私はどうやってこれまで息をしていたのだろう。
勇次郎様の命令がないのならば、私はどう生きていけばいいのだろう?
「……勇次郎様を、生き返らせねば。」
私は、ぽつりと呟いた。
もちろん、死者を蘇生するのは無理だ。
しかし、ここは〈初瀬山邸〉。
初瀬山勇次郎が遺した、それを目にしただけで人を支配する様々な『道具』がある。そして、かつて初瀬山勇次郎が他者に自分の記憶を移すために作った『装置』もあった。
ずっと彼の側にいたから、何がどこにあるのかも全て把握していた。
私は考えた。
まずは適当な理由をつけて、人々を〈初瀬山邸〉へ集める。
初瀬山勇次郎の自画像を見せ、『外は豪雨だから屋敷から出られない』という催眠をかける。
そして、人々を【人狼ゲーム】に参加させ、【人狼】に他者を支配する快楽を植えつける。
さらに『特殊カード』を手に入れるために初瀬山勇次郎のコレクションを探させる。
そのコレクションを見つければ見つけるほど、初瀬山勇次郎の記憶はその人に流れ込んでいき、いずれ初瀬山勇次郎の人格と取って代わられる――。
そうして、【人狼ゲーム】の終了ともに、新たな初瀬山勇次郎が生まれるだろう。
同時に、私には新しい支配者が与えられる。
ちょうど初瀬山勇次郎が最後に行った【人狼ゲーム】に参加した三島という男の兄弟に優秀なプログラマーがいたから、屋敷に誘い込み、洗脳してゲームアプリを作らせた。余計なジャーナリストもついてきたが、初瀬山勇次郎の『遺産』の前では為す術もなく、その意識を奪われた。
参加者の首に小型のGPSと盗聴器を付け、逐一状況の確認を行う。できるだけ【人狼】にとって有利に働くよう誘導し、確実に初瀬山勇次郎のコレクションへ辿り着かせる。
準備は完璧だった。
しかし、ここで邪念が混じった。
果たして、新たに生まれる初瀬山勇次郎は、私を支配してくれるのだろうか。
かつて初瀬山勇次郎が多くの男たちを使い捨てたように、いずれ自分も切り捨てられてしまうのではないか。
――嫌だ。もうあんな苦しみを、味わいたくはない。
そう思ったら、止まらなかった。
私は自分が勝つ【人狼ゲーム】を作り上げることにした。
幸い、生前の初瀬山勇次郎の試作ではあるが、【妖狐】のデータもあった。
【妖狐】として【人狼ゲーム】に潜り込み、育て上げた【人狼】を最後に勝者として私が掠め取る。
私は、一生私を大切にしてくれる主人を手に入れることができる。
想像しただけで、心が躍った。
「まるで美術館みたいですね!」
何も知らずにこの〈初瀬山邸〉へやって来てしまった八城アキラは、いずれ初瀬山勇次郎の人格にのみ込まれ、私の主人になってくれるだろう。
早く、早く私の所へ――。
***
「あ、目が覚めましたか?最上さん。おはようございまーす。ま、時間は夜だけど。」
八城アキラが私を見下ろし、赤い瞳を細めた。
「どうして……。」
どうせ負けるくらいなら、自分の主人が手に入らないのなら、死んでもかまわないと思った。
だから、【妖狐】は負けたら、自動的に『追放』されるよう設計したというのに。
どうして、不甲斐ない私は生き恥を晒しているのだろう。
「最上さんって、どの『特殊カード』が配布されるのかも管理していたんですか?」
八城アキラにそう聞かれ、私は首を横に振った。
「いえ……それではゲーム性が損なわれるので。」
「何でそこに関しては真面目なのか分からないけれど、それが仇となりましたね。」
八城アキラはスマホの画面を私の眼前に突き出す。
【特殊カード 『復活(Resurrection)』
効果:追放された参加者の意識を取り戻させ、ゲームに復帰させることができる。復活した参加者は、カードを使った者の陣営に属することになる。】
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