【完結】淫獄の人狼ゲームへようこそ

荒巻一青/もふモフ子

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五日目

おやすみ、いい夢を②

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【side:最上雅史】
 ちゅっちゅっと軽い音を立てて、アキラ様の唇が、全身余すところなく私の身体に触れる。
 首筋。肩のライン。胸元。腰周りから臍へと、まるで愛撫のように丁寧に唇を押し当てられてゆく。

「んっ……♡」

 時折、ちくりとした痛みが走る。痕をつけられているらしい。

「あ……あき、らさま……。」
「んー?」
「も、もう……っ。」
「んー。もう少し我慢して。」

 このやり取りは、何度目だろうか。
 彼は飽きずに、私の身体に触れ続ける。

「ぁ、んっ……♡」

 足の指一本一本まで丁寧に舐められ、私は堪らず甘い声を上げた。
 彼の熱い舌が、足の指の間を通るたび、身体が震えてしまう。土踏まずから、踵、くるぶしに至るまで丁寧に愛撫されるうちに、私の性器も熱を帯びていく。

 触れ方が優しすぎて、自分が彼の宝物が何かになったみたいに錯覚してしまう。
 恥ずかしい。逃げ出したくてたまらない気持ちになる。

「最上さん、足閉じないで。」

 彼の舌から逃げようと身を捩ると、私の太ももに吸い付いて跡をつけた。
 そして、私の膝裏に手を差し入れて足を抱え上げられると、秘部が晒される。

 そこはもうすっかり柔らかくなっており、ひくりと、刺激を待ち侘びるかのように震えていた。
 まだ一度も触ってもらえず、勝手にとろとろと愛液が溢れてくる。

「もう、挿れて下さい……っ。」

 私は恥ずかしさとじれったさに耐えかねて、アキラ様へ懇願する。

 だが彼は「もっと最上さんのことをとろとろにしてからね♡」と言って、今度は脇腹に吸い付く。
 脇腹を優しく撫でられ、ぞわっとした感覚とともに、腰が跳ねた。
 さらに彼の舌はゆっくりと私の身体を下がってゆき、臍のまわりも丹念に舐め回される。

「ぁ゛っ、ぅう……♡♡」
「んー、かわいい。お腹びくびくしてきたね♡」

 アキラは私の下腹部を撫でると、そこにもキスマークをいくつも残していく。

「腕上げて。」

 そう言われて、大人しく両腕を上げるとアキラ様が私の脇に鼻を埋め、すぅと息を吸い込んだ。
 そして、そのまま舌で舐められる。くすぐったくて身を捩ろうとするが、彼に抱きつかれて動けない。
 彼はそのまま脇の下から肋骨の間を通り、胸までを舐め上げる。
 そして、最後に乳輪の周りをくるくると舌先でくすぐられた。
 もどかしい刺激。

「フーッ♡フーッ♡」

 早く、触って欲しい。
 強く抓って欲しい。
 全身がまるで性感帯になったみたいに、どこを触られても気持ち良く、身体が疼く。
 それなのに、決定的な刺激を与えようとはしてくれなくて、私の理性がどんどんと溶け出していく。

「キスしましょう、最上さん。」

 そう言って唇は合わせるが、舌は入れてくれない。
 何度も何度も、軽く触れ合うだけのキスを繰り返され、頭がぼうっとしてくる。

「最上さん、キス、好きでしょう?舌、出して?」

 彼の指示に従い舌を突き出すと、その先端をチロチロと舐められた。
 舌先に感じる刺激が気持ちいいはずなのに、物足りない。
 もっと欲しいと思うのに、彼は決して深くは踏み込んで来なこい。

「はぁ……っ♡んっ♡アキラ、さまっ……♡♡もっとぉ♡舌、舐めて……っ♡」
「ふふっ。可愛いね、最上さん。」
「んぅぅ……っ♡」

 彼の舌に自らのそれを絡め、吸い付けば、彼は私を強く抱きしめて、私の頭を撫でてくれた。
 そしてまた軽いバードキス。
 もっと、もっと深いキスをして欲しいのに、なかなかしてくれないものだから、自然と涙が溢れるくらいに焦れったい愛撫が続く。

「こんなふうにとろっとろになるのは、初めて?」

 こんなの知らない♡
 別に挿入されていないのに、脳までとろけてしまいそうなほど、全身が甘く、熱く疼いている。

 アキラ樣の、おちんぽが欲しい♡
 早く中をぐちゃぐちゃに掻き回して、奥を思いっきり突いて、中にたっぷり種付して欲しい♡
 こんなの、がまんできないっ♡

「アキラ、さま……っ♡もう、だめ……ですっ♡はやく、ください……っ♡」

 私ははしたなくも、アナルの縁に指を引っかけ、くぱぁ♡と左右に拡げてみせた。

「見て……っ♡私のおまんこ♡とろとろで……っ♡アキラさまの、おちんぽがほしくて……っ♡こんなになってしまったんです♡はめ、はめてください……っ♡」

 しかし、アキラは「んー?」と言うと私のお尻を優しく撫でるだけだ。
 そのまま内腿に指を滑らせて、陰部を掠める。もどかしさから、腰が動いてしまうのを止められず、私は自ら足を開いて、彼の指を誘った。

「ほら……♡はぁ……っ♡んっ♡」

 ようやく彼の指がアナルのひだをなぞった時、それだけで身体がびくびくと痙攣して、ぷしゅっ♡と精液が噴き出した。

「……え?」

 呆然と自分の性器を見下ろすと、そこは壊れた蛇口のようにとろとろと白濁液を流し続けていた。
 そして、その感覚だけで再び達してしまったようで、びゅくっ♡と尿道口から精液が溢れる。

「ぉ゛っ……♡」
「あーあ♡またイっちゃったんだね、最上さん♡」
「な、なんれぇ……?♡」

 ただアナルの縁を触られただけで、達してしまった。
 そんなこと、あるはずないのに。
 するとアキラ様は、そんな私の姿を見て嬉しそうに笑う。

「ふふ♡言ったでしょ。今日は優しく抱いてあげるって。今まで乱暴な快楽ばかり叩き込まれてきたんだものね。でも、もう最上さんを抱いているのは、初瀬山勇次郎じゃない。俺だから。」

 そこからの記憶は、ひどく曖昧だ。

 「久しぶりのアナルセックスだもんね♡」と、執拗なほどにアキラ様はアナルをゆっくりと丁寧にほぐし、その焦れったさに腰を浮かせれば、「だーめ♡」と優しく制されてしまい、ひたすらに甘くとろけるような絶頂を味わうばかり。

 ようやくアキラ様の亀頭を肉壁が捉えたと思っても、亀の歩みのようにゆったりとしていて、一向に奥まで挿れて貰えない。
 アキラ様のカリ首や血管の形まではっきりと感じるくらいにゆっくり、ずるずると腸壁の襞が擦られてゆく。
 その感覚に脳髄が溶かされていく。

「あ~~っ♡あ゛~~~っ♡」

 口は開きっぱなしで、馬鹿みたいな喘ぎ声しか出てこない。
 こんな声を出したら、普通は引かれるのに、アキラ様は「頭とろけちゃうくらい、気持ち良いね♡全部上書きしてあげるからね♡もう二度とあいつのことを思い出せないくらい、俺のことを好きになろうね♡」と言って、自分のちんぽの形を覚えさせるかのように、ゆっくりと、じっくり、腸内を教育してくる。

「あ゛~~っ♡あ、ああ、アキラ……っ♡さま……ぁ……っ♡」

 もう少し♡
 もう少しで、奥に、きてくれる♡
 あとちょっと♡あと数センチ♡

「あ~あ♡涎垂らしちゃって……♡可愛いなぁ……♡」

 とんっ♡

「~~~っ♡♡♡」

 待ち望んだ最奥を突かれた時、頭の中で何かが弾け飛ぶ音がした。
 一回軽く突かれただけなのに、もう目の前がチカチカと白くなっている。

 こんな、こんな気持ちいいことなんて、知らなかった……♡ 
 アキラさまのおちんちん、しゅごい……♡
 抜かないで欲しい……♡
 一生、このちんぽにハメられていたい……♡ 
 私は必死に自分の尻穴へ力を入れて、彼のちんぽを締めつける。
 するとアキラは嬉しそうに笑った。

「ふふ♡そんなに必死に締め付けなくたって、俺はどこにも行かないって。上も下も、キスしてあげる♡」

 やっとアキラ様の舌が、私の舌を絡め取り、唾液をたっぷりと含ませるようにしてから強く舌を吸い上げられた瞬間、再び頭の中が弾ける。

「お゛っ……♡あへ……♡」

 たかが、キスなのに♡
 こんな深い絶頂、知らない♡

「ぁ……え……♡あ……へ♡」

 もう、自分が何をしているのか分からない。
 ただひたすらに、アキラ様の熱い舌が口内と舌を舐め上げていき、その度に頭が真っ白になっていってゆくような快感に酔うことしかできないでいる。

「最上さん。俺が、たっぷり愛してあげる。だから、辛かったこととか苦しかったこととかよりも、俺のことだけを考えて。」

 そう優しく囁くと、アキラ様はとんとん♡と奥をノックした。

 頭の中が塗り替えられる。
 最初から、私がお仕えしていたのはアキラ様だけだったような、そんな気がしてしまうほど、彼に支配されてゆく。
 それは、なんて、幸せな……♡ 
 意識が白んできて、ふわふわと身体が浮遊しているような感覚に陥る。

「は……ぁ……っ♡」

 もう、わけがわからない。全身が熱くて、気持ち良くて、幸せでいっぱいで……。

「よく最後まで頑張りましたね、最上さん。ゆっくりお休み……。」

 そう言って優しく微笑むアキラ様の声を聞きながら目を閉じると、私の意識はそこでぷつりと切れた。

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