【完結】淫獄の人狼ゲームへようこそ

荒巻一青/もふモフ子

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六日目

初瀬山勇次郎の肖像

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【side:八城アキラ】

 いや、真面目か。

 最上さんから俺のスマートフォンに送られてきたデータには、初瀬山勇次郎のコレクション一覧が記されていた――詳細に。

 今朝、徹と無事に仲直りをした最上さんを犯しながら、初瀬山勇次郎のコレクションを全て閲覧することを伝えた。
 危険だと止められたが、おそらく勇次郎の記憶に影響されることはもうないだろう。
 昨晩の『最上家の男』の絵画から読み取った記憶から、既に勇次郎の人となりや思考は、ある程度理解した。
 流れてくる勇次郎の記憶に没入することなく、距離感を保ちながら対応すれば、AVをひたすら見るようなものだ。

 これ、全部観るのか。大変だな。
 しかし、初瀬山勇次郎の記憶から彼の催眠や洗脳技術を盗んで、この屋敷とおさらばしたい。
 大体にして、【人狼ゲーム】の勝者には、初瀬山勇次郎の遺産の全てが与えられるのだから、別にかまわないだろう。まだ勝ってないけど。

 初瀬山勇次郎のコレクション一覧には、どこにそれが設置されているのかも記載されていた。
 部屋に学斗と徹を残し、まずは一階に設置されているものから片っ端に見ていくことにする。

「って、教授!」
「おや?アキラくん。」

 一階へ続く階段の踊り場で、柳生教授が軽く手を振る。

「えっと、昨日は色々とありがとうございました。」

 昨日、教授には学斗と協力してもらい、拓兄や清水先輩を眠らせたり、部屋に運んでもらったりした。
 その後、精液でどろどろだった透の身体の後処理なんかも手伝ってくれたのだと、学斗から聞いた。

「とんでもありませんよ。昨日はいわゆる【人狼ゲーム】の山場でしたからね。私にできることはなんでもしますよ。」
「そう言っていただけると、ありがたいです。教授はここで何を?」
「ああ、あれを見ていたんです。」

 教授が指差した先には、初瀬山勇次郎の肖像画があった。

「歴史は栄枯盛衰の繰り返しではありますが、彼は勝者のまま生を終えた側でしょう。それなのに、なぜでしょうね。どの作品でも、初瀬山勇次郎はいつも渇いた表情をしている。彼が求めても、手に入らないものなんて、ほとんどなかっただろうに。」

 肖像画の中の初瀬山勇次郎は、俺たちを睥睨している。
 自信ありげに見える姿だが、俺は知っている。

「穴のあいたタライには、いくら水を注いでも一向に溜まらないんですよ、教授。」
「タライ?」
「幸せを享受できる心が養われていないと、いくら周囲が愛してくれても、満たされない。あと、多少の妥協も大事だと俺は思うんですよね。」
「ふむ。なるほど。」
「その点、俺は顔が整っていて、勉強もスポーツできて、コミュ力もあるし、セックスだって最高に上手い。自己肯定感が天元突破している。あと、愛情を注がれれば注がれるほど、応えられる人間だから、初瀬山勇次郎とタイマン張ったら、俺が勝ちますね!」

 俺がドヤ顔をすると、教授が吹き出した。

「ははっ!自己分析が良くできていますね。その通りです。アキラくんは素晴らしい青年だ。」

 教授が微笑みながら言う。
 そんな教授の顎を掴むと、途端に教授は顔を真っ赤にさせた。

「い、今、真面目な話をしていたのに……!」
「いや、すみません。ちょっとムラッときて。」
「初瀬山勇次郎だって、見てる……っ。」
「見せつけてやりましょうよ。」
「ん……っ♡」

 俺が教授の唇をぺろりと舐めると、教授は観念したように目を瞑った。

「ふっ♡んう♡」

 舌を入れれば、教授はすぐに夢中になった。
 キスをしながら股間に手を伸ばすと、そこはもう硬く張り詰めている。
 そのまま扱くと、キスの合間から「あぁん♡」と甘い声が上がった。
 我慢できなくなった俺は下着に手を突っ込み、教授を絶頂へ誘う。

「ん、ふぅ♡ん、んんん~~ッ♡」

 がくがくと腰を突き出し、絶頂を迎えた教授は崩れ落ちそうになるのを必死に耐えている。
 俺の腕に掴まることで体勢を整え、なんとか踏ん張っているが、快楽の余韻か時折小さく喘いでいた。

「手、べっとべと♡」

 俺の手についた、教授の精液。
 それを彼の目の前に差し出すと、目の縁をほんのり赤くした教授が、その臭いにつられたかのように、俺の手をぺろぺろと舐め始める。

「んちゅっ♡じゅるっ♡」

 指を丹念にしゃぶられる。
 ぺちゃりと指についた精子を美味しそうに舐めて嚥下すると、教授は恍惚とした表情を浮かべた。

「はぁ……っ♡」
「いやらしいなぁ、教授♡こんな廊下で、誰に見られているか分からないのに♡」
「だ、だって……。」

 教授がもごもごと口をつぐませた。

「昨日、アキラくんがセックスしてくれなかったから……♡」

 そう言って、潤んだ眼差しで見つめてきた。

 ああ、なんて可愛い。今すぐめちゃくちゃ可愛がってやりたい。
 この場で犯すことはできないけれど、もう少しだけ遊んでいこう。

 俺は教授を後ろから抱きしめる。

「……昨日は、どうしてたの?」

 ちゅっ♡と音を立てて、教授の耳たぶを食んだ。

「んっ♡昨日は……自分の指で慰めて……♡」
「どうやって?」

 俺は教授を壁の方へ追い詰めて、彼の尻に手を伸ばす。
 下着の上から、そっと割れ目をなぞるように撫でた。

「ひ、人差し指で、穴の周りを、くるくるって♡」
「それから?」
「あぅっ♡……ん♡指の先端で、つん、つんって♡」
「ふふ、教授は本当に淫乱だ。」

 俺は彼のズボンの中に手を入れる。
 言われた通り、人差し指でまずは穴の周りを優しく撫で撫でしてから、ゆっくりと指の先端を中に入れる。
 それから、くぷくぷと出し入れした。
 俺の愛撫に合わせて、教授が小さく喘ぎ声を漏らす。

「んっ♡はぁ……♡」

 それから、少しずつ指を奥へ進め、第二関節あたりから、くに、くにっと曲げた。
 するとすぐに、ぷっくりとした感触を捉えることができた。
 教授の身体がぴくっと震える。

「昨日はここも、いじめたの?」
「んんっ♡や、やってない……っ♡」

 俺の指を咥え込んだ教授のそこが、きゅうっと締まった。
 俺は彼の前立腺を撫で上げた。

「ああん……♡そ、そこ、だめ……っ♡」
「だめなの?本当に?こんなに感じちゃってるのに?」
「ひぅっ♡だ、だって、そこ……すぐイッちゃう……っ♡」
「いいよ、イこうよ教授♡」

 そう言いながら、俺はぐりりと押しつぶすように前立腺を刺激した。

「イクッ♡アキラくんにっ、指一本で♡イかされ……っ、ああ~~っ!♡」

 瞬間、教授の身体が痙攣して、彼のズボンがじんわりと生温かくなる。
 俺はアナルから指を抜き、股間のそのシミを広げるように、ぐりぐりと掌を押しつける。

「はっずかし~、教授♡おもらししちゃったね♡しかも、まだちんぽ勃たせて♡そんなに気持ちよかった?」
「あ……っ♡あ、アキラくんが、いっぱい触るせい……♡」

 そう答える教授の耳は赤いままで、瞳は涙で潤んでいる。
 誰だ、こんなにいやらしい教授を作り上げたのは。俺です。

「じゃあ、あとでもっと意地悪なことしてあげるから♡」

 教授はこくりと小さく首肯した。

 おっし!これで気力は万端!
 教授を部屋へ戻し、俺は初瀬山勇次郎のコレクションとにらめっこをするために、一階へと下りていった。
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