【完結】縁起終夜の華麗なる異世界支配

荒巻一青/もふモフ子

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第一章:第三師団の陥落

最低な父親④

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***


「ひぐっ♡うぁっ♡あっ♡あんっ♡んぁぁっ♡」

 翌日も、仕事中だろうが、訓練中だろうが、終夜に見つかれば、彼の気分次第でセックスを強要された。

「こ、こんな♡ところでぇ♡」
「え?いいじゃないですか♡太陽の光もあって、気持ちいいですよ♡」
「ふっ♡んぅっ♡」

 終夜とブラックは、木陰の下で行為に及んでいた。周囲に人の気配はないものの、いつ誰が通るか、ブラックは気が気ではない。
 服を脱がされ、全裸になったブラックは木に抱きつくような状態で、片足を上げて、後ろから犯されていた。
 終夜の言う通り、太陽が出ているため明るいが、そのぶん、全身がはっきりと見えてしまう。
 終夜のものを美味そうに飲み込む後孔はもちろんのこと、鍛え上げられた胸筋から腹筋、さらには腕までも露わになっていた。
 さらに、股間からは勃起したブラックの陰茎が見えており、それは透明な液体をダラダラと流しながら揺れていた。

「先輩のここ、いつもよりすごい締め付けですよ?そんなに見られてるのが好きなんですか?それとも、誰かに見られてるとでも思って興奮してるんですかね?あははっ♡」
「ちがっ♡違うっ♡あっ♡」

 終夜の言葉に反論しようとしても、ブラックの口から出るのは喘ぎ声だけだった。
 終夜はブラックの首筋にキスをして、そのまま強く吸った。

「ははっ♡またいっぱいつけちゃいました♡」

 終夜は嬉しそうに笑いながら、何度もキスをする。
 ブラックは自分の体に散った赤い跡を見て、恥ずかしさと、それ以上に強い幸福感を感じた。

(こんな、こんなことをされて……嬉しいなんて……!俺は、もう……!)

 ブラックがそう思っているうちに、抽挿は徐々に速くなり、ラストスパートに入った。

「あぁっ♡あっ♡激しっ♡」
「木に乳首を擦りつけるなんて♡淫乱すぎますよ先輩♡ほらっ♡もっと突いてあげますからね♡」

 終夜に言われるまでもなく、ブラックは腰を振り、自ら乳首を刺激した。すると、快感は倍増し、すぐに達してしまいそうになる。

「あっ♡おぉっ♡イ、イクぅ♡」

 ブラックは射精したい欲求で、頭の中を埋め尽くされる。

「たっぷり木に栄養をあげましょうね♡」
「はっ♡はいぃっ♡ん、ああああっっ!!♡♡♡」

 ブラックは白濁液を木に向かって勢いよく放った。木には、ブラックの濃い精液が大量に付着しした。そして、終夜も中に出してブラックを解放する。
 ズルリと引き抜かれる感覚に身震いし、ブラックはその場に崩れ落ちる。
 終夜はその隙に素早く衣服を整える。そして、「じゃ、また♡」と嵐のように消え去る。
 残されたブラックはしばらく放心状態だったが、やがて立ち上がり、ゆっくりと歩き出した。


 ***


「最近、シュウヤが全然俺とセックスしてくれねぇんだよなぁ。」

 ケニーが何気なく発したその一言に、ブラックの心臓はドクンと大きく跳ね上がった。

「……え?」
「恋人同士なのに、ここ最近は誘ってもノってくれないし。まぁ、俺が忙しいってのもあるけれど。でも、ここ数日は俺の部屋にすら来てくれねぇんだもん。」
「へ、へぇ。そうなのか。」

 当たり前だ。昨日も、一昨日も、終夜はブラックの部屋に入り浸り、一晩中ブラックを犯し続けていたのだから。
 ブラックは内心の動揺を隠しつつ、平静を保ったフリをした。

「たまたまじゃないか?それより、今抱えている案件はどうなっているんだ?」
「それがさぁ、今日も出張しなきゃいけないんだよなぁ。ブラック、代わってくんない?」
「俺は俺で、仕事いくつか抱えてんだよ。」
「ちぇー。」

 その後も他愛のない話を続け、何とか乗り切ったブラックは安堵のため息をついた。
 だが、それも束の間だった。
 ケニーと別れ、団長室に書類を提出しに行こうとしたその時、終夜と鉢合わせしてしまった。

「お疲れ様です、ブラック先輩。」
「あ、あぁ……。」

 終夜を視界に入れるだけで、ブラックの体は火照ってしまう。
 そんなブラックの様子に気づいたのか、終夜はブラックの腕を掴み、自分の方へと引き寄せた。
 終夜は彼を抱きしめ、激しく唇を奪った。舌を差し入れられ、ブラックはそれを受け入れる。

「ふぅ♡んっ♡んふぅっ♡」

 ブラックがキスに夢中になっているうちに、終夜は彼の服の中に侵入した。
 乳首の周りを刺激しながら胸筋を揉む。それだけでもブラックの肉棒は大きく反応する。
 終夜の手はズボンの上からブラックのものに触れた。

「あっ♡」

 思わず声が出てしまい、ブラックはハッと我に返った。
 誰かがいるかもしれない廊下で、当たり前のように終夜の行為を受け入れてしまっている自分に愕然とする。

(俺は……一体……!)

 いけないと思い、終夜から一歩離れると、終夜もそれ以上求めてこなかった。

「先輩は、団長室に用事が?」
「書類を、提出しに……。」
「あ、そうですか。では、一緒に行きましょう。」

 終夜に手を引かれ、二人で並んで歩いた。
 目的地に到着し、扉をノックして入室するが、ハインリヒの姿はない。机の上を見ると、書きかけの書類が放置されている。どうやら急な呼び出しか何かを受けて、部屋を出ていったらしい。
 ブラックは書類を机上に置いて、団長室を出ていこうとした。しかし、その直前、終夜に腕を掴まれてしまった。

「ブラック先輩、ボク、またムラムラしてきちゃったんですけど♡」

 終夜は満面の笑みを浮かべていた。断る理由は何一つ思いつかない。それどころか、ブラックもまた心のどこかで終夜との行為を望んでいた。

「いいですよね?♡」
「…………あぁ。」

 ブラックが返事すると、終夜は素早く彼の腕を引き、団長室のソファに押し倒した。

「ここなら大丈夫ですよね♡」
「ん……っ♡」

 終夜がキスをしてブラックの口を塞ぐ。その間に彼はブラックの下半身から陰茎を取り出した。すでに硬くなっており、先端からは透明な汁が出ている。

「もうこんなにして、可愛いですね♡」
「あっ♡あっ♡ん、あっ♡」

 終夜にしごかれ、すぐに射精感に襲われる。ブラックは達してしまいそうになるが、終夜が根元をギュッと握ってそれを阻止してしまう。

「ダメじゃないですか♡まだ早いですよ♡」
「くぅっ♡」

 射精できないまま、ブラックは何度も寸止めを食らう。そのたびに全身は痙攣し、涙で顔を濡らす羽目になる。

(イキたいのに♡苦しい♡早く♡イきたい♡)

 イけない辛さと苦しさに頭がおかしくなりそうだ。

「あははっ♡すごい♡ずっとイきたくて仕方がないみたいにビクビク動いてますよ♡」

 終夜の言葉通り、ブラックのものは萎えることを知らないように震え続けている。

「あ、そうだ♡」

 終夜はブラックを立ち上がらせ、陽光が差し込む窓の前に移動させた。そして自分はブラックの背後に移動する。

「これだと、外から先輩の姿がよく見えますね♡」

 終夜は楽しげに笑いながらブラックの股間を弄る。指先で尿道を刺激しつつ、竿をしごき、再び陰嚢に触れて優しく撫でる。

「あ、あぁっ♡み、見られる♡」
「見られるかもしれない状況に、興奮していますね、先輩♡」

 終夜が耳元で囁いた。
 確かに、いつもより敏感になっているような気がする。
 ブラックは無意識のうちに脚を広げ、大きく腰を動かしていた。

(気持ち良いっ♡イクっ♡イッてしまうぅ♡)

「あっ♡あっ♡おぉ♡おほっ♡」
「うわぁ♡ブラック先輩のガニ股腰振りエッチすぎるでしょ♡そんな下品なポーズでイクとか、最高すぎ♡」
「おっ♡イグゥウウッ!!♡♡♡」

 ついにブラックは絶頂した。勢いよく放出された精液は窓ガラスにべっとりと付着し、糸を引いて垂れ落ちていく。

「あーあ。団長室の窓、汚れちゃいましたね♡」

 終夜は手に付いた液体をペロリと舐め取り、それからブラックに口付ける。
 そして、ハインリヒが戻ってくるまで、二人は狂ったように交わり続けていた。

「な、何をしているんだ!」

 ソファに横たわるブラックと、その上に跨っている終夜。
 二人の衣服が乱れ、床には大量の書類と精液が散乱しているし、ブラックは前後不覚で口の端からよだれや精液がこぼれている。
 ここでいかに激しい性行為が行われていたのか、入ったばかりのハインリヒですら容易に想像がつくほどだ。
 しかし、当の本人は涼しい顔でこう答えた。

「見てわかりませんか?セックスですけど?」

 終夜はそう言ってブラックの尻を鷲掴みにした。それだけでブラックの体はピクッと反応する。

「ハインリヒ団長にも見てもらいましょうか。ほら、こっち向いてください。」

 終夜の指示に従い、ブラックはソファから立つと、両手を頭の後ろに組み、両足を限界まで開いた体勢を取った。
 その光景を見て、ハインリヒは思わず息を飲む。

「いい格好でしょう?」
「……っ。」

 ハインリヒが何か言う前に、終夜は再び挿入を開始した。
 ハインリヒの目の前で繰り広げられる痴態に、怒りが、憎しみが、殺意が湧いてくる。

「あひぃいっ!♡♡あへぇ♡♡」
「あれ、どうしました?なんか前よりも感度上がってないですか?やっぱ団長に見られているせいかな?それともブラック先輩がド淫乱なのかな♡」
「す、すみません♡団長ぉ♡お、俺ぇ♡団長のお部屋の窓、汚して♡また粗相を♡♡申し訳ありません♡んおおお!♡♡」

 終夜の肉棒がブラックの最奥を突き上げた瞬間、彼の性器の先端からは透明な汁が大量に噴き出した。

「しゅ、シュウヤ・エンギ!今すぐその行為をやめるんだ!」
「あはは!『ハインリヒ団長はボクたちのセックスを気にせず、お仕事していい』ですよ。」
「えっ。」

 瞬間、ハインリヒの荒ぶっていた感情が消え失せる。

(セックス……気にしない……。)

「そうか。僕は『君たちのセックスを気にせず、仕事をしよう』。だが、あまり羽目を外すなよ、ブラック?」

 そう言って、ハインリヒはブラックのザーメンで汚された執務椅子にべチャリと音を立てて座り、何事もなかったかのように仕事を再開させる。
 その傍らで、ブラックと終夜は互いに唇を貪り合う。

(俺は、何を……?)

 けれども、すぐにブラックの思考は快楽に染められ、ちゅぱちゅぱ♡と終夜とのキスに夢中になる。

「あっ♡んっ♡ちゅっ♡んむっ♡」
「んっ♡先輩、可愛い♡もっと舌出してください♡」

 終夜に命令されるがまま、ブラックは積極的に自ら舌を差し出す。さらに、終夜アナルを弄ばれるたび、ブラックの体が大きく跳ね上がる。

「あひっ♡お、おれ♡だめ♡こんなことしたら♡んんんっ♡」
「ダメじゃなくて、いいでしょう?」
「は、はい♡いいです♡もっと、俺のメスマンコ、おかしてください♡」

 終夜に囁かれ、ブラックは彼の言いなりになる。
 ブラックは終夜にキスされながら、何度も犯されて達していた。もはや理性は残っておらず、ブラックは終夜の命令に逆らえない状態になっている。

(気持ち良い♡)
(シュウヤ♡シュウヤ♡)
(好き♡シュウヤのチンポ、大好き♡)

「あああぁっ!!♡♡イグゥウウッ!!♡♡♡」
「はぁ、すごい♡ブラック先輩、最高にエロすぎますね♡」
「あ、あぁっ♡あへ♡」

 終夜の言葉に反応して、ブラックが嬉しそうな表情を浮かべる。
 当初はケニーを救うために、いやいや抱かれていたブラックも、もう完全に堕ちてしまった。
 一方のハインリヒは、ブラックの嬌声を気にせず、無言で書類をめくる。

 ――第三師団は、もう彼らでは手の施しようがないほどに、終夜の毒牙に侵されていた。
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