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第二章:変えられた人々と街
『調教』③
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「こんにちはー!いつもありがとうございます!」
「おう、ティモス君。今日もお疲れ様。人を呼んでくるから、ちょっと待っていてくれ。」
「はーい。」
昨日と同じように騎士団の塔へやってきたティモスは、門兵に話しかけ、責任者が来るのを待つ。
(昨日はなかなかパンチの効いた人だったな……。できれば、今日は普通の人がいいけれど。)
しかし、そんなティモスの願いをあざ笑うかのように、昨日と同じく多くの兵士たちが列を成し、下半身を脱ぎ出した。
「『おちんぽ花嫁』であるブラックー隊長に、おちんぽ敬礼!♡」
「おちんぽ敬礼!」
そして彼らは一斉に天におちんぽを向けた。
「えぇ……。」
ティモスはげんなりした表情でそれを眺めた。
正直、また変な人が来たと思ってしまった。
「おう、おちんぽ騎士共、ご苦労さん。」
男はそう言って、騎士たちのおちんぽに挨拶するかのように、ぽんぽんと亀頭を撫でていく。
すると、それに応えるように騎士たちのおちんぽは、激しく動き出した。
「ああぁぁっ!!♡」
「おちんぽぉおおおお!!♡」
男たちの射精の叫び声と精液が噴き出す音が響く中、ブラックと呼ばれた男は何でもないように、門の外で待つティモスに声を掛けた。
「いつも悪いな。それが例の薬か?」
ブラックの言葉に、ティモスは「そうです。」と答え、薬の入ったかごをそのまま手渡した。
「サンキューな。あ、俺の自己紹介がまだだったな。俺はブラック・レイン。かつては『黒騎士』の異名をもっていたが、家族を捨てて、今はすっかりエンギ神の遊び道具となった『肉便器・奴隷騎士(スレイブナイト)』のもう一人だ。よろしくな。」
「よ、よろしくお願いいたします……。」
(やっぱり昨日の人と同じ感じだったか……。)
ブラックは、黒いドレッドヘアーが特徴的な大柄の長身の男だった。
それだけでも目を引くのだが、ブラックはさらに露出度の高いメイドの衣装を身に纏っていた。
黒を基調としたそのメイド服はスカート丈が非常に短く、歩く度にちんぽがはみ出た面積の少ない下着が見え隠れした。さらに、胸元は大きく開き、レースが真ん中で交差して、乳首の位置を強調しているデザインだ。
「どうした?何か言いたいことでもあるのか?……あ、もしかして、昨日ケニーの野郎が何か失礼なことしたのか?」
ブラックは心配そうな顔をティモスに向けるが、ティモスは慌てて手を振った。
「い、いえ!とんでもない!とても良い方でしたよ!その、少しびっくりしましたけど……。」
「そうか。なら良かった。あいつは見た目はチャラ男だが、中身は案外ピュアだからな。嫌わないでやってくれ。最近、あまりセックスできず、ちんぽがイライラしているみたいだしな……。」
「ちんぽが、イライラ……。」
「あと、これ。今日のお礼だ。」
そう言うと、ブラックは小さな紙袋を手渡してきた。
「これは……?」
「俺の手作りのクッキーだよ。今朝焼いたんだ。食後のデザート代わりに食べてくれないか?」
「えっ!?あ、ありがとうございます!」
ブラックは大柄な見た目と反して、かなり気遣いのできる大人だった。ケニーとお揃いの露出度の高いメイド服を着ているが。
(ケニー隊長じゃなくて、ブラック隊長の方が話しやすいなぁ。優しいし。)
「いいってことよ。――ところで、ヴァドスの調教はどうだ?」
ブラックが何気なく聞いてくるものだから、ティモスもつい世間話をするかのように、素直に答えてしまった。
「乳首の開発を終えて、もう乳首だけでイケるようになりました。フェラチオの技術もだいぶ上がってきていて、喉奥まで使えるようになっています。アナルも、すんなりと指を3本入るようになったんです。あ、ヴァドスさんは、おちんぽが勃起するとアナルがきゅっと締まるんです。あんな見た目に反して結構可愛いところあるでしょう?それに、俺の命令も素直に聞くようになりましたし。」
ティモスは、まるで自慢するかのように自分の調教の成果について語る。
その様子を見たブラックは満足そうに笑った。
「そうか。それはよかった。アイツもそろそろ仕上げの時期だからな。明日はヴァドスの野郎も連れて、ここに来てくれないか?」
「薬はいかがします?」
「今日と同じように頼むわ。迷惑かけて悪いな。」
「いえいえ。お得意様のためですから!」
そう言ってティモスは、ブラックに手を振り、騎士団をあとにした。
いくつかの取引先を回って、店に帰ってくる頃には、お昼の時間はとっくに過ぎていた。
「ただいま帰りました~!」
「おかえり、ティモス。」
「サラさん!」
採集に出かけていたサラが、キッチン奥から顔を出した。
ティモスは荷物を置いて、彼女に駆け寄る。
「公国は大丈夫でしたか?」
「うん。何ともなかったわ。採集も無事終えたし、早めに帰ってきたのよ。」
「で、お昼ごはんを作っているってこと?」
「まぁね~。」
いたずらっぽくウィンクするサラに、ティモスはため息をつく。
「着いたばっかりで疲れているだろうに。たまにはヴァドスさんに作らせればいいんですよ!」
「でも、あたしの料理が恋しかっただろう?」
「うん、それは、はい!めちゃめちゃ恋しかったです!」
「あはは!あの人より、ティモス君の方が作り甲斐があるってものね!」
「さ、手洗っておいで!」と言われ、ティモスは素直に洗面台へ向かった。
ちょうどその時、シャワーの音が止まり、浴室から濡れた髪のまま、ヴァドスが出てきた。
「げっ、ティモス!?か、帰ってきてたのかよ……っ!」
ヴァドスは血の気の引いた顔で、ティモスの方を見た。そして、「ひっ……!」という悲鳴とともに後ずさりをする。
「酷いなぁ、その反応。」
「あ、んっ♡」
「そこにサラさんがいるのに、ここで犯しちゃいますよ?ヴァドスさん♡」
ティモスは彼の大きな乳房を揉みながら耳元で囁く。乳首を摘むと、彼は「ひぅっ♡」と可愛らしい声を上げて身体をビクビクと震わせた。
「そ、そんなつもりじゃ……あ、やだ……っ♡ちくび……っ♡」
彼の弱点を知り尽くしているティモスは、絶妙な力加減で胸を弄る。
乳輪に沿ってゆっくりと円を描き、乳首が硬くなったタイミングを見計らって乳首の先端を押しつぶす。
ヴァドスは胸への刺激に耐えきれず腰が揺れてしまうが、それを恥じるように両手で口を押さえて耐えようとする。
しかし、すぐにティモスが「手をどけて。」と言ってきたので、素直に従うしかなかった。
ヴァドスは目を閉じ、両手をだらりと下に垂らして、与えられる快感に身を委ねている。
(本当に俺に従順だな、この人。)
しかし、サラが遅めの昼食を作って待っているため、あまり長く続けるわけにもいかない。
「サラさん、ご飯そろそろだって、言ってましたよ~。」
ティモスは手を止め、わざとらしく明るく言い放つ。そして、ぴんっと両乳首を指先で弾いてやった。
「あん……ッ♡」
艶っぽい吐息を漏らして感じ入るヴァドスに「これをちゃんとお尻の穴に入れてから来てくださいよ。」と街で購入した巨根用ディルドを無理矢理握らせる。
「じゃ、キッチンで待っていますね♡」
ティモスは手を洗い、上機嫌な様子で洗面台から出て行った。
ヴァドスはしばらく呆然としていたが、「クソッタレ!」と慌てて服を着て、髪を乾かすと、急いでキッチンへと向かった。
「もう遅いわよ、あなた。先に食べてたからね。」
サラは椅子に座って、サラダを口に運んでいた。ティモスも既にもぐもぐと肉を口の中いっぱいに詰め込んでいる。
ヴァドスがサラの前に座ると、サラはスープの器を差し出した。
「これ、温めてあるからどうぞ。」
「悪いな。疲れているのに。」
「ふふっ。あなたの顔見たら、疲れなんて吹っ飛んじゃった。」
「なんだよそれ。」
サラが冗談を言うと、二人は笑い合った。
「うわぁ~、ラブラブ~!」
ティモスが二人を茶化すと、サラが顔を真っ赤にして反論した。
「ちょっと!恥ずかしいから止めてよね!」
「あはは、ごめんなさい!」
そう言うティモスを、内心ヒヤヒヤしながらヴァドスは見ていた。
(サラの前でなにかされちゃ、たまったもんじゃねぇ……!)
しかし、同時にサラの前でティモスに何かされてしまう自分を想像してしまい、下半身に熱が集まってしまった。さっきティモスから渡されたディルドは、しっかりヴァドスのアナルに埋められており、ついきゅんと締めつけてしまった。
「……っ!♡」
「どうかした?」
サラにそう聞かれ、「い、いや……。」と言葉を濁すヴァドスを、ティモスは見逃さなかった。
「そう?あ、ベーコンそのままにしてきちゃった。ちょっと火加減見てくるわね。」
「お、おぅ。」
サラがキッチンへ戻ると、すかさずティモスはヴァドスの股間を触り始める。
「あれ?もう勃ってますね?」
「んっ♡ば、バカ野郎!」
ヴァドスはそう言うものの、抵抗しなかった。
ティモスは彼のズボンのチャックを開け、下着の上から優しく陰茎を刺激する。
「あっ、んっ♡やめろって……♡こんなとこで……♡」
「でも、すごく濡れてる。ほら見て?ぐちょぐちょになってますよ♡」
「ちがっ♡んっ♡」
「何が違うんですか?」
「これは……あ、汗だよ!はぁ……っ♡んっ♡んぁ……♡」
ヴァドスの陰茎は、布越しにでもわかるほど、先走りで湿っていた。そのせいで、彼のボクサーパンツには大きな染みができてしまっている。
ティモスは意地悪い笑みを浮かべた。
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