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第三章:花嫁たちの結婚式
献上されし王子たち①
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「アルシェリティア王国第一王子ルクス・F・アルシェリティア様、並びにアデル公国第一王子クルシファー・エインフォルク様、ご入場。」
謁見の間の荘厳な扉が開き、屈強な兵士たちが大きな旗を振りながら、中へ入ってくる。
その後ろから、煌びやかな鎧に身を包んだ青年二人が姿を現した。
「おぉ……っ!」
「何という凛々しい殿方でしょう。」
「まるで物語の勇者のようだな。」
その勇ましい姿に、謁見の間に集う兵士たちから感嘆の声が上がる。
アルシェリティア王国第一王子であるルクスは、端正な顔立ちをした美男子であり、白銀の甲冑を身に纏ったその姿は、まさに英雄譚の主人公に相応しいものだった。
そして、その隣を歩くアデル公国第一王子のクルシファーも、女性と見紛うほどの中性的な美貌の持ち主である。
二人の後ろには、それぞれの国の専属騎士たちが並んで謁見の間に進んでいった。
二人は玉座の前に立つと、恭しく片膝をつき、頭を垂れた。
「現人神であらせられるシュウヤ・エンギ様。お目にかかれて光栄です。」
「この度はご結婚、誠におめでとうございます。」
ルクスとクルシファーの二人は、同時に口を開く。
玉座にふんぞり返る終夜は上から二人のことをニヤニヤと見下ろす。
「うんうん。わざわざ遠いところから来てくれてどうも~。それで?要件は?」
「はい。今回の素晴らしき結婚式に際しまして、我が国から献上品としてこの身を捧げに参りました。」
「私も右に同じく、友好の証として、我が身を捧げさせていただきます。また、我が専属騎士20名もご一緒しております。」
何の躊躇いもなく言い放つ二人に、終夜はブフッと吹き出したが、一度咳払いをして真面目な表情を取り繕った。
「そっかそっか。それは助かるなぁ。でも、自分たちが献上品だって自覚が、ちょっと薄いんじゃなぁい?」
神である終夜の言葉に、若き王子たちはゾッと身を震わせた。
「し、失礼しました!我々はあまりにも無知なもので!エンギ神様に対して不敬でした!」
「大変申し訳ございません!」
額を床にこすりつけて謝る二人に、終夜は愉快そうに笑い出す。
「あはははっ。別に怒ってないよ。これからうちの『おちんぽ花嫁』であるシュタインが、献上品としての作法をみっちりと仕込むから、出直してきてくれる?」
「は、はい。」
「承知いたしました。それでは、改めて伺わせて頂きたいと思います……。」
緊張しながらも頭を下げて了承する二人は、シュタインに連れられ、謁見の間を後にする。
そして、その三十分後、再び扉が開いた。
「アルシェリティア王国第一王子ルクス・F・アルシェリティア様、並びにアデル公国第一王子クルシファー・エインフォルク様、ご入場。」
扉の向こうから、かの二人は再度姿を現す。
「おぉ……!」
「な、なんと……!」
先程と同じ白銀の甲冑を身に着けているところは同じだが、彼らは磔にされていた。
両手首を鎖で括られ、一本の太い柱に吊るされている。地につかない足はロープで縛られ、身動きは封じられている。
そんな状態で、二人の美しい王子は苦悶に満ちた顔を浮かべながらも、しっかりと背筋を伸ばしていた。
彼らを磔にしている柱を運ぶのは、彼らが連れてきた専属の騎士たちである。
終夜の前に柱は置かれ、二人は改めて現人神に挨拶申し上げた。
「現人神であらせられるシュウヤ・エンギ様。お目にかかれて光栄です。」
「この度はご結婚、誠におめでとうございます。」
頭を下げようにも磔にされているため、首だけ下げた姿勢で言葉を述べる。
「私はアルシェリティア王国第一王子ルクス・F・アルシェリティアと申します。本日は、結婚式の献上品として、卑しくも我が身をシュウヤ様に捧げたく馳せ参じました。」
「アデル公国第一王子クルシファー・エインフォルクと申します。私も同様に、友好の証として、我が身をシュウヤ様に捧げさせていただきます。」
二人の声は震えていたが、決して怯えの色は見せず、毅然としていた。
「献上品である我らに人権はなく、故にいかようにも扱っていただいて構いません。その決意を表明すべく、我が騎士たちに磔にさせていただいております。」
「どうか、この愚鈍な私たちにご慈悲を賜りたく存じ上げます。」
二人の言葉を聴き、満足げな笑みを浮かべた終夜は玉座から立ち上がり、ゆっくりと彼らに歩み寄る。
終夜は彼らの顎を掴み、グイッとその美貌を見つめる。
二人の端正な顔は、苦痛と羞恥に歪み、汗に濡れていた。しかし、その目は真っ直ぐに終夜のことを見ていた。
彼らは自分たちの状況に違和感や疑問を感じてなどいなかった。むしろ、終夜の献上品となることが、第一王子として生まれてきた意味だとすら思っていた。
「うんうん♪さっきより、自分の立場がよく理解できているみたいだね♡」
「はい。先程の身の丈に合っていない、人としての振る舞い、大変失礼致しました。この命ある限り、私たちは永遠にシュウヤ様の所有物です。この肉体も魂も全て貴方のもの。どうぞ、シュウヤ様の好き勝手に扱ってくださいませ。」
「私たちは無様にシュウヤ様の催眠にかかり、人として、王子として生きる道を喪った、ただのオナホールです。この哀れで愚かしい私たちをシュウヤ様のお情けで、現人神に捧げさせていただけることに感謝申し上げます。」
真面目な表情で自分たちの人生終了を継げるルクスとクルシファーに対し、終夜はゲラゲラ笑って手を叩き、「じゃあそこまで言うなら貰っちゃおうかな~♡」と、二人の献上品としての宣言を受け取ることにした。
「それで?このあと、どんな面白いことがあるの?」
終夜は王座に座り直してから尋ねる。
すると、ルクスはクルシファーにアイコンタクトを送り、意を決したように口を開いた。
「はい。まずは、この場で、我々の『公開処女喪失ショー』を執り行います。我々の腸内射精にて、シュウヤ様の結婚を祝します。」
淡々と答えるルクスの次に、クルシファーが説明を引き継ぐ。
「そして、その後、シュウヤ様に一度洗脳を解いていただき、我々の無様な姿をご覧いただきます。再度催眠を施していただいても、そのままでも構いません。私たちの惨めな姿をご堪能いただければと存じます。」
「これが我々が考えたシュウヤ様へのご奉仕方法です。少しでもシュウヤ様のお暇を潰せるよう、精一杯務めさせてもらいたいと思います。」
終夜は椅子の上でバタバタと足を揺らしながら大爆笑していた。
「あははっ! いーよいーよ! 早く始めちゃってよ!」
「ありがとうございます。それでは、やれ。」
二人の美青年たちがそう告げると、専属の騎士たちが二人に近づき、柱を揺らし始めた。
それにより、吊られている二人はガクンガクン揺れ動く。
「くっ……!? んぐっ! あっ……!」
柱と両手を繋ぐ鎖にはかなりの重量があり、それが全身へと振りかかる。その激痛によりルクスとクルシファーの表情がさらに歪む。
だが二人はそんなことはおくびにも出さず、懸命に声を抑える。
「いいねえ! これ結構楽しいかも♪」
終夜はそんな二人の様子を見ながら楽しげに呟いた。
騎士たちが柱を振り回すのを止めると、ルクスもクルシファーも息を荒げていた。
しかし、それでも二人は姿勢を崩さない。
元王家の人間として、そして国を代表して捧げられる献上品としての誇りがあった。
騎士たちは次に、二人が身につけている甲冑のベルトも外し始めた。
ガシャン、ガシャンと重たい金属音を立て、白銀の甲冑が外されていく。
彼らが身に纏っていた甲冑は、それぞれの国の王族しか身につけることできない、長年受け継がれてきた、所謂国宝である。
それを彼らは簡単に手放してしまったのだ。
それも、これから行われる淫らな宴の準備のために――。
白銀の装甲は雑に床に落とされ、二人は金の刺繍がされたシルクのシャツとスラックス姿となった。
「お前たち、次の作業だ。」
ルクスの指示に、二人の専属騎士が剣を抜いた。その剣で、ルクスの服をビリビリと切り裂いていく。クルシファーも同様だ。
白い肌着が破れ、鍛え上げられた肉体が現れる。そして、下着も破られてルクスもクルシファーも、裸となった。
その瞬間、謁見の間にいる男たちから歓声が上がる。
「おおっ!」
「あれが王子の身体!」
ルクスの均整の取れた肉体に、そしてクルシファーの芸術的なまでに美しい肉体に、多くの男が感嘆の声を上げた。
ルクスもクルシファーも、男たちの歓声などものともせず、毅然としている。全裸のくせに堂々としているそのアンバランスさこそが、この場においては逆に扇情的だった。
騎士は、ルクスとクルシファーに首輪を取り付ける。それは彼らのエンギ神への忠誠の首輪であり、奴隷の象徴だった。
続いて騎士たちはルクスとクルシファーに目隠しをつけた。視界を奪われ、内心不安と恐怖に苛まれるが、二人の表情は変わらないまま直立不動の姿勢を保っていた。
「よし。次に移るぞ。やれ。」
再び、ルクスの命令で二人の騎士が動いた。
今度は彼らの両足を縛っているロープを切った。手足は括られたままであるため、相変わらず宙に吊るされていることに変わりはないが、これでルクスもクルシファーも下半身の身動きが取れるようになった。
騎士たちは片方ずつ足を掴んで持ち上げる。
それによって股を大きく開く形になり、二人の秘所が丸見えになる。
ルクスのアナルも、クルシファーのアナルも、男に抱かれるためにしっかりと開発されている。いつでも準備万端といったところだ。
「ふうん……♡案外しっかりやってるんだね。意外とやるじゃん♡」
シュタインの手解きを受けたのだろう。真っ赤に熟れた二つの蕾は、ヒクヒクと痙攣し、雄を待ちわびているように見えた。
「そ、それではこれより、『公開処女喪失ショー』を、執り行います……っ!まずは、私の破瓜の儀式を執り行わせていただきます。皆様、お楽しみくださいませ……っ。」
ルクスの震えた声に続いて、クルシファーが言葉を発する。
「私たちのような無価値で、下賤な人間が、シュウヤ様のお情けによって生かされてきたことに深い感謝を捧げます……っ。」
クルシファーの言葉が言い終わると同時に、二人の騎士が前に進み出た。
二人は跪き、頭を垂れる。
「我が名はアルベリオス・グライファムと申します。ルクス様が幼少の頃より、護衛の任についておりました。ルクス様の貞操を、この私が頂戴致します。どうかご堪能くださいませ……。」
アルベリオスの立派な体躯を見るに、その肉棒の大きさも想像できる。
ルクスは目を閉じ、これから行われるであろう陵辱の嵐に備える。
「あ、アルベリオス……やれ……っ!」
「かしこまりましてございます。それでは失礼いたします。」
そして、ついにその時が来た。
謁見の間の荘厳な扉が開き、屈強な兵士たちが大きな旗を振りながら、中へ入ってくる。
その後ろから、煌びやかな鎧に身を包んだ青年二人が姿を現した。
「おぉ……っ!」
「何という凛々しい殿方でしょう。」
「まるで物語の勇者のようだな。」
その勇ましい姿に、謁見の間に集う兵士たちから感嘆の声が上がる。
アルシェリティア王国第一王子であるルクスは、端正な顔立ちをした美男子であり、白銀の甲冑を身に纏ったその姿は、まさに英雄譚の主人公に相応しいものだった。
そして、その隣を歩くアデル公国第一王子のクルシファーも、女性と見紛うほどの中性的な美貌の持ち主である。
二人の後ろには、それぞれの国の専属騎士たちが並んで謁見の間に進んでいった。
二人は玉座の前に立つと、恭しく片膝をつき、頭を垂れた。
「現人神であらせられるシュウヤ・エンギ様。お目にかかれて光栄です。」
「この度はご結婚、誠におめでとうございます。」
ルクスとクルシファーの二人は、同時に口を開く。
玉座にふんぞり返る終夜は上から二人のことをニヤニヤと見下ろす。
「うんうん。わざわざ遠いところから来てくれてどうも~。それで?要件は?」
「はい。今回の素晴らしき結婚式に際しまして、我が国から献上品としてこの身を捧げに参りました。」
「私も右に同じく、友好の証として、我が身を捧げさせていただきます。また、我が専属騎士20名もご一緒しております。」
何の躊躇いもなく言い放つ二人に、終夜はブフッと吹き出したが、一度咳払いをして真面目な表情を取り繕った。
「そっかそっか。それは助かるなぁ。でも、自分たちが献上品だって自覚が、ちょっと薄いんじゃなぁい?」
神である終夜の言葉に、若き王子たちはゾッと身を震わせた。
「し、失礼しました!我々はあまりにも無知なもので!エンギ神様に対して不敬でした!」
「大変申し訳ございません!」
額を床にこすりつけて謝る二人に、終夜は愉快そうに笑い出す。
「あはははっ。別に怒ってないよ。これからうちの『おちんぽ花嫁』であるシュタインが、献上品としての作法をみっちりと仕込むから、出直してきてくれる?」
「は、はい。」
「承知いたしました。それでは、改めて伺わせて頂きたいと思います……。」
緊張しながらも頭を下げて了承する二人は、シュタインに連れられ、謁見の間を後にする。
そして、その三十分後、再び扉が開いた。
「アルシェリティア王国第一王子ルクス・F・アルシェリティア様、並びにアデル公国第一王子クルシファー・エインフォルク様、ご入場。」
扉の向こうから、かの二人は再度姿を現す。
「おぉ……!」
「な、なんと……!」
先程と同じ白銀の甲冑を身に着けているところは同じだが、彼らは磔にされていた。
両手首を鎖で括られ、一本の太い柱に吊るされている。地につかない足はロープで縛られ、身動きは封じられている。
そんな状態で、二人の美しい王子は苦悶に満ちた顔を浮かべながらも、しっかりと背筋を伸ばしていた。
彼らを磔にしている柱を運ぶのは、彼らが連れてきた専属の騎士たちである。
終夜の前に柱は置かれ、二人は改めて現人神に挨拶申し上げた。
「現人神であらせられるシュウヤ・エンギ様。お目にかかれて光栄です。」
「この度はご結婚、誠におめでとうございます。」
頭を下げようにも磔にされているため、首だけ下げた姿勢で言葉を述べる。
「私はアルシェリティア王国第一王子ルクス・F・アルシェリティアと申します。本日は、結婚式の献上品として、卑しくも我が身をシュウヤ様に捧げたく馳せ参じました。」
「アデル公国第一王子クルシファー・エインフォルクと申します。私も同様に、友好の証として、我が身をシュウヤ様に捧げさせていただきます。」
二人の声は震えていたが、決して怯えの色は見せず、毅然としていた。
「献上品である我らに人権はなく、故にいかようにも扱っていただいて構いません。その決意を表明すべく、我が騎士たちに磔にさせていただいております。」
「どうか、この愚鈍な私たちにご慈悲を賜りたく存じ上げます。」
二人の言葉を聴き、満足げな笑みを浮かべた終夜は玉座から立ち上がり、ゆっくりと彼らに歩み寄る。
終夜は彼らの顎を掴み、グイッとその美貌を見つめる。
二人の端正な顔は、苦痛と羞恥に歪み、汗に濡れていた。しかし、その目は真っ直ぐに終夜のことを見ていた。
彼らは自分たちの状況に違和感や疑問を感じてなどいなかった。むしろ、終夜の献上品となることが、第一王子として生まれてきた意味だとすら思っていた。
「うんうん♪さっきより、自分の立場がよく理解できているみたいだね♡」
「はい。先程の身の丈に合っていない、人としての振る舞い、大変失礼致しました。この命ある限り、私たちは永遠にシュウヤ様の所有物です。この肉体も魂も全て貴方のもの。どうぞ、シュウヤ様の好き勝手に扱ってくださいませ。」
「私たちは無様にシュウヤ様の催眠にかかり、人として、王子として生きる道を喪った、ただのオナホールです。この哀れで愚かしい私たちをシュウヤ様のお情けで、現人神に捧げさせていただけることに感謝申し上げます。」
真面目な表情で自分たちの人生終了を継げるルクスとクルシファーに対し、終夜はゲラゲラ笑って手を叩き、「じゃあそこまで言うなら貰っちゃおうかな~♡」と、二人の献上品としての宣言を受け取ることにした。
「それで?このあと、どんな面白いことがあるの?」
終夜は王座に座り直してから尋ねる。
すると、ルクスはクルシファーにアイコンタクトを送り、意を決したように口を開いた。
「はい。まずは、この場で、我々の『公開処女喪失ショー』を執り行います。我々の腸内射精にて、シュウヤ様の結婚を祝します。」
淡々と答えるルクスの次に、クルシファーが説明を引き継ぐ。
「そして、その後、シュウヤ様に一度洗脳を解いていただき、我々の無様な姿をご覧いただきます。再度催眠を施していただいても、そのままでも構いません。私たちの惨めな姿をご堪能いただければと存じます。」
「これが我々が考えたシュウヤ様へのご奉仕方法です。少しでもシュウヤ様のお暇を潰せるよう、精一杯務めさせてもらいたいと思います。」
終夜は椅子の上でバタバタと足を揺らしながら大爆笑していた。
「あははっ! いーよいーよ! 早く始めちゃってよ!」
「ありがとうございます。それでは、やれ。」
二人の美青年たちがそう告げると、専属の騎士たちが二人に近づき、柱を揺らし始めた。
それにより、吊られている二人はガクンガクン揺れ動く。
「くっ……!? んぐっ! あっ……!」
柱と両手を繋ぐ鎖にはかなりの重量があり、それが全身へと振りかかる。その激痛によりルクスとクルシファーの表情がさらに歪む。
だが二人はそんなことはおくびにも出さず、懸命に声を抑える。
「いいねえ! これ結構楽しいかも♪」
終夜はそんな二人の様子を見ながら楽しげに呟いた。
騎士たちが柱を振り回すのを止めると、ルクスもクルシファーも息を荒げていた。
しかし、それでも二人は姿勢を崩さない。
元王家の人間として、そして国を代表して捧げられる献上品としての誇りがあった。
騎士たちは次に、二人が身につけている甲冑のベルトも外し始めた。
ガシャン、ガシャンと重たい金属音を立て、白銀の甲冑が外されていく。
彼らが身に纏っていた甲冑は、それぞれの国の王族しか身につけることできない、長年受け継がれてきた、所謂国宝である。
それを彼らは簡単に手放してしまったのだ。
それも、これから行われる淫らな宴の準備のために――。
白銀の装甲は雑に床に落とされ、二人は金の刺繍がされたシルクのシャツとスラックス姿となった。
「お前たち、次の作業だ。」
ルクスの指示に、二人の専属騎士が剣を抜いた。その剣で、ルクスの服をビリビリと切り裂いていく。クルシファーも同様だ。
白い肌着が破れ、鍛え上げられた肉体が現れる。そして、下着も破られてルクスもクルシファーも、裸となった。
その瞬間、謁見の間にいる男たちから歓声が上がる。
「おおっ!」
「あれが王子の身体!」
ルクスの均整の取れた肉体に、そしてクルシファーの芸術的なまでに美しい肉体に、多くの男が感嘆の声を上げた。
ルクスもクルシファーも、男たちの歓声などものともせず、毅然としている。全裸のくせに堂々としているそのアンバランスさこそが、この場においては逆に扇情的だった。
騎士は、ルクスとクルシファーに首輪を取り付ける。それは彼らのエンギ神への忠誠の首輪であり、奴隷の象徴だった。
続いて騎士たちはルクスとクルシファーに目隠しをつけた。視界を奪われ、内心不安と恐怖に苛まれるが、二人の表情は変わらないまま直立不動の姿勢を保っていた。
「よし。次に移るぞ。やれ。」
再び、ルクスの命令で二人の騎士が動いた。
今度は彼らの両足を縛っているロープを切った。手足は括られたままであるため、相変わらず宙に吊るされていることに変わりはないが、これでルクスもクルシファーも下半身の身動きが取れるようになった。
騎士たちは片方ずつ足を掴んで持ち上げる。
それによって股を大きく開く形になり、二人の秘所が丸見えになる。
ルクスのアナルも、クルシファーのアナルも、男に抱かれるためにしっかりと開発されている。いつでも準備万端といったところだ。
「ふうん……♡案外しっかりやってるんだね。意外とやるじゃん♡」
シュタインの手解きを受けたのだろう。真っ赤に熟れた二つの蕾は、ヒクヒクと痙攣し、雄を待ちわびているように見えた。
「そ、それではこれより、『公開処女喪失ショー』を、執り行います……っ!まずは、私の破瓜の儀式を執り行わせていただきます。皆様、お楽しみくださいませ……っ。」
ルクスの震えた声に続いて、クルシファーが言葉を発する。
「私たちのような無価値で、下賤な人間が、シュウヤ様のお情けによって生かされてきたことに深い感謝を捧げます……っ。」
クルシファーの言葉が言い終わると同時に、二人の騎士が前に進み出た。
二人は跪き、頭を垂れる。
「我が名はアルベリオス・グライファムと申します。ルクス様が幼少の頃より、護衛の任についておりました。ルクス様の貞操を、この私が頂戴致します。どうかご堪能くださいませ……。」
アルベリオスの立派な体躯を見るに、その肉棒の大きさも想像できる。
ルクスは目を閉じ、これから行われるであろう陵辱の嵐に備える。
「あ、アルベリオス……やれ……っ!」
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